大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【翳(かげ)りゆく部屋】
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…キーッ!!…バタン)
またところ変わって、五十崎町平岡にある昌也《まさや》さんの実家の前にて…
家の前にパトカーがサイレンを鳴らしながら急停車した。
その後、家の前に待機していた警察官が後部座席のドアをあけた。
ドアがあいたと同時に、ショルダーバッグを持った私がパトカーから降りた。
パトカーから降りた私は、大急ぎで家の中に入った。
「奥さま!!奥さま!!」
………………………
またところ変わって、家の広間にて…
広間に奥さまと愛媛県警《けんけい》の刑事ふたりと私がいた。
話を始める前に、ふたりの刑事が私に声をかけた。
「コリントイワマツヨシタカグラマシーさまでございますね。」
「コリントは私でございますが…」
「私は…愛媛県警本部の捜査一課長《いっかちょう》の池原ともうします。」
「私は、内子警察署の生活安全課《せいあん》の西口ともうします。」
捜査一課長《いっかちょう》の池原は、私に対してこう言うた。
「コリントさま。」
「なんでしょうか?」
「あの…宮出昌也さんとコリントさまが直接お会いになられたのはいつ頃ですか?」
「たしか…去年の12月30日でございますが…」
「12月30日。」
「私がおぼえているのは、その日だけです。」
「そうですか。」
「あの…昌也《まさや》さんが音信不通になられたのはいつ頃でしょうか?」
「ご家族の話によりますと、1月の4日頃だと言うてました。」
「1月4日…」
「コリントさまは、その時どちらにいらっしゃいましたか?」
「その時私は…山口の方にいました。」
「分かりました。」
このあと、私は捜査一課長《いっかちょう》からあれこれとめんどいことを聞かれた。
……………………
時は、夕方4時10分頃であった。
またところ変わって、玉川町木地の五葉ヶ森の西寄りの森林にある山小屋にて…
山小屋の広間に昌也《まさや》さんと番頭《ばんと》はんと数人の構成員《チンピラ》たちがいた。
昌也《まさや》さんは、2〜3人の構成員《チンピラ》たちによってボコボコに殴られたことによってボロボロに傷ついていた。
番頭《ばんと》はんは、ボロボロに傷ついた昌也《まさや》さんに対して恐ろしい声で言うた。
「オラオドレ!!立て…立たんかいオラ!!」
番頭《ばんと》はんは、昌也《まさや》さんのえり首をつかんだあと無理やり立たせた。
番頭《ばんと》はんは、昌也《まさや》さんに対して怒った声で言うた。
「おいコラ宮出!!」
「なんだよ〜」
「セヴァスチャンじいさんが新規に作成した公正証書《ゆいごんじょう》をどこへ隠したと聞いてるんだよ!!」
「知らないよ〜」
「なにィ!!知らないだと!!」
「ここから出してくれ〜」
「おいコラ!!生きてここから出れると思うなよ!!オンドレがセヴァスチャンじいさんとグルになっていたことは知ってるのだぞ!!」
「違う!!グルになってない!!…私は、セヴァスチャンじいさんから頼まれて新規の公正証書《ゆいごんじょう》を作った!!」
「ウソつくな!!」
「ウソじゃない!!」
近くにいた構成員《チンピラ》のひとりが番頭《ばんと》はんに言うた。
「アニキ、どないしまっか?」
「そうだな…宮出《コノヤロー》はセヴァスチャンじいさんとグルになって新規の公正証書《ゆいごんじょう》を作ったことを否定したどころか、セヴァスチャンじいさんに何人か子どもがいたことも隠していた…わてらをぐろうするだけぐろうしたさかいに…こないなったら、あの手を使って宮出《コノヤロー》をいてまわすゾ!!」
この時であった。
部屋の外で待機していた構成員《チンピラ》がマゼンタのワンピース姿の雅弥《まや》を連れて広間に入った。
雅弥《まや》は、泣きながら『イヤ!!離して!!』と言いながら許しごいをした。
番頭《ばんと》はんは、昌也《まさや》さんに対して怒った声で言うた。
「おいコラ!!正直に言え!!」
「私は…セヴァスチャンじいさんに頼まれて新規の公正証書《ゆいごんじょう》を作成した…」
思い切りブチ切れた番頭《ばんと》はんは、ハラマキに隠していた刃渡りの鋭いナイフを取り出したあと雅弥《まや》が着ているマゼンタのワンピースを切り裂いた。
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
「イヤ…イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
マゼンタのワンピースが真っ二つに切り裂かれた。
切り裂かれたワンピースの中から白のブラウスと赤色のスカートがあらわになった。
番頭《ばんと》はんは、恐ろしい声で昌也《まさや》さんに言うた。
「おい!!これ以上テイコウしない方がいいぞ…こんどは、純白のブラウスが真っ二つに斬《き》り裂かれるぞ…それでもいいのか?」
この時であった。
(ガシャーン!!)
