大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【青空のゆくえ】
それからまた40分後であった。
私は、ウグモリさん方の近所で暮らしている奥さまと会ったあとウグモリさんのご主人さまのことをたずねた。
奥さまは、私に対してこう言うた。
「ウグモリさん方のご主人のこと?」
「ええ…ご主人さまが家の中で暴れたことについて、2〜3点おたずねしたいことがございますが、よろしいでしょうか?」
奥さまは、私に対してこう言うた。
「ウグモリのダンナが家の中で暴れた原因は言わなくても分かるわよ。」
「えっ?」
「ウグモリのダンナは、奥さまの交友関係が気に入らないから家の中で暴れたのよ。」
「他に思いあたる理由は?」
「ないわよ。」
「ない?」
「他になにがあると言うのよ?」
「そう言われてみれば…」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きしながら『だめだ…話を聞くことができなかった…』とつぶやいた。
それからまた20分後であった。
私は、ウグモリさん方の家から右へ3軒先の家で暮らしているおばあちゃまと会って話をした。
おばあちゃまは、私の問いに対してこう答えた。
「ウグモリの家のご主人さまのことですか?」
「ええ…ウグモリのご主人が家の中で暴れた事件のことで、2〜3点ほどおたずねしたいことがございますがよろしいでしょうか?」
「はい。」
「ウグモリさん方の家で深刻なもめ事を抱えていた…または、深刻なトラブルに巻き込まれた…と言った話は聞いていませんか?」
おばあちゃまは、私の問いに対しておどろいた表情で言うた。
「えっ?ウグモリさん方の家で深刻なトラブルが発生したって?」
「ええ。」
「それは、どなたから聞いたのですか?」
「え~と、自治会の会長さんからお聞きしました。」
おばあちゃまは、やる気のない声で『そうですか〜』と答えたあと私に言うた。
「私がみた限りでは、ウグモリさん方のご家族3人は仲よく暮らしていましたよ。」
「ウソ?」
「ほんとうよ〜」
おかしいな〜
私は、小首をかしげながらつぶやいたあと万年筆を使ってメモ書きをした。
その後、私はおばあちゃまに違う話をした。
「話を変えますが…ウグモリさんの奥さまの中学時代のご友人の方で…こちら(パスケースに入っている写真に写っている)の女性のことについておたずねいたします。」
私は、パスケースに入っている写真を見せながらおばあちゃまに言うた。
「名前は、祖父江美鈴《そぶえみすず》さんと言います…祖父江は旧姓名です…今は、鶴保《つるほ》と名乗られてます。」
おばあちゃまは『ああ、鶴保《つるほ》さん方のお嫁さんね〜』と言うたあと得意げな口調で私に言うた。
「鶴保《つるほ》の家のお嫁さんはいい人よ。」
「いい人?」
「ほんとうよ…鶴保《つるほ》の家のお嫁さんは、気がきく人で家事全般をこなせる…周りの人たちに気配りができる…いいお嫁さんよ…息子さんはいいお嫁さんをもらうことができたので、お仕事が終わったらまっすぐ家に帰るようになったのよ…シングルの息子さんたち3人もごはんを残さずに食べることができるようになったのよ…それでね〜…」
おばあちゃまは、私に対して鶴保《つるほ》の家のいいところばかりをペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ…としゃべりつづけた。
この時、200メートル先にいた数人の奥さま連中たちがヒソヒソと話していた。
この婆《ばあ》は、ほんとうのことを言わないからダメだ…
……………………………
それからまた20分後であった。
私は、近くでヒソヒソと話していた奥さま連中たち数人と話をしていた。
