大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第46話・大都会

【これで良しとする】

時は、インド時間3月28日の夕方4時頃であった。

またところ変わって、ムンバイーのマリンドライブの南側にあるトライデント・ナリマーン・ポイント(高級ホテル)にて…

館内にある特大ホールにて、海外の小売販売業者向けのイベントがひらかれていた。

特大テーブルには、本場のインドカレーの具材が入っている大きな入れ物がたくさんならんでいた。

ベジタリアン・ノンベジタリアンの料理あわせて100品を小売販売業者の担当者さまたちが試食していた。

ポムじいさんとポムじいさんの息子夫婦たち12組は、ホテルのシェフさんにごはんが盛られたお皿を受け取ったあとベジタリアン・ノンベジタリアンの料理を試食していた。

100品あるうち、ベジタリアン・ノンベジタリアンあわせて24品をサブスク商品に選んで販売する予定であった。

時は、日本時間3月30日の午後1時過ぎであった。

またところ変わって、JR京都駅の中にあるジェイアール京都伊勢丹(デパート)にて…

館内にある特大イベントホールにおおぜいの人たちが集まっていた。

ホールに集まっていたのは、外国人観光客のみなさま方たち・中国・台湾・香港・マカオで暮らしている富裕層のみなさま方たち・デパートのお得意さまたち・上得意さまたち…

…であった。

午後1時の時報と同時に、公開販売イベントが始まった。

ポムじいさんとゆみさんが商品のプレゼンテーションを務めた。

………………………

時は、夕方5時20分頃であった。

またところ変わって、大阪市中央区城見にあるテレビ局にて…

局内にある楽屋にイワマツグループのA班のメンバーたちがいた。

この日は、夕方6時から日曜日昼に放送されているディベート番組の大量収録が48時間に渡って行われる予定である。

私は長いあいだに渡ってディベート番組に出演していたが、心身ともに限度が来たのでコウバンすると決意した。

またそれと同時に、イワマツグループとイワマツ家のオーナーとしての最後のお仕事であった。

イワマツグループとイワマツ家の財産書に記載されている財産一式の所有名義はアンナになっている…

同時に、私が務めていたお仕事(技工系を除く)も全部アンナが務める…

…と言う形ができた。

あとは、自分の終活《しゅうかつ》とアンナが一人前のクイーンに成長するまでの姿を見守ることなど…である。

4月2日からは、インキョの身になる私だがこれでいいと思っている。

……………

話は変わって…

ディレクターチェアに腰かけている私は、美郷《みさと》さんとウェンビンさんによる健康チェックを受けていた。

たつろうさんは、私のそばについていた。

ケントさんたちも、それぞれのお仕事に取り組んでいた。

ウェンビンさんは、私に不測の事態が生じる可能性が生じたので復職した。

たつろうさんは、実家のもめごとが解決できたので復職した。

まなみさんとメイリンさん母娘《おやこ》は、復職する予定がない。

瀧野《いえ》は、2月末に義父が脳出血で急死…義母は、3月上旬に心臓発作を起こして倒れたあと寝たきりになった。

まなみさんは、義母の介護をするためにイワマツグループをやめることにした。

メイリンさんは、ダンナが岡山県南部のラブボで発生した放火殺人事件で死亡したことを機にリコンした。

メイリンさんのダンナは、大学にいた時に好きだったカノジョとフリンしていた…

事件は、3月20日の夜遅く頃に発生した。

カノジョのダンナとヤクザの男たち数人が浮気現場に侵入した。

メイリンさんのダンナは、ヤクザが持っていた拳銃《ハジキ》で撃たれて殺された。

同時に、カノジョも拳銃《ハジキ》で撃たれて殺された。

その後、リーダーの男が持っていた手榴弾《ばくだん》でふっ飛ばされた。

……………………

メイリンさんはダンナが死亡したことを機にリコンしたあと、家を出た。

メイリンさんは、高校時代の友人を頼る形で広島県へ移住した。

その後、広島県内《けんない》にあるフジグランのパン屋に再就職した。

…と言うことで、家族はバラバラになった。

…………………

時は、夕方5時半頃であった。

美郷《みさと》さんは、右腕につけているベイビーG(腕時計)をちらっと見たあと『もうすぐ時間ね。』と言うた。

このあと、ウェンビンさんとたつろうさんと美郷《みさと》さんとたかこさんと舞香《まい》ちゃんは、私を連れて楽屋から出た。

夕方6時頃であった。

ディベート番組の大量収録が予定とおりに開始された。

なにがなんでも最後までやり遂げよう…

私は、そう言い聞かせながら最後のお仕事にのぞんだ。
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