大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第70話・めぐり逢い紡いで
【一番星ブルース】
またところ変わって、星空の世界にて…
星くずが流れている川のほとりに桜子たち(80億39人)と深眠の私がいた。
桜子たちは、くすんくすんと泣きながら深眠の私のからだにキスをしていた。
みどりを抱っこしているアンナは、星くずが流れている川に入っていた。
みどりを抱っこしているアンナは、ぐすんぐすんと泣いていた。
「ぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすん…ぐずんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずん…」
アンナの目からこぼれ落ちた涙が川にたくさん落ちた。
川を流れている星くずたちは、空の下に向かって流れおちた…
………………………………
時は、夕方4時55分頃であった。
またところ変わって、土佐清水漁港にて…
漁港の岸壁に運転手《うんちゃん》と人妻さんと私ともうひとり・特大漁船《トロールせん》へ乗り込もうとした人妻さんの夫《なさけないダンナ》の4人がいた。
運転手《うんちゃん》は、特大漁船《トロールせん》に乗り込もうとした夫《なさけないダンナ》をえりくびをつかんで引きずりおろした。
その後、運転手《うんちゃん》は夫《なさけないダンナ》に対して『(人妻さん)とやり直せ!!』と言うて怒鳴りつけた。
しかし、夫《なさけないダンナ》は『漁船《ふね》に乗せてくれ〜』となさけない声で言い返した。
思い切りブチ切れた運転手《うんちゃん》は、夫《なさけないダンナ》をボコボコに殴りつけた。
「やり直せと言うたらやり直せ!!」
「無理だよ〜」
「今ならまだ間に合うからやり直せ!!」
「オレは特大漁船《あのふね》に乗らないとダメになるのだよ!!」
「特大漁船《あのふね》に乗ったら帰れなくなるのだぞ!!」
「離せ!!もう(人妻さん)とオレはやり直せないのだよ!!」
「甘えるな!!」
そこへ、人妻さんと私がやって来た。
「オッチャンやめろ!!」
「やめてください!!」
人妻さんと私は、オッチャンに対して『やめてくれ!!』と言うた。
しかし、運転手《うんちゃん》の耳に人妻さんと私の声は届いていなかった。
夫《なさけないダンナ》は、泣きそうな声で運転手《うんちゃん》に言うた。
「お願いだ〜、特大漁船《あのふね》に乗せてくれ〜」
「だめだ!!(人妻さん)とやり直せ!!」
たまりかねた私は、運転手《うんちゃん》に対して怒った声で言うた。
「オッチャンやめろ!!その人を特大漁船《ふね》に乗せてください!!」
運転手《うんちゃん》は、怒った声で私に言い返した。
「いいや!!乗せない!!」
私は、ものすごく怒った声で運転手《うんちゃん》に怒鳴り返した。
「なんでや!!乗せろよ!!」
「いいや!!乗せない!!」
「なんでや!?」
「特大漁船《あのふね》に乗ったら、ふたりは離ればなれになるのだよ!!ふたりがまた会えるの5年後になるのだよ!!」
「オッチャン!!」
「オレは、(人妻)さんと(ダンナ)に仲良く暮らしてほしいのだよ!!」
人妻さんは、泣きそうな声で『やめてください!!』と言うた。
運転手《うんちゃん》は、困った表情で『(人妻)さん…』と言うた。
人妻さんは、涙を流しながら運転手《うんちゃん》に言うた。
「アタシとダンナは…やり直しが…できないのです…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「(人妻)さん…」
「お願いです…その人を…特大漁船《あのふね》に乗せてください…お願いします…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
運転手《うんちゃん》は、困った表情で言うた。
「奥さん、奥さんはそれでいいのか!?」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
私は、怒った声で運転手《うんちゃん》に言うた。
「オッチャン!!奥さんは(ダンナ)さまを特大漁船《あのふね》に乗せてと言うてるのだよ!!奥さんの言い分も分かってやれよ!!」
運転手《うんちゃん》は、力ない声で『わかった〜』と答えた。
(ボーッ!!ボーッ!!ボーッ!!)
