大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第13話・願いごとの持ち腐れ
【愛は鎖じゃない】
(ゴーッ…)
時はうんと流れて…
2000年10月13日の午後2時頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗っている専用機が大阪伊丹国際空港に到着した。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、専用機から降りたあとタラップ下に停まっているJR西日本バスのロゴ入りの50人乗りの特大バスに乗り込んだ。
(ブロロロロロロロロロロロロロ…)
午後2時40分頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗り込んだ50人乗りの特大バスが大阪伊丹国際空港から出発した。
バスは、大阪伊丹国際空港から出発したあと高速道路を通って大阪市内へ向かった。
専用機は、機体の整備点検することと給油するために48時間駐機場に入る予定である。
時は、午後3時40分頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗っている特大バスが南海なんば駅の正面玄関付近に到着した。
バスが停車したあと、付き人軍団の男たち500人がバスのまわりを取り囲んだ。
(プシュー…)
このあと、バスのドアがひらいた。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、バスから降りたあと駅《ターミナル》にあるスイスホテル南海大阪の館内に入った。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、館内にあるフロントで宿泊の手続きを取ったあと各部屋に移動した。
部屋に入ったあとは、ゆっくりと身体を休めた。
14日は予定がないので、ホテル内で過ごす…
15日は、移動日である。
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、夕方5時45分頃であった。
背広姿の公則《まさのり》は、JR東西線の電車に乗って松井山手方面へ向かっていた。
公則《まさのり》は、ものすごくつらい表情を浮かべていた。
時は、夕方6時45分頃であった。
またところ変わって、京田辺市《きょうたなべ》にある健介さんの実家の大広間にて…
実家の大広間のテーブルに桃子が作った晩ごはんがならんでいた。
テーブルに久信とかずえと桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》の4人が座っていた。
エプロン姿の桃子は、電話の応対をしていた。
この時、ほんとうだったらみんなが晩ごはんを食べていた。
しかし、桃子がまだ電話の応対をしていたので晩ごはんを食べることができなかった。
電話は、公則《まさのり》の実家からかかってきた。
桃子は、ものすごくあつかましい声で受話器ごしにいる公則《まさのり》の実家の家族に言うた。
「義母《おかあ》さま!!なんで晩ごはん時に電話をかけないでくださいと言うたのに、なんで電話をかけて来たのですか!?…悪いと思うのだったら時間を考えてください!!…『時と場合をわきまえなさい!!』と言うた義母《おかあ》さまこそなんですか!?…うちはものすごく怒ってるのよ!!」
またところ変わって、公則《まさのり》の実家の広間にて…
実家の広間に公則《まさのり》の両親・弥太郎《やたろう》とかよのと公則《まさのり》の弟・一浩《かずひろ》(40歳・独身)の3人がいた。
電話をかけていたのは、かよのであった。
かよのは、ものすごく困った声で受話器ごしにいる桃子に言うた。
「桃子さん、どうしておだやかに話し合いができないのよ…うちは、一浩《かずひろ》にお嫁さんが来ないから困っているのよ…桃子さん聞いてるの?」
かよのにものすごく困った声で言われた桃子は、ものすごく怒った声で言うた。
「そう言う義母《おかあ》さまこそなによ!!義弟にお嫁さんが来ない原因がなんであるのかを考えたことがありますか!?」
かよのは、泣きそうな声で受話器ごしにいる桃子に言うた。
「考えているわよ…主人とうちは、一浩《かずひろ》にお嫁さんが来てほしいと思ってるわよ…そのために、あちらこちらの家に行って一浩《かずひろ》のお見合いをたのみに行ったのよ…だけど、順番が回って来ないので困っているのよ…」
桃子は、受話器ごしにいるかよのに対して怒った声で言うた。
「そう思うのであれば、結婚相談の店に行かれたらどうですか!?」
この時であった。
桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》が電話の応対をしている桃子のもとにやって来たあと泣きそうな声で言うた。
「おかーさん〜」
「おかーさん〜」
桃子は、怒った声で受話器ごしにいるかよのに言ったあと桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》に対して困った声で言うた。
