大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【優しい風】

またところ変わって、星空の世界にて…

星くずが流れている川のほとりに桜子たち(80億39人)と深眠の私がいた。

桜子たちは、くすんくすんと泣きながら深眠の私の身体にキスをしていた。

みどりを抱っこしているアンナは、上流《かみ》の方を見ながら泣いていた。

この時、アンナはさらに激しい声をあげながら泣き叫んだ。

「ヤダー!!ヤダー!!ヨシタカが死ぬのはヤダー!!ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン!!ヤダー!!ヤダー!!ヤダー!!ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン!!」

アンナの両目からあふれ出た涙の量がさらに多くなった。

同時に、星くずの川の水かさがさらに増した。

川を流れている星くずは、一気に空の下に流れ落ちた。

…………………………

(ドザー!!ドザー!!ドザー!!ドザー!!ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!ドザー!!ドザー!!ドザー!!ドザー!!ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!!)

時は、午後3時半頃であった。

トラックは、国道378号線から56号線へ出たあと宇和島・城辺方面へ向かって走行した。

トラックはこの時間、宇和島市中心部を通ったあと城辺(愛南町)・宿毛方面へ向かって爆走していた。

午後3時50分頃にトラックは岩松川にかかる国道の橋をこえた。

私は、万年筆を使って岩松川にかかる国道の橋にしるしをつけたあと『午後3時50分通過』と記載した。

タイムリミットまであと70分…

おっちゃん…

おっちゃん…

………………………
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