大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【愛のために】
さて、その頃であった。
周りの人たちに対して暴力をふるった末に家出して松山へ戻ったゆりことてつろうは、同棲生活を始めた。
ゆりこは、高校時代の友人からの紹介で松山市天山《しないあまやま》のイオンスタイル一階にあるイオン銀行に再就職した。
ゆりこは、来て早々に失敗ばかりをしていたので周りの人たちから怒鳴られてばかりいた。
うまくいかない…
どうすればいいのよ…
そのまた一方であった。
またところ変わって、松山市役所のエントランスホールにて…
ゆりこと正式に結婚すると決心を固めたてつろうは、市役所の窓口に婚姻届を出しに来た。
戸籍抄本《ショウホン》と一緒に窓口に書面を出した…
あとは、職員から『おめでとうございます。』の言葉を言われるときを待つだけ…
早く逃げたい…
あんな実家《ぼろや》から出ていきたい…
早く婚姻届《しょめん》を受理してくれ…
…………………
それから5分後であった。
「潮崎てつろうさま…潮崎てつろうさま!!」
この時、女性職員さんの呼び声が聞こえた。
しかし、てつろうの耳に職員さんの声が届いていなかった。
この時、女性職員さんの怒鳴り声が館内放送で響いた。
「潮崎てつろうさま!!すぐに窓口に来なさい!!」
怒鳴り声を聞いたてつろうは、はっとわれにかえったあと窓口に行った。
窓口についたてつろうは、このあと女性職員さんからめんどくさいことを聞かれた。
「潮崎さま。」
「なんでしょうか?」
「すみませんけれど、書面に保証人の名前が記載されていませんけど〜」
「ホショウニン?…なんでホショウニンがいるのですか?」
「書面を出す上で必要なのですけど〜」
「ふざけるなよ!!オドレらは結婚したい人を悪者にするのですか!?」
「違います〜」
「なんでホショウニンがいるのだよ!!」
「ですから、ショメンを出す上で必要なのですよ〜」
「わかった…ホショウニンがいるのであれば探しに行きます…松山《ここ》にはオレの知人《ダチ》がたくさんいますのでたのみに行きます…」
このあと、てつろうは書面をを持って館内から出た。
めんどくさい…
なんでホショウニンがいるのだよ…
それから60分後であった。
またところ変わって、松山市恵原町《しないえばらまち》にある自動車整備工場にて…
自動車整備工場は、てつろうの大学時代の友人が勤務している職場であった。
てつろうは、友人に対してホショウニンになってくれと頼んだ。
友人は、困った声でてつろうに言うた。
「ホショウニンになってくれだと!?」
「ああ〜」
「ことわる!!帰れ!!」
「カネを借りるのじゃないのだよ〜」
「オドレので頭はカネを借りることしかないのかよ!?」
「違うのだよ〜…オレは…ゆりこと正式に結婚すると決心を固めたので婚姻届を出すのだよ〜…そのためにはホショウニンが必要なのだよ〜」
「なーんだ…婚姻届か…潮崎は英文学部のマドンナだった鳥居と結婚したいのか?」
「オレにゆりこを紹介したのはオメーに婚姻届のホショウニンを頼んでいるのだよ〜」
友人は、ますます困った声でてつろうに言うた。
「オメーは、どうしても鳥居じゃないとダメか?」
「そうだよ…ゆりこじゃないとダメなのだよ!!」
「分かったよ…オメーがそこまで言うのであれば引き受けるよ!!」
しぶちんの表情を浮かべている友人は、婚姻届のホショウニンの欄にショメイナツインしたあと婚姻届《しょめん》を返した。
「ほれ、書いたぞ。」
「ありがとう…助かったよ〜」
このあと、てつろうはふたり目のホショウニンを探しに行った。
それからまた120分後であった。
またところ変わって、伊予市米湊《ぐんちゅうこみなと》にあるかつお節の製造工場にて…
てつろうは、自販機コーナーにいた従業員の友人に会うなりにホショウニンになってくれと頼んだ。
「なあ、たのむよ〜」
「なんだよ!!」
「ホショウニンになってくれ〜」
「だめだ!!」
「カネを借りるのじゃないのだよ〜」
「信用できない!!」
「違うのだよ…婚姻届のホショウニンだよ〜」
「ウソつくな!!」
「ウソじゃないのだよ〜…相手いるのだよ…」
「オメーの結婚相手は誰なのだよ!?」
「英文学部のマドンナの鳥居ゆりこだよ〜…忘れたのかよ?」
「そんな女子大生なんかしらねーよ!!それよりも潮崎!!大学にいた時にオレから借りた15万円をいつになったら返すのだ!?」
「えっ?」
「大学にいた時にオレから借りた15万円を返せと言うてるのが聞こえないのか!?」
「知らないよ…」
「この野郎!!あの時オドレが(実家からの)仕送りを止められたので苦しいと言うたから15万円を貸したのだぞ!!」
「オメーがいつでもいいからと言うた…」
「オドレ潮崎!!」