「義母《おかあ》さま、ちょっと待って下さい!!…桃恵《ももえ》、紀洋《のりひろ》…」
「おかーさん〜」
「いつになったらごはんを食べるのよ~」
「今、おかーさんはおとーさん方のばあばと電話しているのよ〜…」
「いつになったら食べるのよ?」
「電話が終わるまで待ちなさい!!」
ちょうどこの時であった。
背広姿の公則《まさのり》がものすごく怒った表情で帰って来た。
公則《まさのり》は、帰宅するなりに桃子から受話器を取り上げた。
「変われ!!」
「あなた!!」
「なんや!!」
「アタシに応対させてよ!!」
「やかましい!!だまれ!!」
「あなた!!」
「オレの声が聞こえないのか!!」
「わかったわよもう!!」
このあと、公則《まさのり》はものすごく怒った声で受話器ごしにいるかよのに言うた。
「オレだ!!一浩《かずひろ》に変われ!!一浩《かずひろ》に変われ!!」
受話器ごしにいるかよのは、泣きそうな声で『わかったわよもう〜』と言うた。
その後、受話器ごしにいる一浩《かずひろ》が電話に出た。
受話器ごしにいる一浩《かずひろ》は、つらい声で『にいさん…』と言うた。
公則《まさのり》は、より激しい怒りを込めながら一浩《かずひろ》を怒鳴りつけた。
「オドレ一浩《クソアホンダラ》!!オドレはどこのどこまでなまけているのだ!?甘えるな!!…おい一浩《アホンダラ》!!一浩《アホンダラ》!!…オドレは今の今までなにをしていたのだ!?オドレのドーキューセーたちが結婚して家庭を持っていると言うのに、オドレはなにをしていたのだ!?…のらりくらりのらりくらりのらりくらりのらりくらりのらりくらりのらりくらり…としていたから自分の婚期を逃したと言うことがまだ分からないのか!?…やかましい!!だまれ!!だまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだーーーーーーーーーーーーーまーーーーーーーーれーーーーーーーーーーーーーーーーー!!だまれと言うたらだまれ一浩《クソアホンダラ》!!…いいわけばかりを言うな!!…だまれ!!だまれと言うたらだまれ!!…花嫁さんが来ない原因はすべて一浩《アホンダラ》にあるのだ!!…やかましい!!だまれ!!…そういう性格を今すぐになおせ!!…わかったら返事しろ…一浩《ボケ》!!」
(ガチャーン!!)
思い切りブチ切れた公則《まさのり》は、電話をガチャーンと切ったあとネクタイをほどいた。
(パーン!!)
公則《まさのり》は、ほどいたネクタイを電話台にたたきつけたあと『一浩《あのボケ》はどこのどこまで甘えているのか…』と言うたあと大きくため息をついた。
この時、桃子が困った声で公則《まさのり》に言うた。
「あなた〜」
「なんや!?」
「なんで受話器ごしにいる義弟を怒鳴りつけるのよ?」
「やかましい!!口出しするな!!」
「だからと言うて、怒鳴り声をあげたら話し合いができなくなるわよ〜」
「そのような原因を作ったのは一浩《あのボケ》だ!!」
「あなた!!」
「オレの実家の人間は、話が分からん人間ばかりだからなにを話してもムダだ!!」
「それじゃあ、あなたはどうしたいのよ?」
「一浩《あのボケ》は、40の独身男性の結婚相手の条件が悪くなると云うことを全く知らないのだよ!!」
「義弟さんは苦しんでいるのよ!!」
「やかましい!!それが一浩《ボケ》が甘えてる原因だと言うてるのだよ!!一浩《ボケ》のドーキューセーたちは、結婚して家庭を持っている…『家族のために家を新築しよう…』…『子どもたちがコーコーに行くことができるように、学資保険《チョチク》を作ろう…』…と考えているのに、一浩《あのボケ》はひとりきままな暮らしをしていた…一浩《あのボケ》は『いつまでもあると思うな親とカネ』のことわざの意味が分からないのだよ!!…だから一浩《ボケ》はダメ男なのだ!!」
この時、久信が困った声で公則《まさのり》に言うた。
「公則《まさのり》さん、それはいくらなんでも言いすぎでは…」
公則《まさのり》は、怒った声で『横から口出ししないでください!!』と久信に言うたあと、より激しい怒りを込めながら言うた。
「一浩《あのボケ》は、自分みがきをせずに自分探しばかりをしていたからダメ男になったのだよ!!…もういい!!」
思い切りブチ切れた公則《まさのり》は、脱いだジャケットをカベにたたきつけたあと大広間から出ようとした。
かずえは、困った声で公則《まさのり》に言うた。
「公則《まさのり》さん、晩ごはんは?」
公則《まさのり》は、怒った声で『いらん!!』と言うたあとこう言うた。
「きょうはむしゃくしゃしているから外へのみに行く!!」
久信とかずえは、困った声で公則《まさのり》に言うた。
「せやったらうちでのんだらどうかな?」
「そうよ…今から熱燗《おかん》を作るから…」
公則《まさのり》は、ものすごく怒った声で言うた。
「うちにいたらむしゃくしゃするから外へ行く!!」
「あなた!!」
「やかましい!!文句あるのか!?」
公則《まさのり》は、大広間にいる家族たちを怒鳴りつけたあと家から出た。
なんなのよもう!!
