大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【風の向こう】

(ギュイーン!!バババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババ!!バシャーン!!ワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワーワー!!)

時は、午後3時頃であった。

またところ変わって、大村競艇場にて…

水上で競艇《ボート》どうしによる激しいバトルが繰り広げられていた。

観客席から大歓声があがった。

……………………

またところ変わって、競艇場の出入口《ゲート》の前にある広場にて…

広場に店屋のテントがたくさん並んでいた。

質屋・うどん屋・ホットドッグ屋・居酒屋…

…がたくさん並んでいた。

そんな中で、溝端屋の番頭《ばんと》はんが質屋を出していた。

この時、特券3枚が大当たりしたおっちゃんが番頭《ばんと》はんのもとにやって来た。

おっちゃんは、当たり分の中から借り入れたおカネを番頭《ばんと》はんに返した。

「これ、返すね。」
「へぇ、毎度あり〜」

番頭《ばんと》はんは、おっちゃんが質預かりしていたウォークマンを出した。

「えーと、娘さんのウォークマンでおますね…たしかに返しやした〜」
「ありがとう。」
「おとーちゃん、このへんでやめたほうがええよ〜」
「分かってるよ〜」
「分かっているのだったら早くいえにけえれよ〜」
「分かってるよ〜」

ほんとうに分かっているのだろうか…

……………………………

それからまた5分後であった。

モラハラ顔の若い男が番頭《ばんと》はんのもとにやって来た。

モラハラ顔の男は、番頭《ばんと》はんに会うなりに凄んで行った。

「おいコラクソヤロー!!」
「なんやねん急に〜」
「ふざけるなムシケラ!!オドレが8月6日の朝に湖で洗たくをしていた妹をレイプして殺したことを聞いたので怒ってるのだよ!!」
「あんさん、ちょっと待ってくれ〜」
「ふざけるなコラ!!おい!!ちょっとつら貸せ!!つらを貸せと言うてるのが分からないのか!?」
「分かった!!分かったから落ち着いて〜な〜」

このあと、モラハラ顔の男は番頭《ばんと》はんをテントから引きずり出したあと近くにある公園へひっぱって行った。

モラハラ顔の男は、8月6日に発生したレイプ殺人事件で妹を殺された兄だった。

一体なにがどうなっているのか…

まったくわからない…
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