大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【たわごと】

時は、9月7日の昼過ぎであった。

またところ変わって、マオマオたちが暮らしている家にて…

家の大広間にマオマオとかずえと玲子と玲子の両親と波羅男《ハラオ》の6人がいた。

この日、哲也がマオマオの要求におうじる形で玲子と別れた。

マオマオは、玲子の両親に対して哲也が要求におうじる形で玲子を波羅男《ハラオ》にゆずると言うた。

玲子の両親は、大喜びの表情を浮かべた。

それから30分のあいだは、みんなで楽しくお話をした。

……………………

それからまた30分後であった。

マオマオと玲子と両親の4人が外出した。

家の大広間にかずえと波羅男《ハラオ》のふたりがいた。

この時、かずえは過度にやさしい声で波羅男《ハラオ》に言うた。

「波羅男《ハラオ》さん。」
「なんでしょうか?」
「たのみがあるけどいい?」
「たのみ?」
「おカネかしてくれる?」
「おカネをかしてって?」
「結婚準備にひびかない程度の金額でいいから貸して〜」
「意味が分からないよ〜」
「きちんと返すから貸して〜」
「だから、なにに使うのですか!?」
「なにに使うって…ムスコが通っている私立高校《ガッコー》の授業料を払うのよ…今年度から授業料があがったのよ…あのその…先々月と6月分の授業料が未納になっているので…その…ああ…ごめんね〜」

かずえは、足早に大広間から出たあと浴室に駆け込んだ。

またところ変わって、浴室にて…

かずえは、スカートのポケットの中から小さな袋を取り出した。

かずえは、ものすごく震える声で『クスリ〜』と言いながら袋をあけた。

その後、白い粉を注射器に入れた。

そして、かずえは水でとかしたあと左腕に注射した。

その現場を波羅男《ハラオ》にみられた。

波羅男《ハラオ》は、おどろいた声でかずえに言うた。

「奥さま!!」
「見ないで!!」
「なにやってるのですか!?」
「見ないでと言うたら見ないで!!」
「それはなんですか!?」
「だから、にんにく注射をしているのよ!!」
「にんにく注射?」
「のいてよ…のいてと言ったらのいて!!」

(ドカッ!!)

サクラン状態におちいったかずえは、両手で波羅男《ハラオ》をつきとばしたあと右足で激しくけとばした。

その後、ワーワーと叫びながら家から飛び出した。

かずえは、重度のシャブ中におちいったので善悪を判断する能力などが喪《うし》なわれた。

マオマオの家庭《かてい》は、崩壊の危機におちいった。

…………………………
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