桃子は、ほどいたエプロンを床に叩きつけながら怒り狂った。
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、10月14日の朝8時半頃であった。
玲奈《れいな》さんは、順子《よりこ》さんにお仕事道具を預けたあと外出した。
玲奈《れいな》さんは、南海なんば駅から南海本線《ほんせん》の特急『サザン』に乗って和歌山方面へ向かった。
このあと、玲奈《れいな》さんは和歌山県《わかやま》の実家の家族に会う予定であった。
その頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち34人たちは、ホテル内にあるキッチンつきの豪華スイートルームにいた。
34人は、玲奈《れいな》さんが帰ってくるまでの間ルーム内にある120人分が収容できる特大和室で待機していた。
34人は、待機中もお仕事に取り組んでいた。
時は、午前9時40分頃であった。
(ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…キーッ、プシュー…)
玲奈《れいな》さんが乗っている特急サザンが南海和歌山市駅に到着した。
玲奈《れいな》さんは、特急《れっしゃ》から降りたあとタクシーに乗ってJR和歌山駅へ向かった。
タクシーに乗っている玲奈《れいな》さんは、右腕につけているベイビーG(カシオの腕時計)を見ながらソワソワとしながらつぶやいた。
困ったわ…
このあとも予定がたくさん入っているのよ…
それなのに…
おとーさんたちは、なにを考えているのよ…
時はうんと流れて…
2000年10月13日の午後2時頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗っている専用機が大阪伊丹国際空港に到着した。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、専用機から降りたあとタラップ下に停まっているJR西日本バスのロゴ入りの50人乗りの特大バスに乗り込んだ。
(ブロロロロロロロロロロロロロ…)
午後2時40分頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗り込んだ50人乗りの特大バスが大阪伊丹国際空港から出発した。
バスは、大阪伊丹国際空港から出発したあと高速道路を通って大阪市内へ向かった。
専用機は、機体の整備点検することと給油するために48時間駐機場に入る予定である。
時は、午後3時40分頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち35人が乗っている特大バスが南海なんば駅の正面玄関付近に到着した。
バスが停車したあと、付き人軍団の男たち500人がバスのまわりを取り囲んだ。
(プシュー…)
このあと、バスのドアがひらいた。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、バスから降りたあと駅《ターミナル》にあるスイスホテル南海大阪の館内に入った。
AとBメインの2班のメンバーたち35人は、館内にあるフロントで宿泊の手続きを取ったあと各部屋に移動した。
部屋に入ったあとは、ゆっくりと身体を休めた。
14日は予定がないので、ホテル内で過ごす…
15日は、移動日である。
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、夕方5時45分頃であった。
背広姿の公則《まさのり》は、JR東西線の電車に乗って松井山手方面へ向かっていた。
公則《まさのり》は、ものすごくつらい表情を浮かべていた。
時は、夕方6時45分頃であった。
またところ変わって、京田辺市《きょうたなべ》にある健介さんの実家の大広間にて…
実家の大広間のテーブルに桃子が作った晩ごはんがならんでいた。
テーブルに久信とかずえと桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》の4人が座っていた。
エプロン姿の桃子は、電話の応対をしていた。
この時、ほんとうだったらみんなが晩ごはんを食べていた。
しかし、桃子がまだ電話の応対をしていたので晩ごはんを食べることができなかった。
電話は、公則《まさのり》の実家からかかってきた。