時計のはりが夕方5時をさした。
特大漁船《トロールせん》が大きな汽笛をあげながら岸壁から離れた。
人妻さんと夫《なさけないダンナ》は、このあと話し合いをはじめた。
そのあいだに私はトイレ休憩をした。
トイレ休憩をしたあと、運ちゃん食堂の中にある売店でサンドイッチ2個と紙パックのひまわり牛乳を購入した。
その後、また岸壁に戻った。
時は、夕方6時過ぎであった。
またところ変わって、漁港の岸壁にて…
灰色の雲のすき間から陽の光が差し込んでいた。
私は、雨上がりの空を見つめながらサンドイッチを食べながらつぶやいた。
あのふたりは…
きちんと話し合いをしているかな…
……………………
きょうは…
いろんなことがあったな…
……………………
それからまた30分後であった。
出発前に私はもう一度トイレへ行った。
トイレで用を足し終えた私は、泡立てたハンドソープを使って手洗いをした。
………………………
夜7時に5分ほど前であった。
私は、運転手《うんちゃん》にお礼を伝えたあとすぐに出発しようとした。
この時、運転手《うんちゃん》は私に対してめんどいことを頼んだ。
「あんた。」
「はい?」
「すまないけど、まだ頼みたいことがあるのだよ〜」
「はっ?」
「だから、頼みたいことがあるのだよ〜」
「あの…私はこれから五十崎へ行くのです!!」
「分かってるよ…だけど…(人妻さんのダンナ)が頼りないのだよ〜」
「オッチャン!!それはどう言う意味だよ!?」
「どう言う意味って…(人妻さんのダンナ)は、なさけないから頼りにならないのだよ〜」
「オッチャンが言うた意味が分からないよ!!」
「だから!!(人妻さんのダンナ)は(人妻)さんを守る自信がないと言うてるのだよ!!」
「自信がないからなんだと言うのですか!?」
「だからあんたに頼んでいるのだよ!!なあ頼むよ!!次の目的地まででいいからさぁ〜…(オッチャン、土下座しながら私に言う)…なあ頼む…この通り〜」
運転手《うんちゃん》からめんどいことを頼まれた私は、ものすごくつらそうな表情でつぶやいた。
かんべんしてくれよ…
こっちは急いでいるのだよ…
…って言うか…
なんで私が…
夫《なさけないダンナ》のために動かなきゃいかんのだ…
…ったくも(ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ…)
時は、夜8時50分頃であった。
またところ変わって、中村市の国道56号線沿いにあるガソリンスタンドにて…
トラックは、整備点検と給油などのために一時停車中であった。
私は、そのあいだにトイレ休憩をすませた。
私は、運転手《うんちゃん》から『明日の朝9時までに目的地に着かないと手遅れになるのだよ〜』と言われた…
明日の朝9時までに目的地に着かないと手遅れになる…
…って、それはどう意味だよ!?
オッチャンが言うた言葉は、すごくあいまいだから理解できない…
……………………………………
私がトイレから出た時であった。
夫《なさけないダンナ》がガソリンスタンドから逃げ出そうとした。
私は、怒った声で夫《なさけないダンナ》を怒鳴りつけた。
「まてコラ!!」
「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
「どこへ行くのだ!?」
「土佐清水漁港《みなと》へ帰りたくなったのだよ〜」
「コラ!!オドレのせいで予定変更を強いられたオレの身になれ!!行くぞ!!」
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!土佐清水漁港《みなと》へ帰りたい!!」
思い切りブチ切れた私は、夫《なさけないダンナ》の腕を強引に引っ張りながらトラックへ向かった。
またところ変わって、トラックの前にて…
思い切りブチ切れた私は、ダダをこねている夫《なさけないダンナ》の腕を引っ張りながら帰ってきた。
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!土佐清水漁港《みなと》へ返せ!!」
「わがまま言うんじゃねえよこの野郎!!乗れ!!」
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!」
「ガタガタ言わずに乗れよ!!」
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!」
運転手《うんちゃん》も、怒った声で『甘ったれるんじゃねえよ!!』と言うた。
このあと、運転手《うんちゃん》と私はダダをこねまくっていたダンナをコックピットへ強引に押しこめた。
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!!)
時は、夜10時半頃であった。
夫婦と運転手《うんちゃん》と私が乗っている特大トラックは、国道56号線を通って東へ向かった。
この時間、トラックは国鉄土佐入野駅の付近を通過した。
私は、ボロボロになっていたスーパーマップル(昭文社)の四国地方の地図をみながら万年筆を使って通過した地点に印をしたあと通過時刻を記入した。
国鉄土佐入野駅付近・夜10時30分通過…
このトラックの最終目的地は…
一体、どこなのか?
