大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【つぐない】
時は、1980年9月末頃であった。
またところ変わって、今治市松本町にある特大和風建築の家にて…
「帰ったぞオラ!」
家の中に中学三年の少年の怒鳴り声が響いた。
家は、何番目か分からないが三永《みえ》さんのもと旦那の実家であった。
この家には、三永《みえ》さんのもと旦那・渕崎圭佑《ふちざきけいすけ》(以降は圭佑と表記・31歳・ヒラ)と圭佑《けいすけ》のもと嫁(行きずりの男と一緒に失そうした)の連れ子・温大《はると》(中3)と圭佑《けいすけ》の両親・太兵衛《たべえ》(70代)とりつよ(68歳)と太兵衛《たべえ》のおいご・和歌井健一郎《わかいけんいちろう》(以降は健一郎と表記・23歳・大学生)と健一郎の婚約者・近衛《このえ》あずさ(21歳・女子大生)の6人と三永《みえ》さんのあわせて7人が暮らしていた。
食卓には、太兵衛《たべえ》とりつよと健一郎とあずさの4人がいた。
4人は、あずさが作った手料理を食べていた。
圭佑《けいすけ》と三永《みえ》さんは、まだ帰宅していなかった。
温大《はると》は、ものすごい血相で食卓にいる太兵衛《たべえ》に詰め寄った。
「オドレクソジジイ!!」
「やめてくれ〜」
「ぶっ殺してやる!!」
温大《はると》は、右手で太兵衛《たべえ》のえりくびをつかみながら『オドレ!!命でつぐなえ!!』と怒鳴りつけた。
りつよは、ものすごく泣きそうな声で温大《はると》に言うた。
「温大《はると》落ち着いてよ〜…なんでおじいちゃんにひどいことをするのよ〜」
温大《はると》は、8月末までのあいだアメリカ合衆国にある2年制の中学に留学していた。
成績が優秀だったので、9月からは4年制のハイスクールへ進学することが決まった。
しかし、太兵衛《たべえ》が『さびしいさびしい…』と言うたことが原因で今治市内《しない》にある元いた中学校に戻ることになった。
温大《はると》は、気に入らないことがあるごとに太兵衛《たべえ》に暴力をふるっていた。
温大《はると》は、よりし烈な怒りをこめながらりつよに言うた。
「オレはあのままアメリカにいたら、社会で対応した若者になっていたのだ!!それを太兵衛《クソジジイ》が『さびしいさびしい…』と言うて止めた!!」
(ガーン!!)
温大《はると》は、右手に作ったこぶしで太兵衛《たべえ》の頭を殴りつけた。
りつよは、ますます泣きそうな声で温大《はると》に言うた。
「おじいさまは孫がいないとさびしいと言うてるのよ…どうして優しく接することができないの?」
太兵衛《たべえ》は『わるかったよぉ…』と情けない声で言うた。
この時、あずさが『まあまあまあ…』とやさしい声で言いながらあいだにはいって止めた。
「おじいさまは、温大《はると》さんがいないとごはんがおいしくないと言うてるのよ…高校進学についてはみんなで話し合いをして決めたらいいわよ…その前に、ごはんを食べて機嫌なおしてね。」
このあと、あずさは温大《はると》が食べるごはんとみそ汁をつぎはじめた。
温大《はると》は、よりし烈な怒りをこめながらあずさに言うた。
「オラオドレ!!」
「どうしたのよ?」
「いらないことをするな!!」
「私は、温大《はると》さんが食べるごはんとみそ汁をついでいるだけよ〜」
「ふざけるな!!」
(ガツーン!!ガツーン!!ガツーン!!)
