大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【かくれ花】
時は、午後1時半頃であった。
またところ変わって、須坂市の中心部にある医療センターにて…
ももこは、富永先生と一緒に楽しい時間を過ごしていた。
ものすごくつらそうな表情を浮かべている富永先生は、ももこに対してこう言うた。
「あの〜、ぼくは…仕事に戻りたいのです。」
ももこは、にこやかな表情で『ごめんなさい〜』と言うたあと富永先生に言うた。
「これからアメリカへ行ってきます〜」
その後、ももこは急ぎ足で病院から出発したあと急ぎ足で成田国際空港へ向かった。
………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、下関市の中心部にある唐戸市場の中にて…
私は、市場で営業している海産物の卸問屋の若女将さんに声をかけたあと話をしていた。
若女将は、ももこが高校2年生と3年生の時にクラスが一緒だった同窓生であった。
私は、若女将に対して『修学旅行はどちらへ行かれましたか?』とたずねた。
若女将は、私の問いに対して『ロスアンゼルスへ行きました』と答えた。
私は、若女将おだやかな声で言うた。
「ああ、ロスアンゼルスへ行かれたのですね。」
「ええ…現地のハイスクールの生徒さんたちとの交友会やそうねぇ…ああ、ハリウッドの(映画)撮影スタジオを見学したり…と楽しかったわよ。」
「そうですか〜」
私は、若女将に対して声をかけた。
「ももこさんもみなさまと一緒に修学旅行に行かれましたよね。」
私の問いに対して、若女将は口を閉ざした。
私は『あの〜、どうかなさいましたか?』と声をかけた。
若女将は、私に対して『ああ、ごめんなさい〜』と言うたあとこう言うた。
「ちょっと、用事を思い出したのよ。」
「そう…ですか〜」
「ごめんなさいね。」
若女将は、私に対して『残っているお仕事を片付けなきゃいけないのでまだ今度にしてね〜』と言うた。
結局、くわしい話を聞くことができなかった。
………………………
それからまた10分後であった。
またところ変わって、唐戸桟橋の待合室にて…
ベンチの上にスーパーマップルの中国地方の道路地図がひらいた状態で置かれていた。
私は、万年筆を使って下関市の中心部の地図に書き込みをしていた。
…………………………
それからまた50分後であった。
またところ変わって、下関市宮田町《しないみやたちょう》にあるスーパーストアにて…
私は、生鮮野菜コーナーにいたパート従業員の女性に声をかけた。
パート従業員の女性は、陳列棚に生鮮野菜を並べる作業をしていた。
パート従業員の女性は、ももこが高校2年生と3年生とクラスが一緒だった同窓生であった。
パート従業員の女性は、私に対してこう言うた。
「高校の修学旅行のことですか?」
「ええ…あの〜…ももこさんも一緒に行かれましたよね〜」
私の問いに対して、パート従業員の女性は私に対してこう答えた。
「ももこちゃんは…(修学旅行に)行きませんでした。」
「えっ?行かなかった?」
「…って言うよりも、行かせてもらえなかった…と思います。」
「行かせてもらえなかった?…はて、それはどう言うことでしょうか?」
パート従業員の女性は、私に問いに対して『さあ、知らないわよ〜』と答えたあと陳列棚に生鮮野菜を並べる作業に戻った。
結局、くわしい話を聞くことができなかった。
………………………
時は、夕方4時過ぎであった。
またところ変わって、スーパーストアの正面玄関付近にある自販機コーナーにて…
ベンチの上に1981〜1983年の3年手帳がひらいた状態で置かれていた。
私は、スーパーストアで購入したパスコのつぶあんぱんとこしあんぱんを食べながら万年筆を使ってメモパッドに書かれている内容を手帳に転記する作業をしていた。
きょうは…
くわしい話を聞くことができなかった…
また明日…
出直そう…
…………………………
(ゴーッ…)
さて、その頃であった。
またところ変わって、成田国際空港にて…
滑走路に海外の航空会社のロゴ入りのジェット機が往来していた。
またところ変わって、国際線のカウンターにて…
ももこは、受け付けの女性に対してパスポートを見せたあと搭乗の手続きをしていた。
この時であった。
受け付けの女性が不安げな表情を浮かべながらももこに声をかけた。
「久枝さん。」
「はい?」
「ご自分のパスポートはどうなされましたか?」
「えっ?」
「あなたが提示されたパスポートがご自分のものですかと聞いているのですが…」
「ああ…アタシのパスポートです!!…写真も筆跡もアタシのものですよ!!」
女性スタッフさんは、受話器を手に取ったあと空港警察に電話をした。
「もしもし空港警察でございますか!?…あの、人のパスポートを使っていた女性がいます…すぐに逮捕してください!!」
ももこは、黒のサックスバーのスーツケースをその場にすてたあとその場から逃走した。
空港警察と警察庁は、ももこを人のパスポートを盗んだことと盗んだパスポートを使って日本から出国しようとした容疑で特別手配した。
成田国際空港から逃走したももこは、自暴自棄におちいったようだ。
