大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【UZA(ウザ)】
イワマツグループの全メンバーたちが1日も休まずに(日本以外の)海外各地で班ごとの活動に取り組んでいた時に、くだらないもめごとが日本で発生した。
時は、日本時間の3月1日の朝7時半頃であった。
またところ変わって、松山市歩行町《しないかちまち》にあるマンションの一室にて…
この部屋には、てつろうが暮らしていた。
この時、てつろうは電話の応対をしていた。
電話は、職場のセンパイ(38歳・ゆりことてつろうと同じ松山支店に勤務する管理職)からであった。
ゆりこはてつろうと結婚すると思っていたが、てつろうはセンパイから代わりを頼まれていたことが明らかになった。
センパイはゆりこと婚約していたが、6ヶ月前に本店から『6か月の間だけ札幌の支店にテンニンしてくれ〜』と言われたのでものすごく困っていた。
そこでセンパイは、てつろうに対して『6か月の間だけ、ゆりこの婚約者を演じてくれ〜』とたのんだ。
…と言うことで、ゆりことてつろうが結婚する話は大ウソであった。
てつろうは、受話器越しにいるセンパイに対して困った声で言うた。
「センパイ、困りますよ…早く帰って来てください…」
受話器越しにいるセンパイは、ヘラヘラ声で『すまん…職場から…延長を求められた〜』と言うた。
てつろうは、ものすごく困った声で言うた。
「延長を求められたって…話が違いますよ!!」
受話器越しにいるセンパイは、てつろうに対して見苦しい言い訳を言うた。
「潮崎…ほんとうにすまない…職場からあと少しだけ札幌にいてくれと言われたのだよ。」
「少しって、どれくらいですか?」
「だからほんの少しだけだよ~」
「ほんの少しって、どれくらいですか!?」
「だから、そんなに長くないのだよ…少しだけいてくれと言われたのだよ~」
「センパイ、いいかげんにしてくださいよ!!」
「おい潮崎、怒ってるのかよ?」
「センパイ、それじゃあゆりこはどうするつもりですか!?」
受話器越しにいるセンパイは、ものすごくメメシイ声でてつろうに言うた。
「潮崎…オレはくやしいんだよ…3月26日にメルパルクで挙式披露宴を挙げることを楽しみにしていたのだよ…ゆりこと一緒にピースボート(豪華客船)に乗ってハネムーンに行くことを楽しみにしていたのだよ…それが従業員《ポンコツ》のせいで行けなくなったのだよ…従業員《ポンコツ》が音信不通で行方不明になったので…従業員《ポンコツ》がしていたお仕事ができる人がいなくなったのだよ…」
「センパイ!!」
「潮崎…怒んないでくれ〜…札幌支店《サッポロ》の支店長が『人手《ひと》がたりない…』と言うて困っているのだよ…来週の月曜日から育休で従業員さんふたりが休むのだよ…支店長から『(センパイ)くんは仕事が早いから助かっているよ…』と言われたのだよ…仕事が早いのはオレしかいないのだよ〜」
「それじゃあ、挙式披露宴とハネムーンはすてると言うのですね!!」
「潮崎には悪いことをしたと思っているよ…だけど、ほんとうに松山ヘ帰ることができなくなったのだよ。」
「それじゃあ、いつになったら松山《こっち》に帰って来るのですか!?」
「だから、従業員《ポンコツ》が元気になるまで…」
「それはいつ頃ですか!?」
「従業員《ポンコツ》は重度のノイローゼで再起不能におちいったのだよ…従業員《ポンコツ》はきのう…ビョウインに入院したのだよ〜」
「話にならん…」
「潮崎。」
「センパイ!!今回の不始末はセンパイひとりで解決してください!!」
「おい待てよ!!それじゃあゆりこはどうなるのだよ!?潮崎!!オレはお前にゆりこをゆずると言うてるのだぞ!!お前が上司《うえ》のひとの言うことに素直に従って働いているお前をしあわせにしてあげたいのだよ!!おい潮崎!!」
(ガシャーン!!)
