大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【それからどうするの】
それからまた4時間後であった。
またところ変わって、国電海田市駅の中にある待合室にて…
私は、ゆうべ電話でお話をした△△△さんとお話をしていた。
△△△さんは、◯◯山さんから聞いた話を私にした。
△△△さんは、私に対してママとシカヌマさんは広島市内に入らなかったことを伝えた。
私は、△△△さんにこう言うた。
「それじゃあ、母とシカヌマさんはここで引きかえしたのですね。」
「ええ。」
「母とシカヌマさんは、どうやってここまできたのですか?」
「線路沿いを歩いて来たのだよ。」
「線路沿いを歩いて広島へ来たのですが?」
「ええ。」
「たしか、母とシカヌマさんは7時18分発の広島行きの汽車に乗る予定だった…ところが、シカヌマさんが気分を悪くしたので汽車に乗ることができなかった…仕方なく次に出発する予定の汽車に乗ろうとしたが乗ることができなかった…」
「あの時、後続の列車が運休になったのだよ〜」
「たしか、広島市内にものすごく恐ろしい爆弾が投下されたことがあった…ですよね。」
「その前に、岡山方面で米軍機による攻撃で車体が撃ち込まれた事件があったのだよ〜」
「そうでしたか…と言うことで、母とシカヌマさんは歩いて広島市内へ向かった…ですよね…」
「◯◯山さんは、当時ここで警戒にあたっていたのだよ。」
「広島市内《しない》に入ろうとする人たちを阻止したのですね。」
「そうだよ…焼け野原になった街は放射線によって汚染されていた…だから広島市内《しない》に入るなと言うて阻止した。」
「それじゃあ、母とシカヌマさんは…ここで引き返した…のですね。」
「ああ。」
「それともう一つおたずねしますが、当時トーカイチマチで暮らしていたシロキさんのことでおたずねしたいのです。」
「シロキさん…ああ、その方は、7月末に広島市内から出ましたよ。」
「えっ?出られた…と言うことは、広島市内にはいなかった…のですか?」
「はい。」
「シロキさんは、広島県外《けんがい》に身寄りはいらっしゃるのですか?」
「たしか、シロキさんの実家は光にあったと思う。」
「光。」
「昭和20年の7月末にシロキさんのおかあさまがロクマクで倒れたので、看病をするためにトーカイチの家から出たよ。」
「光…それじゃあ、今から光へ行きます…あの…お忙しい中、ほんとうにありがとうございました。」
「いえ、こちらこそ。」
私は、△△△さんにあいさつをしたあと再び旅に出た。
時は、午後3時頃であった。
またところ変わって、光市の中心部にて…
私は、シロキさんを見つけるために街のあちらこちらを探し回った。
しかし、これと言った手がかりは見つからなかった。
それどころか、ママとシカヌマさんを見たと言う人はひとりもいなかった。
サイアクだ…
どうすればいいのだ…
助けてくれ〜
……………………
またところ変わって、国電海田市駅の中にある待合室にて…
私は、ゆうべ電話でお話をした△△△さんとお話をしていた。
△△△さんは、◯◯山さんから聞いた話を私にした。
△△△さんは、私に対してママとシカヌマさんは広島市内に入らなかったことを伝えた。
私は、△△△さんにこう言うた。
「それじゃあ、母とシカヌマさんはここで引きかえしたのですね。」
「ええ。」
「母とシカヌマさんは、どうやってここまできたのですか?」
「線路沿いを歩いて来たのだよ。」
「線路沿いを歩いて広島へ来たのですが?」
「ええ。」
「たしか、母とシカヌマさんは7時18分発の広島行きの汽車に乗る予定だった…ところが、シカヌマさんが気分を悪くしたので汽車に乗ることができなかった…仕方なく次に出発する予定の汽車に乗ろうとしたが乗ることができなかった…」
「あの時、後続の列車が運休になったのだよ〜」
「たしか、広島市内にものすごく恐ろしい爆弾が投下されたことがあった…ですよね。」
「その前に、岡山方面で米軍機による攻撃で車体が撃ち込まれた事件があったのだよ〜」
「そうでしたか…と言うことで、母とシカヌマさんは歩いて広島市内へ向かった…ですよね…」
「◯◯山さんは、当時ここで警戒にあたっていたのだよ。」
「広島市内《しない》に入ろうとする人たちを阻止したのですね。」
「そうだよ…焼け野原になった街は放射線によって汚染されていた…だから広島市内《しない》に入るなと言うて阻止した。」
「それじゃあ、母とシカヌマさんは…ここで引き返した…のですね。」
「ああ。」
「それともう一つおたずねしますが、当時トーカイチマチで暮らしていたシロキさんのことでおたずねしたいのです。」
「シロキさん…ああ、その方は、7月末に広島市内から出ましたよ。」
「えっ?出られた…と言うことは、広島市内にはいなかった…のですか?」
「はい。」
「シロキさんは、広島県外《けんがい》に身寄りはいらっしゃるのですか?」
「たしか、シロキさんの実家は光にあったと思う。」
「光。」
「昭和20年の7月末にシロキさんのおかあさまがロクマクで倒れたので、看病をするためにトーカイチの家から出たよ。」
「光…それじゃあ、今から光へ行きます…あの…お忙しい中、ほんとうにありがとうございました。」
「いえ、こちらこそ。」
私は、△△△さんにあいさつをしたあと再び旅に出た。
時は、午後3時頃であった。
またところ変わって、光市の中心部にて…
私は、シロキさんを見つけるために街のあちらこちらを探し回った。
しかし、これと言った手がかりは見つからなかった。
それどころか、ママとシカヌマさんを見たと言う人はひとりもいなかった。
サイアクだ…
どうすればいいのだ…
助けてくれ〜
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