大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【君を許す】
時は、深夜11時40分頃であった。
またところ変わって、高知市追手筋《おいてすじ》にある旅館の8畳の和室にて…
和室のテーブルの上にカシオの卓上電卓とノートと万年筆と財布とソニーのケータイラジオが置かれていた。
ケータイラジオのスピーカーからNHKラジオ第一放送のラストプログラム『夢のハーモニー』が流れていた。
私は、レシートに記載されている金額をノートに全部書き込んだあと電卓のキーをたたいて計算した。
合計の金額が出たあと、ノートにきょう1日に使った総額を記載した。
その後、財布の中に入っていた金銭を数えた。
数え終えたあと、ノートに残高を記入した。
深夜11時53分頃であった。
私は、電卓とノートと万年筆と財布をショルダーバックに収納した。
その後、ショルダーバックとケータイラジオを枕元に置いた。
枕元に置かれているスタンドの灯りをつけたあと、天井にぶら下がっている電灯を消した。
ふとんに入ったあと、イヤホンをラジオにつけた。
……………………
時は、深夜1時過ぎであった。
ふとんに入っている私は、イヤホンをつけた状態でラジオを聴きながら眠っていた。
イヤホンから高知放送ラジオで放送されている『ビートたけしのオールナイトニッポン』が流れていた。
眠っている私の耳に、パーソナリティのビートたけしさんとゲスト出演しているタレントさんによる一対一のトークが聞こえた。
眠っている私は、なにを思いながらラジオを聴いていたのか…
…………………………
時は、朝7時に5分前であった。
目覚めた私は、まくらもとに置かれているロレックスの腕時計をみながら言うた。
「もうすぐ7時だ。」
ふとんから出た私は、身づくろいと出発準備を始めた。
………………………
時は、朝10時過ぎであった。
またところ変わって、国鉄高知駅の中にある公衆電話のコーナーにて…
私は、ポケットの中に入っている10円玉を取り出そうとしていた。
この時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
この時、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンからけたたましいベルが鳴り響いた。
私は、周りの様子を確認してから受話器を取った。
「はいコリントイワマツヨシタカグラマシー!!…三永《みえ》さん…三永《みえ》さんだね!!」
またところ変わって、高知城の付近にある電話局の交換室にて…
三永《みえ》さんは、交換室に入れさせてもらったあと交換台から公衆電話の電話機にかけた。
ヘッドフォン型の受話器を使って電話をかけている三永《みえ》さんは、受話器越しにいる私に声をかけた。
「ヨシタカさんは高知駅にいるのね…アタシはどこにいるって…わけあって言うことができないのよ…それよりも…ヨシタカさんに話があるのよ…実はね…」
三永《みえ》さんは、私に対してハルナさんが抱えている借金が保証人になった人に被害が及んでいたことを話した。
またところ変わって、高知駅の中にある公衆電話のコーナーにて…
黒のラッションペンを使ってメモパッドにメモ書きをしながら電話の応対をしていた私は、受話器越しにいる三永《みえ》さんに声をかけた。
「よしわかった…いのへ行く。」
………………………
(ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
それからまた40分後であった。
私は、高知駅からとさでん交通の路面電車《トラム》に乗っていの町へ向かった。
時は、午後12時半頃であった。
またところ変わって、いの町西町にある借家にて…
借家の中にある1軒の家の前にヤクザ連中の男たち7〜8人が集まっていた。
(ドスン!!ドスン!!ドスン!!)
