大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【通り雨】
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、午前10時50分頃であった。
私は、竹原港でフェリーから降りたあと歩いて竹原駅へ向かった。
竹原駅に到着したあと国鉄呉線の電車に乗って呉方面へ向かった。
呉線の電車の中にて…
私は、ショルダーバックをひざの上にのせた状態で座席に座っていた。
電車は、昼前に広駅に着いた。
電車が広駅止《とうえきど》まりになっていたので、降りることにした。
………………………
またところ変わって、駅の入り口付近に設置されている電話ボックスにて…
私が電話ボックスに入った時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
この時、四角の黄色のコイン投入式のプッシュホンからけたたましいベルが鳴り響いた。
私は、まわりを確認したあと受話器を取った。
「はいもしもしコリントイワマツヨシタカグラマシー!!…三永《みえ》さん…三永《みえ》さんどこにいるの!?」
…………………………
(ガチャン、カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ…)
またところ変わって、三原市中心部にある電話局にて…
電話局の機械の音が局内に響いていた。
場所は、電話交換室にて…
三永《みえ》さんは、電話交換台の席に座っていた。
ヘッドホン型の受話器を使って電話をかけている三永《みえ》さんは、受話器越しにいる私に声をかけた。
「もしもしヨシタカさん…今、広駅に着いたのね…ごめんなさい…アタシが今いる場所は…言えないのよ…それよりもニュース速報が入ったわよ!!…ヨシタカさんニュース聞いてないの!?…ヨシタカさんが探していたカリーナが大破したわよ!!」
知らせを聞いた私は、おどろいた声で言うた。
「大破した!?…あのカリーナがこっぱみじんに壊れた…それはどこだ!?」
三永《みえ》さんは、受話器越しにいる私に声をかけた。
「クニタチよ。」
「クニタチ!?クニタチってどこや!?」
「だから東京のクニタチ市よ。」
「松永で乗り捨てられたカリーナが…なんで東京に…」
「ヨシタカさんニュース聞いてないの?…きょうの昼前にクニタチの中心部にある郵便局で強盗事件が発生したのよ!!…ヨシタカさんがさがしていたカリーナが事件に使われたのよ!!」
私は、受話器越しにいる三永《みえ》さんに声をかけた。
「おい、一体どうなってるのだ!?…松永で乗り捨てられたカリーナがなんで東京にあったのかと言うことだよ!!…人の話を聞けよ!!」
三永《みえ》さんは、受話器越しにいる私に対して声をかけた。
「そのことについてはわからないのよ…ヨシタカさんがさがしていたカリーナは、パトカーに追われている時に…トレーラーと追突したあと爆発炎上したのよ…車に乗っていたのは5人よ…運転席に乗っていたのは…ソヒさんとチジョウのもつれを起こしたあの男よ!!」
「なんてこった…それで、あとの4人は!?」
「問題の男をおどしたあと事件に加担させられたのよ!!」
「なんてこった…」
私がさがし続けていた問題のカリーナが東京クニタチ市で発生した郵便局強盗事件に使われた…
重井の弟が…
強盗犯におどされたあと…
事件を犯してしまった…
どうなってるのだ一体…
…………………………
(ジュージュー…)
時は、夜7時10分頃であった。
またところ変わって、広島市中区新天地にあるお好み横丁にあるお好み焼き屋にて…
私は、焼きたてのお好み焼きと大ジョッキのサントリー生ビールを召し上がっていた。
店屋のスピーカーからRCCラジオで放送されているプロ野球・広島東洋カープ対東京読売巨人軍の実況中継が流れていた。
店にいた複数の人たちは、広島東洋カープ(チーム)に得点が入るたびに大はしゃぎしていた。
私は、ひとことも言わずにお好み焼きを召し上がっていた。
………………………
それからまた120分後であった。
またところ変わって、本通り(アーケード街)にて…
通りには、おおぜいの人たちが往来していた。
通りのスピーカーから豊島ひとみさんの歌で『通り雨』が流れていた。
ショルダーバックを持ってあてもなく歩いていた私は、パルコ(ショッピングモール)付近からアーケード街に入った。
私は、お好み横丁の店屋で夕食を摂ったあとアーケード街の入り口付近にある韓国料理屋へ行った。
韓国料理屋でプルコギを肴《さかな》にサントリータコハイ(チューハイ)を一杯のんだ。
だが、それだけではまだ物足りなかったのでこの付近にある居酒屋を探し歩いた。
