大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【岬めぐり】
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
時は、9月26日の朝9時頃であった。
釣宿《やど》を出発した私は、国道321号線を通る路線バスに乗って土佐清水のバスセンターへ向かった。
午前10時半頃に土佐清水のバスセンターにバスが到着した。
ショルダーバッグを持ってバスから降りた私は、足摺岬行きのバスに乗り換えた。
朝方、高知放送ラジオで放送されていた『歌のない歌謡曲』で山本コータローさんの歌『岬めぐり』を聴いたので足摺岬へ行きたくなった。
バスは、足摺岬へつづく県道を走行していた。
私は、窓に写っている海の風景を見つめながらあれこれと考え事をしていた。
(ドドーン!!ドドーン!!ドドーン!!)
時は、午後12時半頃であった。
ところ変わって、足摺岬にて…
私は、岩壁から500メートル手前の場所に立っていた。
岩壁の下では、より激しい高波が起こっていた。
より激しい波音が岩壁にいる私の耳に響いた。
荒波の海をじっと見つめている私は、なにを考えていたのか…
………………………
時は、午後2時過ぎであった。
またところ変わって、足摺岬のバスセンターにて…
ベンチに座っている私は、ウォークマンで歌を聴いていた。
イヤホンから山本コータローさんとウィークエンドの歌で『岬めぐり』が流れていた。
歌が終わったので、テープを巻き戻そうとした時であった。
(ポンポン…)
この時、トレンチコート姿の黒のサングラス男が私の肩をポンポンとたたいた。
男は、私に1枚のメモ書きを渡したあと立ち去った。
私は、受け取ったメモ書きを見た。
……………………
お前のかあちゃんのことをくわしく知りたいのであれば塩上町へ行け…
……………………
塩上町…
塩上町って…
どこにあるのだよ…
………………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
時は、午後3時半頃であった。
私は、足摺岬からバスに乗って国鉄中村駅へ向かった。
時は、夕方4時過ぎであった。
ところ変わって、国鉄中村駅の待合室にて…
私は、待合室にいたおいちゃんに塩上町はどこにあるのかとたずねた。
おいちゃんは、私に対してこう言うた。
「あんたも好きだね…もしかして、欲求不満がたまっているのじゃないの?」
「はて、それはどう言う意味でしょうか?」
「どう言う意味って…塩上町《あそこ》はちょいの間の旅館が立ち並んでいる場所なんだよ〜」
「ちょいの間?…ちょいの間ってなんでしょうか?」
「あんた、ちょいの間も知らないのかよ…大2枚(2万円)出して女とアレをすることよ。」
「大2枚…おいちゃんは、塩上町《そこ》のちょいの間のことを知ってるの?」
「ああ、知ってるよ…おいちゃんは、何百回も利用したよ…あんたも一度ためしたらどうだ?」
利用したいけど…
そんな気力はないのだよ…
………………………
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、夕方5時半頃であった。
私は、高松行きの特急南風6号に乗って再び旅に出た。
国鉄高松駅に到着したのは、夜10時40分頃であった。
ショルダーバッグを持って列車から降りた私は、改札口を通って外へ出た。
塩上町に行けば…
ママのことがわかるかもしれない…
または…
ママに関する手がかりが得られるかもしれない…
……………………
時は、9月26日の朝9時頃であった。
釣宿《やど》を出発した私は、国道321号線を通る路線バスに乗って土佐清水のバスセンターへ向かった。
午前10時半頃に土佐清水のバスセンターにバスが到着した。
ショルダーバッグを持ってバスから降りた私は、足摺岬行きのバスに乗り換えた。
朝方、高知放送ラジオで放送されていた『歌のない歌謡曲』で山本コータローさんの歌『岬めぐり』を聴いたので足摺岬へ行きたくなった。
バスは、足摺岬へつづく県道を走行していた。
私は、窓に写っている海の風景を見つめながらあれこれと考え事をしていた。
(ドドーン!!ドドーン!!ドドーン!!)
時は、午後12時半頃であった。
ところ変わって、足摺岬にて…
私は、岩壁から500メートル手前の場所に立っていた。
岩壁の下では、より激しい高波が起こっていた。
より激しい波音が岩壁にいる私の耳に響いた。
荒波の海をじっと見つめている私は、なにを考えていたのか…
………………………
時は、午後2時過ぎであった。
またところ変わって、足摺岬のバスセンターにて…
ベンチに座っている私は、ウォークマンで歌を聴いていた。
イヤホンから山本コータローさんとウィークエンドの歌で『岬めぐり』が流れていた。
歌が終わったので、テープを巻き戻そうとした時であった。
(ポンポン…)
この時、トレンチコート姿の黒のサングラス男が私の肩をポンポンとたたいた。
男は、私に1枚のメモ書きを渡したあと立ち去った。
私は、受け取ったメモ書きを見た。
……………………
お前のかあちゃんのことをくわしく知りたいのであれば塩上町へ行け…
……………………
塩上町…
塩上町って…
どこにあるのだよ…
………………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
時は、午後3時半頃であった。
私は、足摺岬からバスに乗って国鉄中村駅へ向かった。
時は、夕方4時過ぎであった。
ところ変わって、国鉄中村駅の待合室にて…
私は、待合室にいたおいちゃんに塩上町はどこにあるのかとたずねた。
おいちゃんは、私に対してこう言うた。
「あんたも好きだね…もしかして、欲求不満がたまっているのじゃないの?」
「はて、それはどう言う意味でしょうか?」
「どう言う意味って…塩上町《あそこ》はちょいの間の旅館が立ち並んでいる場所なんだよ〜」
「ちょいの間?…ちょいの間ってなんでしょうか?」
「あんた、ちょいの間も知らないのかよ…大2枚(2万円)出して女とアレをすることよ。」
「大2枚…おいちゃんは、塩上町《そこ》のちょいの間のことを知ってるの?」
「ああ、知ってるよ…おいちゃんは、何百回も利用したよ…あんたも一度ためしたらどうだ?」
利用したいけど…
そんな気力はないのだよ…
………………………
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、夕方5時半頃であった。
私は、高松行きの特急南風6号に乗って再び旅に出た。
国鉄高松駅に到着したのは、夜10時40分頃であった。
ショルダーバッグを持って列車から降りた私は、改札口を通って外へ出た。
塩上町に行けば…
ママのことがわかるかもしれない…
または…
ママに関する手がかりが得られるかもしれない…
……………………