大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【時の過ぎゆくままに・その2】
時は、深夜11時頃であった。
またところ変わって、八幡浜市中心部にある新町商店街《アーケード》の裏の露地にて…
商店街《アーケード》の裏の露地に三永《みえ》さんがいた。
三永《みえ》さんが露地裏に入った時であった。
三永《みえ》さんがいる場所から300メートル先の場所にハルナさんがいた。
三永《みえ》さんは、現場の200メートル手前に設置されている10円のピンク電話機のコーナーへ行った。
三永《みえ》さんは、身を潜めた状態でピンク電話機の受話器をあげた。
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…ジー…)
三永《みえ》さんは、コイン投入口に10円玉を1万枚投入したあとダイヤルをまわした。
…………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、臼杵公園のすぐ近くにあるガソリンスタンドの前にて…
ショルダーバックを持って歩いていた私は、ガソリンスタンドの従業員の男性に呼び止められた。
「あの〜」
「はい。」
「コリントイワマツヨシタカグラマシーさまでしょうか?」
「コリントは私でございます。」
「あの…すぐに店に来てください!!」
えっ?
どう言うこと?
わけがわからなくなった…
………………………
またところ変わって、ガソリンスタンドの中にあるショップの店内にて…
店内にあるデスクに置かれているだいだい色のプッシュホンの後ろに着いているオルゴールの上に受話器が置かれていた。
オルゴールから流れている音楽は、沢田研二さんの歌で『時の過ぎゆくままに』であった。
店内に入った私は、受話器を手にしたあと話しをした。
「はいもしもし代わりました…三永《みえ》さん…三永《みえ》さんどこにいるの!?」
またところ変わって、八幡浜市中心部にある新町商店街《アーケード》の露地裏にて…
三永《みえ》さんは、受話器越しにいる私に対してひそめた声で言うた。
「ヨシタカさん…あのね…200メートル先の場所にハルナさんがいたわよ…ヨシタカさん、声を出しちゃダメよ!!…いいわね!!」
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…)
このあと、三永《みえ》さんはコイン投入口に10円玉を2万枚投入した。
…………………………
一体なにがどうなっているのだ…
ハルナさんが八幡浜市《やわたはま》にいた!?
電話の応対をしていた私は、ショルダーバックから取り出したメモパッドとゼブラのシャーボーを電話機の前に置いた。
その後、シャーボーの本体を右に回してシャープペンシルを出したあとカチカチとノックして芯を出した。
……………………………
またところ変わって、八幡浜市中心部にある新町商店街《アーケード》の露地裏にて…
ハルナさんは、黒のルイ・ヴィトンの革のボストンバックを持っていた。
ルイ・ヴィトンのボストンバックを持っているハルナさんは、誰かと待ち合わせをしていたと思う。
三永《みえ》さんは、10円玉2万枚を入れたあとその場からゆっくりとタイサンした。
……………………………
またところ変わって、臼杵市にあるガソリンスタンドの店内にて…
私は、三永《みえ》さんから『ひとことも言わないで!!』と言われたので声を出すことができなかった。
左手に受話器を持っていて、右手にゼブラシャーボーを持っていた。
この時であった。
ものすごく恐ろしい男の声が響いた。
あの声は溝端屋の番頭《ばんと》はんではないか…
私は、叫びたい気持ちを必死にこらえながら受話器越しに聞こえている現場の様子を聞きながらメモ書きをした。
………………………
またところ変わって、八幡浜市中心部にある新町商店街《アーケード》の露地裏にて…
ハルナさんは、番頭《ばんと》はんに対して泣き叫ぶ声で言うた。
「お願いやめて!!アタシにつきまとわないでください!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく恐ろしい声でハルナさんをイカクした。
「なにが『つきまとわないでください!!』だか…おいコラ!!」
「やめて!!イカクしないで!!」
「オレねーちゃん、オレがねーちゃんに貸したカネをいつになったら返《けえ》すのだ!?」
「返すわよ!!だけど、まだ…信用金庫《シンキン》に申し込んだユウシが…審査中なのよ!!」
ハルナさんが言うた言葉に対して、番頭《ばんと》はんはものすごく恐ろしい声でハルナさんをイカクした。
