大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【一冊の本】
(ミーンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミーン…ジー…ミーンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミーン…ジー…)
時は、7月25日の朝8時半頃であった。
この日も、雲ひとつない快晴で日中の広島市の予想最高気温は38度の猛暑日であるとラジオの天気予報が伝えていた。
木々にとまっているミンミンゼミとアブラゼミの鳴き声が響いていた。
またところ変わって、広島市民病院の中にて…
病室の中に葬儀屋のスタッフさんたち10人と横野のご主人がいた。
2時間ほど前に横野の家の末の娘さんが内臓出血による心不全で亡くなられた。
末の娘さんの遺体がベッドからひつぎにおさめられたあと、葬儀屋のスタッフさんたちが病室からゆっくりと運び出した。
この時、奥さまはまだ信州に滞在していたので病院《ここ》にはいなかった。
……………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、須坂市の中心部にある医療センターにて…
病院の待合室のいすに三永《みえ》さんが座っていた。
この日、三永《みえ》さんはももこから『三永《みえ》さんに紹介したい人がいるのよ〜』と言われたあとここへ来た。
待合室のいすに座っている三永《みえ》さんは、いらだった表情を浮かべながら『早くしてよ!!』とつぶやいた。
それからまた5分後であった。
ももこがイケメンの医師と一緒に三永《みえ》さんのもとにやってきた。
満面の笑みを浮かべているももこは、三永《みえ》さんに対して声をかけた。
「紹介します…アタシのあこがれの人の富永先生です。」
イケメンの男性医師は、とまどい気味の表情で『はじめまして〜』と言うた。
三永《みえ》さんは、冷めた声で『よろしく』と言うた。
このあと、ももこは富永先生(イケメン医師)と一緒に病院の外へ出た。
三永《みえ》さんは、冷めた目つきで二人の背中を見つめた。
…………………………
時は、朝9時半頃であった。
またところ変わって、広島市中区西十日市町《にしとおかいちまち》の天満川沿《かわぞ》いにある公園にて…
私は、公園に来ていた主婦の方と話をしていた。
主婦の方は、ももこが在籍していた短大の卒業生であった。
私は、主婦の方に対してももこのことをたずねた。
主婦の方は、私に対して『ももこの第一印象はよくなかったみたい。』と答えたあとこう話した。
「カノジョは、ひとつのことに集中して取り組む姿勢がまったくなかった上にあきたらすぐにやめていました。」
「そうですか。」
私は、ゼブラシャーボーのシャープペンシルを使ってメモパッドにメモ書きをしたあと奥さま方に声をかけた。
「あの〜、久枝ももこさんのことで一点だけおたずねしたいことがありますがよろしいでしょうか?」
「ええ。」
私は『え~とですね~』と言いながらメモパッドのページをめくった。
所定のページについたあと、私はメモ書きを見ながら奥さまに声をかけた。
「ももこさんをご存知の方々にお電話をかけてたずねましたが…久枝ももこさんが短大から一般の大学に編入したのは、短大の一回生を終えたあと…つまり2年次から…とお答えしましたが…」
私が『本当でしょうか?』と言おうとした時に、奥さま方がめんどくさい声で私に言うた。
「その話は、どなたから聞いたのですか?」
「えっ?」
「ももこが短大から2年次で一般の大学へ編入したと言うた人はどなたですか?」
えっ?…
どう言うこと?
おかしい…
奥さま方からめんどくさい声で言われた私は、もう一度メモパッドのページをめくった。
ももこが短大から2年次で一般大学に編入した項目には『確定した』と赤のボールペンで記されていた。
そのメモ書きを見た私は、ものすごく困った声で『あれ、どうなってるのだ?』と言うたあと奥さま方に声をかけた。
「すみません。」
「はい。」
「奥さまのほかに、久枝ももこさんのことをご存知の方はこの近くにいらっしゃいますか?」
奥さま方は『そうねぇ〜』と言うたあと私に対して『十日市町にある(クリーニング屋)の(短大卒業生の女性)ちゃんぐらいかな〜』と答えた。
私は、奥さま方に対して声をかけた。
「分かりました…お世話になりました。」
………………………………
時は、午前10時半頃であった。
またところ変わって、須坂市内にある医療センターにて…
ももこは、富永先生と一緒に病院内にある食堂でランチを摂っていた。
ももこは、富永先生に対してアメリカの医大のことについてたずねていた。
ももこは、アメリカの医大はどんなところかなどと聞いていた。
富永先生は、困惑していたがももこの問いに対してひとつずつ答えていた。
ももこは、アメリカの大学の医学部へ今からでも行きたい気持ちでいっぱいであった。
……………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、広島市中区十日市町《とおかいちまち》にあるクリーニング屋にて…
クリーニング屋は、ももこと同じ短大に在籍していた女性の実家であった。
その方は、結婚したあと市外へ移ったのでここにはいなかった。
このため、女性のお母さま(経営者)が応対に出た。
女性のお母さまは、私に対して気さくな声で言うた。
「ああ、久枝ももこちゃん…ええ、知ってるわよ〜」
「ご存じでしたか…あの…一点おたずねしたいことがございますけどよろしいでしょうか?」
「はい。」
私は『え~とですね~』と言いながらメモパッドのページをめくったあと、奥さま方(経営者)に声をかけた。
