大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【サヨナラ模様】

(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)

時は、9月14日の深夜1時頃であった。

私は、大竹市クバの国道2号線沿いにある終夜営業のラーメン屋さんでヒッチハイクした長距離トラックに乗って旅に出た。

トラックは、早朝5時半頃に国電下松駅に到着した。

(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)

時は、朝6時34分頃であった。

私は、国電下松駅から寝台特急《ブルートレイン》はやぶさ号に乗って西へ向かった。

B寝台の個室にて…

ベッドに眠っている私は、ウォークマンで歌を聴きながら眠っていた。

イヤホンから伊藤敏博さんが作詞作曲した歌で『サヨナラ模様』が流れていた。

歌を聴きながら眠っていた私は、ちいちゃい頃に大好きなママとおててをつないで内モウコの草原を歩いている夢をみた。

………………………

このあと、イヤホンから流れていた歌は悲しい恋を題材にした歌がつづくのであった。

……………………

時は、午前11時過ぎであった。

「お客さん…起きてください…終点・西鹿児島ですよ。」

私は、車掌さんの声で目覚めた。

えっ?

西鹿児島?

私は、起き上がったあと出発する準備を始めた。

……………………

それから30分後であった。

ショルダーバックを持って寝台特急《れっしゃ》から降りた私は、改札口を通って外に出た。

ところ変わって、国電西鹿児島駅(鹿児島中央駅)の前の広場にて…

立ちどまった私は、駅前の風景を見つめながらつぶやいた。

私は…

どうして鹿児島《ここ》に来たのか…

どうして鹿児島《ここ》に来たのか…

よく分からない…

……………………

またところ変わって、鹿児島市本港新町《しないほんこうしんまち》にある海辺の公園にて…

私は、キオスクで購入した300ミリリットルの清酒大関のワンカップ酒をのみながら目の前に見える桜島をみつめていた。

ひとくち酒をのんだあと、桜島を見つめながら伊藤敏博さんの歌で『サヨナラ模様』を小声で歌った。

ちいちゃい時に…

初めて恋をした…

やさしいママに会いたい…

極爆乳《おおきすぎるおっぱい》の…

やさしいママに会いたい…

会いたい…

…………………
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