奥さま連中たちは、私に対してこう言うた。
「岡林さん方の婆ちゃんが言うた話はデタラメの大ウソよ。」
「そうよそうよ〜」
「わたしもそう思うわよ〜」
「作り話をするのもいいかげんにしてほしいわよ。」
万年筆を使ってメモ書きをしている私は、奥さま連中たちに対してこう言うた。
「あの〜、2〜3点おたずねしたいことがございますが…鶴保《つるほ》さん方のお嫁さんの第一印象は?」
奥さま連中たちは、私に対して口々に言うた。
「そんなの決まってるわよ。」
「鶴保《つるほ》の家のおしゅうとめさんがすごくきつい性格だから、お嫁さんがすさんだのよ〜」
「それは一体、どう言うことでしょうか?」
「言わなくても分かるわよ〜」
「鶴保《つるほ》の家のおしゅうとめさんは金づかいが荒いのよ〜」
「ああ、知ってるわよ…鶴保《つるほ》の家のおしゅうとめさんは、息子さんたちが稼いだお給料を使ってゴーユーしていたみたいね。」
「どこのどこまであくどいババアかしらねぇ〜」
私は、奥さま連中たちが言うた言葉を手帳に書き込んだ。
この時、キツネ目の奥さまが私に対してこう言うた。
「あたし…知ってるのよ〜」
「知ってるって?」
「ウグモリさん方で発生した事件のことよ。」
「それは、ウグモリさん方のダンナが家の中で暴れたことですか?」
「そうよ。」
この時、目つきの悪い奥さまが私に対してこう言うた。
「ウグモリさんのダンナが暴れた原因を作ったのは鶴保《つるほ》の家よ〜」
「えっ?」
「あんた知らなかったの?」
「あの〜すみませんけど、その話はどこで聞いたのですか?」
「どこだっていいでしょ〜」
「そう言うわけにはいきません!!ウグモリさん方のダンナが家の中で暴れた原因と鶴保《つるほ》さん方の家とどう言う関係があるのかを話さないと、こちらとしては困るのですよ!!」
「だ~か~ら~、鶴保《つるほ》のババアがカネに困っていたのよ。」
「カネに困っていた?」
「そうよ。」
「それで?」
「カネに困っていたから、嫁に頼んだのよ。」
「なにを?」
「カネを貸してくれと頼んだのよ〜」
「それで?」
「鶴保《つるほ》の嫁は、幸せに暮らしているウグモリさん方の奥さまからカネをたかったのよ〜」
「それはほんとうの話ですか?」
「ほんとうよ〜」
キツネ目の奥さまが私に対してこう言うた。
「鶴保《つるほ》のお嫁さんは、ウグモリさんの奥さまからカネをたかる目的で男を利用したのよ。」
「男を利用した?…あの…もしかしたら…この(パスケースに入っている写真に写っている)男じゃないでしょうか?」
私は、パスケースに入っている元塚《あのヤロー》の写真を奥さま連中に見せながら見せながら言うた。
奥さま連中は、口々に言うた。
「ああ、この男よ!!間違いないわ!!」
「やっぱり…」
「確かこの男は、ウグモリさん方の家の前をウロチョロしていたわよ!!」
「間違いないわ!!」
「元塚《あのおとこ》はひきょうよ!!」
「そうよそうよ!!」
この時であった。
500メートル先にあるキューピーマヨネーズの広告がついている電柱の陰に元塚《あのヤロー》が隠れていた。
そこへ、別の奥さま方が通りかかった。
別の奥さま方は、クソ生意気な声で元塚《あのヤロー》に言うた。
「そこでなにしてるの?」
「えっ?」
奥さま連中と話をしていた私は、話を終えたあとその場から立ち去った。
それから2分後であった。
私と話をしていた奥さま連中たちが元塚《あのヤロー》のもとにやって来た。
「あら〜、久しぶりね〜」
「えっ?」
「あんた、ウグモリさん方の家庭をぶち壊しておいてホクホクとしていられるわね!!」
「そうよそうよ!!」
「なんなのですか一体〜」
「ちょうどよかったわよ!!」
「私たちは、むしゃくしゃしていたのよ!!」
「なんなのですか〜」
「うるさいわね!!」
(パチーン!!)