思い切りブチ切れたてつろうは、電話をガシャーンと切った。
ふざけるなよ!!
もう許さない!!
思い切りブチ切れたてつろうは、Yシャツにつけていたネクタイを強引にほどいたあとイスに激しく叩きつけた。
この日、てつろうは勝手に仕事を休んだ。
またところ変わって、尾鷲市宮ノ上町《なんきおわせみやのうえちょう》にある特大和風建築の家にて…
家は、てつろうの実家であった。
家には、てつろうの祖父・半兵衛《はんべえ》と母・まさよと長兄・遥輝《はるき》(46歳・行員)と嫂(あによめ)・あずさ(48歳)と一人息子《セガレ》・弘輝《ひろき》(高校生)とシングルきょうだい・隆輝《りゅうき》(39歳・警察署の経理)と昌輝《まさき》(大学生)と和子《かずこ》(19歳・家事手伝い)の合計8人が暮らしていた。
てつろうの祖母は、交通事故で亡くなった…
父親は、親類のオイゴの婚約者の女性を強奪して逃げたあとシッソウした…
(てつろうの父親は、シッソウセンコクが出されたので死亡あつかいになった)
……と言うフクザツな事情を抱えていた。
………………
話は変わって…
家の大広間に家族8人が集まっていた。
テーブルの上には、家事代行サービスの女性さんが作ったあさごはんが並んでいた。
まさよは、あつかましい声で半兵衛《はんべえ》に言うた。
「おじいちゃん!!」
「なんだよぉ〜」
「おじいちゃん!!いつになったら向き合うのよ!?」
「だから、なにに向き合えと言うのだよ〜」
「おじいちゃん!!隆輝《りゅうき》は39よ!!39!!」
「ああもう〜」
「おじいちゃん!!男性の39と40は違うのよ!!」
「だからどう違うと言うのだよ〜」
「40すぎたら(結婚自体の)条件が(少しだけ)悪くなるのよ!!」
「悪くなるからどうしろと言うのだよ〜」
「おじいちゃん!!」
近くで聞いていたあずさがものすごく怒った声でまさよに言うた。
「義母《おかあ》さま!!やめてください!!」
「あずささん…」
「義母《おかあ》さまがひとりでイライラキリキリしていたら、話し合いができなくなるわよ!!」
「分かってるわよ!!だけどおじいちゃんが隆輝《りゅうき》の結婚問題に向き合わずに逃げてばかりいたから怒ったのよ!!」
「ワシは逃げてないよ〜」
「おじいちゃん!!」
「義母《おかあ》さま!!やめてください!!」
(バーン!!)
この時、弘輝《ひろき》が平手打ちでテーブルをバーンと叩いたあと黒の四角いカバンを持って席から離れた。
家事代行サービスの女性さんは、弘輝《ひろき》に対して『お弁当を持って行ってください〜』と言うた。
(バーン!!)
