大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【お金をちょうだい】
時は、夜7時10分頃であった。
またところ変わって、国電長崎駅前の広場にて…
広場におおぜいの人たちが集まっていた。
ショルダーバッグを持ってフェリーから降りた私は、今夜のねどこを探していた。
この時であった。
私の後ろの方で女性の声が聞こえた。
「コリントさま…コリントさま〜」
私がうしろを向いた時であった。
濃い紫のふりそでとと濃いピンクの帯姿のしずくさんがいた。
私は、おどろいた声でしずくさんに言うた。
「しずくさん!!しずくさん!!」
「コリントさん。」
「いまの今頃までどちらに行かれていたのですか!?」
「ごめんなさい…コリントさんにご心配をかけてもうしわけございませんでした。」
「ああ、ご無事でよかった〜」
しずくさんは、私に対してこう言うた。
「コリントさん…晩ごはんはまだですか?」
「ええ、まだですけど…」
「ちょうどよかったわ…この近くにちゃんぽんがうまい居酒屋《おみせ》があるのよ…一緒に行きましょう。」
……………………
それからまた40分後であった。
またところ変わって、長崎市新大工町《しないしんだいくまち》にある居酒屋にて…
しずくさんと私は、店内にある座敷席にいた。
テーブルの上には、懐石料理がならんでいた。
しずくさんは、キリコ細工の徳利に入っている日本酒《おさけ》を私の右手に持っているキリコ細工のおちょこにつぎながら私に言うた。
「コリントさん。」
「はい。」
「今ごろまでどこにいたの?」
「五島《ごとう》の福江です。」
「福江。」
「はい…行方不明になったほたるさんを捜していました。」
「ほたるちゃんをさがしていたのね。」
「ええ。」
私が酒をのもうとした時に、しずくさんが私に対して無理な頼み事をした。
「コリントさん。」
「なんでしょうか?」
「コリントさん、お金持っているの?」
「必要最低限の生活費は持っていますけど…」
しずくさんは、私に対してつらそうな表情で言うた。
「うちは…5000万いるのよ。」
「5000万…なんで5000万円がいるのですか?」
ものすごくつらそうな表情を浮かべているしずくさんは、なにも答えなかった。
私は、キリコ細工のおちょこをテーブルに置いたあとしずくさんに対してややイラついた表情で言うた。
「しずくさん!!しずくさん!!」
私に怒鳴られたしずくさんは、はっとわれにかえったあと私に言うた。
「コリントさんごめんなさい。」
「ごめんなさいじゃないですよ!!」
私にどなられたしずくさんは、ものすごくつらそうな表情を浮かべながらコンワクしていた。
私は、怒った声でしずくさんに言うた。
「しずくさん、私はしずくさんに怒りたくなかったけど…しずくさんは大事なことを忘れているよ!!」
「大事なことを忘れているって?」
「しずくさん!!あなたこの最近生活態度が悪いみたいだね!!」
「そんなことはないわよ…お金の大事さはよく分かっているわよ〜」
「それならなんで5000万円がいると私に言うたのですか!?」
「あったらでいいからと言うたのよ…だめだったら3000万…1000万でいいから〜…」
私は、ものすごく怒った声でしずくさんに言うた。
「金額を下げればいいと言うもんじゃねえんだよ!!」
「分かってるわよ〜」
「それよりもしずくさん!!しずくさんは千万単位の大金《かね》の使い道をきちんと説明してよ!!」
「これから説明しようと思っていたのよ〜」
ふざけるなよオドレ!!
私は、今にも怒りがフンシュツしそうになった。
しずくさんは、ものすごくつらい表情で私に言うた。
「うちは、助けたい人がいるのよ〜」
「助けたい人がいる?」
「うん。」
「それはどなたですか?」
「だから、人助けをするために5000万がいるのよ。」
「その方はどなたですか!?」
「話すわよ…だけどその前においしいお酒をのんでから…」
私は、よりし烈な怒りをこめながら『ふざけるな!!』と言うたあとショルダーバッグを持って席を立った。
しずくさんがつらそうな表情で『もう帰るの?』と言うたので、私はものすごく怒った声でしずくさんに言い返した。
「しずくさんはほかにたよる人間はいないのですか!?」
しずくさんは、居直った声で私に言うた。
「いないわよ〜…いないからコリントさんにたのもうと…」
私は、ものすごく怒った声でしずくさんに言うた。
「そう言うあんたはどこのどこまでお人好しなんだよ!!あんたが助けたい人は誰なんだよ!?ろくでなしの男を助けるカネがあるのだったら、店の経営資金に使えよ!!…ふざけるな!!」
その後、私はショルダーバッグを持って奥座敷から出た。
私にどなられたしずくさんは、シュンとした表情を浮かべていた。
……………………
(二人分のノミ代は、私が全部払いました!!)
