大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【経ヶ岬】
(ドドーン!!ドドーン!!)
時は、朝5時50分頃であった。
ところ変わって、経ヶ岬の岸壁にて…
より激しい荒波が岩肌にぶつかった。
岩肌にぶつかった海水が激しい水しぶきをあげた。
岬にある白い灯台の近くにトナカイ色のコート姿のドナ姐《ねえ》はんがいた。
ものすごくつらい表情を浮かべているドナ姐《ねえ》はんは、荒波の日本海《うみ》を見つめながら考え事をしていた。
そこへ、私がやって来た。
「ドナ姐《ねえ》はん!!ドナ姐《ねえ》はん!!」
私の声に呼び声に反応したドナ姐《ねえ》はんは、うしろをふりむいた。
「よーくん!!」
「ドナ姐《ねえ》はん!!なんでここにいたの!?」
「よーくんに伝えたいことがあるからここにいたのよ!!」
「私に伝えたいことがあるから…ここで待っていたのだ…」
「そうよ。」
それから30秒後であった。
ドナ姐《ねえ》はんは、私に対して1枚のチラシを見せた。
チラシには『行方不明者になった家族を捜してください…』と書かれていた。
私は、ドナ姐《ねえ》はんに対して『これはなに?』と言うた。
ものすごくつらい表情を浮かべているドナ姐《ねえ》はんは『捜索願いよ。』と答えたあと私にこう言うた。
「小芝イチカさんのご家族のみなさまが作られたチラシよ。」
「小芝イチカ…だけど生年月日と年齢が違うよ!!」
「違わないわよ〜」
「ウテナダムで会ったおばちゃんは、口総《くちすぼ》の庄屋の娘だと言うたけど…」
「よーくん…ごめんね〜」
ドナ姐《ねえ》はんは、ひとことあやまったあと私にこう言うた。
「ドナ…3日前に大三島《しま》に行って…そのおばちゃんと会ったわ。」
「3日前に…ウテナダムにいたおばちゃんと会ったのだね。」
「うん。」
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごくつらそうな声で私に言うた。
「おばちゃんが…ドナに対して『ごめんなさい。』と言うたのよ〜」
「なんだって!?…それじゃあ、おばちゃんは…私に対してウソを言うたって!?」
「うん。」
「それじゃあ…おばちゃんは…私に…作りバナシをした…」
ドナ姐《ねえ》はんからほんとうのことを聞いた私は、顔が真っ青な表情でつぶやいた。
私は…
あのおばちゃんに…
だまされた…
私は、ドナ姐《ねえ》はんにこう言うた。
「それじゃあ、口総《くちすぼ》の庄屋の娘であったと言うことは…」
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごくつらそうな表情で答えた。
「口総《くちすぼ》に庄屋はあったけど、家主のミョウジは違っていたわよ〜」
「なんだって…それじゃあ、あのおばちゃんが言うたことは…」
「すべて作りバナシだったのよ〜」
「そんな…」
ドナ姐《ねえ》はんから話を聞いた私は、よりし烈な怒りに震えた。
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごくつらい表情で私に言うた。
「よーくんごめんなさい…それともう一つよーくんに伝えることがあるのよ。」
「もう一つ、伝えることがあるって?」
「よーくんのほんとうのママは…満州で亡くなったのよ…昭和20年8月9日に諫早の旅館に宿泊していた女ふたりが…ギメイを使って宿泊していたことがハンメイしたのよ〜」
「それも聞いたよ!!」
「聞いたのね…分かったわ。」
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごくつらい表情で私に言うた。
だまされた…
私は…
だまされた…
ウテナダムで会ったおばちゃんは…
なんで心ないウソを私に言うたのか…
許さない…
絶対に許さない!!
………………………
時は、朝5時50分頃であった。
ところ変わって、経ヶ岬の岸壁にて…
より激しい荒波が岩肌にぶつかった。
岩肌にぶつかった海水が激しい水しぶきをあげた。
岬にある白い灯台の近くにトナカイ色のコート姿のドナ姐《ねえ》はんがいた。
ものすごくつらい表情を浮かべているドナ姐《ねえ》はんは、荒波の日本海《うみ》を見つめながら考え事をしていた。
そこへ、私がやって来た。
「ドナ姐《ねえ》はん!!ドナ姐《ねえ》はん!!」
私の声に呼び声に反応したドナ姐《ねえ》はんは、うしろをふりむいた。
「よーくん!!」
「ドナ姐《ねえ》はん!!なんでここにいたの!?」
「よーくんに伝えたいことがあるからここにいたのよ!!」
「私に伝えたいことがあるから…ここで待っていたのだ…」
「そうよ。」
それから30秒後であった。
ドナ姐《ねえ》はんは、私に対して1枚のチラシを見せた。
チラシには『行方不明者になった家族を捜してください…』と書かれていた。
私は、ドナ姐《ねえ》はんに対して『これはなに?』と言うた。
ものすごくつらい表情を浮かべているドナ姐《ねえ》はんは『捜索願いよ。』と答えたあと私にこう言うた。
「小芝イチカさんのご家族のみなさまが作られたチラシよ。」
「小芝イチカ…だけど生年月日と年齢が違うよ!!」
「違わないわよ〜」
「ウテナダムで会ったおばちゃんは、口総《くちすぼ》の庄屋の娘だと言うたけど…」
「よーくん…ごめんね〜」
ドナ姐《ねえ》はんは、ひとことあやまったあと私にこう言うた。
「ドナ…3日前に大三島《しま》に行って…そのおばちゃんと会ったわ。」
「3日前に…ウテナダムにいたおばちゃんと会ったのだね。」
「うん。」
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごくつらそうな声で私に言うた。
「おばちゃんが…ドナに対して『ごめんなさい。』と言うたのよ〜」
「なんだって!?…それじゃあ、おばちゃんは…私に対してウソを言うたって!?」
「うん。」
「それじゃあ…おばちゃんは…私に…作りバナシをした…」
ドナ姐《ねえ》はんからほんとうのことを聞いた私は、顔が真っ青な表情でつぶやいた。
私は…
あのおばちゃんに…
だまされた…
私は、ドナ姐《ねえ》はんにこう言うた。
「それじゃあ、口総《くちすぼ》の庄屋の娘であったと言うことは…」
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごくつらそうな表情で答えた。
「口総《くちすぼ》に庄屋はあったけど、家主のミョウジは違っていたわよ〜」
「なんだって…それじゃあ、あのおばちゃんが言うたことは…」
「すべて作りバナシだったのよ〜」
「そんな…」
ドナ姐《ねえ》はんから話を聞いた私は、よりし烈な怒りに震えた。
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごくつらい表情で私に言うた。
「よーくんごめんなさい…それともう一つよーくんに伝えることがあるのよ。」
「もう一つ、伝えることがあるって?」
「よーくんのほんとうのママは…満州で亡くなったのよ…昭和20年8月9日に諫早の旅館に宿泊していた女ふたりが…ギメイを使って宿泊していたことがハンメイしたのよ〜」
「それも聞いたよ!!」
「聞いたのね…分かったわ。」
ドナ姐《ねえ》はんは、ものすごくつらい表情で私に言うた。
だまされた…
私は…
だまされた…
ウテナダムで会ったおばちゃんは…
なんで心ないウソを私に言うたのか…
許さない…
絶対に許さない!!
………………………