大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【悪女のララバイ】
またところ変わって、松山市土居田町にあるマンションの一室にて…
部屋は、ファッションクラブのママの夫婦が暮らしている家である。
部屋の6畳の部屋にママとダンナがいた。
白のバスローブ姿のママは、顔のナイトケアをしていた。
腰にバスタオルを巻いている姿のダンナは、ママの背中に抱きついて甘えていた。
この時であった。
(ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…)
居間にある電話台に置かれているオレンジ色のハウディ(プッシュホン)の着信音が鳴っていた。
ママは、ダンナに対して『電話よ〜』と言うた。
「あなた、電話〜」
「わかったよ…」
ダンナは、しぶしぶとした表情で寝室から出たあと広間に行った。
ダンナは、受話器をあげたあとフキゲンな声で言うた。
「はいもしもし、どなたですか!?」
またところ変わって、柳井港の待合室の入り口付近にある電話ボックスにて…
私は、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、夜分遅くに電話をかけてもうしわけございません…コリントともうします…あの…奥さまとお電話を代わっていただけますか?…すみませんでした…あの…私のポケベルが鳴っていたので…ママ方から…メッセージが届いていたので…お電話をおかけしたのです…すみません…すぐ終わりますので…奥さまと電話を代わってください…お願いします〜」
ママのダンナは、ものすごく怒った声で『分かりました!!』と言うたあと、ママを呼びに行った。
「ママに電話だよ!!」
「電話?」
「コリントって誰だよ!!」
「ごめんなさい〜」
ものすごくもうしわけない表情を浮かべていたママは、受話器を手に取ったあと話をしました。
「はいお電話を代わりました…ああ…コリントさん…ごめんなさい…ちょっと…主人…キゲンが悪かったのよ…」
またところ変わって、柳井港の待合室の入り口付近にある電話ボックスにて…
私は、ものすごく困った声で受話器越しにいるママに電話をかけた。
「もしもしママ!!そんなことはどうでもいいのだよ!!…それよりも、話ってなに!?」
受話器越しにいるママは、私に対してこう言うた。
「コリントさま…今から1時間前のことだけど…うちのポケベルが鳴ったのよ…発信先はシブシで暮らしている小田島さんからだったのよ〜」
「小田島さん…ママは、小田島さん方へ電話をかけたのですね…なんだって…つながらなかった!?…もしもし、それは一体どう言うことでしょうか!?」
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…)
私は、コイン投入口に10円玉を8枚入れながら話をした。
「お話中…または、受話器が上がったままの状態だと思うけど…ママ、それは一体どう言うことでしょうか!?…親展書《しょめん》を託した先を間違えたからどうしたらいいと言われて困りますよ!!…私は1月何日頃かおぼえてないけど、ほたるさんと大街道のスクランブル(交差点)で会いました…その後、かに道楽(レストラン)へ行きました…その時に私は、親展書《あのしょめん》をお返ししますと言うて差し出しました…ところが、ほたるさんは親展書《しょめん》を受け取れないと言うて拒否したのです!!…この時、ほたるさんはシブシで暮らしているみきさん…ええ、ファッションクラブでかつて働いていらした女性です…みきさんが幸せな暮らしをしている…幸せな暮らしをじゃましたらいかんと言うことで、三永《みえ》さんの身元保証人《ほしょうにん》を引き受けていた小田島さんに届けてほしいと私に頼みましたね…だから私はその通りに小田島さん方へお願いに行きました…私は小田島さんに親展書《しょめん》を預けたあとまた旅に出ました…だから、私にどうしてほしいと言うのですか!?…かんべんしてくださいよ〜…今からシブシへ行けと言われても困りますよ!!…ママ!!私の話を聞いてよ!!…ママはかつて宮崎でスナックを経営していたよね!!…小田島さんは、ママが経営していたスナックの常連さんだったよね…ママが経営していたスナックに入店したホステスさんの身元保証人《ほしょうにん》をこころよく引き受けてくださった…小田島さんはいい人だったので、ママは小田島さんをたよっていた…それが今ごろになって都合が悪くなった…それは一体どう言うことですか!?」
受話器越しにいるママが煮え切らない声で言うたので、私は思い切りブチ切れた。
「かんべんしてくださいよ!!今からシブシへ行けと言われても困りますよ!!ママは小田島さんがそんなに信用できないのですか!?…だから、電話がつながらなかったのは通話中または受話器が上がったままの状態になっていたのどちらかですよ!!…そんなに心配だったら、ママ自身でたしかめたらどうですか!?もうイヤや!!」
(ガチャン!!)
思い切りブチ切れた私は、受話器をガチャンと置いたあと怒り狂った。
なんなのだ一体もう!!
