大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【イレイザー】
(ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…)
時は、8月7日の朝5時50分頃であった。
私がいる部屋のベッドの枕元に置かれているハウディ(プッシュホン)の着信音が鳴り響いた。
枕元にはショルダーバックとロレックスの腕時計が置かれていた。
ふとんに入っていた私は、ブリーフ1枚の姿で眠っていた。
電話の着信音で叩き起こされた私は、いらついた声で言うた。
「なんだよもう!!オレは眠いんだよ!!」
ブリーフ1枚の姿の私は、受話器を取ったあといらついた声で言うた。
「はいコリント!!…つないでください…ったくも…こんなクソ眠い時になんで電話がかかってきたのだよ…イヤやもう…」
………………………
それから1分後に受話器のスピーカーからほたるさんの声が聞こえた。
「もしもしよーくん…よーくん!!」
私は、眠い声て『ああ…ほたるさん。』と言うた。
ほたるさんは、もうしわけない声で私に言うた。
「よーくん…もしかしたら、一睡もしてないの?」
「そうだよ…やっと寝れたのは明け方の5時だよ!!」
「よーくん大丈夫?」
「大丈夫じゃないよ。」
「ごめんなさい…よーくん、話し変わるけど…」
「なに?」
「よーくん、三永《みえ》ちゃんを見なかった?」
「三永《みえ》さん…三永《みえ》さんがどうかした!?」
「ねえよーくん。」
「いや、見てないけど…」
「見てないのね…最後に三永《みえ》ちゃんと会ったのはいつ?」
「おとといの夜!!」
「8月5日の夜ね…その時よーくんはどこにいたのよ!?」
「津和野の旅館!!」
「津和野にいたのね。」
「おとといの夜10時過ぎだったけど…三永《みえ》さんが電話をかけてきた。」
「三永《みえ》ちゃんはどこから電話をかけてきたの!?」
「人のいないところからかけていると言うた。」
「人のいないところ!?」
「ほたるさん…こっちも話があるのだよ…きのうの朝方、夜明駅の前にパトカーが停まっていたのを見たよ。」
「夜明駅!?」
「だから…大分県の九大本線《きゅうだいせん》と日田彦山線《ひこさんせん》の分岐の駅だよ!!」
「三永《みえ》ちゃん…そこからよーくんのもとに…」
「なんか言った?」
「ああ、ごめんなさい!!」
「私は、夜明駅の前にパトカーが停まっていたからなにかあったのではないかと感じただけだよ!!」
「そうだったわね。」
「勝手な思い込みはしないでください!!」
「ごめんね…それともう一つ…重井《しげい》ちゃんを見なかった!?」
「重井《あのヤロー》がどうかしたのか?」
「重井《しげい》ちゃんが自暴自棄におちいったのよ!!」
「なにィ!!重井《あのヤロー》が自暴自棄におちいった!?」
「うん。」
「重井《あのヤロー》は、ほたるさんになにか言うてなかった!?」
「重井《しげい》ちゃんは、うちに対して『やよいを迎えに行く…止めるな!!』と怒鳴り声をあげたあと、アタシを突き飛ばして出ていったわ!!」
「なんや…重井《しげい》がやよいを迎えに行くと言うた!?」
「よーくん、もしどこかで重井《しげい》ちゃんを見かけたらうちに知らせてね…いつ、どこで見たかと言うだけでいいから…」
「ほたるさん。」
「この件は、重井《しげい》ちゃんとうちのあいだの問題だから…」
「そうは言うけど!!」
「よーくんが心配するような話じゃないのよ…よーくんは大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんを見つけることだけに集中してちょうだい!!」
「ほたるさん!!」
「重井《しげい》ちゃんを見たら真っ先にうちに知らせてね!!」
「ほたるさん!!ほたるさん!!」
(ガチャン!!ツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツー…)
電話はそこで切れた。
受話器のスピーカーから電話が切れた音が聞こえた。
私は、怒った声で『なんだよまったくもう!!』と言いながら受話器を置いたあとまたふとんにもぐりこんだ。
……………………………
(バサッ…)
それから40秒後であった。
私は、再び起き上がったあとこう言うた。
「重井《しげい》がほたるさんに対して『やよいを迎えに行く!!』と宣言したあと自暴自棄になった…重井《しげい》は、やよいがいないと生きていけない…と言うことでもある…ほたるさんが電話をかけていた先は…あっ…そう言えば列車が停車した音と…駅のアナウンスが聞こえた…『ご乗車ありがとうございました…備後庄原〜備後庄原〜…』…ほたるさん…庄原の駅の公衆電話からかけてきたんだ!!…たいへんだ!!」
……………………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
それからまた100分後であった。
私は、ヒッチハイクした長距離トラックに乗って再び旅に出た。
トラックは、高速道路を通って庄原市へ向かった。
車内にて…
助手席に座っている私は、万年筆を使ってスーパーマップルの九州地方の道路地図に書込みをしていた。