私が探しつづけたカリーナがどうやって東京に来たのだ…
いくら考えても、答えはでなかった。
………………………
(ジャー…)
時は、深夜11時頃であった。
またところ変わって、袋町公園の中にある公衆トイレにて…
私は、トイレを済ませたあと洗面台で手を洗った。
手を洗ったあとのことだった。
公衆トイレの裏側で男同士が怒号をあげていたのを聞いた。
あの声は、番頭《ばんと》はんと重井だ…
なんでこんなところにいるのだ…
私は、真ん中にある身障者用の個室トイレに入った。
戸にゆっくりとカギをかけたあと、私は壁の向こう側から聞こえていた声を聞いた。
重井は、ものすごく怒った声で番頭《ばんと》はんに言うた。
「おいクソバカ!!よくもうちの弟を死なせたな!!それだけじゃない!!あんたが弟に郵便局強盗を指示したと言うことも知ってるのだぞ!!なんとか言えよ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で重井に言うた。
「重井!!ワテに対してクソバカと言うのはどう言うことや!!」
「クソバカだからクソバカと言うた!!」
「おい、ワテがオドレの弟を死なせたと言うコンキョはあるのか!?」
「弟を死なせておいて、言い逃れする気か!?」
「おい重井、悪いことをしたのは重井の弟の方や…松永の本郷川沿《かわぞ》いの公園に乗り捨てられていたカリーナを盗んだあと、あちらこちらを走り回っていたところを見たぞ!!」
「弟は、レンタカー屋へ届けようとしたのだよ!!」
「それならサツに届けるのがスジってもんだろ!!」
「うるさいクソバカ!!」
「なんやオドレ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で重井に言うた。
「オドレの弟が乗っていたカリーナを金山《かなやま》の港の前にいたところを見たぞ!!…オドレの弟は、ワテの顔をみるなりに逃げ出した…そのあと、土生港《はぶのみなと》からフェリーに乗ってどこへ行ったのだ!?」
「だから、クソバカはなにが言いたいのだ!?」
「クソバカとはなんや!!」
「ふざけるなクソバカ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく恐ろしい声で言うた。
「おい、それ以上クソバカと言うたら恐ろしい目に遭うぞ!!」
重井は、怒った声で番頭《ばんと》はんに言うた。
「キサマはなにが言いたいのだ!?」
「あんたの弟は、土生港《はぶのみなと》から長江へ行った…そう思ったワテは、同じフェリーに乗って長江へ行った…その後…オコギから生口島《いくちじま》へ上陸したよね…なんでそんな遠回りをしたのかな〜」
「だからなにが言いたいのだ!?」
後ろ向いた状態で話をしていた番頭《ばんと》はんは、前を向いたあと重井に対して恐ろしい声で言うた。
「話はそこまでや…せやけど本題はここからや…あんたの弟が波方の大角浜海浜公園《かいひんこうえん》でソヒさんを死なせようとした現場をワテはこの目で見たんや!!…あんたの弟がクニタチで事故死したから知りませんと言ってもアカンぞ!!」
「キサマはなにが欲しいのだ!?」
番頭《ばんと》はんは、右の手のひらを出しながら『これでどないでっか?』と重井に言うた。
重井は『なんなのだ一体!!』と怒った声で言うた。
番頭《ばんと》はんは、重井に対してこう言うた。
「5000万…5000万はろたらこらえたるわ。」
重井が煮え切らない表情を浮かべたので、番頭《ばんと》はんはニヤニヤした表情で言うた。
「なんだったら、3000万でどないや?」
それでも重井が煮え切らない表情を浮かべたので、番頭《ばんと》はんはニヤニヤした表情で言うた。
「1000万…1000万でどないでっか?…これ以上は下げることできませんよ。」
重井は、すごく怒った声で番頭《ばんと》はんに言うた。
「オドレふざけるな!!」
思い切りブチ切れた重井は、番頭《ばんと》はんの頭を近くに落ちていた鉄パイプで殴りつけた。
(ガーン!!)
「ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
鉄パイプで頭を殴られた番頭《ばんと》はんは、その場に倒れた。
(ガーン!!ガーン!!ガーン!!ガーン!!)
思い切りブチ切れた重井は、地面に倒れた番頭《ばんと》はんを鉄パイプで殴りつけた。
こわい…
こわい…
…………………
私は、その場に座り込んだあと震えまくった。
それからまた数分後であった。
事件現場に10人前後の構成員《チンピラ》たちがやって来た。
「アニキ!!」
「オドレ重井!!」
「オラオドレら!!」
「やるんか!!」
このあと、重井と10人の構成員《チンピラ》たちによる大乱闘が始まった。
やめろー
やめてくれ!!
