大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【化石の森】
話は、1982年に戻る…
私は、9月4日から11日までのあいだにかけて鹿児島県薩摩地方から熊本県の沿岸部の各地をまわって三永《みえ》さんを探した。
しかし、三永《みえ》さんはどこにもいなかった。
大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんの居場所を知っているのはしずくさんとほたるさんであった。
しずくさんとほたるさんの居場所を知っているのは三永《みえ》さんであった。
大急ぎで三永《みえ》さんを見つけないと…
手遅れになる…
私の気持ちは、ひどくあせっていた。
……………………
時は、9月13日の午前11時過ぎであった。
またところ変わって、にしてつ久留米駅の前の商店街《アーケードがい》にある純喫茶店にて…
私は、和歌井健一郎《わかいけんいちろう》の実母で太兵衛《たべえ》の次姉《にばんめのあね》にあたる和歌井《わかい》よしのと会った。
テーブルの上には、スマトラ(ブレンドコーヒー)が入っている白のコーヒーカップが並んでいた。
よしのと私は、向かいあった状態で座っていた。
よしのは、私に対して太兵衛《たべえ》の悪口をボロクソに言いまくった。
「太兵衛《たべえ》は、生まれた時から性格の悪い子でした…もめごとはしょっちゅう起こしていた…職も転々としていた…女に関するもめごともたくさん犯した…」
「そうですか…分かりました〜」
私は万年筆を使って手帳にメモ書きをしたあと、手帳に記載されているメモの内容をよしのにたずねてみた。
「話は分かりました…あの…気になる点を2〜3点おたずねしてもよろしいでしょうか?」
「はい。」
「太兵衛《たべえ》さんは、最初に就職した会社をやめられたあとどちらへ転職なされたのですか?」
「今治市共栄町《きょうえいちょう》にある(スーパー)フジです。」
「(スーパー)フジに転職なされたのですね。」
「はい。」
「それはなんでですか?」
「太兵衛《たべえ》は『テージになったら帰宅できるお仕事に変えたい〜』と言うたからですよ〜」
「はっ?」
「太兵衛《たべえ》は『家族たちにもうしわけないことをした〜』と言うたので『テージに帰宅できる職場に変えたい〜』と言うたのですよ〜」
ものすごくいいわけがましい声で言うたよしのに対して、私はこう言うた。
「失礼ですが、それはどう言う意味でしょうか?」
「どう言う意味って?」
「『家族に対してもうしわけないことをしたからテージに帰宅できる職場に変わった〜』と言う言葉の意味が理解できません〜」
「えっ?」
「奥さま、太兵衛《たべえ》さんが(スーパー)フジに転職する前はどちらで働いていたのですか?」
「えーと…今治市内にある保険代理店《ほけんや》です。」
「保険代理店《ほけんや》?」
「はい。」
「その当時の太兵衛《たべえ》さんのお給料はいくらでしたか?」
「手取りで…22万円でした。」
私は、万年筆を使って手帳にメモしながら『保険代理店《ほけんや》で手取り22万円…』と言うたあとよしのにたずねた。
「保険代理店《ほけんや》の勤務時間は?」
「朝9時から5時のあいだでしたよ〜」
「それでもテージに帰宅できると思いますが…」
「ところがそうではなかったのです〜」
「どうして?」
「太兵衛《たべえ》は、仕事が終わったあとまっすぐに家に帰らずに上のひとの家に行ってました。」
「上のひとの家に行ってた?」
「ええ。」
「そこで何をしていたのですか?」
「何をしていたって…カケマージャンしていたのですよ〜」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながら『上のひとの家でカケマージャンをしていた…』と言うたあとよしのに言うた。
「あの〜」
「はい。」
「太兵衛《たべえ》さんのほかに上のひとの家でカケマージャンをしていた人は何人くらいいたのですか?」
「2人です…2人は未婚の男性従業員さんだったと思います。」
「そうですか…」
よしのは、私に対して困った声で言うた。
「太兵衛《たべえ》はその時…家にいるのがイヤだったのです…家が大キライだったのです…」
「そうですか…それじゃあ、なんで女房と結婚したのかな?」
「太兵衛《たべえ》の性格を直すために結婚させました!!」
「そうですか…それは何年前のことですか?」
「4年前です!!」
「4年前?」