…………………………
またところ変わって、須坂市の中心部にある医療センターにて…
ももこは、富永先生と一緒に楽しい時間を過ごしていた。
ものすごくつらそうな表情を浮かべている富永先生は、ももこに対してこう言うた。
「あの〜、ぼくは…仕事に戻りたいのです。」
ももこは、にこやかな表情で『ごめんなさい〜』と言うたあと富永先生に言うた。
「これからアメリカへ行ってきます〜」
その後、ももこは急ぎ足で病院から出発したあと急ぎ足で成田国際空港へ向かった。
………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、下関市の中心部にある唐戸市場の中にて…
私は、市場で営業している海産物の卸問屋の若女将さんに声をかけたあと話をしていた。
若女将は、ももこが高校2年生と3年生の時にクラスが一緒だった同窓生であった。
私は、若女将に対して『修学旅行はどちらへ行かれましたか?』とたずねた。
若女将は、私の問いに対して『ロスアンゼルスへ行きました』と答えた。
私は、若女将おだやかな声で言うた。
「ああ、ロスアンゼルスへ行かれたのですね。」
「ええ…現地のハイスクールの生徒さんたちとの交友会やそうねぇ…ああ、ハリウッドの(映画)撮影スタジオを見学したり…と楽しかったわよ。」
「そうですか〜」
私は、若女将に対して声をかけた。
「ももこさんもみなさまと一緒に修学旅行に行かれましたよね。」
私の問いに対して、若女将は口を閉ざした。
私は『あの〜、どうかなさいましたか?』と声をかけた。
若女将は、私に対して『ああ、ごめんなさい〜』と言うたあとこう言うた。
「ちょっと、用事を思い出したのよ。」
「そう…ですか〜」
「ごめんなさいね。」
若女将は、私に対して『残っているお仕事を片付けなきゃいけないのでまだ今度にしてね〜』と言うた。
結局、くわしい話を聞くことができなかった。
………………………
それからまた10分後であった。
またところ変わって、唐戸桟橋の待合室にて…
ベンチの上にスーパーマップルの中国地方の道路地図がひらいた状態で置かれていた。
私は、万年筆を使って下関市の中心部の地図に書き込みをしていた。
…………………………
それからまた50分後であった。
またところ変わって、下関市宮田町《しないみやたちょう》にあるスーパーストアにて…
私は、生鮮野菜コーナーにいたパート従業員の女性に声をかけた。
パート従業員の女性は、陳列棚に生鮮野菜を並べる作業をしていた。
パート従業員の女性は、ももこが高校2年生と3年生とクラスが一緒だった同窓生であった。
パート従業員の女性は、私に対してこう言うた。
「高校の修学旅行のことですか?」
「ええ…あの〜…ももこさんも一緒に行かれましたよね〜」
私の問いに対して、パート従業員の女性は私に対してこう答えた。
「ももこちゃんは…(修学旅行に)行きませんでした。」
「えっ?行かなかった?」
「…って言うよりも、行かせてもらえなかった…と思います。」
「行かせてもらえなかった?…はて、それはどう言うことでしょうか?」
パート従業員の女性は、私に問いに対して『さあ、知らないわよ〜』と答えたあと陳列棚に生鮮野菜を並べる作業に戻った。
結局、くわしい話を聞くことができなかった。
………………………
時は、夕方4時過ぎであった。
またところ変わって、スーパーストアの正面玄関付近にある自販機コーナーにて…
ベンチの上に1981〜1983年の3年手帳がひらいた状態で置かれていた。
私は、スーパーストアで購入したパスコのつぶあんぱんとこしあんぱんを食べながら万年筆を使ってメモパッドに書かれている内容を手帳に転記する作業をしていた。
きょうは…
くわしい話を聞くことができなかった…
また明日…
出直そう…
…………………………
(ゴーッ…)
さて、その頃であった。
またところ変わって、成田国際空港にて…
滑走路に海外の航空会社のロゴ入りのジェット機が往来していた。
またところ変わって、国際線のカウンターにて…
ももこは、受け付けの女性に対してパスポートを見せたあと搭乗の手続きをしていた。
この時であった。
受け付けの女性が不安げな表情を浮かべながらももこに声をかけた。
「久枝さん。」
「はい?」
「ご自分のパスポートはどうなされましたか?」
「えっ?」
「あなたが提示されたパスポートがご自分のものですかと聞いているのですが…」
「ああ…アタシのパスポートです!!…写真も筆跡もアタシのものですよ!!」
女性スタッフさんは、受話器を手に取ったあと空港警察に電話をした。
「もしもし空港警察でございますか!?…あの、人のパスポートを使っていた女性がいます…すぐに逮捕してください!!」
ももこは、黒のサックスバーのスーツケースをその場にすてたあとその場から逃走した。
空港警察と警察庁は、ももこを人のパスポートを盗んだことと盗んだパスポートを使って日本から出国しようとした容疑で特別手配した。
成田国際空港から逃走したももこは、自暴自棄におちいったようだ。
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