ヤクザ連中の男たちは、戸を殴りつけながら怒号をあげた。
「オラ!!伏《ふせ》のクソババア!!」
「出てこいオラ!!」
「オラクソババア!!」
「いつになったらカネを返すのだ!?」
「借家を踏み倒して逃げる気か!?」
「出てこいクソババア!!」
「カネ返せ!!」
この時であった。
ショルダーバックを持って旅をしていた私が借家の近くにやってきた。
ヤクザ連中の男たちの怒号を聞いた私は、危険を感知した。
たいへんだ…
三永《みえ》さんに知らせなきゃ…
この近くで…
ヤクザ連中たちが暴れていたことを…
知らせなきゃ…
………………………
またところ変わって、高知市追手筋《おいてすじ》にある旅館の8畳の和室にて…
和室のテーブルの上にカシオの卓上電卓とノートと万年筆と財布とソニーのケータイラジオが置かれていた。
ケータイラジオのスピーカーからNHKラジオ第一放送のラストプログラム『夢のハーモニー』が流れていた。
私は、レシートに記載されている金額をノートに全部書き込んだあと電卓のキーをたたいて計算した。
合計の金額が出たあと、ノートにきょう1日に使った総額を記載した。
その後、財布の中に入っていた金銭を数えた。
数え終えたあと、ノートに残高を記入した。
深夜11時53分頃であった。
私は、電卓とノートと万年筆と財布をショルダーバックに収納した。
その後、ショルダーバックとケータイラジオを枕元に置いた。
枕元に置かれているスタンドの灯りをつけたあと、天井にぶら下がっている電灯を消した。
ふとんに入ったあと、イヤホンをラジオにつけた。
……………………
時は、深夜1時過ぎであった。
ふとんに入っている私は、イヤホンをつけた状態でラジオを聴きながら眠っていた。
イヤホンから高知放送ラジオで放送されている『ビートたけしのオールナイトニッポン』が流れていた。
眠っている私の耳に、パーソナリティのビートたけしさんとゲスト出演しているタレントさんによる一対一のトークが聞こえた。
眠っている私は、なにを思いながらラジオを聴いていたのか…
…………………………
時は、朝7時に5分前であった。
目覚めた私は、まくらもとに置かれているロレックスの腕時計をみながら言うた。
「もうすぐ7時だ。」
ふとんから出た私は、身づくろいと出発準備を始めた。
………………………
時は、朝10時過ぎであった。
またところ変わって、国鉄高知駅の中にある公衆電話のコーナーにて…
私は、ポケットの中に入っている10円玉を取り出そうとしていた。
この時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
この時、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンからけたたましいベルが鳴り響いた。
私は、周りの様子を確認してから受話器を取った。
「はいコリントイワマツヨシタカグラマシー!!…三永《みえ》さん…三永《みえ》さんだね!!」
またところ変わって、高知城の付近にある電話局の交換室にて…
三永《みえ》さんは、交換室に入れさせてもらったあと交換台から公衆電話の電話機にかけた。
ヘッドフォン型の受話器を使って電話をかけている三永《みえ》さんは、受話器越しにいる私に声をかけた。
「ヨシタカさんは高知駅にいるのね…アタシはどこにいるって…わけあって言うことができないのよ…それよりも…ヨシタカさんに話があるのよ…実はね…」
三永《みえ》さんは、私に対してハルナさんが抱えている借金が保証人になった人に被害が及んでいたことを話した。
またところ変わって、高知駅の中にある公衆電話のコーナーにて…
黒のラッションペンを使ってメモパッドにメモ書きをしながら電話の応対をしていた私は、受話器越しにいる三永《みえ》さんに声をかけた。
「よしわかった…いのへ行く。」
………………………
(ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
それからまた40分後であった。
私は、高知駅からとさでん交通の路面電車《トラム》に乗っていの町へ向かった。
時は、午後12時半頃であった。
またところ変わって、いの町西町にある借家にて…
借家の中にある1軒の家の前にヤクザ連中の男たち7〜8人が集まっていた。
(ドスン!!ドスン!!ドスン!!)
ヤクザ連中の男たちは、戸を殴りつけながら怒号をあげた。
「オラ!!伏《ふせ》のクソババア!!」
「出てこいオラ!!」
「オラクソババア!!」
「いつになったらカネを返すのだ!?」
「借家を踏み倒して逃げる気か!?」
「出てこいクソババア!!」
「カネ返せ!!」
この時であった。
ショルダーバックを持って旅をしていた私が借家の近くにやってきた。
ヤクザ連中の男たちの怒号を聞いた私は、危険を感知した。
たいへんだ…
三永《みえ》さんに知らせなきゃ…
この近くで…
ヤクザ連中たちが暴れていたことを…
知らせなきゃ…
………………………