大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【ブランデーグラス】
(ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ…)
時は、8月29日の深夜11時過ぎであった。
またところ変わって、八幡浜市中心部の新町商店街《アーケード》の裏の露地にある雀荘《マージャンや》の店内にて…
この時間、店内にいる客は二岡総裁《そうさい》と田嶋組長《くみちょう》と小林と番頭《ばんと》はんの4人と二岡総裁《そうさい》の付き人の構成員《チンピラ》のあわせて5人がいた。
ユーセンのスピーカーから石原裕次郎さんの歌で『ブランデーグラス』が流れていた。
雀卓《テーブル》についている灰皿に大量の吸いがらが盛られていた。
東の席に座っている二岡総裁《そうさい》が白のスーツのジャケットの内ポケットに入っていたラッキーストライクの箱を取り出した。
この時、箱の中は空っぽだった。
二岡総裁《そうさい》は、南の席に座っている番頭《ばんと》はんに対して声をかけた。
「おい竹宮。」
「へえ。」
「たばこ一本くれや。」
「へえ、ただいま〜」
番頭《ばんと》はんは、ハラマキに入っていたラッキーストライクの新品を取り出したあと二岡総裁《そうさい》に手渡した。
「おう竹宮、気がきくのぉ〜」
「へえ。」
二岡総裁《そうさい》は、ビニールを解いたあと箱の中からたばこを一本取り出した。
二岡総裁《そうさい》が口にたばこをくわえたと同時に、番頭《ばんと》はんがダンヒルのライターに火をつけた。
(カチッ…ポッ…)
その後、たばこの先に火をつけた。
「おおきに…」
二岡総裁《そうさい》は、たばこを一服くゆらせたあと番頭《ばんと》はんに声をかけた。
「竹宮〜」
「へえ。」
「三永《あのおんな》は今も逃げ回っているのか?」
「へえ、そのようでおます。」
「三永《あのおんな》は…わしを裏切ったのだ…」
……………………
またところ変わって、店の外にて…
この時間、露地には人は通っていなかった。
そんな中で、ショルダーバッグを持って旅をしていた私がやって来た。
私は、マージャン店の手前200メートルのところにいた。
この時、二岡総裁《そうさい》と番頭《ばんと》はんの声が外へもれていた。
私は、マージャン店の手前50メートルにある『キンチョーコックローチS』の広告看板がついている電柱の陰にかくれた。
なんで…
なんで番頭《ばんと》はんと二岡総裁《そうさい》たちがマージャン店にいるのだ…
二岡総裁《そうさい》は、怒った声で言うた。
「三永《みえ》は…わしだけの娼婦《おんな》だったのに…わしを裏切って…違う男に乗り換えた!!…ワシは…まだ三永《みえ》を愛しているのだよ!!」
はっ?
どう言うこと?
私は、ものすごくあきれた表情でつぶやいた。
二岡総裁《そうさい》は、このあと泣きそうな声で三永《みえ》さんを愛していたことを口々に言うた。
私は、ゆっくりとした足取りで現場から離れたあと八幡浜港《みなと》へ向かった。
時は、8月29日の深夜11時過ぎであった。
またところ変わって、八幡浜市中心部の新町商店街《アーケード》の裏の露地にある雀荘《マージャンや》の店内にて…
この時間、店内にいる客は二岡総裁《そうさい》と田嶋組長《くみちょう》と小林と番頭《ばんと》はんの4人と二岡総裁《そうさい》の付き人の構成員《チンピラ》のあわせて5人がいた。
ユーセンのスピーカーから石原裕次郎さんの歌で『ブランデーグラス』が流れていた。
雀卓《テーブル》についている灰皿に大量の吸いがらが盛られていた。
東の席に座っている二岡総裁《そうさい》が白のスーツのジャケットの内ポケットに入っていたラッキーストライクの箱を取り出した。
この時、箱の中は空っぽだった。
二岡総裁《そうさい》は、南の席に座っている番頭《ばんと》はんに対して声をかけた。
「おい竹宮。」
「へえ。」
「たばこ一本くれや。」
「へえ、ただいま〜」
番頭《ばんと》はんは、ハラマキに入っていたラッキーストライクの新品を取り出したあと二岡総裁《そうさい》に手渡した。
「おう竹宮、気がきくのぉ〜」
「へえ。」
二岡総裁《そうさい》は、ビニールを解いたあと箱の中からたばこを一本取り出した。
二岡総裁《そうさい》が口にたばこをくわえたと同時に、番頭《ばんと》はんがダンヒルのライターに火をつけた。
(カチッ…ポッ…)
その後、たばこの先に火をつけた。
「おおきに…」
二岡総裁《そうさい》は、たばこを一服くゆらせたあと番頭《ばんと》はんに声をかけた。
「竹宮〜」
「へえ。」
「三永《あのおんな》は今も逃げ回っているのか?」
「へえ、そのようでおます。」
「三永《あのおんな》は…わしを裏切ったのだ…」
……………………
またところ変わって、店の外にて…
この時間、露地には人は通っていなかった。
そんな中で、ショルダーバッグを持って旅をしていた私がやって来た。
私は、マージャン店の手前200メートルのところにいた。
この時、二岡総裁《そうさい》と番頭《ばんと》はんの声が外へもれていた。
私は、マージャン店の手前50メートルにある『キンチョーコックローチS』の広告看板がついている電柱の陰にかくれた。
なんで…
なんで番頭《ばんと》はんと二岡総裁《そうさい》たちがマージャン店にいるのだ…
二岡総裁《そうさい》は、怒った声で言うた。
「三永《みえ》は…わしだけの娼婦《おんな》だったのに…わしを裏切って…違う男に乗り換えた!!…ワシは…まだ三永《みえ》を愛しているのだよ!!」
はっ?
どう言うこと?
私は、ものすごくあきれた表情でつぶやいた。
二岡総裁《そうさい》は、このあと泣きそうな声で三永《みえ》さんを愛していたことを口々に言うた。
私は、ゆっくりとした足取りで現場から離れたあと八幡浜港《みなと》へ向かった。