大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【男の拳(こぶし)】
(ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…)
時は、朝7時半頃であった。
またところ変わって、松山市土居田町にあるマンションの一室にて…
マンションの部屋は、ファッションクラブのママが暮らしていた部屋であった。
部屋中に電話の着信音が鳴っていた。
しかし、部屋の中には誰もいなかった。
……………………………
またところ変わって、国鉄備前西市駅の入口付近に設置されている電話ボックスにて…
私は、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
(プルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル…プルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル…)
受話器のスピーカーから電話の呼び出し音が鳴っていた。
ファッションクラブのママは、何をしているのだ…
早く電話に出てくれ〜
………………………
(ガチャン!!ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ…)
思い切りブチ切れた私は、電話をガチャンと切った。
返却口に10円玉がたくさん出た。
「なんなのだよ一体もう!!」
思い切りブチ切れた私は、もう一度受話器をあげたあとコイン投入口に10円玉をたくさん入れた。
その後、ファッションクラブのママが暮らしている部屋に電話をかけた。
しかし、応答はなかった。
一体、どうなっているのだ!!
……………………………
それからまた150分後であった。
またところ変わって、岡山市泉田《しないいずみだ》の国道30号線の歩道沿いに設置されている電話ボックスにて…
私は、四角のだいだい色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもしコリントです…ソヒ姐《ねえ》はんいる?…ソヒ姐《ねえ》はんと代わってください!!…お願いします!!」
…………………………
またところ変わって、道後温泉伊佐爾波坂《どうごいさにわざか》にある置き屋にて…
ソヒ姐《ねえ》はんが使っている居間に設置されているダイヤル式の黒電話機の受話器が無造作に置かれた状態になっていた。
そこへ、マゼンタの振り袖と白の帯姿のソヒ姐《ねえ》はんがやってきた。
ソヒ姐《ねえ》はんは、受話器を手にしたあと話をした。
「はいもしもし、お電話を変わりました〜…よーくん。」
またところ変わって、国道30号線の歩道沿いに設置されている電話ボックスにて…
私は、切羽詰まった声で話をした。
「もしもしソヒ姐《ねえ》はん…ソヒ姐《ねえ》はん!!…どこにいるって…」
私は、電話ボックスのアクリル板に貼られているシールに記載されている文字を読みながら話した。
「今いる場所は…岡山市泉田の…国道30号線沿いにある電話ボックス!!」
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…)
私は、コイン投入口に10円玉をたくさん入れながら話をした。
「なんで岡山にいるのって…ソヒ姐《ねえ》はん!!…ほたるさんと三永《みえ》さんが行方不明になったのだよ!!…土居田で暮らしているファッションクラブのママも行方不明になった!!…ファッションクラブのママが暮らしているマンションに電話をかけたよ!!…だけど出なかった!!…かけ直したよ!!…かけ直したけど出なかったのだよ!!…もしもしソヒ姐《ねえ》はん…ソヒ姐《ねえ》はん!!」
ソヒ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った声で言うた。
「よーくん落ち着いてよ…ねえよーくん!!」
私は、ものすごくイラついた声で言うた。
「ソヒ姐《ねえ》はん!!この2〜3日のあいだにソヒ姐《ねえ》はんの周辺で深刻なもめごとがあったと言う話を聞いてない!?…どんなささいなことでもいいから…カネの貸し借りのことでもいいから…ソヒ姐《ねえ》はん!!」
ソヒ姐《ねえ》はんは、受話器越しにいる私に対してこう言うた。
「もしもしよーくん…ちょっとキャッチ(ホン)が入ったから待ってね。」
電話ボックスにて…
