大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第48話・上海帰りのリル

【織江のうた】

(ゴーッ…)

時は、いつ頃かよくおぼえていない…

またところ変わって、超特大専用機の中にて…

私は、桜子たち(80億人の極爆乳《おおきすぎるおっぱい》のデリヘル嬢たちと30人の極爆乳《おおきすぎるおっぱい》と9人の極爆乳《おおきすぎるおっぱい》の王妃さまたち)とアンナの80億40人の愛妻《つま》たちと桜鈴《オウリン》(極爆乳《おおきすぎるおっぱい》の義娘《むすめ》)とイワマツグループのA・Bの2班のメンバーたちとオルドビス支えのスタッフさんたちと一緒に乗っていた。

この時、フランソワさんたちリーダー1とゆかさんたちリーダー2のあわせて11人が眠っている私のもとにいた。

ミンジュンさんは、水銀の血圧計を使って血圧測定をしていた。

(ペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコン…プシュー…)

リストバンドに含まれていたエアーが抜けた。

ミンジュンさんは、チェックシートに私の血圧値と脈拍数を記入した。

フランソワさんは、心配げな表情で言うた。

「上122・下86…今のところは正常ね。」

ジャンスさんは、心配げな表情で言うた。

「体温は平熱、呼吸数は正常です。」

ゆりさんは、心配げな表情で言うた。

「今の時点は正常だけど、ヨシタカさまが脳こうそくを再び発症するリスクはまだあるのよ。」

ゆかさんは、心配げな表情で言うた。

「油断しちゃダメよ…ヨシタカさまが死の危険にひんしていることをしっかりとキモにすえておくのよ!!」
「分かったわ。」

ミンジュンさんは、フランソワさんたちに声をかけた。

「今夜は、うちがヨシタカさまのそばにいます。」

ゆかさんは、ミンジュンさんに対してお声かげした。

「たのむわね…もし、異変が発生した時はうちらに知らせてね。」
「分かりました。」

このあと、リーダー1とリーダー2の10人は仮眠をとるために座席に戻った。

ミンジュンさんは、眠っている私のそばについた。

この時、座席のテーブルの上にエクスペリアが置かれていたのをミンジュンさんが見た。

エクスペリアはウォークマンのアプリが起動された状態になっていた。

画面には、山崎ハコさんの歌で『織江のうた』のシングルジャケット写真が映っていた。

ミンジュンさんは、眠っている私の表情を見つめたあとやさしい声で『織江のうた』を歌った。

眠っている私は、ものすごくつらかった時のことを思い出した。

……………………

話は、1984年1月29日頃であった。

あの時私は、北九州の老健施設でバイトをしていた。

私は、施設の人からホームヘルパー2級の資格取得のための講座を受けることを奨《すす》められたので受講していた。

だが、私は講座を途中で放棄《すて》た。

受講を放棄《すて》た原因は、受講生の女性《おんな》ひとりをめぐってもめたことであった。

この時、私は同じ受講生であった常盤貴子似のきれいな女性がものすごく気になっていた。

私は、女性の大きな胸元が気になったのでおつきあいしたいと考えていた。

100のIカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》だった…

だが、女性のとなりに座っていた年輩の男性が女性のことが好きだった。

受講を放棄《すて》た一番の原因は失恋であった。

………………………

あの時、私は一番前の席で講座を受けていた。

問題の女性と高齢の男性は、一番後ろの席で講座を受けていた。

私がシンケンな表情で講座を受けていると言うのに…

一番後ろにいるふたりがイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャしていた!!

替え歌芸人の嘉門達夫《かもんたつお》さんが歌っていた『ショートソングメドレー』の最後の方で嘉門さんが必死になって歌っていた例のフレーズを思い出した。

私がシンケンに講座を受けている時に、あのふたりはふざけてる…

…と背中《せな》でつぶやきながら怒り狂った。

問題のトラブルは、1月29日の正午過ぎに発生した。

受講生のみなさまは、お弁当を食べていた。

私は、ものすごく怒った表情を浮かべながら腕組みをして座っていた。

この時、一番後ろに座っていた高齢の男性がサンドイッチを持って私のもとにやって来た。

男性は、私にやさしく声をかけた。

「イワマツさん…イワマツさん…」
「なんだ!!」
「お弁当はどうしたのかな?」
「なんや!!今オレになんて言うた!?」
「お弁当はどうしたのかな?」
「知らない!!」
「これ、サンドイッチだけど…」
「そのサンドイッチはなんだ!?」
「ああ、(常盤貴子似の女性)さんの手作りなんだよ。」
「ふざけるなスケベジジイ!!」

私は、ものすごく怒った声で男性を怒鳴りつけた。

「オドレよくもオレをブジョクしたな!!」
「えっ?なんのことかな?」
「オドレは(常盤貴子似の女性)をものにできたからうらやましいだろと言うた!!」
「いや、ワシは…」
「オドレは(常盤貴子似の女性)と婚約したのか!?」
「イワマツさん、私とカノジョはお友だちだよ〜」
「ふざけるな!!オレは生まれるに周囲《まわり》の人たちから『恋愛するな!!』と厳命《めいれい》された…『オギャー!!』と生まれた時から良縁《えん》がなかった!!…より過酷な中で子ども時代を生きたのに、キサマななんだ!?」

私の言葉を聞いた男性は、やさしい声で言うた。

「そんなことはないよ…イワマツさんはまだ好きなコがいないだけだよ…出会いのチャンスはたくさんあるよ〜」
「ふざけるなクソアホンダラ!!オレは生まれた時から良縁《えん》がなかったんや!!」
「(困った声で)縁はあるよぉ〜」
「だまれ!!わかったような口で言うな!!この世には、オレを愛してくださる女なんかひとりもいないんだよ!!キサマは生まれた時から温室で大事に育てられた上に、親類《みうち》から大量にお祝いをもらっていたのだろ…キサマはオレをグロウしたから一生うらみ通すぞ!!」

ブチ切れた私は、ショルダーバッグを持って出ていこうとした。

男性は、私に対して困った声で『どこに行くのかな?』と言うた。

私は、怒った声で男性に言い返した。

「オレ、福祉関係の仕事に向いてないことに気がついたので講座をやめるわ!!」
「そんなことはないよ〜」
「どけオラ!!」

ものすごくブチ切れた私は、男性にボロクソに言うたあとショルダーバッグを持って会場から飛び出した。

同時に私は、講座とバイトを棄《す》てた。

時は、1月29日の夕方4時半頃であった。

またところ変わって、飯塚市《ちくほういいずか》菰田《こもた》にある河川敷の公園にて…

公園は、遠賀川《おんががわ》と支流の穂波川《ほなみがわ》の合流点にあたる場所にあった。

ベンチに座っている私は、激からキムチを肴《さかな》にワンカップ大関をのんでいた。

私は、夕暮れの空をながめながら山崎ハコさんが作曲した歌で五木寛之先生原作の映画『青春の門』の主題歌『織江のうた』を震える声で歌った。

ワンコーラス歌ったあと、私はうつろな表情で川の風景を見つめながらつぶやいた。

オレ…

なんで日本《コウフクドがドベのくに》に来たのか…

他に行く国がないから仕方なく日本《ここ》に来たから大失敗した…

もうダメだ…

……………………

私は、震える声で『織江のうた』のツーコーラス目を歌ったあと号泣した。
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