大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【いっそセレナーデ・その2】
時は、12月26日の昼前のことであった。
セバスチャンじいさんが暮らしている家の8畳の寝室に男性弁護士とセバスチャンじいさんがいた。
男性弁護士は、宮出さんの三男の昌也《まさや》さんであった。
セバスチャンじいさんは、昌也《まさや》さんに対して弱々しい声で言うた。
「おい昌也《まさや》…わしが追加で取得した例の資産は大丈夫か?」
「大丈夫です…追加で得た資産は…日本時間の本日午前4時に…例の場所に無事に到着しました。」
「そうか…よくやった〜」
「ご主人さま、あとのことはわたしたちにおまかせくださいませ。」
「分かった…あとは頼んだぞ…わしは…武藤会《むとう》の連中に…いのちをねらわれている…」
「ご主人さま、わたしはこれから大急ぎで事務所に帰ります。」
「頼むぞ。」
それから数分後であった。
昌也《まさや》さんは、家から出たあとタクシーに乗って大阪伊丹国際空港へ向かった。
………………………
昌也《まさや》さんが出発してから10分後であった。
8畳の寝室に明美と明美の息子たちふたりと明美の夫・美佐島努《みさしまつとむ》と努《つとむ》の連れ子ふたり(年長の女の子と3歳の男の子)の合わせて6人が入った。
6人がセバスチャンじいさんのまわりに座ったあと、明美が怒った声で言うた。
「おとーさま!!うちらはおとーさまの遺産は相続しないと言うたのよ!!それなのになんでまた呼んだのよ!?」
明美のとなりにいた努《つとむ》がものすごくつらそうな声で言うた。
「おい明美、そんなに怒るなよ…頼む…このとおりだ〜」
「あんたはだまりなさい!!」
「義父《おとう》さまは、昭夫《あきお》に伝えたいことがあると言うたのだよ!!」
「うるさいわね!!うちらはこの家の財産を相続しないと固く決意したのよ!!」
「相続するしないの問題じゃないのだよ!!義父《おとう》さまは、昭夫《あきお》が私立高校《コーコー》をやめることを聞いたので…ショックを受けたのだよ!!」
「知らないわよ!!」
「おい、このままでいいのかよ!!義父《おとう》さまとわしは…昭夫《あきお》が私立高校《コーコー》に入学するさいに出した宣誓書《しょめん》にサインしたのだよ…サインしたと言うことは…」
「うるさい!!そんなことは知らないわよ!!」
「おい、昭夫《あきお》が私立高校《ガッコー》に行かないと困るのは義父《おとう》さまなんだよ!!わたしは昭夫《あきお》を説得したいのだよ〜」
「分かったわよ!!」
努《つとむ》は、昭夫《あきお》に対してつらそうな声で言うた。
「おい昭夫《あきお》…このとおりだ!!…私立高校《コーコー》に行ってくれ〜…昭夫《あきお》!!」
努《つとむ》の呼びかけに対して、昭夫《あきお》はプンとひねていた。
努《つとむ》は、ものすごく困った声で昭夫《あきお》に言うた。
「昭夫《あきお》、昭夫《あきお》はなんで私立高校《コーコー》に行かないのだ!?…せっかく入ることができた私立高校《コーコー》をやめたら、他に行くところがないのだよ!!」
努《つとむ》が言うた言葉に対して昭夫《あきお》はプンとひねた表情で『フン、それがどうしたと言うのだ!?』とつぶやいた。
努《つとむ》は、ものすごくイラついた声で昭夫《あきお》に言うた。
「昭夫《あきお》!!おまえはおじい様の生きがいを奪う気か!?おじい様は昭夫《あきお》が元気な顔で私立高校《コーコー》に通っている姿を見ることだけが楽しみなんだよ!!おい昭夫《あきお》!!ひとの話を聞け!!」
「しくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしく…しくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしく…」
セバスチャンじいさんが女々しい声をあげながらしくしくと泣いた。
昭夫《あきお》は、依然としてプンとひねていた。
努《つとむ》は、怒った声で昭夫《あきお》に言うた。
「おじい様がなんで泣いているのか分かっているのか!?おじい様は、おまえがせっかく入ることができた私立高校《コーコー》をやめると聞いたから大きな痛手を受けたのだぞ!!おい昭夫《あきお》!!」
昭夫《あきお》は、プンとした表情で『うぜーんだよクソオヤジ!!』とつぶやいた。
努《つとむ》は、ものすごく怒った声で昭夫《あきお》を怒鳴りつけた。
「昭夫《あきお》!!たのむから私立高校《コーコー》へ行け!!私立高校《コーコー》へ行けと言うたら行け!!おい!!来年は3年生だぞ!!分かっているのか!?」
それでも昭夫《あきお》は、努《つとむ》の呼びかけに対してこたえなかった。
努《つとむ》は、ものすごくイラついた声で昭夫《あきお》に言うた。
「昭夫《あきお》!!私立高校《ガッコー》へ行かないと言うことはどう言うことか分かっているのか!?…私立高校《コーコー》へ行ったらおやすみがたくさんあるのだよ!!働きに出たら土曜日半休《ハンドン》がないのだよ!!日曜日祝日のおやすみがないのだよ!!夏休みも冬休みも春休みもないのだぞ!!」
「うるさいわねクソ亭主!!」
「なんや!!」
「だからあんたはナマケモノよ!!」
「なんだと!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた昭夫《あきお》は、グーで努《つとむ》を殴りつけた。
この時、セバスチャンじいさんはものすごく怒った声で昭夫《あきお》を怒鳴りつけた。
「オドレ昭夫《あきお》!!甘えるのもいいかげんにしろ!!ガッコーへ行け!!ガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行け…ガッコーへ行けと言うたらガッコーへ行け!!」
(ゆらり…ドサ!!)