受話器のスピーカーからキャッチホンが入ったことを知らせる音が聞こえていた。
(ポト…)
この時、10円玉が金庫に1枚落ちた音が聞こえた。
ものすごくイラついている私は、左腕につけているロレックスの腕時計を見ながらつぶやいた。
ソヒ姐《ねえ》はん…
いつまで人を待たせるのだよ…
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…)
私は、コイン投入口に10円玉を30枚入れた。
それから数分後にソヒ姐《ねえ》はんが出たので、話をした。
「もしもしソヒ姐《ねえ》はん…もう一度たずねるけど…この2〜3日のあいだにソヒ姐《ねえ》はんのまわりでもめごとはなかった!?…ない!?…おかしいな…」
ソヒ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った声で受話器越しにいる私に言うた。
「もしもしよーくん!!さっきね…うちの知人の女性から電話がかかってきたのよ…そうよ…キャッチホンにかかってきた電話よ。」
この時私は、ファッションクラブのママが借金を抱えていたことをソヒ姐《ねえ》はんから聞いた。
私は、おどろいた声で言うた。
「なんだって!?ファッションクラブのママが借金を抱えていた!?…それだれから聞いたの!?…その話をソヒ姐《ねえ》はんに話した人はどなたかと聞いてるのだよ!!誰でもいいでしょ…って…よくないよ!!…こっちはすごく困っているのだよ!!…だから!!…ファッションクラブのママが借金を抱えていたと言う話をソヒ姐《ねえ》はんに持ちかけた人が誰かを言わないと分からないんだよ!!…もしかしたら、オレに話すことができない理由があると言いたいんだね!!…ソヒ姐《ねえ》はん!!ソヒ姐《ねえ》はん!!」
(ガチャン…ツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツー…)
電話は、そこで切れた。
ソヒ姐《ねえ》はんは、私に対して『ごめんなさい…』と言うたあと電話をガチャンと切ったようだ。
(ガチャン!!ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ…)
私が電話をガチャンと切ったと同時に、残りの10円玉が返却口にたくさん出た。
なんなのだ一体もう!!
……………………………
それからまた40分後であった。
ところ変わって、国道30号線沿いにあるガソリンスタンドの店舗にて…
店内にあるソファのテーブルの上にスーパーマップルの中国地方の道路地図がひらいた状態で置かれていた。
私は、万年筆を使って地図上に書き込みをしていた。
地図上は、万年筆の青いインクでびっしりと書き込まれた筆跡《あと》がたくさんついていた。
この先…
どうしたらいいのだ…
大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんたちは…
どこにいるのか…
イワマツの財産一式が記載されている財産書《もくろく》がないと…
仕事ができない…
どうしたらいいのだ…
…………………………
時は、朝7時半頃であった。
またところ変わって、松山市土居田町にあるマンションの一室にて…
マンションの部屋は、ファッションクラブのママが暮らしていた部屋であった。
部屋中に電話の着信音が鳴っていた。
しかし、部屋の中には誰もいなかった。
……………………………
またところ変わって、国鉄備前西市駅の入口付近に設置されている電話ボックスにて…
私は、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
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受話器のスピーカーから電話の呼び出し音が鳴っていた。
ファッションクラブのママは、何をしているのだ…
早く電話に出てくれ〜
………………………
(ガチャン!!ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ…)
思い切りブチ切れた私は、電話をガチャンと切った。
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思い切りブチ切れた私は、もう一度受話器をあげたあとコイン投入口に10円玉をたくさん入れた。
その後、ファッションクラブのママが暮らしている部屋に電話をかけた。
しかし、応答はなかった。
一体、どうなっているのだ!!