………………………
時は、午前10時50分頃であった。
私は、竹原港でフェリーから降りたあと歩いて竹原駅へ向かった。
竹原駅に到着したあと国鉄呉線の電車に乗って呉方面へ向かった。
呉線の電車の中にて…
私は、ショルダーバックをひざの上にのせた状態で座席に座っていた。
電車は、昼前に広駅に着いた。
電車が広駅止《とうえきど》まりになっていたので、降りることにした。
………………………
またところ変わって、駅の入り口付近に設置されている電話ボックスにて…
私が電話ボックスに入った時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
この時、四角の黄色のコイン投入式のプッシュホンからけたたましいベルが鳴り響いた。
私は、まわりを確認したあと受話器を取った。
「はいもしもしコリントイワマツヨシタカグラマシー!!…三永《みえ》さん…三永《みえ》さんどこにいるの!?」
…………………………
(ガチャン、カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ…)
またところ変わって、三原市中心部にある電話局にて…
電話局の機械の音が局内に響いていた。
場所は、電話交換室にて…
三永《みえ》さんは、電話交換台の席に座っていた。
ヘッドホン型の受話器を使って電話をかけている三永《みえ》さんは、受話器越しにいる私に声をかけた。
「もしもしヨシタカさん…今、広駅に着いたのね…ごめんなさい…アタシが今いる場所は…言えないのよ…それよりもニュース速報が入ったわよ!!…ヨシタカさんニュース聞いてないの!?…ヨシタカさんが探していたカリーナが大破したわよ!!」
知らせを聞いた私は、おどろいた声で言うた。
「大破した!?…あのカリーナがこっぱみじんに壊れた…それはどこだ!?」
三永《みえ》さんは、受話器越しにいる私に声をかけた。
「クニタチよ。」
「クニタチ!?クニタチってどこや!?」
「だから東京のクニタチ市よ。」
「松永で乗り捨てられたカリーナが…なんで東京に…」
「ヨシタカさんニュース聞いてないの?…きょうの昼前にクニタチの中心部にある郵便局で強盗事件が発生したのよ!!…ヨシタカさんがさがしていたカリーナが事件に使われたのよ!!」
私は、受話器越しにいる三永《みえ》さんに声をかけた。
「おい、一体どうなってるのだ!?…松永で乗り捨てられたカリーナがなんで東京にあったのかと言うことだよ!!…人の話を聞けよ!!」
三永《みえ》さんは、受話器越しにいる私に対して声をかけた。
「そのことについてはわからないのよ…ヨシタカさんがさがしていたカリーナは、パトカーに追われている時に…トレーラーと追突したあと爆発炎上したのよ…車に乗っていたのは5人よ…運転席に乗っていたのは…ソヒさんとチジョウのもつれを起こしたあの男よ!!」
「なんてこった…それで、あとの4人は!?」
「問題の男をおどしたあと事件に加担させられたのよ!!」
「なんてこった…」
私がさがし続けていた問題のカリーナが東京クニタチ市で発生した郵便局強盗事件に使われた…
重井の弟が…
強盗犯におどされたあと…
事件を犯してしまった…
どうなってるのだ一体…
…………………………
(ジュージュー…)
時は、夜7時10分頃であった。
またところ変わって、広島市中区新天地にあるお好み横丁にあるお好み焼き屋にて…
私は、焼きたてのお好み焼きと大ジョッキのサントリー生ビールを召し上がっていた。
店屋のスピーカーからRCCラジオで放送されているプロ野球・広島東洋カープ対東京読売巨人軍の実況中継が流れていた。
店にいた複数の人たちは、広島東洋カープ(チーム)に得点が入るたびに大はしゃぎしていた。
私は、ひとことも言わずにお好み焼きを召し上がっていた。
………………………
それからまた120分後であった。
またところ変わって、本通り(アーケード街)にて…
通りには、おおぜいの人たちが往来していた。
通りのスピーカーから豊島ひとみさんの歌で『通り雨』が流れていた。
ショルダーバックを持ってあてもなく歩いていた私は、パルコ(ショッピングモール)付近からアーケード街に入った。
私は、お好み横丁の店屋で夕食を摂ったあとアーケード街の入り口付近にある韓国料理屋へ行った。
韓国料理屋でプルコギを肴《さかな》にサントリータコハイ(チューハイ)を一杯のんだ。
だが、それだけではまだ物足りなかったのでこの付近にある居酒屋を探し歩いた。
私が探しつづけたカリーナがどうやって東京に来たのだ…
いくら考えても、答えはでなかった。
………………………
(ジャー…)
