大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【お前にゃ俺がついている】
時は、4月1日の夜9時半頃であった。
またところ変わって、路面電車《トラム》の道後温泉駅の前の広場に設置されている電話ボックスにて…
私は、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、夜分遅くにお電話をおかけしてもうしわけございません…えーと、菊間町佐方にお住まいの△▲さまのおたくでございますか?…お世話になりますコリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…あの、私は…人を探しているのです…えーと…道後温泉《どうご》で置き屋を営んでいるソヒさんを探しています…あの、ソヒさんはそちらにお越しになられていますか?…分かりました…あの、もしそちらにお越しになられましたらお伝えしたいことがございます…えーと…『コリントが心配していましたよ…』とひとことお伝え願いますか?…よろしくお願いいたします…お世話になりました。」
(ガチャ…ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ…)
私がフックを下げた同時に返却口に10円玉がたくさん出た。
私は、赤のラッションペンを使ってメモパッドに『確認済み』と記入した。
その後、返却口に入っていた10円玉を全部取り出した。
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ…)
その後、私はコイン投入口に10円玉をたくさん入れたあとボタンを押した。
(ポト…)
10円玉1枚が金庫に入ったあと、話しをした。
「もしもし、夜分遅くにお電話をおかけしてもうしわけございません…あの…大西町新町にお住まいの◎△さまのおたくでございますか?…お世話になりますコリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…あの、そちらにソヒさんはいらっしゃいますか?…分かりました…あの、もしおたくにお越しになられた時に…お伝えしたいことがございますがよろしいでしょうか?…『コリントが心配していましたよ…』とひとことお伝え願いますか?…よろしくお願いいたします…お世話になりました。」
…………………………
日付が変わって、4月2日の深夜2時頃であった。
またところ変わって、石手寺の付近の歩道に設置されている電話ボックスにて…
私は、四角のだいだい色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、深夜の時間帯にお電話をおかけしてもうしわけございません…菊間町種にお住まいの▲■■さまのお宅でございますか?…お世話になりますコリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…あの、そちらにソヒさんはお越しになられていますか?…はい、そうです…お越しになられてないのですね…分かりました…あの、すみませんけれど…ソヒさんがおたくにお越しになられた時にお伝えしたいことがございますがよろしいでしょうか?」
………………………
このあと、私は7〜8軒の家に電話をかけた。
しかし、ソヒ姐《ねえ》はんはどこにもいなかった。
……………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
時は、深夜4時過ぎであった。
私は、県道松山東部環状線を歩いて久米方面へ向かった。
車道には、自動車がたくさん走っていた。
ソヒ姐《ねえ》はんは…
一体、どこへ行ったのだろうか…
…………………………
(カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、4月2日の朝6時半頃であった。
またところ変わって、いよてつ久米駅にて…
駅のすぐ近くにある踏み切りの警笛が鳴っていたと同時に松山市駅《しえき》よりに走行していた電車がゆっくりと走行していた。
またところ変わって、駅の入り口付近に設置されている電話ボックスにて…
電話ボックスに入った私は、ショルダーバックの中から財布を取り出したあと財布の中から10円玉1枚を取り出した。
(カチャ…チャリン…カチカチカチカチカチカチ…)
その後、私は四角の水色のコイン投入式のプッシュホンの受話器を取った。
つづいて、10円玉をコイン投入口に1枚入れたあとボタンを押した。
(ポトッ…)
10円玉が金庫に落ちたあと、私は会話を始めた。
電話がつながった先は、道後温泉《どうご》の置き屋であった。
「もしもしコリントです…ソヒ姐《ねえ》はんは、まだ帰ってないの?…帰ってない…ああ…わかった…えっ?…ソヒ姐《ねえ》はんが行った先が分かった?…もしもし、それはどこ!?…波方…波方のどの辺りに行ったの!?…わかった!!…今から波方へ行く!!…うん…ありがとう!!」
…………………………
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
それからまた3時間後であった。
私は、国鉄松山駅から予讃本線《よさんせん》の各駅停車《どんこう》に乗って再び旅に出た。
ソヒ姐《ねえ》はんは…
どこにいるのだろうか…
ソヒ姐《ねえ》はん…
……………………
またところ変わって、路面電車《トラム》の道後温泉駅の前の広場に設置されている電話ボックスにて…