……………………………
それからまた150分後であった。
またところ変わって、岡山市泉田《しないいずみだ》の国道30号線の歩道沿いに設置されている電話ボックスにて…
私は、四角のだいだい色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもしコリントです…ソヒ姐《ねえ》はんいる?…ソヒ姐《ねえ》はんと代わってください!!…お願いします!!」
…………………………
またところ変わって、道後温泉伊佐爾波坂《どうごいさにわざか》にある置き屋にて…
ソヒ姐《ねえ》はんが使っている居間に設置されているダイヤル式の黒電話機の受話器が無造作に置かれた状態になっていた。
そこへ、マゼンタの振り袖と白の帯姿のソヒ姐《ねえ》はんがやってきた。
ソヒ姐《ねえ》はんは、受話器を手にしたあと話をした。
「はいもしもし、お電話を変わりました〜…よーくん。」
またところ変わって、国道30号線の歩道沿いに設置されている電話ボックスにて…
私は、切羽詰まった声で話をした。
「もしもしソヒ姐《ねえ》はん…ソヒ姐《ねえ》はん!!…どこにいるって…」
私は、電話ボックスのアクリル板に貼られているシールに記載されている文字を読みながら話した。
「今いる場所は…岡山市泉田の…国道30号線沿いにある電話ボックス!!」
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「なんで岡山にいるのって…ソヒ姐《ねえ》はん!!…ほたるさんと三永《みえ》さんが行方不明になったのだよ!!…土居田で暮らしているファッションクラブのママも行方不明になった!!…ファッションクラブのママが暮らしているマンションに電話をかけたよ!!…だけど出なかった!!…かけ直したよ!!…かけ直したけど出なかったのだよ!!…もしもしソヒ姐《ねえ》はん…ソヒ姐《ねえ》はん!!」
ソヒ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った声で言うた。
「よーくん落ち着いてよ…ねえよーくん!!」
私は、ものすごくイラついた声で言うた。
「ソヒ姐《ねえ》はん!!この2〜3日のあいだにソヒ姐《ねえ》はんの周辺で深刻なもめごとがあったと言う話を聞いてない!?…どんなささいなことでもいいから…カネの貸し借りのことでもいいから…ソヒ姐《ねえ》はん!!」
ソヒ姐《ねえ》はんは、受話器越しにいる私に対してこう言うた。
「もしもしよーくん…ちょっとキャッチ(ホン)が入ったから待ってね。」
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受話器のスピーカーからキャッチホンが入ったことを知らせる音が聞こえていた。
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この時、10円玉が金庫に1枚落ちた音が聞こえた。
ものすごくイラついている私は、左腕につけているロレックスの腕時計を見ながらつぶやいた。
ソヒ姐《ねえ》はん…
いつまで人を待たせるのだよ…
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私は、コイン投入口に10円玉を30枚入れた。
それから数分後にソヒ姐《ねえ》はんが出たので、話をした。
「もしもしソヒ姐《ねえ》はん…もう一度たずねるけど…この2〜3日のあいだにソヒ姐《ねえ》はんのまわりでもめごとはなかった!?…ない!?…おかしいな…」
ソヒ姐《ねえ》はんは、ものすごく困った声で受話器越しにいる私に言うた。
「もしもしよーくん!!さっきね…うちの知人の女性から電話がかかってきたのよ…そうよ…キャッチホンにかかってきた電話よ。」
この時私は、ファッションクラブのママが借金を抱えていたことをソヒ姐《ねえ》はんから聞いた。
私は、おどろいた声で言うた。
「なんだって!?ファッションクラブのママが借金を抱えていた!?…それだれから聞いたの!?…その話をソヒ姐《ねえ》はんに話した人はどなたかと聞いてるのだよ!!誰でもいいでしょ…って…よくないよ!!…こっちはすごく困っているのだよ!!…だから!!…ファッションクラブのママが借金を抱えていたと言う話をソヒ姐《ねえ》はんに持ちかけた人が誰かを言わないと分からないんだよ!!…もしかしたら、オレに話すことができない理由があると言いたいんだね!!…ソヒ姐《ねえ》はん!!ソヒ姐《ねえ》はん!!」
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電話は、そこで切れた。
ソヒ姐《ねえ》はんは、私に対して『ごめんなさい…』と言うたあと電話をガチャンと切ったようだ。
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私が電話をガチャンと切ったと同時に、残りの10円玉が返却口にたくさん出た。
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それからまた40分後であった。
ところ変わって、国道30号線沿いにあるガソリンスタンドの店舗にて…
店内にあるソファのテーブルの上にスーパーマップルの中国地方の道路地図がひらいた状態で置かれていた。
私は、万年筆を使って地図上に書き込みをしていた。
地図上は、万年筆の青いインクでびっしりと書き込まれた筆跡《あと》がたくさんついていた。
この先…
どうしたらいいのだ…
大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんたちは…
どこにいるのか…
イワマツの財産一式が記載されている財産書《もくろく》がないと…
仕事ができない…
どうしたらいいのだ…
…………………………