大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【赤い花・白い花】

時は、カナダ大西洋時間2031年12月22日の深夜11時半頃であった。

場所は、プリンスエドワード島の本籍地の家の特大豪邸の特大広間にて…

特大広間に作ったとばりの中に桜子たち(80億人の極爆乳《おおきすぎるおっぱいの》デリヘル嬢たちと30人の極爆乳《おおきすぎるおっぱいの》ガールフレンドたちと9人の極爆乳《おおきすぎるおっぱい》の王妃さまたちとアンナと深眠の私とA・B班の2班とサブのメンバーたちとオルドビス支えのスタッフさんたちがいた。

全裸《はだか》になっている桜子たちとアンナは、深眠の私の全裸《からだ》にキスをしていた。

この時であった。

ケントさんとリチャードさんとリチャードさんの実家の親類の男の子とカノジョ(19歳同士)が特大広間に入った。

リチャードさんの実家の親類の男の子は、リチャードさんのハトコさんにあたる人であった。

ハトコさんのカノジョは、ハトコさんと同じハイスクールの卒業生であった。

おふたりは、プロム(ダンスパーティー)で一緒におどったことが縁で結婚を決めた。

日中、恋人の小径《こみち》を歩いていた新郎新婦《おふたり》はリチャードさんのハトコさんとカノジョだった。

もちろん、キャベンディッシュ教会で挙式を挙げた。

とばりの入り口にルイザさんとシャノンさんとドリスさんとエレンさんがいた。

リチャードさんは、ものすごく心配な表情でシャノンさんに声をかけた。

「シャノン。」
「リチャード。」
「一体、なにがあったですか?」
「ヨシタカさまが泣いていたのよ。」
「ヨシタカさまが泣いていた?」
「うん。」
「なにかあったのですか?」

シャノンさんは、コンワクした表情で言うたあととばりを見つめた。

この時、リチャードさんのハトコさんのカノジョが言うた。

「分かんない…分かんないわよ!!」
「(ハトコのカノジョ)…」
「うらやましいのよ…アタシと(リチャードさんのハトコ)が教会で結婚式を挙げていた様子を見たから…うらやましかったのよ〜」

リチャードさんは『それは違います!!』と答えた。

ハトコさんのカノジョは、イライラした声で『なにが違うと言うのよ!?』と言うた。

この時であった。

とばりの入り口のドアがひらいた。

中から風香《フー》ちゃんが出たあとルイザさんとシャノンさんとドリスさんとエレンさんに声をかけた。

「ルイザさんとシャノンさんとドリスさんとエレンさん!!とばりに入ってください!!お願いします!!」
「分かりました。」
「ケントさんとリチャードさんは、市役所のスタッフさんたちと一緒にとばりの外にいてください!!」
「うん分かった。」

このあと、ルイザさんとシャノンさんとドリスさんとエレンさんの4人がとばりの中に入った。

(ピュー…)

その後、風香《フー》ちゃんが入り口のドアをしめた。

それからまた数分後であった。

10人の子守女《こもりめ》さんたちが大量の下着類が入っている大きなビニール袋を持って来た。

ビニール袋に入っている下着類は、桜子たちとアンナが着ていたものであった。

入り口付近にいる風香《フー》ちゃんは、子守女《こもりめ》さんたちと一緒に下着類をとばりに入れる作業に取り組んでいた。

それからまた10分後であった。

(ピュー…)

とばりのドアがしまった。

リチャードさんのハトコさんのカノジョがものすごくイライラした声で言うた。

「あれはなによ!?」
「(カノジョ)〜」
「あれはなによと言うてるのよ!!」

リチャードさんは、怒った表情で言うた。

「やめてください!!とばりの中は聖域でございます!!」
「聖域ってなによ!?」
「オルドは神聖な場所ですよ!!」
「オルド!?」

ケントさんは、しかめた表情でリチャードさんのハトコさんのカノジョに今の状況を説明した。

「ヨシタカさまは今…非常事態におちいりました。」
「非常事態!?」
「はい。」
「リチャードくん。」
「はい…まちがいありません。」

リチャードさんは、ラクタンした声で言うたあとため息をついた。

…………………………

またところ変わって、とばりの中にて…

ミンジュンさんは、大きめのビニール袋を持って私のもとに来た。

ビニール袋の中には、桜子たちとアンナが脱いだ下着類(ブラジャー・ショーツ・ストッキング・ブラキャミ・スイムブラとスイムビキニショーツ)とブラジャーの内に入っていたブラパッドとアンナが使っていたマミーパッド(母乳で濡れた状態になっていた)…がたくさん入っていた。

ミンジュンさんは、くすんくすんと泣いているマァマに声をかけた。

「ジナさん…桜子さんたちとアンナさんが脱いだ下着類と水着類とブラパッドをヨシタカさんにかがせてください。」

マァマは、両手にてぶくろをつけたあとビニールを開封した。

下着類・水着類・パッド類には、リンスの香りが付着していた。

深眠の私の閉じた目から大量に涙があふれ出た。

ドナ姐《ねえ》はんは、NHKのみんなのうたで放送されていた切ない歌『赤い花・白い花』を歌い始めた。

マァマは、ジェニカが着ていた白のレースのブラジャーとショーツを手に取ったあと深眠の私に呼びかけた。

「よーくん…桜子さんたちとアンナちゃんが着ていた水着と下着についているリンスの香りをかいでね…桜子さんたちとアンナちゃんは…ここにいるよ…」

マァマは、くすんくすんと泣きながらショーツとブラジャーの内側を私の鼻にゆっくりと近づけた。

深眠の私は、下着類と水着類とパッド類に付着しているリンスの香りをかいだ。

………………………

それから2時間後であった。

マァマは、アンナが脱いだ授乳ブラの内側に着けていたマミーパッドを手に取った。

マァマは、くすんくすんと泣きながら言うた。

「よーくん…アンナちゃんが着ていた授乳ブラに入っていたパッドよ…アンナちゃんの母乳《おちち》がたっぷりついているパッドよ…よーくん…アンナちゃんの母乳《おちち》よ…アンナちゃんの母乳《おちち》のにおいをかいでね…よーくん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」

…………………

深眠の私は、深い悲しみにつつまれていた。

私のたましいは、桜子たちとアンナのもとへ向かい始めた。

大急ぎで帰ろう…

桜子たちとアンナが待っているとばりに…

大急ぎで帰ろう…

アンナのお産が始まる前に…

大急ぎで帰ろう…

………………………
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