大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【誰もいない】
時は、夜9時頃であった。
またところ変わって、広電宮島駅のすぐ近くにある電話ボックスにて…
私は、水色の四角のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、広島市中区にお住まいの■沢△□子さまのおたくでございますか?…夜分遅くにもうしわけございません…コリントイワマツヨシタカグラマシーでございます…私は、興信所からおつかいを頼まれたのです…あの…■沢さま…夕方の『ニューススコープ』をごらんになられましたか?…はい『ニューススコープ』ですが…あの…佐伯区にお住まいのご友人のカタが…自宅の浴室でリスカしたあと亡くなられた事件でございます…知らなかった?…もしもし、(自殺した女性)さまのことでなにか思い当たるフシはございますか?…秘密は守ります…差支えのない範囲でお話できますか?…なに!?…(自殺した女性)さまが…恵美須谷哲也《えびすだに》から性暴力の被害を受けたって…あなたも恵美須谷哲也《えびすだに》から性暴力の被害を受けたのですね…はい…はい…分かりました…差支えのない範囲で話していただければいいです…はい…はい…ありがとうございました…おやすみなさいませ〜」
(ガチャ…ジャラジャラジャラジャラジャラ…)
私は、受話器を置いたあとメモパッドに青のラッションペンで『カクニン済み』と書いた。
コイン返却口に大量の10円玉が出た。
私は、返却口に入っていた10円玉を取り出したあと財布にしまった。
その後、財布をショルダーバッグに収納した。
その後また私は、メモパッドと青のラッションペンを手に取ったあとメモ書きをした。
そんな時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
電話機にベルが鳴った。
私は、メモパッドと青のラッションペンをショルダーバッグに収納したあと電話ボックスから出ようとした。
そしたら、私の目の前にトレンチコート姿の黒のサングラス男がいた。
サングラス男は、私に対して怒った声で言うた。
「おい!!電話に出ろ!!」
「えっ?」
「電話に出ろ!!」
「分かりましたよ〜」
私は、受話器をあげたあと話をした。
電話は、ドナ姐《ねえ》はんからかかってきた。
「もしもしコリントです。」
「よーくん…よーくん今どこにいるの!?」
「ドナ姐《ねえ》はん…ドナ姐《ねえ》はん!!」
「よーくんは今どこにいるの!?…ねえよーくん!!」
「広電の宮島口駅の前にある電話ボックスにいるけど…」
「よーくん…ニュース速報が入ったわよ!!」
「ニュース速報?」
「よーくん、テレビ見ていなかったの!?」
「ドナ姐《ねえ》はん!!一体なにがあったの!?」
「よーくん!!今すぐに長崎県へ行きなさい!!」
「長崎県!?」
「諫早の旅館の主が書き置きを残して行方不明になったのよ…ニュース速報と言うのは、9時前に大村市《となりまち》の市道でトレーラーが人をひいた事故があったのよ…死亡した人は…行方不明になっていた旅館の主だったのよ!!」
「なんだって!?旅館の主が交通事故で亡くなられた!?」
「書き置きには…昭和20年のあの日に偽名を使って宿泊していた韓国人の男女がいたことをよーくんに伝えなかった…と言うことに責任を感じたのよ…それともう一つ、よーくんに伝えることがあるのよ…よーくんのママの名前を勝手に使っていた女の身元が判明したわよ…」
「ドナ姐《ねえ》はん…それって…大三島《しま》の庄屋の娘の小芝イチカさんのこと?」
「それも偽名よ!!…よーくんのママの名前を勝手に使っていた女は…今も不法滞在者リストに載っている中国人の女だったのよ!!」
「なっ、なんだって!?それじゃあ、諫早の旅館に泊まっていた韓国人の男女は…その女と共犯《グル》になっていた…と言うこと!?」
「そう言う…ことに…なるわね〜」
「それともうひとり…シカヌマとなのっていた女だけど…本名がイ・イーコーだと言うことが分かったのだよ…」
「その女も共犯者《グル》よ!!…よーくん…よーくん聞いてる!?」
「ドナ姐《ねえ》はん!!オレこれから九州へ行くよ!!…うん…分かった…」
……………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
時は、深夜11時過ぎであった。
私は、国電宮島口駅の前でヒッチハイクした長距離トラックに乗って再び旅に出た。
トラックは、国道2号線を通って九州へ向かった。
一体なにがどうなっているのだ…