とつぜん、窓ガラスが激しく割れた。
同時に、伊豆原《いずはら》が乱入した。
「オドレ伊豆原《いずはら》!!」
思い切りブチ切れた伊豆原《いずはら》は、刃渡りの鋭いナイフで番頭《ばんと》はんの左肩を斬《き》り裂いた。
「ああああああああああああああああああ!!」
「アニキ!!」
「オドレ伊豆原《いずはら》!!」
このあと、伊豆原《いずはら》は構成員《チンピラ》たちと大乱闘を繰り広げた。
雅弥《まや》は、ボロボロに傷ついた昌也《まさや》さんを連れて山小屋から脱出した。
そのあいだ、伊豆原《いずはら》と構成員《チンピラ》たちによる大乱闘がつづいた。
……………………
(パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ…)
時は、1月19日の朝6時過ぎであった。
東予市黒谷《くろのたにしゅうらく》の上空に愛媛県警《けんけい》のヘリコプターが飛行していた。
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…)
ところ変わって、集落にある集会所の前にて…
集会所の前に愛媛県警《けんけい》のパトカー30台がけたたましいサイレンを鳴らした状態で停まっていた。
集会所の周りに500人近くの捜査員たちが付近を捜索していた。
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…キーッ!!…バタン!!)
この時であった。
事件現場に愛媛県警《けんけい》のパトカーがサイレンを鳴らしながら入ったあと急停車した。
捜査員のひとりが後部座席のドアをあけた。
ショルダーバッグを持って降りた私は、出迎えた捜査員と一緒に現場に行った。
(カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ…)
またところ変わって、集会所の付近にて…
この時、鑑識官《かんしき》の男性が建物のカベに付着していた血液などをカメラで撮影していた。
複数人の鑑識官《かんしき》が薬物などを使用して証拠探しをしていた。
一体、なにがあったのだ…
私は、ものすごく不安な表情でつぶやいた。
この時であった。
集会所から300メートル先の森林でマゼンタのワンピースが見つかった。
捜査員たち数人が発見されたワンピースが入っているジュラルミンケースを持って森林から出てきた。
それから数分後であった。
集会所の建物のカベに血液で書かれたメッセージが発見された。
『シンキのユイゴンジョウヲカッテニツクリマシタ…シンデオワビシマス…』
これは…
昌也《まさや》さんが書いたメッセージだ…
ユイゴンジョウヲカッテニツクリマシタ…
これは一体、どう言う意味だ!!
昌也《まさや》さんが…
勝手にユイゴンジョウを作成した…
一体、どうなっているのだ!?
…………………………
またところ変わって、五十崎町平岡にある昌也《まさや》さんの実家の前にて…
家の前にパトカーがサイレンを鳴らしながら急停車した。
その後、家の前に待機していた警察官が後部座席のドアをあけた。
ドアがあいたと同時に、ショルダーバッグを持った私がパトカーから降りた。
パトカーから降りた私は、大急ぎで家の中に入った。
「奥さま!!奥さま!!」
………………………
またところ変わって、家の広間にて…
広間に奥さまと愛媛県警《けんけい》の刑事ふたりと私がいた。
話を始める前に、ふたりの刑事が私に声をかけた。
「コリントイワマツヨシタカグラマシーさまでございますね。」
「コリントは私でございますが…」
「私は…愛媛県警本部の捜査一課長《いっかちょう》の池原ともうします。」
「私は、内子警察署の生活安全課《せいあん》の西口ともうします。」
捜査一課長《いっかちょう》の池原は、私に対してこう言うた。
「コリントさま。」
「なんでしょうか?」
「あの…宮出昌也さんとコリントさまが直接お会いになられたのはいつ頃ですか?」
「たしか…去年の12月30日でございますが…」
「12月30日。」
「私がおぼえているのは、その日だけです。」
「そうですか。」
「あの…昌也《まさや》さんが音信不通になられたのはいつ頃でしょうか?」
「ご家族の話によりますと、1月の4日頃だと言うてました。」
「1月4日…」
「コリントさまは、その時どちらにいらっしゃいましたか?」
「その時私は…山口の方にいました。」
「分かりました。」
このあと、私は捜査一課長《いっかちょう》からあれこれとめんどいことを聞かれた。
……………………
時は、夕方4時10分頃であった。
またところ変わって、玉川町木地の五葉ヶ森の西寄りの森林にある山小屋にて…
山小屋の広間に昌也《まさや》さんと番頭《ばんと》はんと数人の構成員《チンピラ》たちがいた。
昌也《まさや》さんは、2〜3人の構成員《チンピラ》たちによってボコボコに殴られたことによってボロボロに傷ついていた。
番頭《ばんと》はんは、ボロボロに傷ついた昌也《まさや》さんに対して恐ろしい声で言うた。
「オラオドレ!!立て…立たんかいオラ!!」
番頭《ばんと》はんは、昌也《まさや》さんのえり首をつかんだあと無理やり立たせた。
番頭《ばんと》はんは、昌也《まさや》さんに対して怒った声で言うた。
「おいコラ宮出!!」