思い切りブチ切れた温大《はると》は、あずさの顔をよりし烈な怒りをこめながらグーで3回殴りつけた。
その後、温大《はると》は右足であずさをけりながら言うた。
「オドレぶっ殺してやる!!」
りつよは、泣き叫ぶ声で温大《はると》に言うた。
「温大《はると》!!なんであずささんに暴力をふるうのよ!!」
「だまれ!!あずさはクソナマイキな女だからぶっ殺してやる!!」
「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
大広間にあずさの叫び声が響いた。
この時、温大《はると》が制服のズボンのポケットの中から刃渡りのするどいナイフを取り出した。
温大《はると》は、刃渡りがするどいナイフを使ってあずさが着ていた衣服と下着をズタズタに切り裂いた。
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
りつよは、ものすごくオタついた表情で温大《はると》に言うた。
「温大《はると》やめて!!」
「だまれ!!」
思い切りブチ切れた温大《はると》は、ナイフをカベに向けて投げつけた。
思い切りブチ切れた温大《はると》は、あずさの身体をズタズタになるまで犯した。
太兵衛《たべえ》とりつよと健一郎は、温大《はると》がこわいので止めることができなかった。
………………………
その一方で、太兵衛《たべえ》の言い分は理解しがたい部分ばかりが目立っていた。
家族に迷惑をかけた…
仕事仕事と言うて、家庭をギセイにした…
だから、それまで勤めていた会社をやめてパートに転向した…
…と太兵衛《たべえ》は言うたが、それは手前勝手ないいわけであった。
太兵衛《たべえ》は、勤めていた会社で部下の人に対してパワハラを加えていたことがあった…
それが原因で、部下の人から殴るけるの暴行を受けた…
一時は、死の危機にひんしたが、それでも奇跡的に助かった…
だから太兵衛《たべえ》は、勤めていた会社をやめてスーパーマーケットのパートに転向した。
時間に融通がきくから、早く帰れる…
…と言う理由でパートに転向した太兵衛《たべえ》は、職場の勤務態度が激悪であったその上に早退と無断欠勤《かってにやすむ》ことを繰り返していた。
太兵衛《たべえ》が無関心を通していることが原因で、家庭内暴力が繰り返された…
そのまた一方で、圭佑《けいすけ》と三永《みえ》さんは仕事最優先で温大《はると》は二の次だと言うて逃げ回っていた。
だから状況がより悪化した…
………………………
(ボーッ!!ボーッ!!ボーッ!!)
場面は戻って、1982年夏…
フェリーの甲板《デッキ》にいる三永《みえ》さんは、ぼんやりとした表情で海を見つめながら考え事をしていた。
なんでアタシは…
渕崎《あのボロいえ》に嫁いだのか…
どうして…
どうしてなの…
…………………
またところ変わって、今治市松本町にある特大和風建築の家にて…
「帰ったぞオラ!」
家の中に中学三年の少年の怒鳴り声が響いた。
家は、何番目か分からないが三永《みえ》さんのもと旦那の実家であった。
この家には、三永《みえ》さんのもと旦那・渕崎圭佑《ふちざきけいすけ》(以降は圭佑と表記・31歳・ヒラ)と圭佑《けいすけ》のもと嫁(行きずりの男と一緒に失そうした)の連れ子・温大《はると》(中3)と圭佑《けいすけ》の両親・太兵衛《たべえ》(70代)とりつよ(68歳)と太兵衛《たべえ》のおいご・和歌井健一郎《わかいけんいちろう》(以降は健一郎と表記・23歳・大学生)と健一郎の婚約者・近衛《このえ》あずさ(21歳・女子大生)の6人と三永《みえ》さんのあわせて7人が暮らしていた。
食卓には、太兵衛《たべえ》とりつよと健一郎とあずさの4人がいた。
4人は、あずさが作った手料理を食べていた。
圭佑《けいすけ》と三永《みえ》さんは、まだ帰宅していなかった。
温大《はると》は、ものすごい血相で食卓にいる太兵衛《たべえ》に詰め寄った。
「オドレクソジジイ!!」
「やめてくれ〜」
「ぶっ殺してやる!!」
温大《はると》は、右手で太兵衛《たべえ》のえりくびをつかみながら『オドレ!!命でつぐなえ!!』と怒鳴りつけた。
りつよは、ものすごく泣きそうな声で温大《はると》に言うた。
「温大《はると》落ち着いてよ〜…なんでおじいちゃんにひどいことをするのよ〜」
温大《はると》は、8月末までのあいだアメリカ合衆国にある2年制の中学に留学していた。
成績が優秀だったので、9月からは4年制のハイスクールへ進学することが決まった。
しかし、太兵衛《たべえ》が『さびしいさびしい…』と言うたことが原因で今治市内《しない》にある元いた中学校に戻ることになった。
温大《はると》は、気に入らないことがあるごとに太兵衛《たべえ》に暴力をふるっていた。
温大《はると》は、よりし烈な怒りをこめながらりつよに言うた。
「オレはあのままアメリカにいたら、社会で対応した若者になっていたのだ!!それを太兵衛《クソジジイ》が『さびしいさびしい…』と言うて止めた!!」
(ガーン!!)
