大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【北の断崖】

(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)

日付が変わって、12月8日の深夜1時半頃であった。

ショルダーバッグを歩いている私は、国道3号線を歩いて鹿児島方面へ向かった。

私は、熊本方面へ行く自動車をヒッチハイクしたあと小倉へ向かう予定であったが断念した。

時間がないから急いでいるのに…

先に行くことができない…

困った…

どうすればいいのだ…

……………………………

時は、深夜3時頃であった。

またところ変わって、薩摩川内市《さつませんだい》の国道3号線沿いにある終夜営業のラーメン屋にて…

私は、ものすごくつらい表情を浮かべながら店に入った。

店にいるおやじが『へいいらっしゃい!!』と声をかけた。

私は、ウォータークーラーの横におかれていたバヤリスオレンジのロゴ入りのガラスのコップを取った。

店のおやじが『なんにしやしょか?』と言うた。

私は『ぎょうざダブルとチャーシュー大盛りちょうだい』と言うたあと、ウォータークーラーの機械に入っている水を注いだ。

その後、カウンターの席に座った。

カウンターの空いている席に座った私は、前にいた客が呼んでいた週刊少年マガジン(マンガ雑誌)を取ったあとページをひらいた。

私は、いとうまい子さんの水着のグラビアを1ページずつ見た…

(パタン…)

水着のグラビアを見た私は、大きくため息をつきながらつぶやいた。

水着の写真を見ただけじゃ、満たされないよ…

……………………

オレ…

生まれた時から…

恋愛運が…

悪かったと思う…

くじ運も…

悪かったと思う…

………………………

こんなはずではなかった…

オレ…

失敗したかもしれない…

……………………………

私は、12月8日から11日にかけて薩摩川内市《さつませんだい》といちき串木野の地域をまわってほたるさんを探した。

しかし、ほたるさんはどこにもいなかった。

ほたるさんは…

一体、どこへ行ったのだろうか…

大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんの居場所を知っているのは、ほたるさんしかいないのだよ…

ほたるさん…

ほたるさん、聞こえているかな…

私は…

ものすごく困っているのだよ…

……………………………………

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