…………………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
それからまた2時間後であった。
私は、国道188号線を歩いて下松方面へ向かった。
車道にはたくさんの自動車が往来していた。
あてもなく歩道を歩いている私は、つらそうな表情でつぶやいた。
サイアクだ…
ドサイアクだ…
問い詰められながら生きていくのは…
ものすごくイヤだ…
…………………………
どうすればいいのだよ…
…………………………
部屋は、ファッションクラブのママの夫婦が暮らしている家である。
部屋の6畳の部屋にママとダンナがいた。
白のバスローブ姿のママは、顔のナイトケアをしていた。
腰にバスタオルを巻いている姿のダンナは、ママの背中に抱きついて甘えていた。
この時であった。
(ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…)
居間にある電話台に置かれているオレンジ色のハウディ(プッシュホン)の着信音が鳴っていた。
ママは、ダンナに対して『電話よ〜』と言うた。
「あなた、電話〜」
「わかったよ…」
ダンナは、しぶしぶとした表情で寝室から出たあと広間に行った。
ダンナは、受話器をあげたあとフキゲンな声で言うた。
「はいもしもし、どなたですか!?」
またところ変わって、柳井港の待合室の入り口付近にある電話ボックスにて…
私は、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、夜分遅くに電話をかけてもうしわけございません…コリントともうします…あの…奥さまとお電話を代わっていただけますか?…すみませんでした…あの…私のポケベルが鳴っていたので…ママ方から…メッセージが届いていたので…お電話をおかけしたのです…すみません…すぐ終わりますので…奥さまと電話を代わってください…お願いします〜」
ママのダンナは、ものすごく怒った声で『分かりました!!』と言うたあと、ママを呼びに行った。
「ママに電話だよ!!」
「電話?」
「コリントって誰だよ!!」
「ごめんなさい〜」
ものすごくもうしわけない表情を浮かべていたママは、受話器を手に取ったあと話をしました。
「はいお電話を代わりました…ああ…コリントさん…ごめんなさい…ちょっと…主人…キゲンが悪かったのよ…」
またところ変わって、柳井港の待合室の入り口付近にある電話ボックスにて…
私は、ものすごく困った声で受話器越しにいるママに電話をかけた。
「もしもしママ!!そんなことはどうでもいいのだよ!!…それよりも、話ってなに!?」
受話器越しにいるママは、私に対してこう言うた。
「コリントさま…今から1時間前のことだけど…うちのポケベルが鳴ったのよ…発信先はシブシで暮らしている小田島さんからだったのよ〜」
「小田島さん…ママは、小田島さん方へ電話をかけたのですね…なんだって…つながらなかった!?…もしもし、それは一体どう言うことでしょうか!?」
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…)
私は、コイン投入口に10円玉を8枚入れながら話をした。
「お話中…または、受話器が上がったままの状態だと思うけど…ママ、それは一体どう言うことでしょうか!?…親展書《しょめん》を託した先を間違えたからどうしたらいいと言われて困りますよ!!…私は1月何日頃かおぼえてないけど、ほたるさんと大街道のスクランブル(交差点)で会いました…その後、かに道楽(レストラン)へ行きました…その時に私は、親展書《あのしょめん》をお返ししますと言うて差し出しました…ところが、ほたるさんは親展書《しょめん》を受け取れないと言うて拒否したのです!!…この時、ほたるさんはシブシで暮らしているみきさん…ええ、ファッションクラブでかつて働いていらした女性です…みきさんが幸せな暮らしをしている…幸せな暮らしをじゃましたらいかんと言うことで、三永《みえ》さんの身元保証人《ほしょうにん》を引き受けていた小田島さんに届けてほしいと私に頼みましたね…だから私はその通りに小田島さん方へお願いに行きました…私は小田島さんに親展書《しょめん》を預けたあとまた旅に出ました…だから、私にどうしてほしいと言うのですか!?…かんべんしてくださいよ〜…今からシブシへ行けと言われても困りますよ!!…ママ!!私の話を聞いてよ!!…ママはかつて宮崎でスナックを経営していたよね!!…小田島さんは、ママが経営していたスナックの常連さんだったよね…ママが経営していたスナックに入店したホステスさんの身元保証人《ほしょうにん》をこころよく引き受けてくださった…小田島さんはいい人だったので、ママは小田島さんをたよっていた…それが今ごろになって都合が悪くなった…それは一体どう言うことですか!?」
受話器越しにいるママが煮え切らない声で言うたので、私は思い切りブチ切れた。
「かんべんしてくださいよ!!今からシブシへ行けと言われても困りますよ!!ママは小田島さんがそんなに信用できないのですか!?…だから、電話がつながらなかったのは通話中または受話器が上がったままの状態になっていたのどちらかですよ!!…そんなに心配だったら、ママ自身でたしかめたらどうですか!?もうイヤや!!」
(ガチャン!!)
思い切りブチ切れた私は、受話器をガチャンと置いたあと怒り狂った。
なんなのだ一体もう!!
…………………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
それからまた2時間後であった。
私は、国道188号線を歩いて下松方面へ向かった。
車道にはたくさんの自動車が往来していた。
あてもなく歩道を歩いている私は、つらそうな表情でつぶやいた。
サイアクだ…
ドサイアクだ…
問い詰められながら生きていくのは…
ものすごくイヤだ…
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どうすればいいのだよ…
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