私は、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、夜分遅くにお電話をおかけしてもうしわけございません…えーと、菊間町佐方にお住まいの△▲さまのおたくでございますか?…お世話になりますコリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…あの、私は…人を探しているのです…えーと…道後温泉《どうご》で置き屋を営んでいるソヒさんを探しています…あの、ソヒさんはそちらにお越しになられていますか?…分かりました…あの、もしそちらにお越しになられましたらお伝えしたいことがございます…えーと…『コリントが心配していましたよ…』とひとことお伝え願いますか?…よろしくお願いいたします…お世話になりました。」
(ガチャ…ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ…)
私がフックを下げた同時に返却口に10円玉がたくさん出た。
私は、赤のラッションペンを使ってメモパッドに『確認済み』と記入した。
その後、返却口に入っていた10円玉を全部取り出した。
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ…)
その後、私はコイン投入口に10円玉をたくさん入れたあとボタンを押した。
(ポト…)
10円玉1枚が金庫に入ったあと、話しをした。
「もしもし、夜分遅くにお電話をおかけしてもうしわけございません…あの…大西町新町にお住まいの◎△さまのおたくでございますか?…お世話になりますコリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…あの、そちらにソヒさんはいらっしゃいますか?…分かりました…あの、もしおたくにお越しになられた時に…お伝えしたいことがございますがよろしいでしょうか?…『コリントが心配していましたよ…』とひとことお伝え願いますか?…よろしくお願いいたします…お世話になりました。」
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日付が変わって、4月2日の深夜2時頃であった。
またところ変わって、石手寺の付近の歩道に設置されている電話ボックスにて…
私は、四角のだいだい色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、深夜の時間帯にお電話をおかけしてもうしわけございません…菊間町種にお住まいの▲■■さまのお宅でございますか?…お世話になりますコリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…あの、そちらにソヒさんはお越しになられていますか?…はい、そうです…お越しになられてないのですね…分かりました…あの、すみませんけれど…ソヒさんがおたくにお越しになられた時にお伝えしたいことがございますがよろしいでしょうか?」
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このあと、私は7〜8軒の家に電話をかけた。
しかし、ソヒ姐《ねえ》はんはどこにもいなかった。
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(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
時は、深夜4時過ぎであった。
私は、県道松山東部環状線を歩いて久米方面へ向かった。
車道には、自動車がたくさん走っていた。
ソヒ姐《ねえ》はんは…
一体、どこへ行ったのだろうか…
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(カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、4月2日の朝6時半頃であった。
またところ変わって、いよてつ久米駅にて…
駅のすぐ近くにある踏み切りの警笛が鳴っていたと同時に松山市駅《しえき》よりに走行していた電車がゆっくりと走行していた。
またところ変わって、駅の入り口付近に設置されている電話ボックスにて…
電話ボックスに入った私は、ショルダーバックの中から財布を取り出したあと財布の中から10円玉1枚を取り出した。
(カチャ…チャリン…カチカチカチカチカチカチ…)
その後、私は四角の水色のコイン投入式のプッシュホンの受話器を取った。
つづいて、10円玉をコイン投入口に1枚入れたあとボタンを押した。
(ポトッ…)
10円玉が金庫に落ちたあと、私は会話を始めた。
電話がつながった先は、道後温泉《どうご》の置き屋であった。
「もしもしコリントです…ソヒ姐《ねえ》はんは、まだ帰ってないの?…帰ってない…ああ…わかった…えっ?…ソヒ姐《ねえ》はんが行った先が分かった?…もしもし、それはどこ!?…波方…波方のどの辺りに行ったの!?…わかった!!…今から波方へ行く!!…うん…ありがとう!!」
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(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
それからまた3時間後であった。
私は、国鉄松山駅から予讃本線《よさんせん》の各駅停車《どんこう》に乗って再び旅に出た。
ソヒ姐《ねえ》はんは…
どこにいるのだろうか…
ソヒ姐《ねえ》はん…
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