大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【能登半島】

(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)

時は、1981年11月6日の午前10時過ぎであった。

私は、国電金沢駅から輪島方面行きの路線バスに乗って再び旅に出た。

ゆうべ、北陸放送ラジオで放送されていたリクエスト番組で石川さゆりさんの歌で『能登半島』を聴いたので能登半島へ行こうと思い立った。

バスは、国道249号線を通って輪島市へ向かった。

午前11時半頃にバスが輪島のバスターミナルについた。

それから30分後に珠洲岬《すずみさき》行きのバスに乗りついで珠洲岬へ向かった。

午後1時55分頃にバスが珠洲岬に到着した。

………………………

(ドドーン!!ドドーン!!ドドーン!!ドドーン!!)

またところ変わって、珠洲岬にて…

私は、荒波の日本海《うみ》を見つめながら石川さゆりさんの歌で『能登半島』を歌っていた。

きょうは、海がひどく荒れていた…

空は、灰色の雲におおわれていた…

灰色の雲のすきまから陽の光が差し込んでいた…

……………………

大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんたちは、どこにいるのだろうか…

ほたるさんは…

どこへ行ったのかな…

三永《みえ》さんも行方不明になった…

私は…

これからどうすればいいのか…

……………………
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