大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第85話・恋人よ
【あなたのいない夜】
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
時は、9時20分頃であった。
私は、久留米駅で寝台特急《れっしゃ》から降りたあと国鉄九大本線《きゅうだいせん》の各駅停車《どんこう》に乗りかえた。
私が乗っている各駅停車《れっしゃ》は、日田方面へ向かっていた。
ショルダーバックをひざの上にのせた状態で座席に座っている私は、万年筆を使って1981〜1983年の3年手帳の83年7月の最後にある余白のページに書込みをしていた。
私は、今の気持ちを手帳に書きつづった。
あの日から2年が経過した。
大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんと周りの人たち(第三者グループ)が突然行方不明になった。
おまけに、ソヒ姐《ねえ》はんまで行方不明になった。
大急ぎで大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんと周りの人たち(第三者グループ)を見つけなければならないのに、先に行くことができない。
こんなフラフラした暮らしは…
もうイヤだ…
放浪《このたび》を早く終わらせたい…
もうイヤだ…
……………………………
そんな中であった。
私は、2年前のあの日のことを思い出した。
場所は、小淵沢にある大型和風建築の家にて…
家は、私が在籍していたアメリカ合衆国の大学院にいた日本人男性教授の兄夫婦が暮らしている家であった。
家の大広間のテーブルに私と日本人男性教授と教授の兄夫婦の4人が集まっていた。
テーブルの真ん中にカセットコンロが置かれていた。
カセットコンロの上には『すき焼きなべ』が置かれていた。
その回りに、食器類とすき焼きの具材が置かれていた。
私は、ものすごく困った表情で教授に言うた。
「教授。」
「どうしたのかな〜」
私は、ものすごくいらだたしい声で言うた。
「私は…急いでいるのですが…」
兄嫁さんは、困った声で『どうかなされたのですか?』と私に言うた。
私は、ものすごく困った表情で兄嫁さんに声をかけた。
「奥さま、私は急いでいるのですよ!!」
「ごめんなさい〜」
「私は、ゆっくりしているヒマはないのです!!」
「ごめんなさい〜…え~と…その〜」
兄嫁さんがものすごくオタオタとしていたので、私は怒った口調で言うた。
「奥さま!!私は時間がないのです!!」
「すみません…」
教授の兄は、兄嫁さんに対して優しい声で『私がかわりに言うから〜』と言うたあと私に説明した。
「きょうは、おとなりさんから2万円の最高級の牛肉《おにく》をたくさんいただいたのです〜」
「牛肉《おにく》をたくさんいただいたからなんだと言いたいのですか!?」
教授は、ものすごく困った表情で私に言うた。
「兄さんたちは、いただいたお肉を食べきれないと言うて困っているのだよ~」
「だから私に助けを求めたのですか!?」
「イワマツさんに悪いことをしたと思っているよ…兄さんたちが困っているのだよ〜」
この時であった。
教授の妹夫婦の家族たちが大広間に入った。
教授の妹夫婦の家族たちは、妹夫婦と長男夫婦(33歳同士・子どもは、年中の男の子と3歳の女の子の)4人家族と三男(18歳・会社員)の7人であった。
次男(28歳)は、高校を卒業したあと大都市《とかい》へ出たので家に不在であった。
兄夫婦は、妹夫婦の家族たちに優しい声で言うた。
「よく来たね。」
「きょうはおとなりさんから最高級の牛肉《おにく》をたくさんいただいたのよ〜」
妹婿《ムコハン》は、にこやかな表情で『最高級の牛肉《おにく》をたくさんいただいたのだね〜』と言うた。
このあと、妹夫婦の家族たち7人が空いている席に座った。
(カチャ…ポッ…)
兄嫁さんは、カセットコンロのコックをひねってガスを点火させたあとすき焼きのお鍋に菜種油を入れた。
その後、すき焼き用の牛肉《おにく》を入れた。
それから8分後にすき焼きができたので、みんなで食事に入った。
この時であった。
三男がメソメソと泣き出した。
三男は、ラブラブモードのカップさんを見たので悲しくなったので泣いたのであった。
妹夫婦は、泣いていた三男が元気になるようにと思ってここへ来たのであった。
妹夫婦からわけを聞いた兄は、三男に対して優しい声で『今は身の丈に合う相手がいないだけだよ』『素敵なお相手は、そのうちに見つかるよ』『神さまが選んでくれるよ』…と三男に言うた。
兄嫁は、すき焼きの具材を入れ物にたくさん入れたあと三男に差し出した。
兄夫婦は、妹夫婦の三男が元気になれるようにと思って明るい話をした。
しかし、妹夫婦の三男が再び泣き出したので場の雰囲気がよどんだ。
困ったわね…
どうすればいいのよ…
……………………………
(ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
場面は変わって、九大本線《きゅうだいせん》の各駅停車《どんこう》の車内にて…
ショルダーバックをひざの上にのせた状態で座席に座っている私は、万年筆を使って手帳に書込みをしていた。
私は、手帳に最後の言葉をつづった。
教授の兄夫婦は、優しすぎるのだよ!!
なんでもかんでも優しくすればいいと言うものじゃないだろ…
教授の兄夫婦が言うた言葉には、するどい刃があったのだよ…
それが分からないのに、適当にものを言うんじゃねえよ!!
