大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【昭和たずねびと】

時は、日本時間10月3日の夜8時40分頃であった。

またところ変わって、松山市大街道にある全日空クラウンホテルの中にあるキッチン付きの豪華スイートルームにて…

120人が収容できる特大和室にゆきさんと風香《フー》ちゃんとゆみさんとポムじいさんの4人がいた。

ゆきさんと風香《フー》ちゃんは、洗濯物をたたむ作業に取り組んでいた。

和室に置かれているテレビの画面にテレビ愛媛が映っていた。

この時間は『志村けんのバカ殿様』が放送されていた。

テレビの前で寝転んでいるゆみさんは、カルビーかっぱえびせんを食べながら『キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ〜』と笑っていた。

洗濯物を折りたたむ作業をしているゆきさんは、困った声でゆみさんに言うた。

「ゆみねーちゃん!!笑い声が大きすぎるわよ!!」

ゆみさんは、のんきな声で言うた。

「ええやんええやん…おもろいけんわろてんねん〜」
「よくないわよ!!」
「ゆきは『バカ殿様』を見ないの?」
「ゆみねーちゃん!!いいかげんにしてよ!!もうすぐゆかねーちゃんたちが帰ってくるわよ!!」
「帰ってきたって別にええやん〜…ねえポムじいさん〜」
「ああ。」

テレビの前で寝転んでいるゆみさんは、カルビーかっぱえびせんをもぐもぐ食べながらテレビをみつづけた。

時計のはりが夜8時45分になった。

ゆきさんは、リモコンを使ってNHK総合テレビに換えたあとリモコンをテーブルの上においた。

テレビの画面は、夜8時45分の愛媛県のニュースに変わった。

ゆみさんは『なにすんねん!!』と怒りながらチャンネルをテレビ愛媛に換えた。

ゆみさんは、再びテレビの前に寝転んだあと『キャハハハハハハハハハハハハ…』と笑いながら『バカ殿様』をみつづけた。

思い切りブチ切れたゆきさんは、NHK総合テレビにチャンネルを換えた。

ゆきさんにチャンネルを換えられたゆみさんは、怒った声でゆきさんを怒鳴りつけた。

「なにすんねん!!」
「『なにすんねん!!』じゃないわよ!!うちはNHKのニュースをみたいから換えたのよ!!」
「最後まで『バカ殿様』をみしてよケチ!!」
「うちのどこがケチよ!!」
「ふざけるな!!そう言うゆきはなんやねん!!うちらが子どもの時にあんたのわがままのせいでみたい番組がみることができなかったのよ!!あの時うちは『てなもんや三度笠』(朝日放送制作)がみたかったのに、あんたが(魔法少女アニメ)みたいと言うたからみることができなかったのよ!!」
「うちはあの時、(魔法少女アニメ)が大好きだったのよ〜」
「ふざけるな!!」
「いたいいたいいたい!!」

思い切りブチ切れたゆみさんは、ゆきさんの髪の毛を両手でつかんだ。

「うちが楽しみにしていた『てなもんや三度笠』をみることができなかったことをあやまれ!!」
「ゆみねーちゃん!!髪の毛を引っ張らないでよ!!いたいいたいいたいいたいいたい!!」

そんな中であった。

A班のメンバーたち16人が子守女《こもりめ》さんたちと一緒に帰宅した。

(ブチッ…)

ゆみさんとゆきさんによる姉妹《きょうだい》ゲンカを見て思い切りブチ切れたゆかさんは、リモコンを使ってテレビの電源を切ったあと怒鳴り声をあげた。

「コラ!!あんたたち!!」

ゆきさんの髪の毛を引っ張っていたゆみさんは、怒った声で言うた。

「うちが『バカ殿様』をみている時にゆきがチャンネルを換えた!!」
「うちはNHKのニュースがみたいから換えただけなのに〜」
「ゆきはうちから楽しみを奪った!!」
「ゆみねーちゃんこそ何よ!!」
「あんたのわがままのせいで『てなもんや三度笠』をみることができなかったのよ!!」
「うちは(魔法少女アニメ)がみたいからと頼んだのよ!!」
「ふざけるなワガママ女!!」
「ゆみねーちゃんこそなによ!!」

思い切りブチ切れたゆみさんとゆきさんが再びつかみ合いの大ゲンカを始めた。

見かねたゆりさんは、ゆみさんとゆきさんに対して『ふたりともやめなさい!!』と言うて怒鳴りつけた。

ものすごく怒った表情を浮かべているゆかさんは『全くも〜!!』とつぶやいた。

それからまた20分後であった。

私は、執務室に入ったあとお仕事に取り組んでいた。

特大和室にて…

A班のメンバーたち16人とポムじいさんとゆみさんは、テーブルに集まっていた。

風香《フー》ちゃんは、お茶をいれる支度をしていた。

ゆりさんとゆかさんは、チャンネル争いをしていたゆみさんとゆきさんに対してお説教をしていた。

ゆかさんは、怒った声でゆみさんとゆきさんに言うた。

「あんたたち!!うちらがつかれて帰ってきた中でゴタゴタを起こさないでよ!!ゆみ!!」
「なんやねんゆかねーちゃん〜」
「なんでゆきをたたいたのよ!?」
「ゆきが勝手にチャンネルを換えたからたたいた!!」
「ゆみねーちゃんのわからず屋!!」
「やかましいワガママ女!!あんたのせいで『てなもんや三度笠』をみることができなかったのよ!!」
「うちは(魔法少女アニメ)がみたいと頼んだのよ!!」
「やかましいワガママ女!!」
「ゆみねーちゃんのわからず屋!!」

ゆかさんの横にいたゆりさんがものすごく怒った声で言うた。

「ふたりともやめなさい!!」

ゆりさんに怒鳴られたゆみさんとゆきさんは、シュンとした表情を浮かべた。

この時、風香《フー》ちゃんは石鎚黒茶《おちゃ》が入っている砥部焼のゆのみをていねいに配った。

ゆかさんは、困った声でゆみさんとゆきさんに言うた。

「ふたりとも、お茶をのんで気持ちを落ちつかせなさい!!」

このあと、ゆみさんとゆきさんは空いている席に座った。

A班のメンバーたちとポムじいさんとゆみさんは、ひとことも言わずにゆっくりとお茶をのんで過ごした。
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