大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【風が吹いたら恋もうけ】

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時は、3月21日の朝7時半頃であった。

三永《みえ》さんと私は、北伊予駅から出発したあと県道松山伊予線〜八倉松前線《やくらまさきせん》をいよてつ松前駅《まさきえき》へ向かった。

車道には、たくさんの自動車が走っていた。

いよてつ松前駅《まさきえき》に到着したのは、朝8時10分頃であった。

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時は、朝8時40分頃であった。

三永《みえ》さんと私は、いよてつ郡中線の電車に乗って松山市駅《しえき》へ向かった。

松山市駅《しえき》に到着したのは、朝9時2分頃であった。

時は、朝9時半頃であった。

またところ変わって、地下街《まつちかタウン》の中にある喫茶店《サテン》にて…

テーブルの上には、ブレンドコーヒーが入っている白の磁器のコーヒーカップとチーズケーキがのっている白の磁器のお皿が並んで置かれていた。

三永《みえさん》と私は、向かいあった状態で座っていた。

三永《みえ》さんは、私に対して1枚のメモ用紙を差し出した。

メモ用紙を受け取った私は、三永《みえ》さんにたずねた。

「これは?」
「センザキに行く前に、地図に記されている場所へ行ってね。」
「場所はどこだ?」
「手帳に書いておきなさい。」

私は、ショルダーバックの中から81〜83年の3年手帳と万年筆を取り出した。

その後、手帳の余白のページにメモ用紙に書かれている地図を転記した。

転記を終えたあと、手帳と万年筆をショルダーバックに収納した。

私は、コーヒーをひと口のんだあと三永《みえ》さんに対してメモ用紙に書かれていた地図のことをたずねた。

「三永《みえ》さん。」
「なあに?」
「この地図は、何県にある場所だ?」
「アタシの口から説明することができないのよ。」
「説明してくれなきゃ困るよ!!」

私が強く言うたので、三永《みえ》さんはヤッキになった声で言い返した。

「地図に書かれている場所については、アタシの口から説明することができないのよ!!」
「だけど!!」
「先方さまには、アタシが電話をかけて伝えておくから、ヨシタカさんは地図に書かれている場所へ行くだけでいいのよ!!」
「三永《みえ》さん!!私はこの地図に書かれている場所が万が一危険な場所だったらどうするつもりだ!?」

三永《みえ》さんは、ますますイラついた声で言うた。

「地図に書かれている場所は、アタシの旧《ふる》くからの知人よ!!話せば分かる人だから大丈夫と言うてるのよ!!」

思い切りブチ切れた私は、ショルダーバックを持って席からたったあと三永《みえ》さんに対して怒った声で言うた。

「もういい!!センザキへ行くのをやめた!!」
「ヨシタカさん。」
「ここの支払いはオレがする…ほな!!」

私は、テーブルの上に置かれていた伝票を取ったあとショルダーバックを持って席から離れた。

三永《みえ》さんは、右手で髪の毛をぐしゃぐしゃにかきむしりながらキーッと怒り狂った。

………………………

それからまた30分後であった。

ショルダーバックを持って地下街《まつちかタウン》から出た私は、いよてつそごう(デパート)側の歩道を歩いていた。

私は、ものすごく怒った表情でつぶやいた。

三永《みえ》さんは一体なにを考えているのだ…

たぶん、三永《みえ》さんは…

私に対して…

ヤクザ屋を紹介するつもりでいたのだ…

……………………

それからまた1分後であった。

ネイビーのふりそでと白の帯姿のほたるさんが私のもとにやってきた。

ほたるさんは、大きく手を振りながら私を呼んだ。

「よーくん、よーくん!!」
「ほたるさん!!」

ほたるさんは、大急ぎで私のもとにやってきた。

ほたるさんは、私に対してオタついた表情で言うた。

「よーくん、三永《みえ》ちゃんかルツコちゃんを見なかった!?」

私は、ものすごく怒った表情でほたるさんに言うた。

「ほたるさん!!」
「よーくんどうしたのよ?」
「ちょっと、話があるのだよ!!」
「話があるって?」
「こっちは非常事態が発生したのだよ!!」
「非常事態が発生した?」
「わけはあとで話す!!」
「よーくん。」
「ほたるさん!!」
「わかったわよ〜」

このあと、ほたるさんと私は松山市駅《しえき》から出たあと違う場所へ移動した。

………………………
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