「太兵衛《たべえ》の妻になった女性《ひと》は、離婚歴がある女性《ひと》です…圭佑《けいすけ》は、内縁の夫の子どもだったと思うわ…太兵衛《たべえ》の妻になった女性《ひと》は、数え切れないほど離婚と再婚を繰り返していました…長くても半年…ひどい場合には、3日目に離婚した…もっともひどい場合には婚姻届を出してから3分後に離婚した…と言うことがあったのよ〜」
婚姻届を出してから3分後に離婚…
なんだそりゃ…
私は、拍子抜けした表情でつぶやいたあとこう言うた。
「話はよく分かりました…奥さま。」
「はい。」
「太兵衛《たべえ》さんをご存じの方にお話を聞こうと思いますが…久留米周辺の地域に太兵衛《たべえ》さんのことをご存じの方はいらっしゃいますか?」
「えっ?」
「ですから、太兵衛《たべえ》さんと同じ職場にいた方にお会いしたいのです。」
「そうねぇ…あっ、思い出したわ。」
「はい。」
「光岡《てるおか》にフジで働いていた男性従業員《じゅうぎょういん》さんの葛田《かつらだ》さんと言う方が住んでいるのよ…その方に聞いたら分かると思います。」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながら『光岡《てるおか》の葛田《かつらだ》さま…』と言うた。
光岡《てるおか》と言えば、大分県西部の日田市…
日田市へ行けば、なにかわかるかもしれない…
………………………
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
それからまた2時間後であった。
私は、国鉄久大本線《きゅうだいせん》の急行列車に乗って旅に出た。
………………………
時は、午後3時過ぎであった。
またところ変わって、国鉄光岡駅《てるおかえき》の待合室にて…
私は、地元で暮らしている葛田《かつらだ》さんと一緒にお話をしていた。
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしていた。
葛田《かつらだ》さんは、私に対して太兵衛《たべえ》がフジで働いていた時のことをひと通り話した。
聞いた話によると、太兵衛《たべえ》の勤務態度は良好でテージになったらまっすぐ帰宅する…かせいだお給料はきちんと家に入れていたなど…
問題はなかった。
しかし、太兵衛《たべえ》は2年ほど前から様子がおかしくなった…
葛田《かつらだ》さんから話を聞いた私は、葛田《かつらだ》さんにこう言うた。
「2年前から様子がおかしくなった?…それはどう言うことでしょうか?」
「さあ、よくわかりませんけど〜」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながら『よく分からない…か…』と言うたあと葛田《かつらだ》さんに言うた。
「あの〜、2〜3点ほどおたずねしたいことがございますがよろしいでしょうか?」
「はい。」
「まず1点目…太兵衛《たべえ》さんの様子がおかしくなる前は問題になることは…」
「ありませんでした。」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながら『なかった…』と言うた。
葛田《かつらだ》さんは、私に対してこう言うた。
「太兵衛《たべえ》さんはすごくいい人でしたよ…まわりのひとたちに対する気づかいができる人でした…仕事がわからない時は『分からないので教えてください〜』と言うてましたよ〜」
「分かりました…あともう1点おたずねしますが、太兵衛《たべえ》さんの様子がおかしくなったことについてですが…太兵衛《たべえ》さんのまわりでおめでたいお話はありましたか?」
「それはありましたね〜」
「ありましたか〜」
「従業員さんたちのお祝いごとはよくありましたよ〜」
「それはそうですけど…たとえば、従業員さんのお子さまが大学受験に合格したとか…あるいは、従業員さんのお子さまが幼なじみの人にプロポーズしたとか…」
「それはよくありますよ〜…ですが、太兵衛《たべえ》さんは従業員さんたちのお祝い事をスナオに喜べる人ですよ…『うらやましいな〜』と言うたことはめったにないですよ〜」
「そうですか…分かりました。」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながらつぶやいた。
ほんとうかな…
そのようには見えないけど…
………………………
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、夕方5時半頃であった。
私は、国鉄久大本線の各駅停車《どんこう》に乗って久留米方面へ引き返した。
私は、ぼんやりとした表情で窓に写る風景を見つめながら考え事をした。
おかしい…