またところ変わって、国電長崎駅前の広場にて…
広場におおぜいの人たちが集まっていた。
ショルダーバッグを持ってフェリーから降りた私は、今夜のねどこを探していた。
この時であった。
私の後ろの方で女性の声が聞こえた。
「コリントさま…コリントさま〜」
私がうしろを向いた時であった。
濃い紫のふりそでとと濃いピンクの帯姿のしずくさんがいた。
私は、おどろいた声でしずくさんに言うた。
「しずくさん!!しずくさん!!」
「コリントさん。」
「いまの今頃までどちらに行かれていたのですか!?」
「ごめんなさい…コリントさんにご心配をかけてもうしわけございませんでした。」
「ああ、ご無事でよかった〜」
しずくさんは、私に対してこう言うた。
「コリントさん…晩ごはんはまだですか?」
「ええ、まだですけど…」
「ちょうどよかったわ…この近くにちゃんぽんがうまい居酒屋《おみせ》があるのよ…一緒に行きましょう。」
……………………
それからまた40分後であった。
またところ変わって、長崎市新大工町《しないしんだいくまち》にある居酒屋にて…
しずくさんと私は、店内にある座敷席にいた。
テーブルの上には、懐石料理がならんでいた。
しずくさんは、キリコ細工の徳利に入っている日本酒《おさけ》を私の右手に持っているキリコ細工のおちょこにつぎながら私に言うた。
「コリントさん。」
「はい。」
「今ごろまでどこにいたの?」
「五島《ごとう》の福江です。」
「福江。」
「はい…行方不明になったほたるさんを捜していました。」
「ほたるちゃんをさがしていたのね。」
「ええ。」
私が酒をのもうとした時に、しずくさんが私に対して無理な頼み事をした。
「コリントさん。」
「なんでしょうか?」
「コリントさん、お金持っているの?」
「必要最低限の生活費は持っていますけど…」
しずくさんは、私に対してつらそうな表情で言うた。
「うちは…5000万いるのよ。」
「5000万…なんで5000万円がいるのですか?」
ものすごくつらそうな表情を浮かべているしずくさんは、なにも答えなかった。
私は、キリコ細工のおちょこをテーブルに置いたあとしずくさんに対してややイラついた表情で言うた。
「しずくさん!!しずくさん!!」
私に怒鳴られたしずくさんは、はっとわれにかえったあと私に言うた。
「コリントさんごめんなさい。」
「ごめんなさいじゃないですよ!!」
私にどなられたしずくさんは、ものすごくつらそうな表情を浮かべながらコンワクしていた。
私は、怒った声でしずくさんに言うた。
「しずくさん、私はしずくさんに怒りたくなかったけど…しずくさんは大事なことを忘れているよ!!」
「大事なことを忘れているって?」
「しずくさん!!あなたこの最近生活態度が悪いみたいだね!!」
「そんなことはないわよ…お金の大事さはよく分かっているわよ〜」
「それならなんで5000万円がいると私に言うたのですか!?」
「あったらでいいからと言うたのよ…だめだったら3000万…1000万でいいから〜…」
私は、ものすごく怒った声でしずくさんに言うた。
「金額を下げればいいと言うもんじゃねえんだよ!!」
「分かってるわよ〜」
「それよりもしずくさん!!しずくさんは千万単位の大金《かね》の使い道をきちんと説明してよ!!」
「これから説明しようと思っていたのよ〜」
ふざけるなよオドレ!!
私は、今にも怒りがフンシュツしそうになった。
しずくさんは、ものすごくつらい表情で私に言うた。
「うちは、助けたい人がいるのよ〜」
「助けたい人がいる?」
「うん。」
「それはどなたですか?」
「だから、人助けをするために5000万がいるのよ。」
「その方はどなたですか!?」
「話すわよ…だけどその前においしいお酒をのんでから…」
私は、よりし烈な怒りをこめながら『ふざけるな!!』と言うたあとショルダーバッグを持って席を立った。
しずくさんがつらそうな表情で『もう帰るの?』と言うたので、私はものすごく怒った声でしずくさんに言い返した。
「しずくさんはほかにたよる人間はいないのですか!?」
しずくさんは、居直った声で私に言うた。
「いないわよ〜…いないからコリントさんにたのもうと…」
私は、ものすごく怒った声でしずくさんに言うた。
「そう言うあんたはどこのどこまでお人好しなんだよ!!あんたが助けたい人は誰なんだよ!?ろくでなしの男を助けるカネがあるのだったら、店の経営資金に使えよ!!…ふざけるな!!」
その後、私はショルダーバッグを持って奥座敷から出た。
私にどなられたしずくさんは、シュンとした表情を浮かべていた。
……………………
(二人分のノミ代は、私が全部払いました!!)