…………………………
星くずが流れている川のほとりに桜子たち(80億39人)と深眠の私がいた。
桜子たちは、くすんくすんと泣きながら深眠の私のからだにキスをしていた。
みどりを抱っこしているアンナは、星くずが流れている川に入っていた。
みどりを抱っこしているアンナは、ぐすんぐすんと泣いていた。
「ぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすん…ぐずんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずんぐずん…」
アンナの目からこぼれ落ちた涙が川にたくさん落ちた。
川を流れている星くずたちは、空の下に向かって流れおちた…
………………………………
時は、夕方4時55分頃であった。
またところ変わって、土佐清水漁港にて…
漁港の岸壁に運転手《うんちゃん》と人妻さんと私ともうひとり・特大漁船《トロールせん》へ乗り込もうとした人妻さんの夫《なさけないダンナ》の4人がいた。
運転手《うんちゃん》は、特大漁船《トロールせん》に乗り込もうとした夫《なさけないダンナ》をえりくびをつかんで引きずりおろした。
その後、運転手《うんちゃん》は夫《なさけないダンナ》に対して『(人妻さん)とやり直せ!!』と言うて怒鳴りつけた。
しかし、夫《なさけないダンナ》は『漁船《ふね》に乗せてくれ〜』となさけない声で言い返した。
思い切りブチ切れた運転手《うんちゃん》は、夫《なさけないダンナ》をボコボコに殴りつけた。
「やり直せと言うたらやり直せ!!」
「無理だよ〜」
「今ならまだ間に合うからやり直せ!!」
「オレは特大漁船《あのふね》に乗らないとダメになるのだよ!!」
「特大漁船《あのふね》に乗ったら帰れなくなるのだぞ!!」
「離せ!!もう(人妻さん)とオレはやり直せないのだよ!!」
「甘えるな!!」
そこへ、人妻さんと私がやって来た。
「オッチャンやめろ!!」
「やめてください!!」
人妻さんと私は、オッチャンに対して『やめてくれ!!』と言うた。
しかし、運転手《うんちゃん》の耳に人妻さんと私の声は届いていなかった。
夫《なさけないダンナ》は、泣きそうな声で運転手《うんちゃん》に言うた。
「お願いだ〜、特大漁船《あのふね》に乗せてくれ〜」
「だめだ!!(人妻さん)とやり直せ!!」
たまりかねた私は、運転手《うんちゃん》に対して怒った声で言うた。
「オッチャンやめろ!!その人を特大漁船《ふね》に乗せてください!!」
運転手《うんちゃん》は、怒った声で私に言い返した。
「いいや!!乗せない!!」
私は、ものすごく怒った声で運転手《うんちゃん》に怒鳴り返した。
「なんでや!!乗せろよ!!」
「いいや!!乗せない!!」
「なんでや!?」
「特大漁船《あのふね》に乗ったら、ふたりは離ればなれになるのだよ!!ふたりがまた会えるの5年後になるのだよ!!」
「オッチャン!!」
「オレは、(人妻)さんと(ダンナ)に仲良く暮らしてほしいのだよ!!」
人妻さんは、泣きそうな声で『やめてください!!』と言うた。
運転手《うんちゃん》は、困った表情で『(人妻)さん…』と言うた。
人妻さんは、涙を流しながら運転手《うんちゃん》に言うた。
「アタシとダンナは…やり直しが…できないのです…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「(人妻)さん…」
「お願いです…その人を…特大漁船《あのふね》に乗せてください…お願いします…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
運転手《うんちゃん》は、困った表情で言うた。
「奥さん、奥さんはそれでいいのか!?」
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
私は、怒った声で運転手《うんちゃん》に言うた。
「オッチャン!!奥さんは(ダンナ)さまを特大漁船《あのふね》に乗せてと言うてるのだよ!!奥さんの言い分も分かってやれよ!!」
運転手《うんちゃん》は、力ない声で『わかった〜』と答えた。
(ボーッ!!ボーッ!!ボーッ!!)