これはジンジョウではない…
なにかウラがあるぞ…
………………………
私は、9月4日から11日までのあいだにかけて鹿児島県薩摩地方から熊本県の沿岸部の各地をまわって三永《みえ》さんを探した。
しかし、三永《みえ》さんはどこにもいなかった。
大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんの居場所を知っているのはしずくさんとほたるさんであった。
しずくさんとほたるさんの居場所を知っているのは三永《みえ》さんであった。
大急ぎで三永《みえ》さんを見つけないと…
手遅れになる…
私の気持ちは、ひどくあせっていた。
……………………
時は、9月13日の午前11時過ぎであった。
またところ変わって、にしてつ久留米駅の前の商店街《アーケードがい》にある純喫茶店にて…
私は、和歌井健一郎《わかいけんいちろう》の実母で太兵衛《たべえ》の次姉《にばんめのあね》にあたる和歌井《わかい》よしのと会った。
テーブルの上には、スマトラ(ブレンドコーヒー)が入っている白のコーヒーカップが並んでいた。
よしのと私は、向かいあった状態で座っていた。
よしのは、私に対して太兵衛《たべえ》の悪口をボロクソに言いまくった。
「太兵衛《たべえ》は、生まれた時から性格の悪い子でした…もめごとはしょっちゅう起こしていた…職も転々としていた…女に関するもめごともたくさん犯した…」
「そうですか…分かりました〜」
私は万年筆を使って手帳にメモ書きをしたあと、手帳に記載されているメモの内容をよしのにたずねてみた。
「話は分かりました…あの…気になる点を2〜3点おたずねしてもよろしいでしょうか?」
「はい。」
「太兵衛《たべえ》さんは、最初に就職した会社をやめられたあとどちらへ転職なされたのですか?」
「今治市共栄町《きょうえいちょう》にある(スーパー)フジです。」
「(スーパー)フジに転職なされたのですね。」
「はい。」
「それはなんでですか?」
「太兵衛《たべえ》は『テージになったら帰宅できるお仕事に変えたい〜』と言うたからですよ〜」
「はっ?」
「太兵衛《たべえ》は『家族たちにもうしわけないことをした〜』と言うたので『テージに帰宅できる職場に変えたい〜』と言うたのですよ〜」
ものすごくいいわけがましい声で言うたよしのに対して、私はこう言うた。
「失礼ですが、それはどう言う意味でしょうか?」
「どう言う意味って?」
「『家族に対してもうしわけないことをしたからテージに帰宅できる職場に変わった〜』と言う言葉の意味が理解できません〜」
「えっ?」
「奥さま、太兵衛《たべえ》さんが(スーパー)フジに転職する前はどちらで働いていたのですか?」
「えーと…今治市内にある保険代理店《ほけんや》です。」
「保険代理店《ほけんや》?」
「はい。」
「その当時の太兵衛《たべえ》さんのお給料はいくらでしたか?」
「手取りで…22万円でした。」
私は、万年筆を使って手帳にメモしながら『保険代理店《ほけんや》で手取り22万円…』と言うたあとよしのにたずねた。
「保険代理店《ほけんや》の勤務時間は?」
「朝9時から5時のあいだでしたよ〜」
「それでもテージに帰宅できると思いますが…」
「ところがそうではなかったのです〜」
「どうして?」
「太兵衛《たべえ》は、仕事が終わったあとまっすぐに家に帰らずに上のひとの家に行ってました。」
「上のひとの家に行ってた?」
「ええ。」
「そこで何をしていたのですか?」
「何をしていたって…カケマージャンしていたのですよ〜」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながら『上のひとの家でカケマージャンをしていた…』と言うたあとよしのに言うた。
「あの〜」
「はい。」
「太兵衛《たべえ》さんのほかに上のひとの家でカケマージャンをしていた人は何人くらいいたのですか?」
「2人です…2人は未婚の男性従業員さんだったと思います。」
「そうですか…」
よしのは、私に対して困った声で言うた。
「太兵衛《たべえ》はその時…家にいるのがイヤだったのです…家が大キライだったのです…」
「そうですか…それじゃあ、なんで女房と結婚したのかな?」
「太兵衛《たべえ》の性格を直すために結婚させました!!」
「そうですか…それは何年前のことですか?」
「4年前です!!」
「4年前?」
「太兵衛《たべえ》の妻になった女性《ひと》は、離婚歴がある女性《ひと》です…圭佑《けいすけ》は、内縁の夫の子どもだったと思うわ…太兵衛《たべえ》の妻になった女性《ひと》は、数え切れないほど離婚と再婚を繰り返していました…長くても半年…ひどい場合には、3日目に離婚した…もっともひどい場合には婚姻届を出してから3分後に離婚した…と言うことがあったのよ〜」
