大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【虹色の湖】
時は、12月30日の朝6時43分頃であった。
またところ変わって、国鉄伊予市駅の待合室にて…
ベンチの上にスーパーマップル(昭文社)の四国地方の道路地図がひらいた状態で置かれていた。
私は、キオスクで購入したパスコのこしあんパンを食べながら万年筆を使って地図上に書き込みをしていた。
一晩寝ずにあちらこちらの家に電話をかけてほたるさんと三永《みえ》さんが抱えていたもめ事についてたずねたが、これと言った情報を得ることはできなかった。
これからどうしようか…
待合室のカベにかかっている時計のはりが6時45分になった。
待合室に設置されているナショナルα2000の画面に南海放送テレビが映っていた。
この時間、NNN朝のニュースが始まったところであった。
オープニングのあと、画面は白髪の男性アナウンサーがいるニューススタジオに変わった。
男性アナウンサーは、最初に1982年の年の瀬の各地の様子を伝えた。
男性アナウンサーが次のニュースを伝えようとした時だった。
テレビ局のスタッフがニュース原稿2枚をデスクの上に置いた様子が映し出された。
男性アナウンサーは『たった今入ったニュースです〜』と言うたあとニュース速報を伝えた。
それによると、12月25日頃に高知県南国市のラブホで発生した殺人事件の被害者の身元が判明しましたと伝えられた。
身元は、愛知県から家でしたあと行方不明になっていたツルホミスズだった。
なんだって…
ツルホミスズが殺された…
ツルホミスズを殺した男は、事件の2日後に殺人未遂の容疑でケーサツに逮捕されていた。
このニュースが伝えられていた中で、殺人未遂罪で逮捕された男がツルホミスズを殺したことを認めたのでケーサツは男を殺人罪で再逮捕したことも伝えられた。
私がテレビの画面を見た時であった。
テレビの画面に白髪の老人男性の写真が映っていた。
写真の下には、カタカナで『アンラク(120歳)』と表記されていた。
あれは…
セバスチャンじいさん!!
2件目のニュース速報は、和歌山県北山村(和歌山県の飛び地)の山林で発見された120歳の老人男性の遺体の身元が判明しましたと言うニュースだった。
遺体の状況を調べた結果、男性は何者かに殺されたことが判明した。
なんだって…
セバスチャンじいさんが…
殺された!?
…………………………
時は、朝8時頃であった。
またところ変わって、和歌山県警本部の中にある霊安室にて…
霊安室の中に昌也《まさや》さんと20代くらいの女性と刑事たち6人がいた。
女性は、セバスチャンじいさんの娼婦《レコ》であった雅弥《まや》である。
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
雅弥《まや》は、セバスチャンじいさんの遺体に顔を伏せた状態で泣いていた。
昌也《まさや》さんは、ものすごくつらそうな表情を浮かべながら雅弥《まや》を見つめていた。
この時であった。
セバスチャンじいさんの末娘の安楽舞香《あんらくまいか》がものすごい血相で霊安室に入った。
ものすごい怒りに震えていた舞香《まいか》は、セバスチャンじいさんに抱きついて泣いていた雅弥《まや》の髪の毛をひっぱりながら雅弥《まや》を怒鳴りつけた。
「なんなのよあんたは!!」
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
近くにいた昌也《まさや》さんは、大急ぎで舞香《まいか》を止めた。
「やめてください!!」
「離してよ!!この娼婦《おんな》は、安楽家《あんらく》の家の財産をドロボーしたのよ!!」
「お願いです!!落ち着いてください!!」
舞香《まいか》に髪の毛を激しくつかまれた雅弥《まや》はより激しい声をあげながら泣き出した。
……………………………
(ゴーッ…)
時は、夕方5時40分頃であった。
またところ変わって、松山空港にて…
空港の滑走路に大阪伊丹国際空港からやってきた全日空機が着陸した。
着陸した飛行機の中からスーツ姿の昌也《まさや》さんが出た。
昌也《まさや》さんは、タラップの階段を降りたあと連絡バスに乗り込んだ。
その後、昌也《まさや》さんはタクシーに乗って実家へ向かった。
