大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第88話・GOODBYE青春
【GOODBYE青春】
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…)
時は、朝5時半頃であった。
またところ変わって、大分県日田市の国道211号線沿いにあるラブホにて…
ラブホの敷地内に大分県警《けんけい》のパトカー10台が停まっていた。
停車中のパトカーのスピーカーからけたたましいサイレンが鳴り響いた。
事件現場のラブホは、日田彦山線《ひこさんせん》の宮司社駅《ぐうじしゃえき》(福岡県東峰村)から日田寄りへ1キロ先にあった。
事件現場に大分県警《けんけい》の捜査員たち30人と鑑識警察官40人がいた。
鑑識警察官たち40人は、黒焦げた部屋の現場検証を行っていた。
…………………………
朝6時過ぎであった。
尾儀原《おぎわら》とやよいの遺体がブルーシートにつつまれた状態でストレッチャーに載せられた。
捜査員たち8人は、尾儀原《おぎわら》とやよいの遺体を外へ運び出したあと濃いネイビーのニッサンキャラバン(ワゴン車)に乗せられた。
(バン…ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
ワゴン車の後ろのトビラが閉まったあと、ワゴン車が走り出した。
尾儀原《おぎわら》とやよいの遺体は、日田市内《しない》にある警察署の霊安室に安置される予定である。
………………………………
(ツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシ…)
時は、午後1時頃であった。
木々にとまっているツクツクホーシたちの大合唱が響いていた。
またところ変わって、鹿屋市上谷町《かのやしかみたにまち》にある大型和風建築の家にて…
家の大広間のテーブルに私と徳田さんとこの家で暮らしている家族8人が集まっていた。
徳田さんは、私に対してこの家の家族たち8人を紹介した。
「コリントさま、紹介します…阿波野小巻《あわのこまき》さんと結婚する予定でありました三森浩光《みもりひろみつ》さま(39歳)でございます。」
私は、浩光《ひろみつ》に対して初対面のごあいさつをかわした。
「初めまして…コリントイワマツヨシタカグラマシーともうします。」
浩光《ひろみつ》は、めんどくさい表情を浮かべながら頭をさげた。
徳田さんは、私に対して浩光《ひろみつ》の家族を紹介した。
「コリントさま…浩光《ひろみつ》さんの奥さまの穂乃香《ほのか》さん(36歳)と娘さん(年中)と息子さん(3歳)です。」
「初めまして、コリントイワマツヨシタカグラマシーともうします。」
私は、穂乃香《ほのか》とふたりの子どもたちに対して初対面のごあいさつをかわした。
しかし、母子3人はひとことも言わなかった。
徳田さんは、私に対して浩光《ひろみつ》の親きょうだいたちを紹介した。
「コリントさま、こちらは浩光《ひろみつ》さんのご両親の茂光《しげみつ》さんと雪江さん…ごきょうだいの茂行《しげゆき》さん(34歳)と浩行《ひろゆき》さん(30歳)です。」
「初めまして…コリントイワマツヨシタカグラマシーともうします。」
私は、浩光《ひろみつ》のご両親とごきょうだいたち2人に対して初対面のごあいさつをかわした。
しかし、浩光《ひろみつ》のご両親とごきょうだいたちはひとことも言わなかった。
私は、ものすごく怒った表情でつぶやいた。
この家の家族たち全員は、ふざけてる!!
初対面の人間に対して、にらみつけた表情でイカクした…
ふざけるな!!
