大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【済州(チェジュ)エアポート】
(ゴーッ…)
時は流れて…
9月10日の朝6時頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗っている専用機がチェジュ国際空港に着陸した。
専用機は、他の航空機との時間調整と機体の整備点検と給油をするために夕方6時まで駐機場に入る予定である。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、専用機から降りたあとタラップ下に停まっている50人乗りの特大バスに乗り込んだ。
(ブロロロ…)
朝7時頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗り込んだ50人乗りの特大バスがチェジュ国際空港から出発した。
バスは、チェジュ国際空港から出発したあと目的地へ向かった。
時は、朝9時過ぎであった。
またところ変わって、ハルラ山国立公園にて…
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、北側にある管理事務所から数百メートル先にある展望台にいた。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、遠くに見えるハルラ山を展望台のデッキから見つめた。
ハルラ山の標高は、1950メートル…
四国にある剣山《つるぎさん》とほぼ同じ標高の山である。
ここからうんと遠くにあるペクトゥサンと朝鮮半島《はんとう》の真ん中(軍事境界線付近)にあるクムガンサンとここ(ハルラ山)は、朝鮮半島《はんとう》にそびえ立つ三大山《さんだいさん》である。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、遠くに見えるハルラ山をじっくりと見つめた。
この日は雲一つない快晴であったので、山の稜線がはっきりと写っていた。
そんな時であった。
私のとなりにいたマァマが私に声をかけた。
「よーくん。」
「マァマ。」
「きょうは、お天気がいいからお山がきれいに写っているわね。」
「うん。」
私は、マァマに声をかけた。
「マァマ。」
「なあによーくん。」
「マァマのふるさとはどこなの?」
「ドナとマァマが生まれた場所は、ソッチョ(カンウォンド)にある小さなおうちよ。」
「ソッチョ…」
「ドナとマァマが生まれた家は…軍事境界線から南へ何キロか離れた小さな港町だったわ…たしか…お天気が良かったら…うんと遠くにクムガンサンが見えていたわよ。」
「クムガンサン…」
「うん。」
「マァマは、いつ頃までソッチョにいたの?」
「そうね…ドナが10で、マァマが12の時に…親の都合でソッチョを離れたのよ。」
「その後は?」
「飯塚(福岡県)にある父方の遠いシンルイの家へ移ったわよ…ドナとマァマが飯塚へ移った翌年に…生まれた国が日本に併合されたのよ…ドナとマァマは…日本でなにかとつらい思いをしたのよ…」
「マァマ。」
それから20秒後であった。
マァマは、私の肩を抱きながら悲しげな表情で言うた。
「よーくんごめんね…よーくんごめんね。」
「マァマ。」
「よーくんが2つの時に…大好きなママを取り上げてごめんね…よーくんごめんね。」
「マァマ。」
「まだママに甘えたい時に…よーくんからママを取りあげた…」
「マァマ。」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
私の背中に抱きついているマァマは、くすんくすんと泣きながら私に言うた。
「よーくん…よーくん。」
「マァマ。」
「よーくん…お嫁さんほしいよね。」
「うん。」
「だけど…お嫁さん候補の女の子たちが成人年齢《おとな》(西洋の基準で18歳以上)になってないので…お見合いをすることができない…ごめんねよーくん…」
「マァマ。」
「よーくんが生きているうちにきれいな花嫁さんをおうちに迎えたいよね…赤ちゃんをパパとママがいるおうちに迎えたいよね。」
「うん。」
「よーくん…よーくん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
私の背中に抱きついて泣いているマァマは、私の名前を繰り返して呼んだ。
(ゴーッ…)
時は、夜7時半頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗り込んだ専用機がチェジュ国際空港から飛び立った。
専用機は、チェジュ国際空港から飛び立ったあと九州北部から鹿児島県沖の東シナ海を通って南へ向かった。
専用機の機内にて…
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、リクライニングシートに座った状態で眠っていた。
私は、CDウォークマンで歌を聴きながら夜の海を見つめていた。
イヤホンから半田浩二さんの歌で『済州《チェジュ》エアポート』が聴こえていた。
私は、きょうの日中に見たチェジュ島の風景を思いながら『済州《チェジュ》エアポート』を聴いていた。
明日以降もスケジュールがぎっしりと詰まっているので、休みは1日もない。