この時であった。
セバスチャンじいさんが『頭がいたい〜』と言うたあとふとんに倒れ込んだ。
その後、セバスチャンじいさんは強烈ないびきをかきながら眠った。
努《つとむ》は、義父を呼んだ。
「義父《おとう》さま!!義父《おとう》さま!!」
そのあいだに、明美はふたりの息子たちと努《つとむ》の連れ子ふたりを連れて家から出た。
その後、努《つとむ》はキンリンの家に助けを求めに行った。
(キーッ!!バタン!!ドカドカ!!)
それから数分後であった。
家の前にとげとげしい色のニッサンパッカード2台が到着した。
車の中から目つきがするどいチンピラたち10人が出てきたあと、家の中に入った。
家の中にて…
目つきがするどいチンピラたち10人は、強烈ないびきをかいてねているセバスチャンじいさんをみたあと怒った声で言うた。
「アニキ!!」
「なんや!!」
「安楽のクソジジイを見つけやした!!」
「おう間違いない!!」
「総裁代行《おやぶん》の情婦《レコ》をどろぼうしたオトシマエをつけるために連れて行くぞ!!」
「へえ!!」
このあと、10人のチンピラたちは強烈ないびきをかきながら寝ているセバスチャンじいさんを無理やり外へ連れ出した。
その後、あとから来た数人のチンピラたちが家の中をめちゃくちゃに荒らした。
セバスチャンじいさんは、なんでヤクザ連中に連れ去られたのか?
セバスチャンじいさんが総裁代行《おやぶん》の情婦《レコ》をどろぼうしたってどう言うことだ?
ますます分からなくなった…
セバスチャンじいさんが暮らしている家の8畳の寝室に男性弁護士とセバスチャンじいさんがいた。
男性弁護士は、宮出さんの三男の昌也《まさや》さんであった。
セバスチャンじいさんは、昌也《まさや》さんに対して弱々しい声で言うた。
「おい昌也《まさや》…わしが追加で取得した例の資産は大丈夫か?」
「大丈夫です…追加で得た資産は…日本時間の本日午前4時に…例の場所に無事に到着しました。」
「そうか…よくやった〜」
「ご主人さま、あとのことはわたしたちにおまかせくださいませ。」
「分かった…あとは頼んだぞ…わしは…武藤会《むとう》の連中に…いのちをねらわれている…」
「ご主人さま、わたしはこれから大急ぎで事務所に帰ります。」
「頼むぞ。」
それから数分後であった。
昌也《まさや》さんは、家から出たあとタクシーに乗って大阪伊丹国際空港へ向かった。
………………………
昌也《まさや》さんが出発してから10分後であった。
8畳の寝室に明美と明美の息子たちふたりと明美の夫・美佐島努《みさしまつとむ》と努《つとむ》の連れ子ふたり(年長の女の子と3歳の男の子)の合わせて6人が入った。
6人がセバスチャンじいさんのまわりに座ったあと、明美が怒った声で言うた。
「おとーさま!!うちらはおとーさまの遺産は相続しないと言うたのよ!!それなのになんでまた呼んだのよ!?」
明美のとなりにいた努《つとむ》がものすごくつらそうな声で言うた。
「おい明美、そんなに怒るなよ…頼む…このとおりだ〜」
「あんたはだまりなさい!!」
「義父《おとう》さまは、昭夫《あきお》に伝えたいことがあると言うたのだよ!!」
「うるさいわね!!うちらはこの家の財産を相続しないと固く決意したのよ!!」
「相続するしないの問題じゃないのだよ!!義父《おとう》さまは、昭夫《あきお》が私立高校《コーコー》をやめることを聞いたので…ショックを受けたのだよ!!」
「知らないわよ!!」
「おい、このままでいいのかよ!!義父《おとう》さまとわしは…昭夫《あきお》が私立高校《コーコー》に入学するさいに出した宣誓書《しょめん》にサインしたのだよ…サインしたと言うことは…」
「うるさい!!そんなことは知らないわよ!!」
「おい、昭夫《あきお》が私立高校《ガッコー》に行かないと困るのは義父《おとう》さまなんだよ!!わたしは昭夫《あきお》を説得したいのだよ〜」
「分かったわよ!!」
努《つとむ》は、昭夫《あきお》に対してつらそうな声で言うた。
「おい昭夫《あきお》…このとおりだ!!…私立高校《コーコー》に行ってくれ〜…昭夫《あきお》!!」
努《つとむ》の呼びかけに対して、昭夫《あきお》はプンとひねていた。
努《つとむ》は、ものすごく困った声で昭夫《あきお》に言うた。
「昭夫《あきお》、昭夫《あきお》はなんで私立高校《コーコー》に行かないのだ!?…せっかく入ることができた私立高校《コーコー》をやめたら、他に行くところがないのだよ!!」
