大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【ぬくもりの駅】
時は、12月1日の朝9時頃であった。
この日の愛媛県の天気予報《よほう》は、南予地方・雪…中予と東予地方は曇りであった。
朝起きた時、細かい雪がちらちらと降っていた。
きょうは1日中、雪が降るようだ。
……………………
ところかわって、国鉄卯之町駅にて…
私は、待合室にあるいろりの前にいた。
いろりの前にいる私は、身体を暖めながら考え事をしていた。
これから先…
どうしたらいいのだろうか…
…………………………
途中下車した
この駅の
待合室のいろりに
安らぎの火が
灯っている
優しく、暖かく
あの日の朝
あの娘をすてて
あてのない一人旅《たび》に出た
あの娘は今ごろ
どうしているのか
もうオレのことは
忘れたのか
あの娘と別れて
もうどれくらいの
月日《とき》がたったのだろうか
あの娘のもとに
帰りたくても
帰ることはできない
帰れない
雪の卯之町駅
ぬくもりの駅
子供の頃
大切に飼っていた
小鳥が死んだ
あの日のことを
今も覚えている
とても悲しかった
何もかもなくした
俺の胸に
冷たい風が吹いていた
悲しいよ
男ひとりで
生きていくことはできないよ
外は大雪
強い風雪《かぜ》が吹いてる
今は動くことが
できない
いろりにともる火で
暖めながら
落ち着く時を待とう
雪の卯之町駅
ぬくもりの駅
途中下車した
この駅の
待合室は
放浪《さすら》う男の
たった1つの
心安らぐ場所
いつの日か
どこか違う場所で
新しい出会いを見つけよう
別れたあの娘は
ちがうだれかと
幸せに暮らしていると思う
山の雪がとけて
菜の花が咲いて
桜が咲いて
暖かくなれば
新しい恋人に
めぐり会う日が来る
その時を信じて、旅をつづけよう
雪の卯之町
ぬくもりの駅
この日の愛媛県の天気予報《よほう》は、南予地方・雪…中予と東予地方は曇りであった。
朝起きた時、細かい雪がちらちらと降っていた。
きょうは1日中、雪が降るようだ。
……………………
ところかわって、国鉄卯之町駅にて…
私は、待合室にあるいろりの前にいた。
いろりの前にいる私は、身体を暖めながら考え事をしていた。
これから先…
どうしたらいいのだろうか…
…………………………
途中下車した
この駅の
待合室のいろりに
安らぎの火が
灯っている
優しく、暖かく
あの日の朝
あの娘をすてて
あてのない一人旅《たび》に出た
あの娘は今ごろ
どうしているのか
もうオレのことは
忘れたのか
あの娘と別れて
もうどれくらいの
月日《とき》がたったのだろうか
あの娘のもとに
帰りたくても
帰ることはできない
帰れない
雪の卯之町駅
ぬくもりの駅
子供の頃
大切に飼っていた
小鳥が死んだ
あの日のことを
今も覚えている
とても悲しかった
何もかもなくした
俺の胸に
冷たい風が吹いていた
悲しいよ
男ひとりで
生きていくことはできないよ
外は大雪
強い風雪《かぜ》が吹いてる
今は動くことが
できない
いろりにともる火で
暖めながら
落ち着く時を待とう
雪の卯之町駅
ぬくもりの駅
途中下車した
この駅の
待合室は
放浪《さすら》う男の
たった1つの
心安らぐ場所
いつの日か
どこか違う場所で
新しい出会いを見つけよう
別れたあの娘は
ちがうだれかと
幸せに暮らしていると思う
山の雪がとけて
菜の花が咲いて
桜が咲いて
暖かくなれば
新しい恋人に
めぐり会う日が来る
その時を信じて、旅をつづけよう
雪の卯之町
ぬくもりの駅