きょうはいい気分転換ができたので、またあしたからがんばって行こう(オーッ〜)
時は流れて…
9月10日の朝6時頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗っている専用機がチェジュ国際空港に着陸した。
専用機は、他の航空機との時間調整と機体の整備点検と給油をするために夕方6時まで駐機場に入る予定である。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、専用機から降りたあとタラップ下に停まっている50人乗りの特大バスに乗り込んだ。
(ブロロロ…)
朝7時頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗り込んだ50人乗りの特大バスがチェジュ国際空港から出発した。
バスは、チェジュ国際空港から出発したあと目的地へ向かった。
時は、朝9時過ぎであった。
またところ変わって、ハルラ山国立公園にて…
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、北側にある管理事務所から数百メートル先にある展望台にいた。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、遠くに見えるハルラ山を展望台のデッキから見つめた。
ハルラ山の標高は、1950メートル…
四国にある剣山《つるぎさん》とほぼ同じ標高の山である。
ここからうんと遠くにあるペクトゥサンと朝鮮半島《はんとう》の真ん中(軍事境界線付近)にあるクムガンサンとここ(ハルラ山)は、朝鮮半島《はんとう》にそびえ立つ三大山《さんだいさん》である。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、遠くに見えるハルラ山をじっくりと見つめた。
この日は雲一つない快晴であったので、山の稜線がはっきりと写っていた。
そんな時であった。
私のとなりにいたマァマが私に声をかけた。
「よーくん。」
「マァマ。」
「きょうは、お天気がいいからお山がきれいに写っているわね。」
「うん。」
私は、マァマに声をかけた。
「マァマ。」
「なあによーくん。」
「マァマのふるさとはどこなの?」
「ドナとマァマが生まれた場所は、ソッチョ(カンウォンド)にある小さなおうちよ。」
「ソッチョ…」
「ドナとマァマが生まれた家は…軍事境界線から南へ何キロか離れた小さな港町だったわ…たしか…お天気が良かったら…うんと遠くにクムガンサンが見えていたわよ。」
「クムガンサン…」
「うん。」
「マァマは、いつ頃までソッチョにいたの?」
「そうね…ドナが10で、マァマが12の時に…親の都合でソッチョを離れたのよ。」
「その後は?」
「飯塚(福岡県)にある父方の遠いシンルイの家へ移ったわよ…ドナとマァマが飯塚へ移った翌年に…生まれた国が日本に併合されたのよ…ドナとマァマは…日本でなにかとつらい思いをしたのよ…」
「マァマ。」
それから20秒後であった。
マァマは、私の肩を抱きながら悲しげな表情で言うた。
「よーくんごめんね…よーくんごめんね。」
「マァマ。」
「よーくんが2つの時に…大好きなママを取り上げてごめんね…よーくんごめんね。」
「マァマ。」
「まだママに甘えたい時に…よーくんからママを取りあげた…」
「マァマ。」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
私の背中に抱きついているマァマは、くすんくすんと泣きながら私に言うた。
「よーくん…よーくん。」
「マァマ。」
「よーくん…お嫁さんほしいよね。」
「うん。」
「だけど…お嫁さん候補の女の子たちが成人年齢《おとな》(西洋の基準で18歳以上)になってないので…お見合いをすることができない…ごめんねよーくん…」
「マァマ。」
「よーくんが生きているうちにきれいな花嫁さんをおうちに迎えたいよね…赤ちゃんをパパとママがいるおうちに迎えたいよね。」
「うん。」
「よーくん…よーくん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
私の背中に抱きついて泣いているマァマは、私の名前を繰り返して呼んだ。
(ゴーッ…)
時は、夜7時半頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗り込んだ専用機がチェジュ国際空港から飛び立った。
専用機は、チェジュ国際空港から飛び立ったあと九州北部から鹿児島県沖の東シナ海を通って南へ向かった。
専用機の機内にて…
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、リクライニングシートに座った状態で眠っていた。
私は、CDウォークマンで歌を聴きながら夜の海を見つめていた。
イヤホンから半田浩二さんの歌で『済州《チェジュ》エアポート』が聴こえていた。
私は、きょうの日中に見たチェジュ島の風景を思いながら『済州《チェジュ》エアポート』を聴いていた。
明日以降もスケジュールがぎっしりと詰まっているので、休みは1日もない。
きょうはいい気分転換ができたので、またあしたからがんばって行こう(オーッ〜)