婚姻届を出してから3分後に離婚…
なんだそりゃ…
私は、拍子抜けした表情でつぶやいたあとこう言うた。
「話はよく分かりました…奥さま。」
「はい。」
「太兵衛《たべえ》さんをご存じの方にお話を聞こうと思いますが…久留米周辺の地域に太兵衛《たべえ》さんのことをご存じの方はいらっしゃいますか?」
「えっ?」
「ですから、太兵衛《たべえ》さんと同じ職場にいた方にお会いしたいのです。」
「そうねぇ…あっ、思い出したわ。」
「はい。」
「光岡《てるおか》にフジで働いていた男性従業員《じゅうぎょういん》さんの葛田《かつらだ》さんと言う方が住んでいるのよ…その方に聞いたら分かると思います。」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながら『光岡《てるおか》の葛田《かつらだ》さま…』と言うた。
光岡《てるおか》と言えば、大分県西部の日田市…
日田市へ行けば、なにかわかるかもしれない…
………………………
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
それからまた2時間後であった。
私は、国鉄久大本線《きゅうだいせん》の急行列車に乗って旅に出た。
………………………
時は、午後3時過ぎであった。
またところ変わって、国鉄光岡駅《てるおかえき》の待合室にて…
私は、地元で暮らしている葛田《かつらだ》さんと一緒にお話をしていた。
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしていた。
葛田《かつらだ》さんは、私に対して太兵衛《たべえ》がフジで働いていた時のことをひと通り話した。
聞いた話によると、太兵衛《たべえ》の勤務態度は良好でテージになったらまっすぐ帰宅する…かせいだお給料はきちんと家に入れていたなど…
問題はなかった。
しかし、太兵衛《たべえ》は2年ほど前から様子がおかしくなった…
葛田《かつらだ》さんから話を聞いた私は、葛田《かつらだ》さんにこう言うた。
「2年前から様子がおかしくなった?…それはどう言うことでしょうか?」
「さあ、よくわかりませんけど〜」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながら『よく分からない…か…』と言うたあと葛田《かつらだ》さんに言うた。
「あの〜、2〜3点ほどおたずねしたいことがございますがよろしいでしょうか?」
「はい。」
「まず1点目…太兵衛《たべえ》さんの様子がおかしくなる前は問題になることは…」
「ありませんでした。」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながら『なかった…』と言うた。
葛田《かつらだ》さんは、私に対してこう言うた。
「太兵衛《たべえ》さんはすごくいい人でしたよ…まわりのひとたちに対する気づかいができる人でした…仕事がわからない時は『分からないので教えてください〜』と言うてましたよ〜」
「分かりました…あともう1点おたずねしますが、太兵衛《たべえ》さんの様子がおかしくなったことについてですが…太兵衛《たべえ》さんのまわりでおめでたいお話はありましたか?」
「それはありましたね〜」
「ありましたか〜」
「従業員さんたちのお祝いごとはよくありましたよ〜」
「それはそうですけど…たとえば、従業員さんのお子さまが大学受験に合格したとか…あるいは、従業員さんのお子さまが幼なじみの人にプロポーズしたとか…」
「それはよくありますよ〜…ですが、太兵衛《たべえ》さんは従業員さんたちのお祝い事をスナオに喜べる人ですよ…『うらやましいな〜』と言うたことはめったにないですよ〜」
「そうですか…分かりました。」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながらつぶやいた。
ほんとうかな…
そのようには見えないけど…
………………………
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、夕方5時半頃であった。
私は、国鉄久大本線の各駅停車《どんこう》に乗って久留米方面へ引き返した。
私は、ぼんやりとした表情で窓に写る風景を見つめながら考え事をした。
おかしい…
これはジンジョウではない…
なにかウラがあるぞ…
………………………