桃子は、ものすごくあつかましい声で受話器ごしにいる公則《まさのり》の実家の家族に言うた。
「義母《おかあ》さま!!なんで晩ごはん時に電話をかけないでくださいと言うたのに、なんで電話をかけて来たのですか!?…悪いと思うのだったら時間を考えてください!!…『時と場合をわきまえなさい!!』と言うた義母《おかあ》さまこそなんですか!?…うちはものすごく怒ってるのよ!!」
またところ変わって、公則《まさのり》の実家の広間にて…
実家の広間に公則《まさのり》の両親・弥太郎《やたろう》とかよのと公則《まさのり》の弟・一浩《かずひろ》(40歳・独身)の3人がいた。
電話をかけていたのは、かよのであった。
かよのは、ものすごく困った声で受話器ごしにいる桃子に言うた。
「桃子さん、どうしておだやかに話し合いができないのよ…うちは、一浩《かずひろ》にお嫁さんが来ないから困っているのよ…桃子さん聞いてるの?」
かよのにものすごく困った声で言われた桃子は、ものすごく怒った声で言うた。
「そう言う義母《おかあ》さまこそなによ!!義弟にお嫁さんが来ない原因がなんであるのかを考えたことがありますか!?」
かよのは、泣きそうな声で受話器ごしにいる桃子に言うた。
「考えているわよ…主人とうちは、一浩《かずひろ》にお嫁さんが来てほしいと思ってるわよ…そのために、あちらこちらの家に行って一浩《かずひろ》のお見合いをたのみに行ったのよ…だけど、順番が回って来ないので困っているのよ…」
桃子は、受話器ごしにいるかよのに対して怒った声で言うた。
「そう思うのであれば、結婚相談の店に行かれたらどうですか!?」
この時であった。
桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》が電話の応対をしている桃子のもとにやって来たあと泣きそうな声で言うた。
「おかーさん〜」
「おかーさん〜」
桃子は、怒った声で受話器ごしにいるかよのに言ったあと桃恵《ももえ》と紀洋《のりひろ》に対して困った声で言うた。
「義母《おかあ》さま、ちょっと待って下さい!!…桃恵《ももえ》、紀洋《のりひろ》…」
「おかーさん〜」
「いつになったらごはんを食べるのよ~」
「今、おかーさんはおとーさん方のばあばと電話しているのよ〜…」
「いつになったら食べるのよ?」
「電話が終わるまで待ちなさい!!」
ちょうどこの時であった。
背広姿の公則《まさのり》がものすごく怒った表情で帰って来た。
公則《まさのり》は、帰宅するなりに桃子から受話器を取り上げた。
「変われ!!」
「あなた!!」
「なんや!!」
「アタシに応対させてよ!!」
「やかましい!!だまれ!!」
「あなた!!」
「オレの声が聞こえないのか!!」
「わかったわよもう!!」
このあと、公則《まさのり》はものすごく怒った声で受話器ごしにいるかよのに言うた。
「オレだ!!一浩《かずひろ》に変われ!!一浩《かずひろ》に変われ!!」
受話器ごしにいるかよのは、泣きそうな声で『わかったわよもう〜』と言うた。
その後、受話器ごしにいる一浩《かずひろ》が電話に出た。
受話器ごしにいる一浩《かずひろ》は、つらい声で『にいさん…』と言うた。
公則《まさのり》は、より激しい怒りを込めながら一浩《かずひろ》を怒鳴りつけた。
「オドレ一浩《クソアホンダラ》!!オドレはどこのどこまでなまけているのだ!?甘えるな!!…おい一浩《アホンダラ》!!一浩《アホンダラ》!!…オドレは今の今までなにをしていたのだ!?オドレのドーキューセーたちが結婚して家庭を持っていると言うのに、オドレはなにをしていたのだ!?…のらりくらりのらりくらりのらりくらりのらりくらりのらりくらりのらりくらり…としていたから自分の婚期を逃したと言うことがまだ分からないのか!?…やかましい!!だまれ!!だまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだーーーーーーーーーーーーーまーーーーーーーーれーーーーーーーーーーーーーーーーー!!だまれと言うたらだまれ一浩《クソアホンダラ》!!…いいわけばかりを言うな!!…だまれ!!だまれと言うたらだまれ!!…花嫁さんが来ない原因はすべて一浩《アホンダラ》にあるのだ!!…やかましい!!だまれ!!…そういう性格を今すぐになおせ!!…わかったら返事しろ…一浩《ボケ》!!」
(ガチャーン!!)
