大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【ヘッドライト】
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
時は、深夜11時過ぎであった。
私は、諫早市内《しない》の国道34号線沿いにあるドライブインでヒッチハイクした長距離トラックに乗って旅に出た。
トラックは、国道34号線〜3号線〜10号線を通って大分方面へ向かった。
トラックは、8月22日の深夜3時頃に別府国際ターミナル(港)に到着した。
ショルダーバッグを持ってトラックから降りた私は、ターミナル(建物)に入った。
またところ変わって、道後温泉伊佐爾波坂《どうごいさにわざか》にあるドナ姐《ねえ》はんが運営している置屋にて…
置屋の居間に和服姿のドナ姐《ねえ》はんがいた。
居間のチェストの上に東芝の古い型のAMラジオが置かれていた。
ラジオのスピーカーから南海放送ラジオで放送されている『いすゞ歌うヘッドライト』が流れていた。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
この時、黒のダイヤル式の電話機のベルが鳴った。
ドナ姐《ねえ》はんが電話に出た。
「はいもしもし…あらよーくん…どうしたのよ?」
またところ変わって、別府国際ターミナルの中にある公衆電話のコーナーにて…
私は、10円の赤電話機を使ってドナ姐《ねえ》はんがいる置屋に電話をかけていた。
「ドナ姐《ねえ》はん!!今、別府の港にいるんだよ…ラジオを聴いていたの?…『歌うヘッドライト』…ドナ姐《ねえ》はん!!番組の留守電リクエストに電話をかけてください!!…ドナ姐《ねえ》はん!!」
ドナ姐《ねえ》はんは、やさしい声で私に言うた。
「いいわよ…新沼謙治さんの歌で『ヘッドライト』をリクエストするのね…よーくん、一体なにがあったの?」
「わけはあとで話すから…大急ぎでリクエストしてください!!」
それから30分後であった。
私は、夜の海をみながらラジオを聴いていた。
イヤホンから南海放送ラジオで放送されている『いすゞ歌うヘッドライト』が流れていた。
この時、留守電リクエストのコーナーが始まった。
イヤホンからドナ姐《ねえ》はんの声が聴こえた。
『よーくん、ドナよ…今、別府にいるのね…よーくん大丈夫…よーくん…なにがあったの?…つらいことがあったの?…悲しいことがあったの?…今から、よーくんの好きなお歌をかけるよ…新沼謙治さんの歌で『ヘッドライト』をリクエストしたわよ…よーくん…お歌を聴いてね。』
留守電のメッセージが終わったあと新沼謙治さんの歌で『ヘッドライト』がかかった。
「うううううううううううううううううううう…」
歌を聴いていた私は、泣き出した。
歌が終わったあと、ドナ姐《ねえ》はんからの追加のメッセージが流れた。
『よーくん…別府から船に乗ってどこへ行くの?…八幡浜へ行くの?…それだったら、8時に八幡浜港《みなと》で会おうね…それじゃあまたね〜』
…………………
八幡浜…
八幡浜へ行こう…
八幡浜へ行こう…
………………………
ドナ姐《ねえ》はんに会ったら…
きのう、諫早で聞いた話を…
すべて話そう。
…………………
時は、深夜11時過ぎであった。
私は、諫早市内《しない》の国道34号線沿いにあるドライブインでヒッチハイクした長距離トラックに乗って旅に出た。
トラックは、国道34号線〜3号線〜10号線を通って大分方面へ向かった。
トラックは、8月22日の深夜3時頃に別府国際ターミナル(港)に到着した。
ショルダーバッグを持ってトラックから降りた私は、ターミナル(建物)に入った。
またところ変わって、道後温泉伊佐爾波坂《どうごいさにわざか》にあるドナ姐《ねえ》はんが運営している置屋にて…
置屋の居間に和服姿のドナ姐《ねえ》はんがいた。
居間のチェストの上に東芝の古い型のAMラジオが置かれていた。
ラジオのスピーカーから南海放送ラジオで放送されている『いすゞ歌うヘッドライト』が流れていた。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
この時、黒のダイヤル式の電話機のベルが鳴った。
ドナ姐《ねえ》はんが電話に出た。
「はいもしもし…あらよーくん…どうしたのよ?」
またところ変わって、別府国際ターミナルの中にある公衆電話のコーナーにて…
私は、10円の赤電話機を使ってドナ姐《ねえ》はんがいる置屋に電話をかけていた。
「ドナ姐《ねえ》はん!!今、別府の港にいるんだよ…ラジオを聴いていたの?…『歌うヘッドライト』…ドナ姐《ねえ》はん!!番組の留守電リクエストに電話をかけてください!!…ドナ姐《ねえ》はん!!」
ドナ姐《ねえ》はんは、やさしい声で私に言うた。
「いいわよ…新沼謙治さんの歌で『ヘッドライト』をリクエストするのね…よーくん、一体なにがあったの?」
「わけはあとで話すから…大急ぎでリクエストしてください!!」
それから30分後であった。
私は、夜の海をみながらラジオを聴いていた。
イヤホンから南海放送ラジオで放送されている『いすゞ歌うヘッドライト』が流れていた。
この時、留守電リクエストのコーナーが始まった。
イヤホンからドナ姐《ねえ》はんの声が聴こえた。
『よーくん、ドナよ…今、別府にいるのね…よーくん大丈夫…よーくん…なにがあったの?…つらいことがあったの?…悲しいことがあったの?…今から、よーくんの好きなお歌をかけるよ…新沼謙治さんの歌で『ヘッドライト』をリクエストしたわよ…よーくん…お歌を聴いてね。』
留守電のメッセージが終わったあと新沼謙治さんの歌で『ヘッドライト』がかかった。
「うううううううううううううううううううう…」
歌を聴いていた私は、泣き出した。
歌が終わったあと、ドナ姐《ねえ》はんからの追加のメッセージが流れた。
『よーくん…別府から船に乗ってどこへ行くの?…八幡浜へ行くの?…それだったら、8時に八幡浜港《みなと》で会おうね…それじゃあまたね〜』
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八幡浜…
八幡浜へ行こう…
八幡浜へ行こう…
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ドナ姐《ねえ》はんに会ったら…
きのう、諫早で聞いた話を…
すべて話そう。
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