「おいねーちゃん!!ねーちゃんはこれまでにユウシを何回断られたのか分かってんのか!?」
「あれは貸し渋りよ!!」
「それは違うな!!ねーちゃんの性格が悪いからユウシを断られたのだよ!!」
「性格が悪いのは生まれつきよ!!」
「生まれつき性格が悪いからユウシを断られたことに気がつけよ!!…おい、そんなことよりもオレがねーちゃんに貸したカネを耳そろえて早く返《けえ》せよ!!」
「だからあしたの朝まで待ってください!!」
「待てねーんだよ!!」
思い切りブチ切れた番頭《ばんと》はんは、ハルナさんが持っているルイ・ヴィトンのボストンバックに手をかけた。
ハルナさんは『イヤ!!離して!!』と叫んだ。
番頭《ばんと》はんは、怒った声でハルナさんをイカクした。
「おいコラ!!」
「イヤ!!」
「このバックの中に入っている大金《げんだま》をどこで手に入れた!?」
「やめて!!離して!!」
「おい答えろ!!ネーチャンは、信用金庫《シンキン》に申し込んだユウシを断られそうになったのでヤミキン利用したのか!?」
「違うわよ!!」
「ふざけるなクソババア!!」
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
思い切りブチ切れた番頭《ばんと》はんは、ハルナさんを突き飛ばした。
(ドスン!!ガシャーン!!)
ハルナさんは、突き飛ばされたはずみで近くにあった10円のピンク電話機が置かれている台に衝突した。
………………………
(ガシャーン!!…ツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツー…)
またところ変わって、臼杵市にあるガソリンスタンドの店内にて…
受話器のスピーカーから電話が切れた音が聞こえた。
私は、受話器を置いたあとシャーボーを使って最後にハルナさんが言うた言葉をメモパッドに書き込んだ。
…………………………
それからまた30分後であった。
またところ変わって、八幡浜市中心部にある新町商店街《アーケード》の露地裏にて…
ハルナさんは、ボロボロに傷ついた状態で亡くなった。
番頭《ばんと》はんは、ハルナさんが持っていたルイ・ヴィトンのボストンバックを強奪したあと現場から立ち去った。
………………………
またところ変わって、八幡浜市中心部にある新町商店街《アーケード》の裏の露地にて…
商店街《アーケード》の裏の露地に三永《みえ》さんがいた。
三永《みえ》さんが露地裏に入った時であった。
三永《みえ》さんがいる場所から300メートル先の場所にハルナさんがいた。
三永《みえ》さんは、現場の200メートル手前に設置されている10円のピンク電話機のコーナーへ行った。
三永《みえ》さんは、身を潜めた状態でピンク電話機の受話器をあげた。
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…ジー…)
三永《みえ》さんは、コイン投入口に10円玉を1万枚投入したあとダイヤルをまわした。
…………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、臼杵公園のすぐ近くにあるガソリンスタンドの前にて…
ショルダーバックを持って歩いていた私は、ガソリンスタンドの従業員の男性に呼び止められた。
「あの〜」
「はい。」
「コリントイワマツヨシタカグラマシーさまでしょうか?」
「コリントは私でございます。」
「あの…すぐに店に来てください!!」
えっ?
どう言うこと?
わけがわからなくなった…
………………………
またところ変わって、ガソリンスタンドの中にあるショップの店内にて…
店内にあるデスクに置かれているだいだい色のプッシュホンの後ろに着いているオルゴールの上に受話器が置かれていた。
オルゴールから流れている音楽は、沢田研二さんの歌で『時の過ぎゆくままに』であった。
店内に入った私は、受話器を手にしたあと話しをした。
「はいもしもし代わりました…三永《みえ》さん…三永《みえ》さんどこにいるの!?」
またところ変わって、八幡浜市中心部にある新町商店街《アーケード》の露地裏にて…
三永《みえ》さんは、受話器越しにいる私に対してひそめた声で言うた。
「ヨシタカさん…あのね…200メートル先の場所にハルナさんがいたわよ…ヨシタカさん、声を出しちゃダメよ!!…いいわね!!」
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このあと、三永《みえ》さんはコイン投入口に10円玉を2万枚投入した。
…………………………
一体なにがどうなっているのだ…
ハルナさんが八幡浜市《やわたはま》にいた!?