思い切りブチ切れた弘輝《ひろき》は、玄関の戸を激しくしめたあと家から出て行った。
家事代行の女性スタッフさんは、お弁当を持って大広間にやって来たあとまさよに対してものすごく困った声で言うた。
「奥さま!!またお孫さんがお弁当を忘れて行きました〜…」
「困った子ね!!」
「どうしたらいいのでしょうか?」
「ほっときなさい!!あの子は『(仲良しの生徒)くんの母親が作った手作り弁当がおいしいおいしい…』と言うてるのよ!!」
「それでは困ります!!」
まさよは、ものすごく怒った声で遥輝《はるき》に言うた。
「遥輝《はるき》!!」
「なんだよぉ〜」
「あなたはそれでも父親なの!?自分の子どもが人さまのお弁当を食べさせてもらっていることを聞いてなんとも思わないの!?」
「かあさん…あずさはパートに行ってるのだよ…弘輝《ひろき》のお弁当を作る時間がないのだよ〜」
まさよは、ものすごく怒った声で遥輝《はるき》に言うた。
「遥輝《はるき》!!」
「なんだよぉ〜」
「あんたはなんで弘輝《ひろき》を今治の私立高校《コーコー》ヘ行かせたのよ!?」
「弘輝《ひろき》に合った私立高校《コーコー》だから行かせたのだよ…だけど、3年生になったら寮を出て地域で暮らす決まりがあったので、仕方なくうちに帰したのだよ…」
「3年生になったら寮を出てノジュクしろと私立高校《むこう》が言うたのよ!!」
「ノジュクしろとは言うてなかったわよ!!地域で受け入れ可能な場所がありますと…」
「むこうが言うた言葉はめちゃくちゃよ!!」
「かあさん!!むこうは弘輝《ひろき》にノジュクしろと言うたのだよ!!こんなリフジンきわまりない私立高校《コーコー》にいたら、弘輝《ひろき》がだめになるのだよ!!」
「こんなことになるのだったら、今の高校《ガッコー》にはじめから行かせるべきだったわ!!ああ!!大失敗したわ!!」
このあと、遥輝《はるき》は黒の手提げカバンとジャケットを持って席から立ち上がった。
遥輝《はるき》は、あつかましい声でまさよに言うた。
「行ってくる…」
つづいて、あずさもハンドバッグを持って席から立ち上がったあと家から出た。
つづいて、隆輝《りゅうき》も黒の手提げカバンを持って席から立ち上がったあと家から出た。
思い切りブチ切れたまさよは、昌輝《まさき》に対して怒った声で言うた。
「昌輝《まさき》!!」
「なんだよぉ〜」
「昌輝《まさき》は今何回生だと思ってるのよ!?」
「またその話しかよ〜」
「昌輝《まさき》と同い年の大学生たちは来年大学を卒業するのよ!!」
「かあさん!!オレは苦しんでいるのだよ!!」
「いいわけばかり言わないでよ!!」
「かあさんはうるさいのだよ!!ドーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセー…ドーキューセーと聞くだけでもヘドが出るのだよ!!」
「昌輝《まさき》!!」
「大学なんかうざいんだよ!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた昌輝《まさき》は、食卓をけとばしたあと大広間から出て行った。
困ったわねもう…
それからまた数秒後であった。
半兵衛《はんべえ》は、過度に優しい声で和子《かずこ》に言うた。
「和子《かずこ》〜」
「(和子、あつかましい声で言う)なによ!!」
「和子《かずこ》は、いつになったら決めるのかな?」
「だからなにを決めるのよ!?」
「(半兵衛《はんべえ》、メメシイ声で言う)なんでそんなに怒るのだよ〜…おじいちゃんはおだやかに話しがしたいのだよ〜」
「アタシは結婚しない!!」
「どうしてしないのだよ〜」
「イヤと言うたらイヤ!!」
「なんでイヤなのだよ〜」
「男はメメシイから大キライ!!とくにオジイはメメシイからいらつくのよ!!」
「わしのどこがメメシイと言うのだ!?」
「やかましいクソジジイ!!」
(バシャ!!)
思い切りブチ切れた和子《かずこ》は、有田焼の湯のみに入っていた緑茶を半兵衛《はんべえ》にかけた。
半兵衛《はんべえ》は、ものすごく怒った声で言うた。
「わしに暴力をふるう気か!?」
「なさけないわね!!クソジジイ!!」
「ヤロー!!ふざけやがって!!」
「何すんのよ!!」
(ガラガラガラガラガシャーン!!)