………………………………
話し合いに入ろうとした時であった。
家の大広間に弁護士さんたち3人がやって来た。
雪江は、徳田さんと私に対してあつかましい声で言うた。
「あの…すみませんけど、お話はまた次の機会にしていただけますか?」
「えっ?」
「これからうちは、弁護士さんたち3人と一緒に大事な話し合いをする予定です…おかえりくださいませ!!」
雪江からあつかましく言われた徳田さんと私は、家から出る準備を始めた。
13年前に発生した強姦殺人事件の話を聞くことはできなかった。
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時は、朝5時半頃であった。
またところ変わって、大分県日田市の国道211号線沿いにあるラブホにて…
ラブホの敷地内に大分県警《けんけい》のパトカー10台が停まっていた。
停車中のパトカーのスピーカーからけたたましいサイレンが鳴り響いた。
事件現場のラブホは、日田彦山線《ひこさんせん》の宮司社駅《ぐうじしゃえき》(福岡県東峰村)から日田寄りへ1キロ先にあった。
事件現場に大分県警《けんけい》の捜査員たち30人と鑑識警察官40人がいた。
鑑識警察官たち40人は、黒焦げた部屋の現場検証を行っていた。
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朝6時過ぎであった。
尾儀原《おぎわら》とやよいの遺体がブルーシートにつつまれた状態でストレッチャーに載せられた。
捜査員たち8人は、尾儀原《おぎわら》とやよいの遺体を外へ運び出したあと濃いネイビーのニッサンキャラバン(ワゴン車)に乗せられた。
(バン…ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
ワゴン車の後ろのトビラが閉まったあと、ワゴン車が走り出した。
尾儀原《おぎわら》とやよいの遺体は、日田市内《しない》にある警察署の霊安室に安置される予定である。
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(ツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシ…)
時は、午後1時頃であった。
木々にとまっているツクツクホーシたちの大合唱が響いていた。
またところ変わって、鹿屋市上谷町《かのやしかみたにまち》にある大型和風建築の家にて…
家の大広間のテーブルに私と徳田さんとこの家で暮らしている家族8人が集まっていた。
徳田さんは、私に対してこの家の家族たち8人を紹介した。
「コリントさま、紹介します…阿波野小巻《あわのこまき》さんと結婚する予定でありました三森浩光《みもりひろみつ》さま(39歳)でございます。」
私は、浩光《ひろみつ》に対して初対面のごあいさつをかわした。
「初めまして…コリントイワマツヨシタカグラマシーともうします。」
浩光《ひろみつ》は、めんどくさい表情を浮かべながら頭をさげた。
徳田さんは、私に対して浩光《ひろみつ》の家族を紹介した。
「コリントさま…浩光《ひろみつ》さんの奥さまの穂乃香《ほのか》さん(36歳)と娘さん(年中)と息子さん(3歳)です。」
「初めまして、コリントイワマツヨシタカグラマシーともうします。」
私は、穂乃香《ほのか》とふたりの子どもたちに対して初対面のごあいさつをかわした。
しかし、母子3人はひとことも言わなかった。
徳田さんは、私に対して浩光《ひろみつ》の親きょうだいたちを紹介した。
「コリントさま、こちらは浩光《ひろみつ》さんのご両親の茂光《しげみつ》さんと雪江さん…ごきょうだいの茂行《しげゆき》さん(34歳)と浩行《ひろゆき》さん(30歳)です。」
「初めまして…コリントイワマツヨシタカグラマシーともうします。」
私は、浩光《ひろみつ》のご両親とごきょうだいたち2人に対して初対面のごあいさつをかわした。
しかし、浩光《ひろみつ》のご両親とごきょうだいたちはひとことも言わなかった。
私は、ものすごく怒った表情でつぶやいた。
この家の家族たち全員は、ふざけてる!!
初対面の人間に対して、にらみつけた表情でイカクした…
ふざけるな!!
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話し合いに入ろうとした時であった。
家の大広間に弁護士さんたち3人がやって来た。
雪江は、徳田さんと私に対してあつかましい声で言うた。
「あの…すみませんけど、お話はまた次の機会にしていただけますか?」
「えっ?」
「これからうちは、弁護士さんたち3人と一緒に大事な話し合いをする予定です…おかえりくださいませ!!」
雪江からあつかましく言われた徳田さんと私は、家から出る準備を始めた。
13年前に発生した強姦殺人事件の話を聞くことはできなかった。
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