大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【GOODBYE青春・その3】
(ザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザーザー…)
時は、夜7時半頃であった。
この時間、ザーザー降りの雨が降っていた。
またところ変わって、浩光《ひろみつ》の家族たちが暮らしている家の大広間にて…
大広間のテーブルに家族たち7人が集まっていた。
浩光《ひろみつ》は、外へ飲みに出たので食卓にいなかった。
テーブルの上には、穂乃香《ほのか》が作った夕食が並んでいた。
家族たち7人は、ものすごくつかれた表情を浮かべながら夕食を摂っていた。
この時であった。
(ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリン!!ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリン!!)
この時、広間に置かれているダイヤル式の黒電話機からけたたましいベルが鳴り響いた。
「困ったわねもう!!」
雪江は、受話器をあげたあと怒った声で言うた。
「三森でございます!!…どちらさまですか!?…分かりました…代わります!!」
雪江は、穂乃香《ほのか》に対して怒った声で言うた。
「穂乃香《ほのか》さん!!」
穂乃香《ほのか》は、ぼんやりとした表情で『はい?』と言うた。
雪江は、ものすごく怒った声で穂乃香《ほのか》に言うた。
「穂乃香《ほのか》さん!!こっちはものすごく怒ってるのよ!!」
「義母《おかあ》さま、すみませんでした。」
雪江に怒鳴られた穂乃香《ほのか》は、受話器を受け取った。
受話器のスピーカーから男性の声が聞こえた。
「もしもし穂乃香《ほのか》ちゃん。」
穂乃香《ほのか》は、ものすごくつらい声で言うた。
「もしもし、困るわよ。」
受話器越しにいる男性は、つらそうな声で言うた。
「穂乃香《ほのか》ちゃん…穂乃香《ほのか》ちゃんはぼくとヤクソクしたことを忘れたのかな〜」
「今、うちは晩ごはんを食べているのよ!!」
「急に電話をかけたことについてはあやまるよ…だけど…ぼくは穂乃香《ほのか》ちゃんの今の気持ちを知りたいのだよ〜」
「今はダメと言うてるでしょ!!」
(ガチャン!!)
思い切りブチ切れた穂乃香《ほのか》は、電話をガチャンと切ったあと両手で髪の毛を激しくかきむしった。
なんなのよ一体もう!!
……………………………
(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!ドザー!!ドザー!!ドザー!!ドザー!!)
時は、夜8時50分頃であった。
この時、1時間に70ミリの雷を伴った非常に厳しい雨が降り出した。
またところ変わって、鹿屋市西大手町《しないにしおおてまち》にある城山公園《こうえん》にて…
友人と外に飲みに行ったはずの浩光《ひろみつ》は、30代くらいの人妻風の女性と一緒にいた。
浩光《ひろみつ》とおんなは、公園内にあるトンネルの遊具の中にいた。
おんなは、ものすごく悲しい表情を浮かべている浩光《ひろみつ》に対して声をかけた。
「これからどうするのよ。」
浩光《ひろみつ》は、悲しげな声でおんなに言うた。
「考えていない…だが…穂乃香《つま》とリコンすることにかわりはない…穂乃香《つま》は…オレよりも…小さい時からの幼なじみの男が好きなんだよ…穂乃香《つま》は…オレと結婚したことに対して…非常に強い不満を抱いていたのだよ!!…つらい…悲しい…」
おんなは、浩光《ひろみつ》を両手で優しく抱きしめたあと優しく声をかけた。
「よしよし…つらかったのね。」
…………………………
(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…ドスーン!!バリバリ!!ドザー!!ドザー!!)