「ももこさんが短大から2年次で一般の大学に編入したと言う話はご存知でしょうか?」
奥さま(経営者)は、私に対しておどろいた声で答えた。
「えっ?…ももこちゃんが短大から一般の大学へ編入した?」
私は『おかしいな〜』と言いながらもう一度メモパッドに書かれているメモ書きを見た。
その後、私は奥さまに対して声をかけた。
「あの〜。」
「はい。」
「ももこさんと同じ短大に在籍していた方々に確認の電話を取りました…え~と…『ももこさんが短大から一般大学に2年次で編入した話は本当です…保証します。』と言うたので『確定した』で処理しました…ところがですね…」
私は、メモパッドのページをパラパラとめくったあとメモ書きの内容をみてから奥さま方に言うた。
「1時間ほど前にお会いした方がももこさんが短大から一般大学へ編入した話はウソです…と回答しました…どちらを信じたらいいのか分からないので、こちらはすごく困っているのです…あの…奥さま…奥さまは娘さんからももこさんのことでなにか話を聞いていませんか?」
奥さま方は『そうねぇ〜』と言うたあと私に対して『ちょっと待ってね。』と声をかけたあと奥の部屋に入った。
それからまた5分後であった。
奥さまが娘さんが卒業した短大に関する分厚い本を持ってやって来た。
私は、分厚い本を手に取ったあと所定のページをひらいた。
このあと、私は万年筆を使って分厚い本に書かれている内容を手帳に転記する作業を始めた。
…………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、八丁堀にある警察署の玄関前にて…
警察署の玄関前に明彦がいた。
明彦は、前夜に袋町公園で発生した番頭《ばんと》はんに対する傷害事件で逮捕されていたが処分保留でシャクホウされた。
処分保留でシャクホウされた明彦は、勝ちほこった表情を浮かべていた。
明彦が警察署から500メートル先の路地を歩いていた時であった。
路地の死角にいた男が明彦に向けて拳銃を発砲した。
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
撃たれた明彦は、その場に倒れた。
それから数分後であった。
「ぎゃあああああああああああああああああ!!たいへん!!」
この時、近くを通りかかった女性が悲鳴をあげた。
通りの死角に隠れていた男は、その場から逃走した。
明彦は、通り死角に隠れていた男が持っていた拳銃で撃たれたあと死亡した。
時は、7月25日の朝8時半頃であった。
この日も、雲ひとつない快晴で日中の広島市の予想最高気温は38度の猛暑日であるとラジオの天気予報が伝えていた。
木々にとまっているミンミンゼミとアブラゼミの鳴き声が響いていた。
またところ変わって、広島市民病院の中にて…
病室の中に葬儀屋のスタッフさんたち10人と横野のご主人がいた。
2時間ほど前に横野の家の末の娘さんが内臓出血による心不全で亡くなられた。
末の娘さんの遺体がベッドからひつぎにおさめられたあと、葬儀屋のスタッフさんたちが病室からゆっくりと運び出した。
この時、奥さまはまだ信州に滞在していたので病院《ここ》にはいなかった。
……………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、須坂市の中心部にある医療センターにて…
病院の待合室のいすに三永《みえ》さんが座っていた。
この日、三永《みえ》さんはももこから『三永《みえ》さんに紹介したい人がいるのよ〜』と言われたあとここへ来た。
待合室のいすに座っている三永《みえ》さんは、いらだった表情を浮かべながら『早くしてよ!!』とつぶやいた。
それからまた5分後であった。
ももこがイケメンの医師と一緒に三永《みえ》さんのもとにやってきた。
満面の笑みを浮かべているももこは、三永《みえ》さんに対して声をかけた。
「紹介します…アタシのあこがれの人の富永先生です。」
イケメンの男性医師は、とまどい気味の表情で『はじめまして〜』と言うた。
三永《みえ》さんは、冷めた声で『よろしく』と言うた。
このあと、ももこは富永先生(イケメン医師)と一緒に病院の外へ出た。
三永《みえ》さんは、冷めた目つきで二人の背中を見つめた。
…………………………
時は、朝9時半頃であった。
またところ変わって、広島市中区西十日市町《にしとおかいちまち》の天満川沿《かわぞ》いにある公園にて…
私は、公園に来ていた主婦の方と話をしていた。
主婦の方は、ももこが在籍していた短大の卒業生であった。
私は、主婦の方に対してももこのことをたずねた。
主婦の方は、私に対して『ももこの第一印象はよくなかったみたい。』と答えたあとこう話した。
「カノジョは、ひとつのことに集中して取り組む姿勢がまったくなかった上にあきたらすぐにやめていました。」
「そうですか。」
私は、ゼブラシャーボーのシャープペンシルを使ってメモパッドにメモ書きをしたあと奥さま方に声をかけた。
「あの〜、久枝ももこさんのことで一点だけおたずねしたいことがありますがよろしいでしょうか?」
「ええ。」
私は『え~とですね~』と言いながらメモパッドのページをめくった。
所定のページについたあと、私はメモ書きを見ながら奥さまに声をかけた。
「ももこさんをご存知の方々にお電話をかけてたずねましたが…久枝ももこさんが短大から一般の大学に編入したのは、短大の一回生を終えたあと…つまり2年次から…とお答えしましたが…」
私が『本当でしょうか?』と言おうとした時に、奥さま方がめんどくさい声で私に言うた。
「その話は、どなたから聞いたのですか?」
「えっ?」
「ももこが短大から2年次で一般の大学へ編入したと言うた人はどなたですか?」
えっ?…
どう言うこと?