目つきの悪い奥さまが平手打ちで元塚《あのヤロー》の顔をたたいた。
その後、奥さま連中たちは元塚《あのヤロー》に対して口々に言うた。
「ねぇ、おうちに遊びに行っていい?」
「いいでしょ〜」
「あなたの家は、ダイキョー(建売マンション)の豪華な家よね〜」
「ウグモリさんの家庭を壊して盗んだ大金《カネ》で買った家なのでしょ〜」
「そうよそうよ〜」
奥さま連中たちは、元塚《あのヤロー》を泥沼になるまでいじりつづけた。
いじり回された元塚《あのヤロー》は、このあと奥さま連中たちから集団暴行を受けた。
私は、ウグモリさん方の近所で暮らしている奥さまと会ったあとウグモリさんのご主人さまのことをたずねた。
奥さまは、私に対してこう言うた。
「ウグモリさん方のご主人のこと?」
「ええ…ご主人さまが家の中で暴れたことについて、2〜3点おたずねしたいことがございますが、よろしいでしょうか?」
奥さまは、私に対してこう言うた。
「ウグモリのダンナが家の中で暴れた原因は言わなくても分かるわよ。」
「えっ?」
「ウグモリのダンナは、奥さまの交友関係が気に入らないから家の中で暴れたのよ。」
「他に思いあたる理由は?」
「ないわよ。」
「ない?」
「他になにがあると言うのよ?」
「そう言われてみれば…」
私は、万年筆を使って手帳にメモ書きしながら『だめだ…話を聞くことができなかった…』とつぶやいた。
それからまた20分後であった。
私は、ウグモリさん方の家から右へ3軒先の家で暮らしているおばあちゃまと会って話をした。
おばあちゃまは、私の問いに対してこう答えた。
「ウグモリの家のご主人さまのことですか?」
「ええ…ウグモリのご主人が家の中で暴れた事件のことで、2〜3点ほどおたずねしたいことがございますがよろしいでしょうか?」
「はい。」
「ウグモリさん方の家で深刻なもめ事を抱えていた…または、深刻なトラブルに巻き込まれた…と言った話は聞いていませんか?」
おばあちゃまは、私の問いに対しておどろいた表情で言うた。
「えっ?ウグモリさん方の家で深刻なトラブルが発生したって?」
「ええ。」
「それは、どなたから聞いたのですか?」
「え~と、自治会の会長さんからお聞きしました。」
おばあちゃまは、やる気のない声で『そうですか〜』と答えたあと私に言うた。
「私がみた限りでは、ウグモリさん方のご家族3人は仲よく暮らしていましたよ。」
「ウソ?」
「ほんとうよ〜」
おかしいな〜
私は、小首をかしげながらつぶやいたあと万年筆を使ってメモ書きをした。
その後、私はおばあちゃまに違う話をした。
「話を変えますが…ウグモリさんの奥さまの中学時代のご友人の方で…こちら(パスケースに入っている写真に写っている)の女性のことについておたずねいたします。」
私は、パスケースに入っている写真を見せながらおばあちゃまに言うた。
「名前は、祖父江美鈴《そぶえみすず》さんと言います…祖父江は旧姓名です…今は、鶴保《つるほ》と名乗られてます。」
おばあちゃまは『ああ、鶴保《つるほ》さん方のお嫁さんね〜』と言うたあと得意げな口調で私に言うた。
「鶴保《つるほ》の家のお嫁さんはいい人よ。」
「いい人?」
「ほんとうよ…鶴保《つるほ》の家のお嫁さんは、気がきく人で家事全般をこなせる…周りの人たちに気配りができる…いいお嫁さんよ…息子さんはいいお嫁さんをもらうことができたので、お仕事が終わったらまっすぐ家に帰るようになったのよ…シングルの息子さんたち3人もごはんを残さずに食べることができるようになったのよ…それでね〜…」
おばあちゃまは、私に対して鶴保《つるほ》の家のいいところばかりをペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ…としゃべりつづけた。
この時、200メートル先にいた数人の奥さま連中たちがヒソヒソと話していた。
この婆《ばあ》は、ほんとうのことを言わないからダメだ…
……………………………
それからまた20分後であった。
私は、近くでヒソヒソと話していた奥さま連中たち数人と話をしていた。
奥さま連中たちは、私に対してこう言うた。
「岡林さん方の婆ちゃんが言うた話はデタラメの大ウソよ。」
「そうよそうよ〜」
