奈落の悪役メイドは孤高の御曹司に求愛される
緊張感丸出しのたどたどしい挨拶をした私に、ブンブンと激しく振りながら握手をする朱李さん。
予想通り、年齢は4つ上。
現在大学3年生で、1年生の頃からここで働いているのだそう。
10代なのは私だけらしいけれど、歳が近い人がいるのは心強いや。
朱李さんを筆頭に、おじいさんとおばあさん、入江くんのお父さんにも自己紹介し、無事に顔合わせが終了した。
「──ここがトイレで、こっちが洗面台。水は出るけど洗い場が小さいから、みんな洗面所のを使ってるんだけどね」
「へぇ、トイレも男子と女子とで分かれてるんだ〜」
「学校のトイレみたいで珍しいよね! 今は水洗式だけど、建てたばかりの頃は和風のおうちだったからボットン便所だったんだって!」
応接間を出た後は、仕事現場の説明へ。
すれ違う従業員の人たちに挨拶しながら、母屋を案内してもらう。
「ここが洗面所で、奥が脱衣所とお風呂場。洗濯機と乾燥機は脱衣所のほうに置いてあるから」
「脱衣所ね。了解」
「ちなみにお風呂はヒノキ風呂! 私も昔入ったことあるんだけど、森林浴してるんじゃないかってくらい香りが良くって! 寮のは違うけど、大浴場だから広々としてて快適だよん♪」
予想通り、年齢は4つ上。
現在大学3年生で、1年生の頃からここで働いているのだそう。
10代なのは私だけらしいけれど、歳が近い人がいるのは心強いや。
朱李さんを筆頭に、おじいさんとおばあさん、入江くんのお父さんにも自己紹介し、無事に顔合わせが終了した。
「──ここがトイレで、こっちが洗面台。水は出るけど洗い場が小さいから、みんな洗面所のを使ってるんだけどね」
「へぇ、トイレも男子と女子とで分かれてるんだ〜」
「学校のトイレみたいで珍しいよね! 今は水洗式だけど、建てたばかりの頃は和風のおうちだったからボットン便所だったんだって!」
応接間を出た後は、仕事現場の説明へ。
すれ違う従業員の人たちに挨拶しながら、母屋を案内してもらう。
「ここが洗面所で、奥が脱衣所とお風呂場。洗濯機と乾燥機は脱衣所のほうに置いてあるから」
「脱衣所ね。了解」
「ちなみにお風呂はヒノキ風呂! 私も昔入ったことあるんだけど、森林浴してるんじゃないかってくらい香りが良くって! 寮のは違うけど、大浴場だから広々としてて快適だよん♪」