「やめてくれ〜」
思い切りブチ切れた友人は、てつろうの胸ぐらをつかんだあと右手に作ったこぶしをふりあげながら言うた。
「ふざけるなよコラ!!オドレがオレから借り入れた15万円を持ってマージャン屋へ行ったことは知ってるのだぞ!!」
「倍にして返せると思ったから…」
「ふざけるな!!ぶっ殺してやる!!」
このあと、てつろうは友人からボコボコに殴られた。
それからまた60分後であった。
友人にボコボコに殴られたてつろうは、ふらついた足取りで灘町商店街へ歩いて向かった。
またところ変わって、灘町商店街にあるクリーニング屋にて…
クリーニング屋は、同じ学部にいた後輩の家であった。
てつろうは、後輩に対してホショウニンになってくれと頼んだ。
後輩は、ものすごくイヤな表情でてつろうに言うた。
「ホショウニン引き受けろって…お断りします!!」
「なんで断るのだよ〜」
「センパイはぼくをホショウニンにしてローン会社へ行くのですね!!」
「違うよ〜…英文学部にいた鳥居ゆりこと…」
「帰れよドロボー!!」
「ドロボー…オレのドロボーだよ!?」
「オレ、英文学部の鳥居ゆりこさんにあこがれていたのだよ!!それをあんたがドロボーしたのだよ!!」
「ち、ちがうのだよ!!」
「オレに好きなカノジョがいない原因は全部あんたにあるのだよ!!帰れ!!」
「たのむ…センパイが困っているのだよ…助けてくれ〜」
てつろうは、ものすごく女々しい声で言いながら後輩にしがみついた。
「離してください!!」
「このとおりだ…ホショウニンがいないとゆりこと結婚できないのだよ〜」
「離せ!!」
「わああああああああああああああ!!」
てつろうは、後輩に突き飛ばされたあと道路に放り出された。
この時であった。
(ドスン!!ガシャーン!!)
てつろうは、近くを通りかかったラーメン屋の自転車にぶつかった。
そのはずみで、オカモチに入っていた出前の品がオカモチごと大破した。
同時に、従業員さんも転倒した。
「コラー!!」
「す、す、す、す、すみません〜」
てつろうは、ものすごくあわてた様子で逃げ出した。
このあと、てつろうはふたり目のホショウニンを探しに行ったが行く先々で断られてばかりいた。
その上に、てつろうが大学にいた時に複数の友人知人たちから大金《カネ》を借りていたことが明らかになった。
さらにそのまた上に、てつろうが複数の女子大生に手を出していたことも明らかになった…
…でてつろうは精神的に追い詰められたようだ。
周りの人たちに対して暴力をふるった末に家出して松山へ戻ったゆりことてつろうは、同棲生活を始めた。
ゆりこは、高校時代の友人からの紹介で松山市天山《しないあまやま》のイオンスタイル一階にあるイオン銀行に再就職した。
ゆりこは、来て早々に失敗ばかりをしていたので周りの人たちから怒鳴られてばかりいた。
うまくいかない…
どうすればいいのよ…
そのまた一方であった。
またところ変わって、松山市役所のエントランスホールにて…
ゆりこと正式に結婚すると決心を固めたてつろうは、市役所の窓口に婚姻届を出しに来た。
戸籍抄本《ショウホン》と一緒に窓口に書面を出した…
あとは、職員から『おめでとうございます。』の言葉を言われるときを待つだけ…
早く逃げたい…
あんな実家《ぼろや》から出ていきたい…
早く婚姻届《しょめん》を受理してくれ…
…………………
それから5分後であった。
「潮崎てつろうさま…潮崎てつろうさま!!」
この時、女性職員さんの呼び声が聞こえた。
しかし、てつろうの耳に職員さんの声が届いていなかった。
この時、女性職員さんの怒鳴り声が館内放送で響いた。
「潮崎てつろうさま!!すぐに窓口に来なさい!!」
怒鳴り声を聞いたてつろうは、はっとわれにかえったあと窓口に行った。
窓口についたてつろうは、このあと女性職員さんからめんどくさいことを聞かれた。
「潮崎さま。」
「なんでしょうか?」
「すみませんけれど、書面に保証人の名前が記載されていませんけど〜」
「ホショウニン?…なんでホショウニンがいるのですか?」
「書面を出す上で必要なのですけど〜」
「ふざけるなよ!!オドレらは結婚したい人を悪者にするのですか!?」
「違います〜」
「なんでホショウニンがいるのだよ!!」
「ですから、ショメンを出す上で必要なのですよ〜」
「わかった…ホショウニンがいるのであれば探しに行きます…松山《ここ》にはオレの知人《ダチ》がたくさんいますのでたのみに行きます…」
このあと、てつろうは書面をを持って館内から出た。
めんどくさい…
なんでホショウニンがいるのだよ…
それから60分後であった。
またところ変わって、松山市恵原町《しないえばらまち》にある自動車整備工場にて…
自動車整備工場は、てつろうの大学時代の友人が勤務している職場であった。
