大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【だらしがないね】

時は、1月24日の午前8時過ぎであった。

またところ変わって、広島空港のすぐ近くにあるフォレストヒルズゴルフ&リゾート(ゴルフ場)のクラブハウスにて…

この日は、中国四国出身の社長さまたちが集まって行われるゴルフコンペが開催される予定である。

イワマツグループのA班のメンバーたちは、クラブハウス内にいた。

私は、ウェンビンさんとたつろうさんとリチャードさんと一緒にゴルフクラブの点検と予備のボールがあるかどうかなどを確認していた。

風香《フー》ちゃんは、予備のゴルフボールを買うために売店へ行った。

そんな中で、ゆあさんは電話の応対をしていた。

ギャラクシー(サムスン・アンドロイド)を持っているゆあさんは、受話器ごしにいる相手に対してお声がけした。

「もしもし、(大阪市中央区城見のテレビ局)さまですね…えーと、1月27日の予定でございますね…えーと…空いてますが…(日曜日昼に放送されているディベート番組)に出演する予定の(落語家)さまが体調をお崩しになられたのですね…すみません…しばらくお待ちくださいませ〜」

このあと、ゆあさんはアクオス(シャープ・アンドロイド)を手にした。

アクオスのスマホは、プリンスエドワード島の本籍地の家にいるゆかさんからかかっていた。

ゆあさんは、受話器ごしにいるゆかさんにお声がけした。

「もしもしゆかねーちゃん〜…テレビ局の人が1月27日のヨシタカさまの予定はどうですか…と言うてるのよ…ゆかねーちゃんたちの方はどうなってるの?…大丈夫ね…ほな、1月27日にテレビ出演の予定を入れてもかまんね…うん分かった。」

このあと、ゆあさんはギャラクシーを手にしたあとテレビ局の人にお声がけした。

「もしもし…大丈夫です…テレビ出演の予定を入れます…よろしくお願いします。」

ゆあさんは、電話の応対を終えたあとシステムノートのカレンダーに予定を書き込んだ。

この時、風香《フー》ちゃんが純正のゴルフボール1ダース入りのケースを持って私たちのもとに帰って来た。

「お待たせしました〜」

ゆきさんは、風香《フー》ちゃんにお声がけした。

「風香《フー》ちゃんごくろうさま。」
「これ、領収書です。」
「ありがとう。」

ゆきさんは、風香《フー》ちゃんから受け取ったゴルフボール1ダースと領収書を私に手渡した。

この時、ゆあさんがウェンビンさんに対して困った表情でお声がけした。

「あれ、福津さんはどうしたのよ!?」
「えっ?」
「もうすぐ8時半になるのにまだ起きてへんの!?」
「たいへんだ〜」
「はよしてもう!!」

またところ変わって、バスの車内にて…

比佐志《ひさし》さんは、グーグーといびきをかきながらねていた。

バスの運転手さんがものすごく困った表情でお声がけしていた。

この時、ウェンビンさんがバスにやって来た。

「すみません…福津さん!!起きてくだいよ!!…8時半ですよ!!」

またところ変わって、クラブハウスにて…

ものすごくあわてた表情を浮かべているウェンビンさんは、比佐志《ひさし》さんを連れてクラブハウスに入った。

「すみませんでした~」

ゆあさんは、ものすごくあせった表情で言うた。

「ちょっとなにやってんねん!!」
「すみません…福津さんを起こすのに時間がかかりました〜」
「ったくも!!」

ものすごくもうしわけない表情を浮かべている比佐志《ひさし》さんは、ゆあさんにお声がけした。

「どうもすみませんでした~」

ゆあさんは、ものすごく心配げな表情で比佐志《ひさし》さんに言うた。

「ちょっと福津さん!!大丈夫!?」
「ええ〜」
「きちんと時間を守ってよ!!」
「すみませんでした~」

ゆあさんに怒鳴られた比佐志《ひさし》さんは、きょう1日のお仕事に取り組む準備を始めた。

時は、午後1時過ぎのことであった。

またところ変わって、5番ホールにて…

イワマツグループのA班のメンバーたち12人と比佐志《ひさし》さんは、コンペに参加していた社長さまたち3人と一緒にいた。

この時、私が打つ番が来た。

私のボールは、グリーンの手前にあるバンカー付近にあった。

私は、比佐志《ひさし》さんに対して『アプローチをください。』と言うた。

しかし、比佐志《ひさし》さんはぼんやりとした表情を浮かべていたので私の声が比佐志《ひさし》さんの耳に届いていなかった。

私は、比佐志《ひさし》さんに対してお声がけした。

「福津さん…アプローチください〜」

ぼんやりとした表情を浮かべている比佐志《ひさし》さんは、考え事をしていた。

この時、ゆあさんが怒った声で比佐志《ひさし》さんに言うた。

「福津さん!!福津さん!!」
「えっ?」
「ヨシタカさまがアプローチを出してくださいと言うてるわよ!!」
「えっ?」
「アプローチ!!」
「ああ!!すみませんでした~」
「はよしてもう!!」

ゆあさんに怒鳴られた比佐志《ひさし》さんは、大急ぎでゴルフバックの中からアプローチを出そうとしたが違う種類のクラブを出した。

ゆあさんは、怒った声で比佐志《ひさし》さんに言うた。

「福津さん!!それはサンドウェッジよ!!」
「えっ?」
「アプローチを出してよ!!」
「すみません〜…ああ、どれがアプローチか分からない〜」
「代わりなさい!!」

思い切りブチ切れたゆあさんは、大急ぎでアプローチを出したあと私に手渡した。

その後、私はアプローチでボールを打った。

ボールは、グリーンに乗ったあとそのままカップインした。

(コトン…パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ…)

「おお〜、お見事〜」

グリーンにいた社長さんたち3人は、拍手をした。

このあともコンペはつづいた。

時は、夕方4時過ぎであった。

またところ変わって、クラブハウスにて…

イワマツグループのA班のメンバーたち12人と比佐志《ひさし》さんは、クラブハウスのレストランへ向かおうとしていた。

この時、櫃石島商事《ひついしじましょうじ》の社長さまたちの一行とお会いした。

櫃石島商事《ひついしじましょうじ》の社長さまたちの一行は、別の組に入ってプレーをしていた。

私は、櫃石島商事《ひついしじましょうじ》の社長さまにお声がけした。

「櫃石島商事《ひついしじましょうじ》の社長さま〜」
「ああ、イワマツグループのオーナーさまでございますね〜」

このあと、イワマツグループのA班のメンバーたち12人と比佐志《ひさし》さんは、櫃石島商事《ひついしじましょうじ》の社長さまたちの一行と一緒にクラブハウス内にあるレストランへ行った。

またところ変わって、クラブハウス内にあるレストランにて…

イワマツグループのA班のメンバーたち12人と櫃石島商事《ひついしじましょうじ》の社長さまたちは、ピルスナーで乾杯した。

比佐志《ひさし》さんは、お酒が苦手なのでピルスナーをのまなかった。

このあと、イワマツグループのA班のメンバーたち12人と櫃石島商事《ひついしじましょうじ》の社長さまたちは、ざっくばらんに会話をかわした。

比佐志《ひさし》さんは、つかれた表情を浮かべながら夕食を摂っていた。
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