……………………………
時は、9時20分頃であった。
私は、久留米駅で寝台特急《れっしゃ》から降りたあと国鉄九大本線《きゅうだいせん》の各駅停車《どんこう》に乗りかえた。
私が乗っている各駅停車《れっしゃ》は、日田方面へ向かっていた。
ショルダーバックをひざの上にのせた状態で座席に座っている私は、万年筆を使って1981〜1983年の3年手帳の83年7月の最後にある余白のページに書込みをしていた。
私は、今の気持ちを手帳に書きつづった。
あの日から2年が経過した。
大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんと周りの人たち(第三者グループ)が突然行方不明になった。
おまけに、ソヒ姐《ねえ》はんまで行方不明になった。
大急ぎで大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんと周りの人たち(第三者グループ)を見つけなければならないのに、先に行くことができない。
こんなフラフラした暮らしは…
もうイヤだ…
放浪《このたび》を早く終わらせたい…
もうイヤだ…
……………………………
そんな中であった。
私は、2年前のあの日のことを思い出した。
場所は、小淵沢にある大型和風建築の家にて…
家は、私が在籍していたアメリカ合衆国の大学院にいた日本人男性教授の兄夫婦が暮らしている家であった。
家の大広間のテーブルに私と日本人男性教授と教授の兄夫婦の4人が集まっていた。
テーブルの真ん中にカセットコンロが置かれていた。
カセットコンロの上には『すき焼きなべ』が置かれていた。
その回りに、食器類とすき焼きの具材が置かれていた。
私は、ものすごく困った表情で教授に言うた。
「教授。」
「どうしたのかな〜」
私は、ものすごくいらだたしい声で言うた。
「私は…急いでいるのですが…」
兄嫁さんは、困った声で『どうかなされたのですか?』と私に言うた。
私は、ものすごく困った表情で兄嫁さんに声をかけた。
「奥さま、私は急いでいるのですよ!!」
「ごめんなさい〜」
「私は、ゆっくりしているヒマはないのです!!」
「ごめんなさい〜…え~と…その〜」
兄嫁さんがものすごくオタオタとしていたので、私は怒った口調で言うた。
「奥さま!!私は時間がないのです!!」
「すみません…」
教授の兄は、兄嫁さんに対して優しい声で『私がかわりに言うから〜』と言うたあと私に説明した。
「きょうは、おとなりさんから2万円の最高級の牛肉《おにく》をたくさんいただいたのです〜」
「牛肉《おにく》をたくさんいただいたからなんだと言いたいのですか!?」
教授は、ものすごく困った表情で私に言うた。
「兄さんたちは、いただいたお肉を食べきれないと言うて困っているのだよ~」
「だから私に助けを求めたのですか!?」
「イワマツさんに悪いことをしたと思っているよ…兄さんたちが困っているのだよ〜」
この時であった。
教授の妹夫婦の家族たちが大広間に入った。
教授の妹夫婦の家族たちは、妹夫婦と長男夫婦(33歳同士・子どもは、年中の男の子と3歳の女の子の)4人家族と三男(18歳・会社員)の7人であった。
次男(28歳)は、高校を卒業したあと大都市《とかい》へ出たので家に不在であった。
兄夫婦は、妹夫婦の家族たちに優しい声で言うた。
「よく来たね。」
「きょうはおとなりさんから最高級の牛肉《おにく》をたくさんいただいたのよ〜」
妹婿《ムコハン》は、にこやかな表情で『最高級の牛肉《おにく》をたくさんいただいたのだね〜』と言うた。
このあと、妹夫婦の家族たち7人が空いている席に座った。
(カチャ…ポッ…)
兄嫁さんは、カセットコンロのコックをひねってガスを点火させたあとすき焼きのお鍋に菜種油を入れた。
その後、すき焼き用の牛肉《おにく》を入れた。
それから8分後にすき焼きができたので、みんなで食事に入った。
この時であった。
三男がメソメソと泣き出した。
三男は、ラブラブモードのカップさんを見たので悲しくなったので泣いたのであった。
妹夫婦は、泣いていた三男が元気になるようにと思ってここへ来たのであった。
妹夫婦からわけを聞いた兄は、三男に対して優しい声で『今は身の丈に合う相手がいないだけだよ』『素敵なお相手は、そのうちに見つかるよ』『神さまが選んでくれるよ』…と三男に言うた。
兄嫁は、すき焼きの具材を入れ物にたくさん入れたあと三男に差し出した。
兄夫婦は、妹夫婦の三男が元気になれるようにと思って明るい話をした。
しかし、妹夫婦の三男が再び泣き出したので場の雰囲気がよどんだ。
困ったわね…
どうすればいいのよ…
……………………………
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場面は変わって、九大本線《きゅうだいせん》の各駅停車《どんこう》の車内にて…
ショルダーバックをひざの上にのせた状態で座席に座っている私は、万年筆を使って手帳に書込みをしていた。
私は、手帳に最後の言葉をつづった。
教授の兄夫婦は、優しすぎるのだよ!!
なんでもかんでも優しくすればいいと言うものじゃないだろ…
教授の兄夫婦が言うた言葉には、するどい刃があったのだよ…
それが分からないのに、適当にものを言うんじゃねえよ!!
……………………………