大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第39話・白いパラソル

【ノニサクウタ】

時は、日本時間2018年1月1日の深夜3時過ぎであった。

テレビ局のスタジオで行われていた年越し生放送が予定通りに終了した。

スタジオにウェンビンさんと美保さんと男性医師たち5人とひろこさんとことはさんとメイリンさんが入った。

メイリンさんは、ディレクターチェアとテーブルをセットした。

憲司《けんじ》さんと和正さんは、私を抱きかかえて立たせたあとディレクターチェアへ案内した。

この時、私の身体はふらついていた。

憲司《けんじ》さんと和正さんは、私をディレクターチェアにゆっくりと座らせた。

このあと、ウェンビンさんは私が着ているスーツのネクタイをゆるめたあとYシャツのボタンを3つはずした。

その後、聴診器を使って胸の検診をした。

美保さんは、お医者さんカバンの中から水銀の血圧計を取り出したあと私の左腕の曲がり目の下にリストバンドをセットした。

その後、曲がり目に聴診器をあてたあとリストバンドをまいた。

セットができたあと、美保さんはエアーをリストバンドへ送り込んだ。

同時に、ことはさんが電源が入ったオムロンの電子体温計を私の右わきにセットした。

(ペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコン…プシュー…)

この時、水銀の血圧計のリストバンドのエアーが抜ける音がした。

美保さんは、チェックシートに私の血圧値と脈拍数を記入した。

(ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ…)

つづいて、電子体温計の電子音が鳴った。

ことはさんは、電子体温計を抜きとったあと美保さんに渡した。

美保さんは、チェックシートに私の体温を記入した。

この時、血圧値・脈拍数・体温に異常はなかった。

胸の鼓動はいつもより激しく高鳴っていたが、異常はないと言うことであった。

それから数分後であった。

汐香《しお》ちゃんがキャスターつきのワゴンを押しながらスタジオに入った。

ワゴンの上には、めん類が入っているフタ付きの砥部焼の鉢と黒の桜井漆器の小さなお重と白いお皿が載っていた。

鉢の中には、香川県のお正月の定番料理・年明けうどんが…

お重の中には、大阪プラザホテルのレストラン特製のおせちセット…

…がそれぞれ入っていた。

汐香《しお》ちゃんは、やさしい声で私を呼んだ。

「ヨシタカさま、朝ごはんをお持ちしました。」
「あっ、はい。」

このあと、私は砥部焼の鉢の上にのっているふたをとった。

まずは、年明けうどんから食べ始めた。

汐香《しお》ちゃんは、お重に入っているおせち料理をお皿に一品ずつ盛りつけた。

ウェンビンさんと美保さんは、心配げな表情で私を見つめた。

…………………………

時は、朝6時頃であった。

スタジオでは、日曜日昼のディベート番組のレギュラー放送の大量収録が始まった。

大量収録は、このあと1月4日朝6時まで72時間ぶっ通しで行われる予定である。

ところ変わって、楽屋にて…

イワマツグループのA班のメンバーたち16人は、朝ごはんを摂っていた。

メニューは、年明けうどんと大阪プラザホテル特製のおせち料理である。

スタジオにいる私は、いつもどおりの表情でお仕事に取り組んでいた。

さあ、2018年もがんばるぞ〜
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