てつろうは、友人に対してホショウニンになってくれと頼んだ。
友人は、困った声でてつろうに言うた。
「ホショウニンになってくれだと!?」
「ああ〜」
「ことわる!!帰れ!!」
「カネを借りるのじゃないのだよ〜」
「オドレので頭はカネを借りることしかないのかよ!?」
「違うのだよ〜…オレは…ゆりこと正式に結婚すると決心を固めたので婚姻届を出すのだよ〜…そのためにはホショウニンが必要なのだよ〜」
「なーんだ…婚姻届か…潮崎は英文学部のマドンナだった鳥居と結婚したいのか?」
「オレにゆりこを紹介したのはオメーに婚姻届のホショウニンを頼んでいるのだよ〜」
友人は、ますます困った声でてつろうに言うた。
「オメーは、どうしても鳥居じゃないとダメか?」
「そうだよ…ゆりこじゃないとダメなのだよ!!」
「分かったよ…オメーがそこまで言うのであれば引き受けるよ!!」
しぶちんの表情を浮かべている友人は、婚姻届のホショウニンの欄にショメイナツインしたあと婚姻届《しょめん》を返した。
「ほれ、書いたぞ。」
「ありがとう…助かったよ〜」
このあと、てつろうはふたり目のホショウニンを探しに行った。
それからまた120分後であった。
またところ変わって、伊予市米湊《ぐんちゅうこみなと》にあるかつお節の製造工場にて…
てつろうは、自販機コーナーにいた従業員の友人に会うなりにホショウニンになってくれと頼んだ。
「なあ、たのむよ〜」
「なんだよ!!」
「ホショウニンになってくれ〜」
「だめだ!!」
「カネを借りるのじゃないのだよ〜」
「信用できない!!」
「違うのだよ…婚姻届のホショウニンだよ〜」
「ウソつくな!!」
「ウソじゃないのだよ〜…相手いるのだよ…」
「オメーの結婚相手は誰なのだよ!?」
「英文学部のマドンナの鳥居ゆりこだよ〜…忘れたのかよ?」
「そんな女子大生なんかしらねーよ!!それよりも潮崎!!大学にいた時にオレから借りた15万円をいつになったら返すのだ!?」
「えっ?」
「大学にいた時にオレから借りた15万円を返せと言うてるのが聞こえないのか!?」
「知らないよ…」
「この野郎!!あの時オドレが(実家からの)仕送りを止められたので苦しいと言うたから15万円を貸したのだぞ!!」
「オメーがいつでもいいからと言うた…」
「オドレ潮崎!!」
「やめてくれ〜」
思い切りブチ切れた友人は、てつろうの胸ぐらをつかんだあと右手に作ったこぶしをふりあげながら言うた。
「ふざけるなよコラ!!オドレがオレから借り入れた15万円を持ってマージャン屋へ行ったことは知ってるのだぞ!!」
「倍にして返せると思ったから…」
「ふざけるな!!ぶっ殺してやる!!」
このあと、てつろうは友人からボコボコに殴られた。
それからまた60分後であった。
友人にボコボコに殴られたてつろうは、ふらついた足取りで灘町商店街へ歩いて向かった。
またところ変わって、灘町商店街にあるクリーニング屋にて…
クリーニング屋は、同じ学部にいた後輩の家であった。
てつろうは、後輩に対してホショウニンになってくれと頼んだ。
後輩は、ものすごくイヤな表情でてつろうに言うた。
「ホショウニン引き受けろって…お断りします!!」
「なんで断るのだよ〜」
「センパイはぼくをホショウニンにしてローン会社へ行くのですね!!」
「違うよ〜…英文学部にいた鳥居ゆりこと…」
「帰れよドロボー!!」
「ドロボー…オレのドロボーだよ!?」
「オレ、英文学部の鳥居ゆりこさんにあこがれていたのだよ!!それをあんたがドロボーしたのだよ!!」
「ち、ちがうのだよ!!」
「オレに好きなカノジョがいない原因は全部あんたにあるのだよ!!帰れ!!」
「たのむ…センパイが困っているのだよ…助けてくれ〜」
てつろうは、ものすごく女々しい声で言いながら後輩にしがみついた。
「離してください!!」
「このとおりだ…ホショウニンがいないとゆりこと結婚できないのだよ〜」
「離せ!!」
「わああああああああああああああ!!」
てつろうは、後輩に突き飛ばされたあと道路に放り出された。
この時であった。
(ドスン!!ガシャーン!!)
てつろうは、近くを通りかかったラーメン屋の自転車にぶつかった。
そのはずみで、オカモチに入っていた出前の品がオカモチごと大破した。
同時に、従業員さんも転倒した。
「コラー!!」
「す、す、す、す、すみません〜」
てつろうは、ものすごくあわてた様子で逃げ出した。
このあと、てつろうはふたり目のホショウニンを探しに行ったが行く先々で断られてばかりいた。
その上に、てつろうが大学にいた時に複数の友人知人たちから大金《カネ》を借りていたことが明らかになった。
さらにそのまた上に、てつろうが複数の女子大生に手を出していたことも明らかになった…
…でてつろうは精神的に追い詰められたようだ。