思い切りブチ切れた和子《かずこ》と半兵衛《はんべえ》は、食卓をひっくり返したあとドカバキの大ゲンカを繰り広げた。
「ふたりともやめて!!」
まさよは、和子《かずこ》と半兵衛《はんべえ》に対して『やめて!!』と言うた。
和子《かずこ》と半兵衛《はんべえ》が約300分に渡ってドカバキの大ゲンカを繰り広げたので、部屋がめちゃくちゃに壊れた。
時は、日本時間の3月1日の朝7時半頃であった。
またところ変わって、松山市歩行町《しないかちまち》にあるマンションの一室にて…
この部屋には、てつろうが暮らしていた。
この時、てつろうは電話の応対をしていた。
電話は、職場のセンパイ(38歳・ゆりことてつろうと同じ松山支店に勤務する管理職)からであった。
ゆりこはてつろうと結婚すると思っていたが、てつろうはセンパイから代わりを頼まれていたことが明らかになった。
センパイはゆりこと婚約していたが、6ヶ月前に本店から『6か月の間だけ札幌の支店にテンニンしてくれ〜』と言われたのでものすごく困っていた。
そこでセンパイは、てつろうに対して『6か月の間だけ、ゆりこの婚約者を演じてくれ〜』とたのんだ。
…と言うことで、ゆりことてつろうが結婚する話は大ウソであった。
てつろうは、受話器越しにいるセンパイに対して困った声で言うた。
「センパイ、困りますよ…早く帰って来てください…」
受話器越しにいるセンパイは、ヘラヘラ声で『すまん…職場から…延長を求められた〜』と言うた。
てつろうは、ものすごく困った声で言うた。
「延長を求められたって…話が違いますよ!!」
受話器越しにいるセンパイは、てつろうに対して見苦しい言い訳を言うた。
「潮崎…ほんとうにすまない…職場からあと少しだけ札幌にいてくれと言われたのだよ。」
「少しって、どれくらいですか?」
「だからほんの少しだけだよ~」
「ほんの少しって、どれくらいですか!?」
「だから、そんなに長くないのだよ…少しだけいてくれと言われたのだよ~」
「センパイ、いいかげんにしてくださいよ!!」
「おい潮崎、怒ってるのかよ?」
「センパイ、それじゃあゆりこはどうするつもりですか!?」
受話器越しにいるセンパイは、ものすごくメメシイ声でてつろうに言うた。
「潮崎…オレはくやしいんだよ…3月26日にメルパルクで挙式披露宴を挙げることを楽しみにしていたのだよ…ゆりこと一緒にピースボート(豪華客船)に乗ってハネムーンに行くことを楽しみにしていたのだよ…それが従業員《ポンコツ》のせいで行けなくなったのだよ…従業員《ポンコツ》が音信不通で行方不明になったので…従業員《ポンコツ》がしていたお仕事ができる人がいなくなったのだよ…」
「センパイ!!」
「潮崎…怒んないでくれ〜…札幌支店《サッポロ》の支店長が『人手《ひと》がたりない…』と言うて困っているのだよ…来週の月曜日から育休で従業員さんふたりが休むのだよ…支店長から『(センパイ)くんは仕事が早いから助かっているよ…』と言われたのだよ…仕事が早いのはオレしかいないのだよ〜」
「それじゃあ、挙式披露宴とハネムーンはすてると言うのですね!!」
「潮崎には悪いことをしたと思っているよ…だけど、ほんとうに松山ヘ帰ることができなくなったのだよ。」
「それじゃあ、いつになったら松山《こっち》に帰って来るのですか!?」
「だから、従業員《ポンコツ》が元気になるまで…」
「それはいつ頃ですか!?」
「従業員《ポンコツ》は重度のノイローゼで再起不能におちいったのだよ…従業員《ポンコツ》はきのう…ビョウインに入院したのだよ〜」
「話にならん…」
「潮崎。」
「センパイ!!今回の不始末はセンパイひとりで解決してください!!」
「おい待てよ!!それじゃあゆりこはどうなるのだよ!?潮崎!!オレはお前にゆりこをゆずると言うてるのだぞ!!お前が上司《うえ》のひとの言うことに素直に従って働いているお前をしあわせにしてあげたいのだよ!!おい潮崎!!」
(ガシャーン!!)