この時であった。
非常に厳しい雷鳴が轟いたあと1時間に90ミリに相当する猛烈な雨が降り出した。
浩光《ひろみつ》を優しく抱きしめていたおんなは、浩光《ひろみつ》に対して声をかけた。
「あそこへ行きましょう。」
おんなは、浩光《ひろみつ》に対して公園内に仮設置されているレンタルのニッケンのトイレへ行こうと言うた。
…………………………
またところ変わって、園内に仮設置されているレンタルのニッケンの個室トイレの中にて…
浩光《ひろみつ》とおんなは、泣きながらお互いを求めあった。
「(おんな)〜」
「浩光《ひろみつ》〜」
「愛してる…ダンナと別れてくれ〜」
「もちろんよ〜」
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
おんなと浩光《ひろみつ》は、泣き叫ぶ声をあげながら激しく求めあった。
……………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、鹿児島市中心部の天文館通りにある居酒屋の店内にて…
テーブルの上には、さつま白波(ショウチュウ)の水割りが入っているガラスのタンブラーと炭火であぶったさつま揚げと枝豆が並んでいた。
ユーセンのスピーカーから長渕剛さんの歌で『GOODBYE青春』が流れていた。
私は、さつま白波の水割りをひとくちのんだあと枝豆をつまんだ。
枝豆の房をむいて、ふさの中に入っていた豆を口に入れたあともぐもぐとかみながら考えごとをした。
浩光《あのヤロー》は…
今もなお、亡くなった小巻《カノジョ》を愛し続けていた…
浩光《あのヤロー》は、すごく情けない男だ…
だから穂乃香《よめはん》にきらわれたのだよ…
…………………………
(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…ドザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザー…)
時は、深夜11時半過ぎであった。
この時、1時間に100ミリに相当する雷を伴った猛烈な雨が振り出した。
またところ変わって、鹿屋市西大手町《しないにしおおてまち》にある城山公園《こうえん》にて…
園内に仮設置されているレンタルのニッケンの個室トイレの中に浩光《ひろみつ》とおんながいた。
全裸になっていたふたりは、より激しい声をあげながら求めあった。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
(ブチッ…)
深夜11時55分頃であった。
狭い個室の中にいたふたりは、脳の血管が切れたあとその場に倒れた。
おんなと浩光《ひろみつ》は、脳の血管が切れたあと大量の脳出血を起こしたことに伴う心不全で亡くなった。
時は、夜7時半頃であった。
この時間、ザーザー降りの雨が降っていた。
またところ変わって、浩光《ひろみつ》の家族たちが暮らしている家の大広間にて…
大広間のテーブルに家族たち7人が集まっていた。
浩光《ひろみつ》は、外へ飲みに出たので食卓にいなかった。
テーブルの上には、穂乃香《ほのか》が作った夕食が並んでいた。
家族たち7人は、ものすごくつかれた表情を浮かべながら夕食を摂っていた。
この時であった。
(ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリン!!ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリン!!)
この時、広間に置かれているダイヤル式の黒電話機からけたたましいベルが鳴り響いた。
「困ったわねもう!!」
雪江は、受話器をあげたあと怒った声で言うた。
「三森でございます!!…どちらさまですか!?…分かりました…代わります!!」
雪江は、穂乃香《ほのか》に対して怒った声で言うた。
「穂乃香《ほのか》さん!!」
穂乃香《ほのか》は、ぼんやりとした表情で『はい?』と言うた。
雪江は、ものすごく怒った声で穂乃香《ほのか》に言うた。
「穂乃香《ほのか》さん!!こっちはものすごく怒ってるのよ!!」
「義母《おかあ》さま、すみませんでした。」
雪江に怒鳴られた穂乃香《ほのか》は、受話器を受け取った。
受話器のスピーカーから男性の声が聞こえた。
「もしもし穂乃香《ほのか》ちゃん。」
穂乃香《ほのか》は、ものすごくつらい声で言うた。
「もしもし、困るわよ。」
受話器越しにいる男性は、つらそうな声で言うた。
「穂乃香《ほのか》ちゃん…穂乃香《ほのか》ちゃんはぼくとヤクソクしたことを忘れたのかな〜」
「今、うちは晩ごはんを食べているのよ!!」
「急に電話をかけたことについてはあやまるよ…だけど…ぼくは穂乃香《ほのか》ちゃんの今の気持ちを知りたいのだよ〜」
「今はダメと言うてるでしょ!!」
(ガチャン!!)
