大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【雲にのりたい】

(ドドーン!!ドドーン!!ドドーン!!ドドーン!!ドドーン!!ドドーン!!)

時は、3月2日の午前11時頃であった。

またところ変わって、丹後半島の端にある経ヶ岬にて…

空は、灰色の雲に包まれていた。

日本海《うみ》は、ひどく荒れていた。

時おり、強い風が吹いていた。

私は、ウォークマンで歌を聴きながらひどく荒れている日本海《うみ》を見つめていた。

イヤホンから黛ジュンさんの歌で『雲にのりたい』が流れていた。

きょうは…

何月何日だろうか…

きょうは…

どんな日だろうか…

………………………

またところ変わって、星の世界にて…

小さな星くずがたくさん流れている川のほとりに深眠の私と全裸の桜子たち(80億39人)がいた。

全裸の桜子たち(80億39人)は、ぐすんぐすんと泣きながら深眠の私の身体にキスをしていた。

みどりを抱っこしているアンナは、小さな星くずがたくさん流れている川に入っていた。

アンナとみどりは、声をあげて泣いていた。

「ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン…ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン…」
「オギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャーオギャー…」

アンナがこぼしたたくさんの涙が小さな星くずが流れている川にしたたり落ちた。

小さな星くずたちは、下流に向かってたくさん流れ落ちた。

…………………………

またところ変わって、経ヶ岬にて…

経ヶ岬に白い雪がたくさん振り出した。

ウォークマンで歌を聴きながらひどく荒れている日本海《うみ》を見つめている私は、なにを思っていたのか?

…………………
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