「なんだよ〜」
「セヴァスチャンじいさんが新規に作成した公正証書《ゆいごんじょう》をどこへ隠したと聞いてるんだよ!!」
「知らないよ〜」
「なにィ!!知らないだと!!」
「ここから出してくれ〜」
「おいコラ!!生きてここから出れると思うなよ!!オンドレがセヴァスチャンじいさんとグルになっていたことは知ってるのだぞ!!」
「違う!!グルになってない!!…私は、セヴァスチャンじいさんから頼まれて新規の公正証書《ゆいごんじょう》を作った!!」
「ウソつくな!!」
「ウソじゃない!!」
近くにいた構成員《チンピラ》のひとりが番頭《ばんと》はんに言うた。
「アニキ、どないしまっか?」
「そうだな…宮出《コノヤロー》はセヴァスチャンじいさんとグルになって新規の公正証書《ゆいごんじょう》を作ったことを否定したどころか、セヴァスチャンじいさんに何人か子どもがいたことも隠していた…わてらをぐろうするだけぐろうしたさかいに…こないなったら、あの手を使って宮出《コノヤロー》をいてまわすゾ!!」
この時であった。
部屋の外で待機していた構成員《チンピラ》がマゼンタのワンピース姿の雅弥《まや》を連れて広間に入った。
雅弥《まや》は、泣きながら『イヤ!!離して!!』と言いながら許しごいをした。
番頭《ばんと》はんは、昌也《まさや》さんに対して怒った声で言うた。
「おいコラ!!正直に言え!!」
「私は…セヴァスチャンじいさんに頼まれて新規の公正証書《ゆいごんじょう》を作成した…」
思い切りブチ切れた番頭《ばんと》はんは、ハラマキに隠していた刃渡りの鋭いナイフを取り出したあと雅弥《まや》が着ているマゼンタのワンピースを切り裂いた。
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
「イヤ…イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
マゼンタのワンピースが真っ二つに切り裂かれた。
切り裂かれたワンピースの中から白のブラウスと赤色のスカートがあらわになった。
番頭《ばんと》はんは、恐ろしい声で昌也《まさや》さんに言うた。
「おい!!これ以上テイコウしない方がいいぞ…こんどは、純白のブラウスが真っ二つに斬《き》り裂かれるぞ…それでもいいのか?」
この時であった。
(ガシャーン!!)
とつぜん、窓ガラスが激しく割れた。
同時に、伊豆原《いずはら》が乱入した。
「オドレ伊豆原《いずはら》!!」
思い切りブチ切れた伊豆原《いずはら》は、刃渡りの鋭いナイフで番頭《ばんと》はんの左肩を斬《き》り裂いた。
「ああああああああああああああああああ!!」
「アニキ!!」
「オドレ伊豆原《いずはら》!!」
このあと、伊豆原《いずはら》は構成員《チンピラ》たちと大乱闘を繰り広げた。
雅弥《まや》は、ボロボロに傷ついた昌也《まさや》さんを連れて山小屋から脱出した。
そのあいだ、伊豆原《いずはら》と構成員《チンピラ》たちによる大乱闘がつづいた。
……………………
(パタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタパタ…)
時は、1月19日の朝6時過ぎであった。
東予市黒谷《くろのたにしゅうらく》の上空に愛媛県警《けんけい》のヘリコプターが飛行していた。
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…)
ところ変わって、集落にある集会所の前にて…
集会所の前に愛媛県警《けんけい》のパトカー30台がけたたましいサイレンを鳴らした状態で停まっていた。
集会所の周りに500人近くの捜査員たちが付近を捜索していた。
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…キーッ!!…バタン!!)
この時であった。
事件現場に愛媛県警《けんけい》のパトカーがサイレンを鳴らしながら入ったあと急停車した。
捜査員のひとりが後部座席のドアをあけた。
ショルダーバッグを持って降りた私は、出迎えた捜査員と一緒に現場に行った。
(カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ…)
またところ変わって、集会所の付近にて…
この時、鑑識官《かんしき》の男性が建物のカベに付着していた血液などをカメラで撮影していた。
複数人の鑑識官《かんしき》が薬物などを使用して証拠探しをしていた。
一体、なにがあったのだ…
私は、ものすごく不安な表情でつぶやいた。
この時であった。
集会所から300メートル先の森林でマゼンタのワンピースが見つかった。
捜査員たち数人が発見されたワンピースが入っているジュラルミンケースを持って森林から出てきた。
それから数分後であった。
集会所の建物のカベに血液で書かれたメッセージが発見された。
『シンキのユイゴンジョウヲカッテニツクリマシタ…シンデオワビシマス…』
これは…
昌也《まさや》さんが書いたメッセージだ…
ユイゴンジョウヲカッテニツクリマシタ…
これは一体、どう言う意味だ!!
昌也《まさや》さんが…
勝手にユイゴンジョウを作成した…
一体、どうなっているのだ!?
…………………………