時は、深夜11時頃であった。
またところ変わって、袋町公園の中にある公衆トイレにて…
私は、トイレを済ませたあと洗面台で手を洗った。
手を洗ったあとのことだった。
公衆トイレの裏側で男同士が怒号をあげていたのを聞いた。
あの声は、番頭《ばんと》はんと重井だ…
なんでこんなところにいるのだ…
私は、真ん中にある身障者用の個室トイレに入った。
戸にゆっくりとカギをかけたあと、私は壁の向こう側から聞こえていた声を聞いた。
重井は、ものすごく怒った声で番頭《ばんと》はんに言うた。
「おいクソバカ!!よくもうちの弟を死なせたな!!それだけじゃない!!あんたが弟に郵便局強盗を指示したと言うことも知ってるのだぞ!!なんとか言えよ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で重井に言うた。
「重井!!ワテに対してクソバカと言うのはどう言うことや!!」
「クソバカだからクソバカと言うた!!」
「おい、ワテがオドレの弟を死なせたと言うコンキョはあるのか!?」
「弟を死なせておいて、言い逃れする気か!?」
「おい重井、悪いことをしたのは重井の弟の方や…松永の本郷川沿《かわぞ》いの公園に乗り捨てられていたカリーナを盗んだあと、あちらこちらを走り回っていたところを見たぞ!!」
「弟は、レンタカー屋へ届けようとしたのだよ!!」
「それならサツに届けるのがスジってもんだろ!!」
「うるさいクソバカ!!」
「なんやオドレ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で重井に言うた。
「オドレの弟が乗っていたカリーナを金山《かなやま》の港の前にいたところを見たぞ!!…オドレの弟は、ワテの顔をみるなりに逃げ出した…そのあと、土生港《はぶのみなと》からフェリーに乗ってどこへ行ったのだ!?」
「だから、クソバカはなにが言いたいのだ!?」
「クソバカとはなんや!!」
「ふざけるなクソバカ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく恐ろしい声で言うた。
「おい、それ以上クソバカと言うたら恐ろしい目に遭うぞ!!」
重井は、怒った声で番頭《ばんと》はんに言うた。
「キサマはなにが言いたいのだ!?」
「あんたの弟は、土生港《はぶのみなと》から長江へ行った…そう思ったワテは、同じフェリーに乗って長江へ行った…その後…オコギから生口島《いくちじま》へ上陸したよね…なんでそんな遠回りをしたのかな〜」
「だからなにが言いたいのだ!?」
後ろ向いた状態で話をしていた番頭《ばんと》はんは、前を向いたあと重井に対して恐ろしい声で言うた。
「話はそこまでや…せやけど本題はここからや…あんたの弟が波方の大角浜海浜公園《かいひんこうえん》でソヒさんを死なせようとした現場をワテはこの目で見たんや!!…あんたの弟がクニタチで事故死したから知りませんと言ってもアカンぞ!!」
「キサマはなにが欲しいのだ!?」
番頭《ばんと》はんは、右の手のひらを出しながら『これでどないでっか?』と重井に言うた。
重井は『なんなのだ一体!!』と怒った声で言うた。
番頭《ばんと》はんは、重井に対してこう言うた。
「5000万…5000万はろたらこらえたるわ。」
重井が煮え切らない表情を浮かべたので、番頭《ばんと》はんはニヤニヤした表情で言うた。
「なんだったら、3000万でどないや?」
それでも重井が煮え切らない表情を浮かべたので、番頭《ばんと》はんはニヤニヤした表情で言うた。
「1000万…1000万でどないでっか?…これ以上は下げることできませんよ。」
重井は、すごく怒った声で番頭《ばんと》はんに言うた。
「オドレふざけるな!!」
思い切りブチ切れた重井は、番頭《ばんと》はんの頭を近くに落ちていた鉄パイプで殴りつけた。
(ガーン!!)
「ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
鉄パイプで頭を殴られた番頭《ばんと》はんは、その場に倒れた。
(ガーン!!ガーン!!ガーン!!ガーン!!)
思い切りブチ切れた重井は、地面に倒れた番頭《ばんと》はんを鉄パイプで殴りつけた。
こわい…
こわい…
…………………
私は、その場に座り込んだあと震えまくった。
それからまた数分後であった。
事件現場に10人前後の構成員《チンピラ》たちがやって来た。
「アニキ!!」
「オドレ重井!!」
「オラオドレら!!」
「やるんか!!」
このあと、重井と10人の構成員《チンピラ》たちによる大乱闘が始まった。
やめろー
やめてくれ!!
………………………