思い切りブチ切れた穂乃香《ほのか》は、電話をガチャンと切ったあと両手で髪の毛を激しくかきむしった。
なんなのよ一体もう!!
……………………………
(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!ドザー!!ドザー!!ドザー!!ドザー!!)
時は、夜8時50分頃であった。
この時、1時間に70ミリの雷を伴った非常に厳しい雨が降り出した。
またところ変わって、鹿屋市西大手町《しないにしおおてまち》にある城山公園《こうえん》にて…
友人と外に飲みに行ったはずの浩光《ひろみつ》は、30代くらいの人妻風の女性と一緒にいた。
浩光《ひろみつ》とおんなは、公園内にあるトンネルの遊具の中にいた。
おんなは、ものすごく悲しい表情を浮かべている浩光《ひろみつ》に対して声をかけた。
「これからどうするのよ。」
浩光《ひろみつ》は、悲しげな声でおんなに言うた。
「考えていない…だが…穂乃香《つま》とリコンすることにかわりはない…穂乃香《つま》は…オレよりも…小さい時からの幼なじみの男が好きなんだよ…穂乃香《つま》は…オレと結婚したことに対して…非常に強い不満を抱いていたのだよ!!…つらい…悲しい…」
おんなは、浩光《ひろみつ》を両手で優しく抱きしめたあと優しく声をかけた。
「よしよし…つらかったのね。」
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(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…ドスーン!!バリバリ!!ドザー!!ドザー!!)
この時であった。
非常に厳しい雷鳴が轟いたあと1時間に90ミリに相当する猛烈な雨が降り出した。
浩光《ひろみつ》を優しく抱きしめていたおんなは、浩光《ひろみつ》に対して声をかけた。
「あそこへ行きましょう。」
おんなは、浩光《ひろみつ》に対して公園内に仮設置されているレンタルのニッケンのトイレへ行こうと言うた。
…………………………
またところ変わって、園内に仮設置されているレンタルのニッケンの個室トイレの中にて…
浩光《ひろみつ》とおんなは、泣きながらお互いを求めあった。
「(おんな)〜」
「浩光《ひろみつ》〜」
「愛してる…ダンナと別れてくれ〜」
「もちろんよ〜」
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
おんなと浩光《ひろみつ》は、泣き叫ぶ声をあげながら激しく求めあった。
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さて、その頃であった。
またところ変わって、鹿児島市中心部の天文館通りにある居酒屋の店内にて…
テーブルの上には、さつま白波(ショウチュウ)の水割りが入っているガラスのタンブラーと炭火であぶったさつま揚げと枝豆が並んでいた。
ユーセンのスピーカーから長渕剛さんの歌で『GOODBYE青春』が流れていた。
私は、さつま白波の水割りをひとくちのんだあと枝豆をつまんだ。
枝豆の房をむいて、ふさの中に入っていた豆を口に入れたあともぐもぐとかみながら考えごとをした。
浩光《あのヤロー》は…
今もなお、亡くなった小巻《カノジョ》を愛し続けていた…
浩光《あのヤロー》は、すごく情けない男だ…
だから穂乃香《よめはん》にきらわれたのだよ…
…………………………
(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…ドザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザードザー…)
時は、深夜11時半過ぎであった。
この時、1時間に100ミリに相当する雷を伴った猛烈な雨が振り出した。
またところ変わって、鹿屋市西大手町《しないにしおおてまち》にある城山公園《こうえん》にて…
園内に仮設置されているレンタルのニッケンの個室トイレの中に浩光《ひろみつ》とおんながいた。
全裸になっていたふたりは、より激しい声をあげながら求めあった。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
(ブチッ…)
深夜11時55分頃であった。
狭い個室の中にいたふたりは、脳の血管が切れたあとその場に倒れた。
おんなと浩光《ひろみつ》は、脳の血管が切れたあと大量の脳出血を起こしたことに伴う心不全で亡くなった。