電話の応対をしていた私は、ショルダーバックから取り出したメモパッドとゼブラのシャーボーを電話機の前に置いた。
その後、シャーボーの本体を右に回してシャープペンシルを出したあとカチカチとノックして芯を出した。
……………………………
またところ変わって、八幡浜市中心部にある新町商店街《アーケード》の露地裏にて…
ハルナさんは、黒のルイ・ヴィトンの革のボストンバックを持っていた。
ルイ・ヴィトンのボストンバックを持っているハルナさんは、誰かと待ち合わせをしていたと思う。
三永《みえ》さんは、10円玉2万枚を入れたあとその場からゆっくりとタイサンした。
……………………………
またところ変わって、臼杵市にあるガソリンスタンドの店内にて…
私は、三永《みえ》さんから『ひとことも言わないで!!』と言われたので声を出すことができなかった。
左手に受話器を持っていて、右手にゼブラシャーボーを持っていた。
この時であった。
ものすごく恐ろしい男の声が響いた。
あの声は溝端屋の番頭《ばんと》はんではないか…
私は、叫びたい気持ちを必死にこらえながら受話器越しに聞こえている現場の様子を聞きながらメモ書きをした。
………………………
またところ変わって、八幡浜市中心部にある新町商店街《アーケード》の露地裏にて…
ハルナさんは、番頭《ばんと》はんに対して泣き叫ぶ声で言うた。
「お願いやめて!!アタシにつきまとわないでください!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく恐ろしい声でハルナさんをイカクした。
「なにが『つきまとわないでください!!』だか…おいコラ!!」
「やめて!!イカクしないで!!」
「オレねーちゃん、オレがねーちゃんに貸したカネをいつになったら返《けえ》すのだ!?」
「返すわよ!!だけど、まだ…信用金庫《シンキン》に申し込んだユウシが…審査中なのよ!!」
ハルナさんが言うた言葉に対して、番頭《ばんと》はんはものすごく恐ろしい声でハルナさんをイカクした。
「おいねーちゃん!!ねーちゃんはこれまでにユウシを何回断られたのか分かってんのか!?」
「あれは貸し渋りよ!!」
「それは違うな!!ねーちゃんの性格が悪いからユウシを断られたのだよ!!」
「性格が悪いのは生まれつきよ!!」
「生まれつき性格が悪いからユウシを断られたことに気がつけよ!!…おい、そんなことよりもオレがねーちゃんに貸したカネを耳そろえて早く返《けえ》せよ!!」
「だからあしたの朝まで待ってください!!」
「待てねーんだよ!!」
思い切りブチ切れた番頭《ばんと》はんは、ハルナさんが持っているルイ・ヴィトンのボストンバックに手をかけた。
ハルナさんは『イヤ!!離して!!』と叫んだ。
番頭《ばんと》はんは、怒った声でハルナさんをイカクした。
「おいコラ!!」
「イヤ!!」
「このバックの中に入っている大金《げんだま》をどこで手に入れた!?」
「やめて!!離して!!」
「おい答えろ!!ネーチャンは、信用金庫《シンキン》に申し込んだユウシを断られそうになったのでヤミキン利用したのか!?」
「違うわよ!!」
「ふざけるなクソババア!!」
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
思い切りブチ切れた番頭《ばんと》はんは、ハルナさんを突き飛ばした。
(ドスン!!ガシャーン!!)
ハルナさんは、突き飛ばされたはずみで近くにあった10円のピンク電話機が置かれている台に衝突した。
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(ガシャーン!!…ツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツー…)
またところ変わって、臼杵市にあるガソリンスタンドの店内にて…
受話器のスピーカーから電話が切れた音が聞こえた。
私は、受話器を置いたあとシャーボーを使って最後にハルナさんが言うた言葉をメモパッドに書き込んだ。
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それからまた30分後であった。
またところ変わって、八幡浜市中心部にある新町商店街《アーケード》の露地裏にて…
ハルナさんは、ボロボロに傷ついた状態で亡くなった。
番頭《ばんと》はんは、ハルナさんが持っていたルイ・ヴィトンのボストンバックを強奪したあと現場から立ち去った。
………………………