大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【まちがいさがし・その2】

(ゴーッ…)

時は、ハワイ時間の5月20日午前10時頃であった。

イワマツグループのAとBメインの2班のメンバーたち35人とC班のメンバーたちとエレンさんが乗り込んだ専用機がダニエルKイノウエ国際空港から飛び立った。

かおるさんと三女さんは、大空へ向かって飛び立った専用機を大きく手をふりながらみおくった見ながら大きく手をふりながら見送った。

さて、その頃であった。

またところ変わって、ワイキキビーチにて…

水着姿のポムじいさんとゆみさんは、きのうにつづいてきょうもまたバカンスを楽しんでいた。

ポムじいさんは、白砂《すな》の上にしいているマットに寝転んでいた。

赤色のビキニの水着を着ているゆみさんは、ポムじいさんの身体に馬乗りになっていた。

ゆみさんは、右の手のひらにサンオイルを出したあと両手でまんべんなくつけた。

ポムじいさんは、ごまんえつの表情で言うた。

「ああ、気持ちええな~」
「気持ちいい?」
「うん。」
「ほな、もっと気持ちよくマッサージをするね。」
「たのんだよ。」

ゆみさんは、ポムじいさんの身体のつぼの部分をマッサージしながらサンオイルをつけた。

ゆうべ、ポムじいさんとゆみさんはゆりさんとゆかさんからお説教を受けたのにまだこりてないのか?

……………

(ゴー!!…ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)

時は、日本時間5月21日の午前11時頃であった。

またところ変わって、芦田川(広島県福山市)の河川敷の公園にて…

山陽新幹線とJR山陽本線の車両が、それぞれの橋梁を同時に通過した。

ゆみさんからムチャブリを受けた健介さんは、福山駅のキオスクで買ったサンドイッチでランチを摂っていた。

ランチを摂っている健介さんは、ものすごくつらい表情を浮かべながら考え事をしていた。

なんで…

なんで自分は…

イワマツグループに就職したのか…

イワマツグループでなにがしたいのか?…と言う志望動機がない…

自分をアピールするためのセールスポイントがない…

アピールできる特技がまったくない…

…………………

ない、だめ…ばかりが目立つので、イワマツグループで役にたたなかった…

なにやっているのだオレは…

………………

オレ…

もしかしたら、大失敗したかもしれない…

ゆみさんから『マリンホールディングスの石頭CEOから『デリシャン』と『ヴァンケル』の株式を全部ぶんどってこい!!』と命令された…

石頭のCEOに対して株式をくださいとジカダンパンをしたのに…

取り巻きのSPたちからボコボコに殴られてばかりいた…

ゆみさんは『ボコボコにいて回されようがなんだろうが『デリシャン』と『ヴァンケル』の株式をゴーダツするのよ!!』と言うけど…

もう限界だ…

この時、健介さんはギブアップする手前に追い込まれたのでどうすることもできなかった。

健介さんは、このままリタイアするつもりでいるのか?
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