温大《はると》は、右手に作ったこぶしで太兵衛《たべえ》の頭を殴りつけた。
りつよは、ますます泣きそうな声で温大《はると》に言うた。
「おじいさまは孫がいないとさびしいと言うてるのよ…どうして優しく接することができないの?」
太兵衛《たべえ》は『わるかったよぉ…』と情けない声で言うた。
この時、あずさが『まあまあまあ…』とやさしい声で言いながらあいだにはいって止めた。
「おじいさまは、温大《はると》さんがいないとごはんがおいしくないと言うてるのよ…高校進学についてはみんなで話し合いをして決めたらいいわよ…その前に、ごはんを食べて機嫌なおしてね。」
このあと、あずさは温大《はると》が食べるごはんとみそ汁をつぎはじめた。
温大《はると》は、よりし烈な怒りをこめながらあずさに言うた。
「オラオドレ!!」
「どうしたのよ?」
「いらないことをするな!!」
「私は、温大《はると》さんが食べるごはんとみそ汁をついでいるだけよ〜」
「ふざけるな!!」
(ガツーン!!ガツーン!!ガツーン!!)
思い切りブチ切れた温大《はると》は、あずさの顔をよりし烈な怒りをこめながらグーで3回殴りつけた。
その後、温大《はると》は右足であずさをけりながら言うた。
「オドレぶっ殺してやる!!」
りつよは、泣き叫ぶ声で温大《はると》に言うた。
「温大《はると》!!なんであずささんに暴力をふるうのよ!!」
「だまれ!!あずさはクソナマイキな女だからぶっ殺してやる!!」
「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
大広間にあずさの叫び声が響いた。
この時、温大《はると》が制服のズボンのポケットの中から刃渡りのするどいナイフを取り出した。
温大《はると》は、刃渡りがするどいナイフを使ってあずさが着ていた衣服と下着をズタズタに切り裂いた。
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
りつよは、ものすごくオタついた表情で温大《はると》に言うた。
「温大《はると》やめて!!」
「だまれ!!」
思い切りブチ切れた温大《はると》は、ナイフをカベに向けて投げつけた。
思い切りブチ切れた温大《はると》は、あずさの身体をズタズタになるまで犯した。
太兵衛《たべえ》とりつよと健一郎は、温大《はると》がこわいので止めることができなかった。
………………………
その一方で、太兵衛《たべえ》の言い分は理解しがたい部分ばかりが目立っていた。
家族に迷惑をかけた…
仕事仕事と言うて、家庭をギセイにした…
だから、それまで勤めていた会社をやめてパートに転向した…
…と太兵衛《たべえ》は言うたが、それは手前勝手ないいわけであった。
太兵衛《たべえ》は、勤めていた会社で部下の人に対してパワハラを加えていたことがあった…
それが原因で、部下の人から殴るけるの暴行を受けた…
一時は、死の危機にひんしたが、それでも奇跡的に助かった…
だから太兵衛《たべえ》は、勤めていた会社をやめてスーパーマーケットのパートに転向した。
時間に融通がきくから、早く帰れる…
…と言う理由でパートに転向した太兵衛《たべえ》は、職場の勤務態度が激悪であったその上に早退と無断欠勤《かってにやすむ》ことを繰り返していた。
太兵衛《たべえ》が無関心を通していることが原因で、家庭内暴力が繰り返された…
そのまた一方で、圭佑《けいすけ》と三永《みえ》さんは仕事最優先で温大《はると》は二の次だと言うて逃げ回っていた。
だから状況がより悪化した…
………………………
(ボーッ!!ボーッ!!ボーッ!!)
場面は戻って、1982年夏…
フェリーの甲板《デッキ》にいる三永《みえ》さんは、ぼんやりとした表情で海を見つめながら考え事をしていた。
なんでアタシは…
渕崎《あのボロいえ》に嫁いだのか…
どうして…
どうしてなの…
…………………