思い切りブチ切れた公則《まさのり》は、電話をガチャーンと切ったあとネクタイをほどいた。
(パーン!!)
公則《まさのり》は、ほどいたネクタイを電話台にたたきつけたあと『一浩《あのボケ》はどこのどこまで甘えているのか…』と言うたあと大きくため息をついた。
この時、桃子が困った声で公則《まさのり》に言うた。
「あなた〜」
「なんや!?」
「なんで受話器ごしにいる義弟を怒鳴りつけるのよ?」
「やかましい!!口出しするな!!」
「だからと言うて、怒鳴り声をあげたら話し合いができなくなるわよ〜」
「そのような原因を作ったのは一浩《あのボケ》だ!!」
「あなた!!」
「オレの実家の人間は、話が分からん人間ばかりだからなにを話してもムダだ!!」
「それじゃあ、あなたはどうしたいのよ?」
「一浩《あのボケ》は、40の独身男性の結婚相手の条件が悪くなると云うことを全く知らないのだよ!!」
「義弟さんは苦しんでいるのよ!!」
「やかましい!!それが一浩《ボケ》が甘えてる原因だと言うてるのだよ!!一浩《ボケ》のドーキューセーたちは、結婚して家庭を持っている…『家族のために家を新築しよう…』…『子どもたちがコーコーに行くことができるように、学資保険《チョチク》を作ろう…』…と考えているのに、一浩《あのボケ》はひとりきままな暮らしをしていた…一浩《あのボケ》は『いつまでもあると思うな親とカネ』のことわざの意味が分からないのだよ!!…だから一浩《ボケ》はダメ男なのだ!!」
この時、久信が困った声で公則《まさのり》に言うた。
「公則《まさのり》さん、それはいくらなんでも言いすぎでは…」
公則《まさのり》は、怒った声で『横から口出ししないでください!!』と久信に言うたあと、より激しい怒りを込めながら言うた。
「一浩《あのボケ》は、自分みがきをせずに自分探しばかりをしていたからダメ男になったのだよ!!…もういい!!」
思い切りブチ切れた公則《まさのり》は、脱いだジャケットをカベにたたきつけたあと大広間から出ようとした。
かずえは、困った声で公則《まさのり》に言うた。
「公則《まさのり》さん、晩ごはんは?」
公則《まさのり》は、怒った声で『いらん!!』と言うたあとこう言うた。
「きょうはむしゃくしゃしているから外へのみに行く!!」
久信とかずえは、困った声で公則《まさのり》に言うた。
「せやったらうちでのんだらどうかな?」
「そうよ…今から熱燗《おかん》を作るから…」
公則《まさのり》は、ものすごく怒った声で言うた。
「うちにいたらむしゃくしゃするから外へ行く!!」
「あなた!!」
「やかましい!!文句あるのか!?」
公則《まさのり》は、大広間にいる家族たちを怒鳴りつけたあと家から出た。
なんなのよもう!!
桃子は、ほどいたエプロンを床に叩きつけながら怒り狂った。
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、10月14日の朝8時半頃であった。
玲奈《れいな》さんは、順子《よりこ》さんにお仕事道具を預けたあと外出した。
玲奈《れいな》さんは、南海なんば駅から南海本線《ほんせん》の特急『サザン』に乗って和歌山方面へ向かった。
このあと、玲奈《れいな》さんは和歌山県《わかやま》の実家の家族に会う予定であった。
その頃であった。
AとBメインの2班のメンバーたち34人たちは、ホテル内にあるキッチンつきの豪華スイートルームにいた。
34人は、玲奈《れいな》さんが帰ってくるまでの間ルーム内にある120人分が収容できる特大和室で待機していた。
34人は、待機中もお仕事に取り組んでいた。
時は、午前9時40分頃であった。
(ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…キーッ、プシュー…)
玲奈《れいな》さんが乗っている特急サザンが南海和歌山市駅に到着した。
玲奈《れいな》さんは、特急《れっしゃ》から降りたあとタクシーに乗ってJR和歌山駅へ向かった。
タクシーに乗っている玲奈《れいな》さんは、右腕につけているベイビーG(カシオの腕時計)を見ながらソワソワとしながらつぶやいた。
困ったわ…
このあとも予定がたくさん入っているのよ…
それなのに…
おとーさんたちは、なにを考えているのよ…