努《つとむ》が言うた言葉に対して昭夫《あきお》はプンとひねた表情で『フン、それがどうしたと言うのだ!?』とつぶやいた。
努《つとむ》は、ものすごくイラついた声で昭夫《あきお》に言うた。
「昭夫《あきお》!!おまえはおじい様の生きがいを奪う気か!?おじい様は昭夫《あきお》が元気な顔で私立高校《コーコー》に通っている姿を見ることだけが楽しみなんだよ!!おい昭夫《あきお》!!ひとの話を聞け!!」
「しくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしく…しくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしく…」
セバスチャンじいさんが女々しい声をあげながらしくしくと泣いた。
昭夫《あきお》は、依然としてプンとひねていた。
努《つとむ》は、怒った声で昭夫《あきお》に言うた。
「おじい様がなんで泣いているのか分かっているのか!?おじい様は、おまえがせっかく入ることができた私立高校《コーコー》をやめると聞いたから大きな痛手を受けたのだぞ!!おい昭夫《あきお》!!」
昭夫《あきお》は、プンとした表情で『うぜーんだよクソオヤジ!!』とつぶやいた。
努《つとむ》は、ものすごく怒った声で昭夫《あきお》を怒鳴りつけた。
「昭夫《あきお》!!たのむから私立高校《コーコー》へ行け!!私立高校《コーコー》へ行けと言うたら行け!!おい!!来年は3年生だぞ!!分かっているのか!?」
それでも昭夫《あきお》は、努《つとむ》の呼びかけに対してこたえなかった。
努《つとむ》は、ものすごくイラついた声で昭夫《あきお》に言うた。
「昭夫《あきお》!!私立高校《ガッコー》へ行かないと言うことはどう言うことか分かっているのか!?…私立高校《コーコー》へ行ったらおやすみがたくさんあるのだよ!!働きに出たら土曜日半休《ハンドン》がないのだよ!!日曜日祝日のおやすみがないのだよ!!夏休みも冬休みも春休みもないのだぞ!!」
「うるさいわねクソ亭主!!」
「なんや!!」
「だからあんたはナマケモノよ!!」
「なんだと!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた昭夫《あきお》は、グーで努《つとむ》を殴りつけた。
この時、セバスチャンじいさんはものすごく怒った声で昭夫《あきお》を怒鳴りつけた。
「オドレ昭夫《あきお》!!甘えるのもいいかげんにしろ!!ガッコーへ行け!!ガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行けガッコーへ行け…ガッコーへ行けと言うたらガッコーへ行け!!」
(ゆらり…ドサ!!)
この時であった。
セバスチャンじいさんが『頭がいたい〜』と言うたあとふとんに倒れ込んだ。
その後、セバスチャンじいさんは強烈ないびきをかきながら眠った。
努《つとむ》は、義父を呼んだ。
「義父《おとう》さま!!義父《おとう》さま!!」
そのあいだに、明美はふたりの息子たちと努《つとむ》の連れ子ふたりを連れて家から出た。
その後、努《つとむ》はキンリンの家に助けを求めに行った。
(キーッ!!バタン!!ドカドカ!!)
それから数分後であった。
家の前にとげとげしい色のニッサンパッカード2台が到着した。
車の中から目つきがするどいチンピラたち10人が出てきたあと、家の中に入った。
家の中にて…
目つきがするどいチンピラたち10人は、強烈ないびきをかいてねているセバスチャンじいさんをみたあと怒った声で言うた。
「アニキ!!」
「なんや!!」
「安楽のクソジジイを見つけやした!!」
「おう間違いない!!」
「総裁代行《おやぶん》の情婦《レコ》をどろぼうしたオトシマエをつけるために連れて行くぞ!!」
「へえ!!」
このあと、10人のチンピラたちは強烈ないびきをかきながら寝ているセバスチャンじいさんを無理やり外へ連れ出した。
その後、あとから来た数人のチンピラたちが家の中をめちゃくちゃに荒らした。
セバスチャンじいさんは、なんでヤクザ連中に連れ去られたのか?
セバスチャンじいさんが総裁代行《おやぶん》の情婦《レコ》をどろぼうしたってどう言うことだ?
ますます分からなくなった…