「わたしもそう思うわよ〜」
「作り話をするのもいいかげんにしてほしいわよ。」
万年筆を使ってメモ書きをしている私は、奥さま連中たちに対してこう言うた。
「あの〜、2〜3点おたずねしたいことがございますが…鶴保《つるほ》さん方のお嫁さんの第一印象は?」
奥さま連中たちは、私に対して口々に言うた。
「そんなの決まってるわよ。」
「鶴保《つるほ》の家のおしゅうとめさんがすごくきつい性格だから、お嫁さんがすさんだのよ〜」
「それは一体、どう言うことでしょうか?」
「言わなくても分かるわよ〜」
「鶴保《つるほ》の家のおしゅうとめさんは金づかいが荒いのよ〜」
「ああ、知ってるわよ…鶴保《つるほ》の家のおしゅうとめさんは、息子さんたちが稼いだお給料を使ってゴーユーしていたみたいね。」
「どこのどこまであくどいババアかしらねぇ〜」
私は、奥さま連中たちが言うた言葉を手帳に書き込んだ。
この時、キツネ目の奥さまが私に対してこう言うた。
「あたし…知ってるのよ〜」
「知ってるって?」
「ウグモリさん方で発生した事件のことよ。」
「それは、ウグモリさん方のダンナが家の中で暴れたことですか?」
「そうよ。」
この時、目つきの悪い奥さまが私に対してこう言うた。
「ウグモリさんのダンナが暴れた原因を作ったのは鶴保《つるほ》の家よ〜」
「えっ?」
「あんた知らなかったの?」
「あの〜すみませんけど、その話はどこで聞いたのですか?」
「どこだっていいでしょ〜」
「そう言うわけにはいきません!!ウグモリさん方のダンナが家の中で暴れた原因と鶴保《つるほ》さん方の家とどう言う関係があるのかを話さないと、こちらとしては困るのですよ!!」
「だ~か~ら~、鶴保《つるほ》のババアがカネに困っていたのよ。」
「カネに困っていた?」
「そうよ。」
「それで?」
「カネに困っていたから、嫁に頼んだのよ。」
「なにを?」
「カネを貸してくれと頼んだのよ〜」
「それで?」
「鶴保《つるほ》の嫁は、幸せに暮らしているウグモリさん方の奥さまからカネをたかったのよ〜」
「それはほんとうの話ですか?」
「ほんとうよ〜」
キツネ目の奥さまが私に対してこう言うた。
「鶴保《つるほ》のお嫁さんは、ウグモリさんの奥さまからカネをたかる目的で男を利用したのよ。」
「男を利用した?…あの…もしかしたら…この(パスケースに入っている写真に写っている)男じゃないでしょうか?」
私は、パスケースに入っている元塚《あのヤロー》の写真を奥さま連中に見せながら見せながら言うた。
奥さま連中は、口々に言うた。
「ああ、この男よ!!間違いないわ!!」
「やっぱり…」
「確かこの男は、ウグモリさん方の家の前をウロチョロしていたわよ!!」
「間違いないわ!!」
「元塚《あのおとこ》はひきょうよ!!」
「そうよそうよ!!」
この時であった。
500メートル先にあるキューピーマヨネーズの広告がついている電柱の陰に元塚《あのヤロー》が隠れていた。
そこへ、別の奥さま方が通りかかった。
別の奥さま方は、クソ生意気な声で元塚《あのヤロー》に言うた。
「そこでなにしてるの?」
「えっ?」
奥さま連中と話をしていた私は、話を終えたあとその場から立ち去った。
それから2分後であった。
私と話をしていた奥さま連中たちが元塚《あのヤロー》のもとにやって来た。
「あら〜、久しぶりね〜」
「えっ?」
「あんた、ウグモリさん方の家庭をぶち壊しておいてホクホクとしていられるわね!!」
「そうよそうよ!!」
「なんなのですか一体〜」
「ちょうどよかったわよ!!」
「私たちは、むしゃくしゃしていたのよ!!」
「なんなのですか〜」
「うるさいわね!!」
(パチーン!!)
目つきの悪い奥さまが平手打ちで元塚《あのヤロー》の顔をたたいた。
その後、奥さま連中たちは元塚《あのヤロー》に対して口々に言うた。
「ねぇ、おうちに遊びに行っていい?」
「いいでしょ〜」
「あなたの家は、ダイキョー(建売マンション)の豪華な家よね〜」
「ウグモリさんの家庭を壊して盗んだ大金《カネ》で買った家なのでしょ〜」
「そうよそうよ〜」
奥さま連中たちは、元塚《あのヤロー》を泥沼になるまでいじりつづけた。
いじり回された元塚《あのヤロー》は、このあと奥さま連中たちから集団暴行を受けた。