ほたるさん…
ほたるさん…
無事でいてください…
お願いします…
………………………
時は、8月7日の朝5時50分頃であった。
私がいる部屋のベッドの枕元に置かれているハウディ(プッシュホン)の着信音が鳴り響いた。
枕元にはショルダーバックとロレックスの腕時計が置かれていた。
ふとんに入っていた私は、ブリーフ1枚の姿で眠っていた。
電話の着信音で叩き起こされた私は、いらついた声で言うた。
「なんだよもう!!オレは眠いんだよ!!」
ブリーフ1枚の姿の私は、受話器を取ったあといらついた声で言うた。
「はいコリント!!…つないでください…ったくも…こんなクソ眠い時になんで電話がかかってきたのだよ…イヤやもう…」
………………………
それから1分後に受話器のスピーカーからほたるさんの声が聞こえた。
「もしもしよーくん…よーくん!!」
私は、眠い声て『ああ…ほたるさん。』と言うた。
ほたるさんは、もうしわけない声で私に言うた。
「よーくん…もしかしたら、一睡もしてないの?」
「そうだよ…やっと寝れたのは明け方の5時だよ!!」
「よーくん大丈夫?」
「大丈夫じゃないよ。」
「ごめんなさい…よーくん、話し変わるけど…」
「なに?」
「よーくん、三永《みえ》ちゃんを見なかった?」
「三永《みえ》さん…三永《みえ》さんがどうかした!?」
「ねえよーくん。」
「いや、見てないけど…」
「見てないのね…最後に三永《みえ》ちゃんと会ったのはいつ?」
「おとといの夜!!」
「8月5日の夜ね…その時よーくんはどこにいたのよ!?」
「津和野の旅館!!」
「津和野にいたのね。」
「おとといの夜10時過ぎだったけど…三永《みえ》さんが電話をかけてきた。」
「三永《みえ》ちゃんはどこから電話をかけてきたの!?」
「人のいないところからかけていると言うた。」
「人のいないところ!?」
「ほたるさん…こっちも話があるのだよ…きのうの朝方、夜明駅の前にパトカーが停まっていたのを見たよ。」
「夜明駅!?」
「だから…大分県の九大本線《きゅうだいせん》と日田彦山線《ひこさんせん》の分岐の駅だよ!!」
「三永《みえ》ちゃん…そこからよーくんのもとに…」
「なんか言った?」
「ああ、ごめんなさい!!」
「私は、夜明駅の前にパトカーが停まっていたからなにかあったのではないかと感じただけだよ!!」
「そうだったわね。」
「勝手な思い込みはしないでください!!」
「ごめんね…それともう一つ…重井《しげい》ちゃんを見なかった!?」
「重井《あのヤロー》がどうかしたのか?」
「重井《しげい》ちゃんが自暴自棄におちいったのよ!!」
「なにィ!!重井《あのヤロー》が自暴自棄におちいった!?」
「うん。」
「重井《あのヤロー》は、ほたるさんになにか言うてなかった!?」
「重井《しげい》ちゃんは、うちに対して『やよいを迎えに行く…止めるな!!』と怒鳴り声をあげたあと、アタシを突き飛ばして出ていったわ!!」
「なんや…重井《しげい》がやよいを迎えに行くと言うた!?」
「よーくん、もしどこかで重井《しげい》ちゃんを見かけたらうちに知らせてね…いつ、どこで見たかと言うだけでいいから…」
「ほたるさん。」
「この件は、重井《しげい》ちゃんとうちのあいだの問題だから…」
「そうは言うけど!!」
「よーくんが心配するような話じゃないのよ…よーくんは大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんを見つけることだけに集中してちょうだい!!」
「ほたるさん!!」
「重井《しげい》ちゃんを見たら真っ先にうちに知らせてね!!」
「ほたるさん!!ほたるさん!!」
(ガチャン!!ツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツー…)
電話はそこで切れた。
受話器のスピーカーから電話が切れた音が聞こえた。
私は、怒った声で『なんだよまったくもう!!』と言いながら受話器を置いたあとまたふとんにもぐりこんだ。
……………………………
(バサッ…)
それから40秒後であった。
私は、再び起き上がったあとこう言うた。
「重井《しげい》がほたるさんに対して『やよいを迎えに行く!!』と宣言したあと自暴自棄になった…重井《しげい》は、やよいがいないと生きていけない…と言うことでもある…ほたるさんが電話をかけていた先は…あっ…そう言えば列車が停車した音と…駅のアナウンスが聞こえた…『ご乗車ありがとうございました…備後庄原〜備後庄原〜…』…ほたるさん…庄原の駅の公衆電話からかけてきたんだ!!…たいへんだ!!」
……………………………
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それからまた100分後であった。
私は、ヒッチハイクした長距離トラックに乗って再び旅に出た。
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車内にて…
助手席に座っている私は、万年筆を使ってスーパーマップルの九州地方の道路地図に書込みをしていた。
ほたるさん…
ほたるさん…
無事でいてください…
お願いします…
………………………