思い切りブチ切れたてつろうは、電話をガシャーンと切った。
ふざけるなよ!!
もう許さない!!
思い切りブチ切れたてつろうは、Yシャツにつけていたネクタイを強引にほどいたあとイスに激しく叩きつけた。
この日、てつろうは勝手に仕事を休んだ。
またところ変わって、尾鷲市宮ノ上町《なんきおわせみやのうえちょう》にある特大和風建築の家にて…
家は、てつろうの実家であった。
家には、てつろうの祖父・半兵衛《はんべえ》と母・まさよと長兄・遥輝《はるき》(46歳・行員)と嫂(あによめ)・あずさ(48歳)と一人息子《セガレ》・弘輝《ひろき》(高校生)とシングルきょうだい・隆輝《りゅうき》(39歳・警察署の経理)と昌輝《まさき》(大学生)と和子《かずこ》(19歳・家事手伝い)の合計8人が暮らしていた。
てつろうの祖母は、交通事故で亡くなった…
父親は、親類のオイゴの婚約者の女性を強奪して逃げたあとシッソウした…
(てつろうの父親は、シッソウセンコクが出されたので死亡あつかいになった)
……と言うフクザツな事情を抱えていた。
………………
話は変わって…
家の大広間に家族8人が集まっていた。
テーブルの上には、家事代行サービスの女性さんが作ったあさごはんが並んでいた。
まさよは、あつかましい声で半兵衛《はんべえ》に言うた。
「おじいちゃん!!」
「なんだよぉ〜」
「おじいちゃん!!いつになったら向き合うのよ!?」
「だから、なにに向き合えと言うのだよ〜」
「おじいちゃん!!隆輝《りゅうき》は39よ!!39!!」
「ああもう〜」
「おじいちゃん!!男性の39と40は違うのよ!!」
「だからどう違うと言うのだよ〜」
「40すぎたら(結婚自体の)条件が(少しだけ)悪くなるのよ!!」
「悪くなるからどうしろと言うのだよ〜」
「おじいちゃん!!」
近くで聞いていたあずさがものすごく怒った声でまさよに言うた。
「義母《おかあ》さま!!やめてください!!」
「あずささん…」
「義母《おかあ》さまがひとりでイライラキリキリしていたら、話し合いができなくなるわよ!!」
「分かってるわよ!!だけどおじいちゃんが隆輝《りゅうき》の結婚問題に向き合わずに逃げてばかりいたから怒ったのよ!!」
「ワシは逃げてないよ〜」
「おじいちゃん!!」
「義母《おかあ》さま!!やめてください!!」
(バーン!!)
この時、弘輝《ひろき》が平手打ちでテーブルをバーンと叩いたあと黒の四角いカバンを持って席から離れた。
家事代行サービスの女性さんは、弘輝《ひろき》に対して『お弁当を持って行ってください〜』と言うた。
(バーン!!)