……………………………
またところ変わって、国鉄伊予市駅の待合室にて…
ベンチの上にスーパーマップル(昭文社)の四国地方の道路地図がひらいた状態で置かれていた。
私は、キオスクで購入したパスコのこしあんパンを食べながら万年筆を使って地図上に書き込みをしていた。
一晩寝ずにあちらこちらの家に電話をかけてほたるさんと三永《みえ》さんが抱えていたもめ事についてたずねたが、これと言った情報を得ることはできなかった。
これからどうしようか…
待合室のカベにかかっている時計のはりが6時45分になった。
待合室に設置されているナショナルα2000の画面に南海放送テレビが映っていた。
この時間、NNN朝のニュースが始まったところであった。
オープニングのあと、画面は白髪の男性アナウンサーがいるニューススタジオに変わった。
男性アナウンサーは、最初に1982年の年の瀬の各地の様子を伝えた。
男性アナウンサーが次のニュースを伝えようとした時だった。
テレビ局のスタッフがニュース原稿2枚をデスクの上に置いた様子が映し出された。
男性アナウンサーは『たった今入ったニュースです〜』と言うたあとニュース速報を伝えた。
それによると、12月25日頃に高知県南国市のラブホで発生した殺人事件の被害者の身元が判明しましたと伝えられた。
身元は、愛知県から家でしたあと行方不明になっていたツルホミスズだった。
なんだって…
ツルホミスズが殺された…
ツルホミスズを殺した男は、事件の2日後に殺人未遂の容疑でケーサツに逮捕されていた。
このニュースが伝えられていた中で、殺人未遂罪で逮捕された男がツルホミスズを殺したことを認めたのでケーサツは男を殺人罪で再逮捕したことも伝えられた。
私がテレビの画面を見た時であった。
テレビの画面に白髪の老人男性の写真が映っていた。
写真の下には、カタカナで『アンラク(120歳)』と表記されていた。
あれは…
セバスチャンじいさん!!
2件目のニュース速報は、和歌山県北山村(和歌山県の飛び地)の山林で発見された120歳の老人男性の遺体の身元が判明しましたと言うニュースだった。
遺体の状況を調べた結果、男性は何者かに殺されたことが判明した。
なんだって…
セバスチャンじいさんが…
殺された!?
…………………………
時は、朝8時頃であった。
またところ変わって、和歌山県警本部の中にある霊安室にて…
霊安室の中に昌也《まさや》さんと20代くらいの女性と刑事たち6人がいた。
女性は、セバスチャンじいさんの娼婦《レコ》であった雅弥《まや》である。
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
雅弥《まや》は、セバスチャンじいさんの遺体に顔を伏せた状態で泣いていた。
昌也《まさや》さんは、ものすごくつらそうな表情を浮かべながら雅弥《まや》を見つめていた。
この時であった。
セバスチャンじいさんの末娘の安楽舞香《あんらくまいか》がものすごい血相で霊安室に入った。
ものすごい怒りに震えていた舞香《まいか》は、セバスチャンじいさんに抱きついて泣いていた雅弥《まや》の髪の毛をひっぱりながら雅弥《まや》を怒鳴りつけた。
「なんなのよあんたは!!」
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
近くにいた昌也《まさや》さんは、大急ぎで舞香《まいか》を止めた。
「やめてください!!」
「離してよ!!この娼婦《おんな》は、安楽家《あんらく》の家の財産をドロボーしたのよ!!」
「お願いです!!落ち着いてください!!」
舞香《まいか》に髪の毛を激しくつかまれた雅弥《まや》はより激しい声をあげながら泣き出した。
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(ゴーッ…)
時は、夕方5時40分頃であった。
またところ変わって、松山空港にて…
空港の滑走路に大阪伊丹国際空港からやってきた全日空機が着陸した。
着陸した飛行機の中からスーツ姿の昌也《まさや》さんが出た。
昌也《まさや》さんは、タラップの階段を降りたあと連絡バスに乗り込んだ。
その後、昌也《まさや》さんはタクシーに乗って実家へ向かった。
……………………………