次から次へとコロコロコロコロと話が変わるばかりだ…
真実は…
どこにあるのだ…
…………………………
またところ変わって、広電宮島駅のすぐ近くにある電話ボックスにて…
私は、水色の四角のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、広島市中区にお住まいの■沢△□子さまのおたくでございますか?…夜分遅くにもうしわけございません…コリントイワマツヨシタカグラマシーでございます…私は、興信所からおつかいを頼まれたのです…あの…■沢さま…夕方の『ニューススコープ』をごらんになられましたか?…はい『ニューススコープ』ですが…あの…佐伯区にお住まいのご友人のカタが…自宅の浴室でリスカしたあと亡くなられた事件でございます…知らなかった?…もしもし、(自殺した女性)さまのことでなにか思い当たるフシはございますか?…秘密は守ります…差支えのない範囲でお話できますか?…なに!?…(自殺した女性)さまが…恵美須谷哲也《えびすだに》から性暴力の被害を受けたって…あなたも恵美須谷哲也《えびすだに》から性暴力の被害を受けたのですね…はい…はい…分かりました…差支えのない範囲で話していただければいいです…はい…はい…ありがとうございました…おやすみなさいませ〜」
(ガチャ…ジャラジャラジャラジャラジャラ…)
私は、受話器を置いたあとメモパッドに青のラッションペンで『カクニン済み』と書いた。
コイン返却口に大量の10円玉が出た。
私は、返却口に入っていた10円玉を取り出したあと財布にしまった。
その後、財布をショルダーバッグに収納した。
その後また私は、メモパッドと青のラッションペンを手に取ったあとメモ書きをした。
そんな時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
電話機にベルが鳴った。
私は、メモパッドと青のラッションペンをショルダーバッグに収納したあと電話ボックスから出ようとした。
そしたら、私の目の前にトレンチコート姿の黒のサングラス男がいた。
サングラス男は、私に対して怒った声で言うた。
「おい!!電話に出ろ!!」
「えっ?」
「電話に出ろ!!」
「分かりましたよ〜」
私は、受話器をあげたあと話をした。
電話は、ドナ姐《ねえ》はんからかかってきた。
「もしもしコリントです。」
「よーくん…よーくん今どこにいるの!?」
「ドナ姐《ねえ》はん…ドナ姐《ねえ》はん!!」
「よーくんは今どこにいるの!?…ねえよーくん!!」
「広電の宮島口駅の前にある電話ボックスにいるけど…」
「よーくん…ニュース速報が入ったわよ!!」
「ニュース速報?」
「よーくん、テレビ見ていなかったの!?」
「ドナ姐《ねえ》はん!!一体なにがあったの!?」
「よーくん!!今すぐに長崎県へ行きなさい!!」
「長崎県!?」
「諫早の旅館の主が書き置きを残して行方不明になったのよ…ニュース速報と言うのは、9時前に大村市《となりまち》の市道でトレーラーが人をひいた事故があったのよ…死亡した人は…行方不明になっていた旅館の主だったのよ!!」
「なんだって!?旅館の主が交通事故で亡くなられた!?」
「書き置きには…昭和20年のあの日に偽名を使って宿泊していた韓国人の男女がいたことをよーくんに伝えなかった…と言うことに責任を感じたのよ…それともう一つ、よーくんに伝えることがあるのよ…よーくんのママの名前を勝手に使っていた女の身元が判明したわよ…」
「ドナ姐《ねえ》はん…それって…大三島《しま》の庄屋の娘の小芝イチカさんのこと?」
「それも偽名よ!!…よーくんのママの名前を勝手に使っていた女は…今も不法滞在者リストに載っている中国人の女だったのよ!!」
「なっ、なんだって!?それじゃあ、諫早の旅館に泊まっていた韓国人の男女は…その女と共犯《グル》になっていた…と言うこと!?」
「そう言う…ことに…なるわね〜」
「それともうひとり…シカヌマとなのっていた女だけど…本名がイ・イーコーだと言うことが分かったのだよ…」
「その女も共犯者《グル》よ!!…よーくん…よーくん聞いてる!?」
「ドナ姐《ねえ》はん!!オレこれから九州へ行くよ!!…うん…分かった…」
……………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
時は、深夜11時過ぎであった。
私は、国電宮島口駅の前でヒッチハイクした長距離トラックに乗って再び旅に出た。
トラックは、国道2号線を通って九州へ向かった。
一体なにがどうなっているのだ…
次から次へとコロコロコロコロと話が変わるばかりだ…
真実は…
どこにあるのだ…
…………………………