時計のはりが夕方5時をさした。
特大漁船《トロールせん》が大きな汽笛をあげながら岸壁から離れた。
人妻さんと夫《なさけないダンナ》は、このあと話し合いをはじめた。
そのあいだに私はトイレ休憩をした。
トイレ休憩をしたあと、運ちゃん食堂の中にある売店でサンドイッチ2個と紙パックのひまわり牛乳を購入した。
その後、また岸壁に戻った。
時は、夕方6時過ぎであった。
またところ変わって、漁港の岸壁にて…
灰色の雲のすき間から陽の光が差し込んでいた。
私は、雨上がりの空を見つめながらサンドイッチを食べながらつぶやいた。
あのふたりは…
きちんと話し合いをしているかな…
……………………
きょうは…
いろんなことがあったな…
……………………
それからまた30分後であった。
出発前に私はもう一度トイレへ行った。
トイレで用を足し終えた私は、泡立てたハンドソープを使って手洗いをした。
………………………
夜7時に5分ほど前であった。
私は、運転手《うんちゃん》にお礼を伝えたあとすぐに出発しようとした。
この時、運転手《うんちゃん》は私に対してめんどいことを頼んだ。
「あんた。」
「はい?」
「すまないけど、まだ頼みたいことがあるのだよ〜」
「はっ?」
「だから、頼みたいことがあるのだよ〜」
「あの…私はこれから五十崎へ行くのです!!」
「分かってるよ…だけど…(人妻さんのダンナ)が頼りないのだよ〜」
「オッチャン!!それはどう言う意味だよ!?」
「どう言う意味って…(人妻さんのダンナ)は、なさけないから頼りにならないのだよ〜」
「オッチャンが言うた意味が分からないよ!!」
「だから!!(人妻さんのダンナ)は(人妻)さんを守る自信がないと言うてるのだよ!!」
「自信がないからなんだと言うのですか!?」
「だからあんたに頼んでいるのだよ!!なあ頼むよ!!次の目的地まででいいからさぁ〜…(オッチャン、土下座しながら私に言う)…なあ頼む…この通り〜」
運転手《うんちゃん》からめんどいことを頼まれた私は、ものすごくつらそうな表情でつぶやいた。
かんべんしてくれよ…
こっちは急いでいるのだよ…
…って言うか…
なんで私が…
夫《なさけないダンナ》のために動かなきゃいかんのだ…
…ったくも(ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ…)
時は、夜8時50分頃であった。
またところ変わって、中村市の国道56号線沿いにあるガソリンスタンドにて…
トラックは、整備点検と給油などのために一時停車中であった。
私は、そのあいだにトイレ休憩をすませた。
私は、運転手《うんちゃん》から『明日の朝9時までに目的地に着かないと手遅れになるのだよ〜』と言われた…
明日の朝9時までに目的地に着かないと手遅れになる…
…って、それはどう意味だよ!?
オッチャンが言うた言葉は、すごくあいまいだから理解できない…
……………………………………
私がトイレから出た時であった。
夫《なさけないダンナ》がガソリンスタンドから逃げ出そうとした。
私は、怒った声で夫《なさけないダンナ》を怒鳴りつけた。
「まてコラ!!」
「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
「どこへ行くのだ!?」
「土佐清水漁港《みなと》へ帰りたくなったのだよ〜」
「コラ!!オドレのせいで予定変更を強いられたオレの身になれ!!行くぞ!!」
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!土佐清水漁港《みなと》へ帰りたい!!」
思い切りブチ切れた私は、夫《なさけないダンナ》の腕を強引に引っ張りながらトラックへ向かった。
またところ変わって、トラックの前にて…
思い切りブチ切れた私は、ダダをこねている夫《なさけないダンナ》の腕を引っ張りながら帰ってきた。
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!土佐清水漁港《みなと》へ返せ!!」
「わがまま言うんじゃねえよこの野郎!!乗れ!!」
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!」
「ガタガタ言わずに乗れよ!!」
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!」
運転手《うんちゃん》も、怒った声で『甘ったれるんじゃねえよ!!』と言うた。
このあと、運転手《うんちゃん》と私はダダをこねまくっていたダンナをコックピットへ強引に押しこめた。
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!!)
時は、夜10時半頃であった。
夫婦と運転手《うんちゃん》と私が乗っている特大トラックは、国道56号線を通って東へ向かった。
この時間、トラックは国鉄土佐入野駅の付近を通過した。
私は、ボロボロになっていたスーパーマップル(昭文社)の四国地方の地図をみながら万年筆を使って通過した地点に印をしたあと通過時刻を記入した。
国鉄土佐入野駅付近・夜10時30分通過…
このトラックの最終目的地は…
一体、どこなのか?
…………………………