大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【傾いた道しるべ】
時は、10月16日の午前10時半頃であった。
またところ変わって、松本市沢村1丁目にある公園にて…
私は、公園にいた50代の男性と会って話をしていた。
男性は、戦時中にチランの特攻隊の基地に在籍していた。
男性は、その当時のことについて私に話した。
「くわしい日時はおぼえてないけど、たしか…入隊してから2日目の晩だったと思います。」
「2日目の晩?」
「ええ…太兵衛《たべえ》さんは、私たちに対して『ビッグチャンスを手に入れたから…』と言うていました。」
「ビッグチャンスを手に入れた?」
「ええ。」
「それはどう言う意味ですか?」
「軍隊にいるのがイヤになったと言うことですよ〜」
「そうですか…」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながら『意味がまったく分からない…』とつぶやいた。
男性は『ああ、思い出した〜』と言うたあと私に声をかけた。
「コリントさん、実は…基地の近くで複数人の男たちがいたのです。」
「基地の近くに複数人の男たちがいた?」
「ええ。」
「もしかしたら、太兵衛《たべえ》さんが男たちがミツダンを聞いたのかもしれない!!」
「それがビッグチャンスと言うことですよ!!」
「まさか…」
ことの次第を聞いた私は、より激しい不安に襲われた。
それからまた80分後であった。
またところ変わって、松本市中央1丁目にある理容院にて…
私は、理容院に来ていた60代の男性客と話をしていた。
男性客は、太兵衛《たべえ》と同じ時期に礼状《アカガミ》を受け取ったあとチランの特攻隊の基地へ行った。
男性客は、私に対して複数人の男たちがしていたミツダンの内容を話した。
「複数人の男たちが話していたのは…たしか…セヴァスチャンと言うじいさんが重度の認知症におちいったと言う話だったよ〜」
「なんだって!?セヴァスチャンじいさんが重度の認知症になったって!?」
「ああ、そう言ってた…(となりに座っている男性客に言う)なあ、そう言ってたな〜」
となりに座っていた男性客は『ああ、そう言ってた〜』と言うたあとこう言うた。
「『セヴァスチャンと言うじいさんが重度の認知症におちいったので、超ばくだいな財産が凍結されるかもしれない…』と言うたあと、切羽詰まった様子で話をしていたよ〜」
「…と言うことは、その話を聞いた太兵衛《たべえ》さんは…超ばくだいな財産がほしいから脱走したと言うこと?」
「そう言うことだよ〜」
「あの、太兵衛《たべえ》さんが脱走した事件は、みなさまはご存じですよね。」
「ああ、知ってるよ〜」
「太兵衛《たべえ》さんは、どうやって基地から脱走したのですか!?」
「見回りに来た上官の頭をかたいもので殴り付けたあと拳銃《てっぽう》を強奪した…その後、銃乱射事件を起こして逃走した。」
「銃乱射事件を起こした!?」
「ああ。」
「その後、太兵衛《たべえ》さんは?」
「貨物列車に乗り込んで逃走したよ。」
「貨物列車に乗って…そのままナオエツへ向かった…」
「そう言うことだよ…なあ。」
「ああ、そうだよ。」
男性客たちから話を聞いた私は、より不安な表情でつぶやいた。
イワマツの財産一式が凍結されたかもしれない…
どうしたらいいのだ…
……………………
またところ変わって、松本市沢村1丁目にある公園にて…
私は、公園にいた50代の男性と会って話をしていた。
男性は、戦時中にチランの特攻隊の基地に在籍していた。
男性は、その当時のことについて私に話した。
「くわしい日時はおぼえてないけど、たしか…入隊してから2日目の晩だったと思います。」
「2日目の晩?」
「ええ…太兵衛《たべえ》さんは、私たちに対して『ビッグチャンスを手に入れたから…』と言うていました。」
「ビッグチャンスを手に入れた?」
「ええ。」
「それはどう言う意味ですか?」
「軍隊にいるのがイヤになったと言うことですよ〜」
「そうですか…」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きをしながら『意味がまったく分からない…』とつぶやいた。
男性は『ああ、思い出した〜』と言うたあと私に声をかけた。
「コリントさん、実は…基地の近くで複数人の男たちがいたのです。」
「基地の近くに複数人の男たちがいた?」
「ええ。」
「もしかしたら、太兵衛《たべえ》さんが男たちがミツダンを聞いたのかもしれない!!」
「それがビッグチャンスと言うことですよ!!」
「まさか…」
ことの次第を聞いた私は、より激しい不安に襲われた。
それからまた80分後であった。
またところ変わって、松本市中央1丁目にある理容院にて…
私は、理容院に来ていた60代の男性客と話をしていた。
男性客は、太兵衛《たべえ》と同じ時期に礼状《アカガミ》を受け取ったあとチランの特攻隊の基地へ行った。
男性客は、私に対して複数人の男たちがしていたミツダンの内容を話した。
「複数人の男たちが話していたのは…たしか…セヴァスチャンと言うじいさんが重度の認知症におちいったと言う話だったよ〜」
「なんだって!?セヴァスチャンじいさんが重度の認知症になったって!?」
「ああ、そう言ってた…(となりに座っている男性客に言う)なあ、そう言ってたな〜」
となりに座っていた男性客は『ああ、そう言ってた〜』と言うたあとこう言うた。
「『セヴァスチャンと言うじいさんが重度の認知症におちいったので、超ばくだいな財産が凍結されるかもしれない…』と言うたあと、切羽詰まった様子で話をしていたよ〜」
「…と言うことは、その話を聞いた太兵衛《たべえ》さんは…超ばくだいな財産がほしいから脱走したと言うこと?」
「そう言うことだよ〜」
「あの、太兵衛《たべえ》さんが脱走した事件は、みなさまはご存じですよね。」
「ああ、知ってるよ〜」
「太兵衛《たべえ》さんは、どうやって基地から脱走したのですか!?」
「見回りに来た上官の頭をかたいもので殴り付けたあと拳銃《てっぽう》を強奪した…その後、銃乱射事件を起こして逃走した。」
「銃乱射事件を起こした!?」
「ああ。」
「その後、太兵衛《たべえ》さんは?」
「貨物列車に乗り込んで逃走したよ。」
「貨物列車に乗って…そのままナオエツへ向かった…」
「そう言うことだよ…なあ。」
「ああ、そうだよ。」
男性客たちから話を聞いた私は、より不安な表情でつぶやいた。
イワマツの財産一式が凍結されたかもしれない…
どうしたらいいのだ…
……………………