大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【シルエットロマンス・その4】

時は、深夜3時半過ぎであった。

全裸《はだか》のアンナは、目を覚ました。

アンナは、眠っている私の全裸《からだ》に抱きついて甘えていた。

「ヨシタカ…アンナだけのヨシタカ…アンナだけのダンナさん…ああ…ヨシタカ…」

アンナは、私のくちびるにキスした。

その後、私の身体をキスでむさぼった。

ヨシタカ…

ヨシタカ…

アンナだけのヨシタカ…

アンナだけのダンナさん…

……………………

ヨシタカ…

次は…

いつ帰ってくるの…

クリスマスイブまでには帰ってくるの…

ヨシタカ…

桜子たちとアンナのもとへ帰って来てね…

アンナ…

ヨシタカが大好きなの…

ヨシタカ…

ねえ…

ヨシタカ…

(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)

ああ…

乳房《むね》の奥で…

ドキドキとした気持ちが高鳴っているわ…

ヨシタカ…

ヨシタカ…

ヨシタカ…

ヨシタカ…

アンナは、私の全裸《はだか》をキスで激しくむさぼりまくった。

深夜4時40分頃であった。

アンナは、私の胸に抱きついたあと声をあげて泣いた。

「ヨシタカ…ヨシタカ…ねえヨシタカ…桜子たちとアンナのそばにいてよ…ねえヨシタカ…桜子たちとアンナは…ヨシタカと離れ離れになるのはヤーダ!!」

………………………

(ゴーッ…)

時は、カナダ大西洋時間の3月27日の午後2時過ぎであった。

イワマツグループのA班のメンバーたちを乗せたヴォンヴァルディア機がシャーロットタウン空港から飛び立った。

私・イワマツは、(技工系を除く)お仕事の全てと財産書に記載されている財産一式をアンナに引き継いだ。

この時、私は不測の事態が生じる手前に来ていた。

最後のお仕事を終えたあと、私は休養することを決めた。

最後のお仕事の予定日は、3月30日である。

私は…

だいぶ無理をして生きて来た…

身体のあちらこちらが…

傷《いた》み始めたようだ…

………………………
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