おかしい…
奥さま方からめんどくさい声で言われた私は、もう一度メモパッドのページをめくった。
ももこが短大から2年次で一般大学に編入した項目には『確定した』と赤のボールペンで記されていた。
そのメモ書きを見た私は、ものすごく困った声で『あれ、どうなってるのだ?』と言うたあと奥さま方に声をかけた。
「すみません。」
「はい。」
「奥さまのほかに、久枝ももこさんのことをご存知の方はこの近くにいらっしゃいますか?」
奥さま方は『そうねぇ〜』と言うたあと私に対して『十日市町にある(クリーニング屋)の(短大卒業生の女性)ちゃんぐらいかな〜』と答えた。
私は、奥さま方に対して声をかけた。
「分かりました…お世話になりました。」
………………………………
時は、午前10時半頃であった。
またところ変わって、須坂市内にある医療センターにて…
ももこは、富永先生と一緒に病院内にある食堂でランチを摂っていた。
ももこは、富永先生に対してアメリカの医大のことについてたずねていた。
ももこは、アメリカの医大はどんなところかなどと聞いていた。
富永先生は、困惑していたがももこの問いに対してひとつずつ答えていた。
ももこは、アメリカの大学の医学部へ今からでも行きたい気持ちでいっぱいであった。
……………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、広島市中区十日市町《とおかいちまち》にあるクリーニング屋にて…
クリーニング屋は、ももこと同じ短大に在籍していた女性の実家であった。
その方は、結婚したあと市外へ移ったのでここにはいなかった。
このため、女性のお母さま(経営者)が応対に出た。
女性のお母さまは、私に対して気さくな声で言うた。
「ああ、久枝ももこちゃん…ええ、知ってるわよ〜」
「ご存じでしたか…あの…一点おたずねしたいことがございますけどよろしいでしょうか?」
「はい。」
私は『え~とですね~』と言いながらメモパッドのページをめくったあと、奥さま方(経営者)に声をかけた。
「ももこさんが短大から2年次で一般の大学に編入したと言う話はご存知でしょうか?」
奥さま(経営者)は、私に対しておどろいた声で答えた。
「えっ?…ももこちゃんが短大から一般の大学へ編入した?」
私は『おかしいな〜』と言いながらもう一度メモパッドに書かれているメモ書きを見た。
その後、私は奥さまに対して声をかけた。
「あの〜。」
「はい。」
「ももこさんと同じ短大に在籍していた方々に確認の電話を取りました…え~と…『ももこさんが短大から一般大学に2年次で編入した話は本当です…保証します。』と言うたので『確定した』で処理しました…ところがですね…」
私は、メモパッドのページをパラパラとめくったあとメモ書きの内容をみてから奥さま方に言うた。
「1時間ほど前にお会いした方がももこさんが短大から一般大学へ編入した話はウソです…と回答しました…どちらを信じたらいいのか分からないので、こちらはすごく困っているのです…あの…奥さま…奥さまは娘さんからももこさんのことでなにか話を聞いていませんか?」
奥さま方は『そうねぇ〜』と言うたあと私に対して『ちょっと待ってね。』と声をかけたあと奥の部屋に入った。
それからまた5分後であった。
奥さまが娘さんが卒業した短大に関する分厚い本を持ってやって来た。
私は、分厚い本を手に取ったあと所定のページをひらいた。
このあと、私は万年筆を使って分厚い本に書かれている内容を手帳に転記する作業を始めた。
…………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、八丁堀にある警察署の玄関前にて…
警察署の玄関前に明彦がいた。
明彦は、前夜に袋町公園で発生した番頭《ばんと》はんに対する傷害事件で逮捕されていたが処分保留でシャクホウされた。
処分保留でシャクホウされた明彦は、勝ちほこった表情を浮かべていた。
明彦が警察署から500メートル先の路地を歩いていた時であった。
路地の死角にいた男が明彦に向けて拳銃を発砲した。
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
撃たれた明彦は、その場に倒れた。
それから数分後であった。
「ぎゃあああああああああああああああああ!!たいへん!!」
この時、近くを通りかかった女性が悲鳴をあげた。
通りの死角に隠れていた男は、その場から逃走した。
明彦は、通り死角に隠れていた男が持っていた拳銃で撃たれたあと死亡した。