思い切りブチ切れた弘輝《ひろき》は、玄関の戸を激しくしめたあと家から出て行った。
家事代行の女性スタッフさんは、お弁当を持って大広間にやって来たあとまさよに対してものすごく困った声で言うた。
「奥さま!!またお孫さんがお弁当を忘れて行きました〜…」
「困った子ね!!」
「どうしたらいいのでしょうか?」
「ほっときなさい!!あの子は『(仲良しの生徒)くんの母親が作った手作り弁当がおいしいおいしい…』と言うてるのよ!!」
「それでは困ります!!」
まさよは、ものすごく怒った声で遥輝《はるき》に言うた。
「遥輝《はるき》!!」
「なんだよぉ〜」
「あなたはそれでも父親なの!?自分の子どもが人さまのお弁当を食べさせてもらっていることを聞いてなんとも思わないの!?」
「かあさん…あずさはパートに行ってるのだよ…弘輝《ひろき》のお弁当を作る時間がないのだよ〜」
まさよは、ものすごく怒った声で遥輝《はるき》に言うた。
「遥輝《はるき》!!」
「なんだよぉ〜」
「あんたはなんで弘輝《ひろき》を今治の私立高校《コーコー》ヘ行かせたのよ!?」
「弘輝《ひろき》に合った私立高校《コーコー》だから行かせたのだよ…だけど、3年生になったら寮を出て地域で暮らす決まりがあったので、仕方なくうちに帰したのだよ…」
「3年生になったら寮を出てノジュクしろと私立高校《むこう》が言うたのよ!!」
「ノジュクしろとは言うてなかったわよ!!地域で受け入れ可能な場所がありますと…」
「むこうが言うた言葉はめちゃくちゃよ!!」
「かあさん!!むこうは弘輝《ひろき》にノジュクしろと言うたのだよ!!こんなリフジンきわまりない私立高校《コーコー》にいたら、弘輝《ひろき》がだめになるのだよ!!」
「こんなことになるのだったら、今の高校《ガッコー》にはじめから行かせるべきだったわ!!ああ!!大失敗したわ!!」
このあと、遥輝《はるき》は黒の手提げカバンとジャケットを持って席から立ち上がった。
遥輝《はるき》は、あつかましい声でまさよに言うた。
「行ってくる…」
つづいて、あずさもハンドバッグを持って席から立ち上がったあと家から出た。
つづいて、隆輝《りゅうき》も黒の手提げカバンを持って席から立ち上がったあと家から出た。
思い切りブチ切れたまさよは、昌輝《まさき》に対して怒った声で言うた。
「昌輝《まさき》!!」
「なんだよぉ〜」
「昌輝《まさき》は今何回生だと思ってるのよ!?」
「またその話しかよ〜」
「昌輝《まさき》と同い年の大学生たちは来年大学を卒業するのよ!!」
「かあさん!!オレは苦しんでいるのだよ!!」
「いいわけばかり言わないでよ!!」
「かあさんはうるさいのだよ!!ドーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセードーキューセー…ドーキューセーと聞くだけでもヘドが出るのだよ!!」
「昌輝《まさき》!!」
「大学なんかうざいんだよ!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた昌輝《まさき》は、食卓をけとばしたあと大広間から出て行った。
困ったわねもう…
それからまた数秒後であった。
半兵衛《はんべえ》は、過度に優しい声で和子《かずこ》に言うた。
「和子《かずこ》〜」
「(和子、あつかましい声で言う)なによ!!」
「和子《かずこ》は、いつになったら決めるのかな?」
「だからなにを決めるのよ!?」
「(半兵衛《はんべえ》、メメシイ声で言う)なんでそんなに怒るのだよ〜…おじいちゃんはおだやかに話しがしたいのだよ〜」
「アタシは結婚しない!!」
「どうしてしないのだよ〜」
「イヤと言うたらイヤ!!」
「なんでイヤなのだよ〜」
「男はメメシイから大キライ!!とくにオジイはメメシイからいらつくのよ!!」
「わしのどこがメメシイと言うのだ!?」
「やかましいクソジジイ!!」
(バシャ!!)
思い切りブチ切れた和子《かずこ》は、有田焼の湯のみに入っていた緑茶を半兵衛《はんべえ》にかけた。
半兵衛《はんべえ》は、ものすごく怒った声で言うた。
「わしに暴力をふるう気か!?」
「なさけないわね!!クソジジイ!!」
「ヤロー!!ふざけやがって!!」
「何すんのよ!!」
(ガラガラガラガラガシャーン!!)
思い切りブチ切れた和子《かずこ》と半兵衛《はんべえ》は、食卓をひっくり返したあとドカバキの大ゲンカを繰り広げた。
「ふたりともやめて!!」
まさよは、和子《かずこ》と半兵衛《はんべえ》に対して『やめて!!』と言うた。
和子《かずこ》と半兵衛《はんべえ》が約300分に渡ってドカバキの大ゲンカを繰り広げたので、部屋がめちゃくちゃに壊れた。