大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【冷たい水】

さて、その頃であった。

またところ変わって、宍喰浦(徳島県海陽町)の竹ヶ島にて…

島の神社の境内に竹宮と香那がいた。

香那と竹宮は、神社の境内で話し合いをしていた。

香那は、竹宮につきまとわれたことに対して怒り狂っていた。

竹宮は香那に対してわびたが、香那が拒否したので話し合いがこじれた。

竹宮は、香那にガバッと抱きついたあとキスしようとした。

香那は、竹宮に対して激しく抵抗した。

「イヤ!!やめて!!やめて!!」
「なんでイヤがるんだよぅ~」
「やめてと言うたらやめて!!」
「そんなつれないことを言うなよ〜」
「やめてと言うたらやめて!!」
「ふざけんな!!」
「イヤ!!」

(ドサッ!!)

香那は、竹宮に倒されたあと身体を押さえ付けられた。

そして…

(ビリビリビリビリビリビリ!!)

竹宮は、香那が着ていた衣服をズタズタに破いた。

破れた衣服の中から、白の貝殻の形の細いストラップのブラジャーとショーツがあらわになった。

(ドカッ!!)

香那は、右足で竹宮をけとばしてはねのけたあとその場から逃げ出した。

竹宮は、香那を追いかけて岩壁へ向かった。

(ドドーン!!)

ところ変わって、岸壁にて…

岸壁の向こう側の海は、大しけで10メートル超の高波が押し寄せていた。

(ゴーッ!!)

同時に、50ノット(風速25メートル)の暴風が沖合いで吹き荒れた。

その中で、竹宮は下着姿の香那を追いかけていた。

香那は、ダンガイゼッペキの少し手前で竹宮につかまった。

「なあ~」
「イヤ!!離して!!」
「なんで拒否するのだよぅ~」
「イヤと言うたらイヤなのよ!!」
「ワアアアアアアアア!!」

(ドボーン!!)

竹宮と香那は、大しけの海に落ちて沈んだ。

このあと、沖合いで80ノット(風速40メートル・瞬間的に60メートル前後)に相当する暴風が吹き荒れた。

(ゴロゴロ!!ドスーン!!ドザーッ!!)

それ同時に、雷を伴って1時間に120ミリの猛烈な雨が降り出した。
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